2024.7.14 スキマフェス in 愛知県国際展示場 2日目

ライブレポ

 1999年結成・2003年にメジャーデビューしたスキマスイッチは20年以上の活動歴を誇ります。ファンだけでなく、特に「奏(かなで)」「全力少年」などの名曲は多くの人に広く長く愛されているアーティストですが、このたび初の主催フェス開催という運びになりました。2019年に大阪城ホールのRADIO MAGICで、スキマスイッチがホスト役という体のイベントを見に行きましたが、今回は正真正銘の主催フェスです。彼らが尊敬する、あるいは出演側がスキマスイッチをリスペクトするアーティストが集まった結果、2日間でたいそう豪華な12組が集結しました。今回は実際に足を運んだ2日目の各ステージと、会場の様子を伝えていきます。

 

会場について

 今回の会場は中部国際空港の近くにある愛知県国際展示場(ホームページ。名鉄の駅を降りてからの道順は、公式SNSで大変分かりやすく動画に収められています。

 正確に言うとステージは外の多目的利用地A・野外エリアで、そこに至るまでに国際展示場ホールを通るような形。ホールAはアリーナ会場としてワンマンライブ開催も多いですが、今回のスキマフェスではEとFを使用。この2つの棟で、グッズ販売などがなされていました。ステージからは多少距離はありますが暑さへの退避場所という役割も果たしていて、椅子はやや少ないものの直接座ることが出来る芝生エリアが広く取られています。なお開演2時間前に来場したところ、当日限定もあったオフィシャルグッズは長蛇の列。一方アーティストグッズ売り場は比較的落ち着いていましたが、スピッツだけはかなりの列になっていました。

ああ

 

ステージについて

 ステージはAエリアからHエリアまでのパイプ椅子指定席方式。いわゆるロックフェスと比べて見る場所の自由は効きませんが、体力的には相当楽です。雨天対策という点でも荷物を椅子の下に置けるので、プラス要因の方が大きいです。なお自分の席はBブロック6列目、早くチケットを入手したこともあって相当な良席でした。前日の雨で座面は濡れていましたが、わざわざスタッフがタオルを持って来て拭いてくれるサービス。10年以上のライブ歴になると野外で見る機会も結構な数になりますが、こういった場面に遭遇したのは初めてです。

 後方にはフードエリアがあり出店も多く、また大きなテントもあります。トイレもありますがステージの合間は女性だけでなく男性の方も長い列、場所的に難しいとは思いますがここはもう少し数が欲しいところでした。

 

ステージ1:緑黄色社会

 コロナ禍による中止期間以降、すっかりフェスどころかJ-POP全体を見渡しても欠かせない存在になった緑黄色社会。昨年はタイミングが合わず見ることは出来ませんでしたが、今年は個人的に足を運ぶ予定の日程全てに重なっています。わざわざグッズTシャツを買っての参戦、スキマフェス2日目トップバッターは自分にとって今年の夏フェストップバッターでもあります。

 1曲目「sabotage」から響きわたる長屋晴子の歌声。高い歌唱力はテレビや音源で何度も耳にしていますが、いざ生で見るとやはり圧巻。類稀なる声量はおそらく肺活量も相当なものであろうと推測、日本の女性歌手では間違いなくトップクラスではないかと思われます。同時にこれは声の出し方も素晴らしいことを示していて、10年以上トップの音楽シーンを走る女性歌手の系譜に間違いなく入ることを確信。MISIA、Superfly、aikoにDREAMS COME TRUEの吉田美和…、いずれも現在まで人気・実力とも長く続いている人たちです。

 昨年大ヒットした「サマータイムシンデレラ」ではスキマスイッチの大橋さんがゲストボーカルで登場。おそらくこの日以外見ることの出来ないデュエットです。J-POPど真ん中の王道曲でありながら高音・メロディーともに超難度の楽曲ではないかと思っていますが、実際のパフォーマンスはお互い主旋律どころかハモリもバッチリ。仲間内のカラオケでは絶対実現出来ないような完成度で、3曲目にしてもうチケット代の元を取ったという気分になります。

