【今週の総合ソング・チャート“JAPAN Hot100”】
1位 Creepy Nuts
2位 米津玄師
3位 乃木坂46
4位 Omoinotake
5位 Number_i
6位 ILLIT
7位 tuki.
8位 Vaundy
9位 藤井 風
10位 YOASOBIhttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/l8LKCiXirF— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) April 17, 2024
今週の初登場曲&注目曲
・2位 米津玄師「さよーならまたいつか!」
→ダウンロード1位 ストリーミング8位 ラジオ3位 動画再生5位
・3位 乃木坂46「チャンスは平等」
→CDセールス1位 ラジオ14位 ダウンロード15位
・11位 Mrs. GREEN APPLE「ライラック」
→ストリーミング15位 ダウンロード4位 動画再生8位
・25位 Stray Kids「WHY?」
→ダウンロード6位
・33位 STARTO for you「WE ARE」
→ダウンロード3位
・46位 aiko「相思相愛」
→ダウンロード7位
・56位 LiSA「Shouted Serenade」
→ラジオ11位 ダウンロード9位
・60位 JO1「Test Drive」
→ダウンロード10位
・75位 sumika「運命」
→ダウンロード20位
・93位 なとり「絶対零度」
→
・98位 ちゃんみな「B級」
→ストリーミング90位
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(12週連続1位)
→ストリーミング・動画再生・カラオケ1位 ダウンロード5位
・5位 Number_i「Blow Your Cover」(先週圏外)
→ダウンロード2位 ラジオ2位 動画再生7位
・15位 AKB48「カラコンウインク」(先週圏外)
→CDセールス2位
・27位 宇多田ヒカル「traveling」(先週圏外)
→ラジオ2位
・29位 超特急「ジュブナイラー」(先週47位)
→ストリーミング19位
今週のピックアップ曲
米津玄師「さよーならまたいつか!」
NHK連続テレビ小説『虎に翼』主題歌、早くも朝の音楽として定着している新曲です。これまで彼がヒットさせていた曲はサビなど明確な聴きどころを意図して作っている印象ですが、この曲は毎日朝に聴かれることを意識してでしょうか非常にサラッと作られた楽曲という気がします。したがって曲単位でインパクトの強い部分はありませんが、逆に言うと全編がサビとして通用しているかのような。終始自然体で作られた楽曲という印象で、今までになく聴きやすい1曲ではないかと感じました。3分ちょっとの長さでアウトロもほぼ無くあっさり撤収するエンディングも、この曲の世界観とよく合っています。
乃木坂46「チャンスは平等」
3期生は1, 2期生と比べても加入期からずっと注目される存在でしたが、いよいよここも卒業のフェーズに入り始めたということでしょうか。ここ最近映像作品での活躍も目覚ましい山下美月の卒業シングルは、3期生が全員選抜メンバー参加となっています。ファッショナブルな衣装が目を引くMV、楽曲はこれまでの乃木坂46ではあまりなかったタイプのディスコティック。メンバーそれぞれの声が元々インパクト強い方でないことが、曲調の割に新鮮さを感じさせる要因の一つになっているような気がします。癖になる不思議な作品、メンバーの卒業曲としてもこれまでにないタイプのナンバーではないかと感じます。
Mrs. GREEN APPLE「ライラック」
アニメ『忘却バッテリー』OPテーマ。タイトルが示す通りの春ソングで、爽やかです。もうそこそこの年齢になるのに学生など様々な扮装を披露しているMVに、好奇心旺盛さを感じさせる部分もあるのですが。ただ冒頭ギターソロの時点でこの先の展開を期待させる曲作りはもう経験豊富なベテランの味。活動再開後、いやそれ以前でも高音を張り上げる曲が多いミセスですが、この曲はサビのキーこそ高いもののこれまでよりも抑えめに聴こえます。突発性難聴が影響している面もありそうですが、先々のことを考えているという点でも大きな意味を持つ1曲になるような気がします。
aiko「相思相愛」
ここ最近は実績豊富なベテラン起用、およびそのアーティストにおける近年最大の再生数を記録することが多い劇場版コナン主題歌ですが、今年はaikoを起用。おそらく2018年の「ストロー」を超える数字を記録することになると思いますが、そんな中でもaikoらしさは今作もブレません。歌い上げる系とは異なる自然体バラード、映画のエンディング余韻重視の作品といったところでしょうか。Bメロの節回しとメロディー進行に、個人としては25年近く聴いてきた安心を感じさせる次第。
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