Spotify/YouTube再生数ランキング・28 back number

 SpotifyとYouTubeの再生数を調べる企画、第28弾はback number2022年8月9日にデータ更新しています。

 2010年代から現在までのJ-POPシーンを代表するバンドで、恋愛を基調とした歌詞に定評があります。それと同時に、バラードには留まらないサウンドも魅力的です。今年は「水平線」「怪盗」が大ヒット、いよいよ息の長いアーティストという印象になりました。Spotify・YouTubeともに解禁はやや遅かったですが、再生数は出遅れたハンデを全く感じさせない多さです。

 タイアップ情報はアニメゲーム映画ドラマCM&企業報道&スポーツその他で色分けしています。

Spotify再生回数ランキング

楽曲再生回数楽曲発売日主なタイアップ(発売当時)収録作品
1.水平線6752万2021/8/13令和2年度
全国高等学校総合体育大会応援ソング
Sg.「水平線」
2.高嶺の花子さん6140万2013/6/26Sg.「高嶺の花子さん」
Al.『ラブストーリー』
Al.『アンコール』
3.クリスマスソング5066万2015/11/18フジテレビ
『5→9~私に恋したお坊さん~』主題歌
Sg.「クリスマスソング」
Al.『シャンデリア』
Al.『アンコール』
4.ハッピーエンド5033万2016/11/16東宝『ぼくは明日、
昨日のきみとデートする』主題歌
Sg.「ハッピーエンド」
Al.『アンコール』
5.怪盗4519万2021/5/24日本テレビ『恋はDeepに』主題歌Sg.「怪盗」
6.花束3595万2011/6/22TBSテレビ
『COUNT DOWN TV』EDテーマ
Sg.「花束」
Al.『スーパースター』
Al.『アンコール』
7.ヒロイン3108万2015/1/21JR東日本「JR SKISKI」Sg.「ヒロイン」
Al.『シャンデリア』
Al.『アンコール』
8.HAPPY BIRTHDAY2698万2019/2/27TBSテレビ
『初めて恋をした日に読む話』主題歌
Sg.「HAPPY BIRTHDAY」
Al.『MAGIC』
9.エメラルド2071万2020/10/12TBSテレビ『危険なビーナス』主題歌Sg.「エメラルド」
10.オールドファッション1831万2018/11/21TBSテレビ
『大恋愛~僕を忘れる君と』主題歌
Sg.「オールドファッション」
Al.『MAGIC』
11.1687万2012/3/7テレビ東京
JAPAN COUNTDOWN』EDテーマ
Sg.「恋」
Al.『blues』
Al.『アンコール』
12.瞬き1682万2017/12/20松竹『8年越しの花嫁 奇跡の実話』主題歌Sg.「瞬き」
Al.『MAGIC』
13.君の恋人になったら1676万2016/11/16Sg.「ハッピーエンド」
14.黄色1619万2021/9/27AbemaTV
『虹とオオカミには騙されない』主題歌
Sg.「黄色」
15.僕は君の事が好きだけど
君は僕を別に好きじゃないみたい
1465万2015/12/9Al.『シャンデリア』
16.わたがし1404万2012/7/18TBSテレビ
『COUNT DOWN TV』EDテーマ
Sg.「わたがし」
Al.『blues』
Al.『アンコール』
17.繋いだ手から1159万2014/3/19JTB「JTBプレミアム」Sg.「繋いだ手から」
Al.『ラブストーリー』
Al.『アンコール』
18.幸せ1097万2011/1/26Sg.「幸せ」
Sg.「はなびら」
Al.『スーパースター』
Al.『アンコール』
19.大不正解1014万2018/8/22ワーナー・ブラザース
『銀魂2 掟は破るためにこそある』主題歌
Sg.「大不正解」
Al.『MAGIC』
20.SISTER1013万2015/5/27大塚製薬
「ポカリスエットイオンウォーター」
Sg.「SISTER」
Al.『シャンデリア』
Al.『アンコール』
21.リッツパーティー897万2011/10/26Al.『スーパースター』
22.青い春864万2012/11/7フジテレビ『高校入試』主題歌Sg.「青い春」
Al.『blues』
Al.『アンコール』
23.僕の名前を790万2016/5/25ワーナー・ブラザース
『オオカミ少女と黒王子』主題歌
Sg.「僕の名前を」
Al.『アンコール』
24.手紙787万2015/8/12NTTドコモ「iPhone・iPad 母の浴衣篇」Sg.「手紙」
Al.『シャンデリア』
Al.『アンコール』
25.日曜日580万2012/5/30HBCテレビ『スープカレー』主題歌Sg.「日曜日」
Al.『blues』
Al.『アンコール』
26.アップルパイ534万2015/1/21Sg.「ヒロイン」
Al.『シャンデリア』
Al.『アンコール』
27.ささえる人の歌511万2012/3/7Sg.「恋」
Al.『blues』
28.春を歌にして498万2009/2/18Al.『逃した魚』
Al.『アンコール』
29.stay with me471万2010/6/2Al.『あとのまつり』
Al.『アンコール』
30.そのドレスちょっと待った453万2010/6/2Al.『あとのまつり』
Al.『アンコール』

