【今週の総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”】
1位 King & Prince
2位 Official髭男dism
3位 つばきファクトリー
4位 =LOVE
5位 Vaundy
6位 米津玄師
7位 10-FEET
8位 BE:FIRST
9位 由薫
10位 Tani Yuukihttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/IcZWTPVcB8— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) March 1, 2023
今週の初登場曲&注目曲
・1位 King & Prince「Life goes on」
→CD発売初週・セールス1位(105.1万枚) ラジオ12位 動画再生4位
・3位 つばきファクトリー「間違いじゃない 泣いたりしない」
→CD発売初週・セールス3位(9.9万枚) ダウンロード16位
・4位 =LOVE「この空がトリガー」
→CD発売初週・セールス2位(21.6万枚)
・13位 百足&韻マン「君のまま」
→2/19(日)配信開始 ストリーミング4位 ダウンロード29位
・27位 Ado「アタシは問題作」
→2/20(月)配信開始 ダウンロード2位 動画再生5位 ラジオ17位
・88位 わーすた「すまん、犬。」
→CD発売初週・セールス5位(1.6万枚)
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・48位 Chili Beans.「rose feat. Vaundy」(先週圏外)
→ラジオ2位(先週15位)
・51位 Snow Man「タペストリー」(先週60位)
→3/15(水)CD発売予定 動画再生1位
今週のピックアップ曲
つばきファクトリー「間違いじゃない 泣いたりしない」
ビルボードでは現在勢いのある=LOVEより上の順位になりました。ダウンロード指標が思ったより強く、倍以上の差をつけられたCDセールスをカバーしています。楽曲はハロプロらしいカッコ良さを追求したアーティスティックな内容。ただサビはキャッチーさ重視でクールさ半減、そのギャップがいかにもハロプロらしいという気はします。フェイクなどで明らかに歌唱力をアピールしているメンバーもあり、そういう意味ではダンスに拘らずボーカル・コーラス中心の楽曲で魅せるのも一つの作戦かもしれません。
=LOVE「この空がトリガー」
昨年大きく人気が伸びた=LOVEの新作は、アイドル路線王道をいくようなナンバー。それこそ2010年代前半のAKB48を思い出させるような楽曲で、大変爽やかです。かなり素直に作られているメロディーなので、ライブでもコールしやすそうです。そういう意味ではファン向けの楽曲で、外部に向けた勝負曲になるのは夏か秋くらいになるような気がします。あとは昨年の年末番組で見た時に感じたことですが、意外と各メンバーの発声がしっかりしている印象があります。今回の曲でもそれを感じさせる場面はいくつかあり、聴きどころにもなっているように感じます。
百足&韻マン「君のまま」
いわゆるラップ系の楽曲ですが、歌詞はまさしくラブソング。2010年代にはレゲエ系ラップのMVが多くYouTube1000万再生を達成しましたが、それに近いテイストです。リズムの良さと、最近のトレンドとも言える3分程度の短さが令和風とも言えるでしょうか。ジャンル問わず説得力のあるラブソングが大ヒットするのはいつの時代でも起こる事象になっていますが、さて彼らはどこまで大ブームを引き起こすでしょうか。注目です。聴きやすさという点では非常に気軽に再生できる楽曲であるのは間違いなく、そうなるとストリーミングが相当伸びそうな予感は早くもしています。
Ado「アタシは問題作」
この2年で仕事の幅が大きく広がった彼女ですが、今回の楽曲は「うっせぇわ」でブレイクした頃を思い出させるようなアートワークと言葉の使い方がポイントになっています。これだけ自虐的なフレーズが連発する曲も珍しいですが、少なくとも自分にとっては大変共感できる楽曲です。昨年の「新時代」を筆頭とするウタとは真逆の内容、そのギャップが最も大きくなる時に発表したという意味合いも強そうです。
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