 先日配信開始した「恥ずかしいか青春は」はライブ初披露。全体的なやや低めのAメロから、予想もつかない飛び方のBメロはクラップモード。音源にクラップ音があるので実際のところは仕様ですが、予備知識無しで見るとここのクラップは新感覚。ここ2年ほど緑黄色社会の新曲には感心と驚きが止まらないのですが、この曲も全くの同様。彼女たちの引き出しの多さをまた実感します。

 おなじみ「Mela!」のパフォーマンスは長屋さんのアカペラからスタート。原曲から大きくリアレンジされています。おそらく楽曲の発表以降特にフェスではほぼ全てのステージで披露していると思われますが、そうなると自然に変化も加わるということでしょうか。この点は「奏(かなで)」「全力少年」を何度もライブでリアレンジしているスキマスイッチリスペクトもあるのかもしれません。なお緑黄色社会は彼らと同じ愛知県出身、MCはそれに因んだトークが中心でした。

 ロングヒット中の「花になって -Be a flower」は硬派なパフォーマンス、最後に演奏された「始まりの歌」は大団円。令和を代表するヒットアーティストのパフォーマンスですが、同時に15年経ってから現在のスキマスイッチのようにリスペクトされた結果主催フェスを開く未来も見えました。その頃には私も結構な年齢になるので体力が続くかどうかという疑問もありますが、できることならそちらにも是非参加したいです。

 

ステージ2:東京スカパラダイスオーケストラ


 スカパラは長年にわたって数多くのアーティストと共演しているのでそもそもがフェス的な活動ですが、どこの現場でもフロアをおおいに盛り上げるのは彼らの演奏。過去自分が見た2回のステージは理屈無しに盛り上がり踊らされた記憶もありますが、今回もその通りでした。ライブにあたって事前に曲を知っているか知らないかは全く気にする必要ありませんが、1曲目の「Dale Dale! ~ダレ・ダレ!~」はその有無で感じ方は変わるのではないかと思われます。この曲は昨年惜しまれつつ旅立ったチバユウスケのゲストボーカル作品でした。スカパラメインの演奏が4曲、かの有名な「Can’t Take My Eyes Off Of You -君の瞳に恋してる-」は観客の手の動きもバッチリ。飛行機と海が見える風光明媚な会場に多く揃うオーディエンス、スカパラのメンバーも自然にテンション上昇。煽りも最高潮でした。

 大橋さんと常田さん2人が登場してコラボするのは「美しく燃える森」。本来の歌い手である奥田民生が参加している曲ですが、“あえて”という表現を使っています。見る側としては何とも言えない面も少しだけありますが、貴重度という点では間違いなくこちらの方が上。ありがたく堪能させて頂きました。なお本番中でもタオルでスカパラ甲子園をアピールしていましたが、11月に開催される阪神甲子園球場でのライブには民生さんのゲスト参加が既に決定。本家はそちらで披露する形になるのでしょう。また、スカパラの谷中さんは先ほどのMCで「もっと早く来れば良かった」とテンション高く喋っていましたが、ここはしっかり大橋さんに今回が初開催であることを直接訂正されています。

 直前のステージ出演、昨年コラボしたことを考えると緑黄色社会の長屋晴子がゲストで登場したのは予想通りでした。ただスカパラのメンバーと揃えた正装のスーツ姿は、予想以上にバッチリ決まっています。そして何より嬉しかったのは、「青い春のエチュード」だけでなく「Paradise Has No Border」におけるトロンボーン共演。本職の大物ミュージシャンを周りにして立派に演奏、同時にそれが高い歌唱力に繋がっているとあらためて感じる瞬間でした。

ステージ3:sumika


 会場はここまで曇り空ながらも時々晴れ間が入る、愛知特有の高い湿気を除けばフェスとして比較的過ごしやすい気候でしたが、ここにきて雨雲が西の方に見え始めます。そんな中でsumikaは本番前にリハーサルでも登場、音合わせとして演奏した曲は「雨天決行」。雨が降らないようにという願いを込めての選曲だったそうですが、よく考えるとフラグにしかならないと自らツッコミ。もう1曲「1.2.3.4.5.6.」を演奏しますが、本気のリハということで観客との呼吸は既にバッチリ。ちなみに昨年5月に開催された横浜スタジアムのワンマンは、本当に雨天決行のライブになったという実績があります。