 3月27日時点で4位だった「水平線」が、ついに「高嶺の花子さん」を抜いて1位になりました。Spotifyのデイリーでもまだ15位、伸びが全く止まりません。ランキングの変動も細かい所で多く、「青い春」の倍近い再生数を記録した「リッツパーティー」が2ランクアップしています。

 「高嶺の花子さん」もいまだにビルボードでTOP100に入っています。ベストアルバム『アンコール』1曲目に収録、オリジナルアルバムの新曲が早い曲順になればなるほど再生数多くなる傾向はありますが、ベストでこの傾向が見られるのはかなり珍しいです。ドラマや映画のタイアップが多い彼らですが、1番再生されている曲がノンタイアップなのがまた興味深いです。

 2016年のベスト『アンコール』から2019年までのシングルが収録されている『MAGIC』収録曲は若干低い数字です。2019年3月発売ですが解禁は2020年10月でかなり遅め、シングル曲はともかくアルバム曲はこの影響で少なくなっています。それでもほとんどが100万越えしているので十分高い数字ではあるのですが…。全体的にデジタル解禁が鈍い印象のあるback numberですが、それによって「水平線」の躍進がより目立った可能性もあります。したがって結果的には良かったのかどうかは、外から見る限りだと分かりません。

 なお2022年3月時点で配信されていなかったミニアルバム『あとのまつり』が、4月から配信再開されています。その中で上位30位に入る「stay with me」「そのドレスちょっと待った」は、何ヶ月か配信されていなかったことを考えると実質的にもう少し上位と考えた方が良いかもしれません。

YouTube再生回数ランキング

楽曲再生回数楽曲発売日配信開始日主なタイアップ(発売当時)
1.水平線16085万2021/8/132020/8/18令和2年度全国高等学校総合体育大会応援ソング
2.高嶺の花子さん5939万2013/6/262020/7/29
3.ハッピーエンド5924万2016/11/162020/7/29東宝『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』主題歌
4.クリスマスソング5844万2015/11/182020/7/29フジテレビ『5→9~私に恋したお坊さん~』主題歌
5.青い春4014万2012/11/72012/10/24フジテレビ『高校入試』主題歌
6.HAPPY BIRTHDAY3133万2019/2/272020/10/5TBSテレビ『初めて恋をした日に読む話』主題歌
7.怪盗2443万2021/5/242021/5/24日本テレビ『恋はDeepに』主題歌
8.瞬き2217万2017/12/202020/10/5松竹『8年越しの花嫁 奇跡の実話』主題歌
9.ヒロイン1926万2015/1/212020/7/29JR東日本「JR SKISKI」
10.オールドファッション1660万2018/11/212020/10/5TBSテレビ
『大恋愛~僕を忘れる君と』主題歌
11.黄色1465万2021/9/272021/9/27AbemaTV『虹とオオカミには騙されない』主題歌
12.花束1437万2011/6/222020/7/29TBSテレビ『COUNT DOWN TV』EDテーマ
13.エメラルド1255万2020/10/122020/11/6TBSテレビ『危険なビーナス』主題歌
14.わたがし1062万2012/7/182020/7/29TBSテレビ『COUNT DOWN TV』EDテーマ
15.920万2012/3/72020/7/29テレビ東京『JAPAN COUNTDOWN』EDテーマ
16.大不正解764万2018/8/222020/10/5ワーナー・ブラザース『銀魂2 掟は破るためにこそある』主題歌
17.ARTIST609万2017/12/202017/12/12
18.手紙556万2015/8/122020/7/29NTTドコモ「iPhone・iPad 母の浴衣篇」
19.繋いだ手から519万2014/3/192020/7/29JTB「JTBプレミアム」
20.fish511万2014/2/52020/7/29

 フルMV公開は27作なので、ランキングは20位までの作成としました。基本的に2020年7月、『MAGIC』収録曲は2020年10月公開でそれ以降は配信開始同時公開ですが、「青い春」「ARTIST」はリリース時フル公開でした。また「水平線」は、配信リリースの1年前にYouTubeで先行公開という形になっています。

 したがって「水平線」がYouTubeで1番再生数が多くなるのは必然ですが、1億回再生はやはり相当な記録と言って差し支えありません。それだけ楽曲が支持されている証で、完全に彼らの代表曲になったと言って良いのではないかと思います。

 再生数が多いのは概ねドラマ主題歌です。映画主題歌だと「ハッピーエンド」「瞬き」が多く支持されています。ただ初期の「花束」「わたがし」「恋」あたりはタイアップではなく、純粋に楽曲が愛されている結果だと言えます。よく考えるとドラマ・映画主題歌で最初に大ヒットしたのは「クリスマスソング」、本当にこれ以降でメディアからの依頼が一気に増えたとしみじみ感じます(「青い春」「高嶺の花子さん」の時点でJ-POPファンには実力が知れ渡っていた印象ですが…)。

マイベストランキング

楽曲SpotifyYouTube楽曲発売日
1.高嶺の花子さん6140万5939万2013/6/26
2.青い春864万4014万2012/11/7
3.水平線6752万16085万2020/8/18
4.ハッピーエンド5033万5924万2016/11/16
5.大不正解1014万764万2018/8/22
6.クリスマスソング5066万5845万2015/11/18
7.サイレン287万123万2015/12/9
8.エメラルド2071万1255万2020/10/12
9.ヒロイン3108万1926万2015/1/21
10.繋いだ手から1159万519万2014/3/19
11.ARTIST160万584万2017/12/20
12.SISTER1013万430万2015/5/27
13.MOTTO193万2014/3/26
14.怪盗4519万2443万2021/5/24
15.HAPPY BIRTHDAY2698万3133万2019/2/27
16.わたがし1404万1062万2012/7/18
17.瞬き1682万2217万2017/12/20
18.オールドファッション1831万1660万2018/11/21
19.fish316万511万2014/2/5
20.花束3595万1437万2011/6/22
21.手紙787万556万2015/8/12
22.僕の名前を790万406万2016/5/25
23.日曜日580万398万2012/5/30
24.僕は君の事が好きだけど
君は僕を別に好きじゃないみたい
1465万2015/12/9
25.聖者の行進452万2014/3/26
26.世田谷ラブストーリー375万2014/3/26
27.黒い猫の歌154万107万2016/8/1
28.1687万920万2012/3/7
29.はなびら351万285万2011/4/6
30.思い出せなくなるその日まで283万490万2011/10/5

 個人的にback numberは歌詞以上にサウンドワークが好きなので、マイベストの上位は実際のデータに基づいたランキングよりアップテンポが多くなります。「高嶺の花子さん」「青い春」「大不正解」「エメラルド」「サイレン」などは、まさに演奏やメロディーからカッコ良さを感じる楽曲です。「高嶺の花子さん」はサウンドだけでなく歌詞、そもそもタイトルからして天才的な楽曲で、これを1位にするにあたって異論は全くありませんでした。

 このランキングに際して、さすがに全曲は厳しいもののYouTubeにアップされているMVは聴き直すようにしています。あらためてリリース順に通しで聴くと、他のアーティスト以上に年々作品のクオリティーが上がっているのがよく分かりました。サウンドの広がり・清水さんの歌声の深味が特に近年の楽曲で増しています。長く第一線にいるアーティストですが、実際は今の時点でも本当にブレイクしている状況ではないのかもしれません。来年以降の作品も非常に楽しみです。

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