 青空がジャケットに描かれている爽やかな「Starting Over」から本番スタート。「Lovers」では片岡さんと小川さんがお互いキスしそうな距離で水分補給。チームワークの良さを見せつけましたが、直後片岡さんのボーカルがカミカミになるというオチがつきました。そして「ふっかつのじゅもん」では懸念された雨がいよいよ降り始めます。一緒に手を動かしながら、隙を見てレインコートを一斉に着始めるオーディエンスの面々。元々が雨予報であったこの日、皆さんの準備はバッチリ。荷物に大きなビニール袋を包む方も多く見受けられました。

 今年5月にスキマスイッチのトリビュートアルバムが発売されましたが、続いてはそこから「ガラナ」を披露。原曲よりも密度の高い演奏、片岡さん小川さんのダブルボーカル。幸か不幸か、“雨”“曇り”という歌詞がこの雨にやけにマッチします。その後にスキマスイッチの2人が登場、暫しトーク。後輩から愛されるその姿は、5年前のRADIO MAGICで見たOfficial髭男dism・藤原聡とのやり取りを思い出せる部分がありました。

 続いての曲は本来片岡さんが歌い出しの予定ですが、話が盛り上がった結果急遽大橋さんからの歌い出しに変更。打ち合わせも何も無い急展開で、引き受けはするもののやはりうまいこといかず失敗。それでも2回目で決して簡単ではない歌い出しをバッチリ決めるのが、一流のミュージシャンかつ歌い手である大橋卓弥の真骨頂と言えるでしょうか。楽曲は昨年急遽旅立ったギター・黒田隼之介が作った「願い」。突然降ってきた“雪”を“雨”に変えるのはまさにライブさながら。明らかに強くなった雨は、ハマスタのワンマン同様天国の黒田さんがここにいることを示していた証なのかもしれません。

 「マイリッチサマーブルース」も引き続きスキマスイッチの御両人が参加。いわゆるタオル回し曲ですが、ここで常田さんは電動ドリルにタオルを装着して自動で回すという見たことのない光景。さらに片岡さんは大橋さんの腕を掴ませて小川さんをタオルで殴らせるという、なかなかカオスな事態になっておりました。ひと通り盛り上がったところで、最後は今年を代表する名曲「運命」。リズムの使い方に定評のあるsumikaですがこの曲はまさに真骨頂、複雑で合わせるのが難しい間奏のクラップもそのうちフェスの定番になりそうです。

ステージ4:いきものがかり

 ワンマンライブにも足を運んだいきものがかり、同年代ということで個人的に思い入れの強いアーティストですが今回なんと11年ぶりに見る形になりました。sumikaのステージで降っていた雨も少しずつ弱まる中、音合わせとして演奏した曲はかの国民的名曲「ありがとう」。リハーサルでやるような曲では当然なく、そりゃ雨もあがるというものです。

 本番はいまや日本のみならず世界中で多く再生されている「ブルーバード」からスタート。さすがに上空は青い青いとは全く言えない曇り模様ですが、伸びのある吉岡さんの歌声は変わらず晴れやかです。そこから鉄板の盛り上げ曲「気まぐれロマンティック」「じょいふる」、端から端まで走り回る彼女の体力もかなりのものです。ここ最近個人としては少しずつ体力の低下を感じることも増えてきましたが、これを見るとそんな甘いことは言っていられなくなります。11年ぶりに持参したオレンジ色のタオルを、私もこれ以上ないくらいに回させて頂きました。当然ながら歌い終わった後の吉岡さんは汗だく、思わず「前髪がワカメ!」と一言。

 このフェスに呼んでもらえて嬉しい、3人から2人になったことで少し先輩に近づけた気がすると水野さんがちょっとブラックなMCを展開した後に2人きりで「SAKURA」の演奏。ギターをバックに歌う吉岡さんの歌声が響きわたります。18年前にテレビで初めてこの曲を聴いた時にものすごいボーカリストが登場したと感じましたが、その印象は今でも変わっていません。声量や音程の正確さもさることながら、一つひとつの言葉をこれだけ大事に歌う歌手は吉岡聖恵を置いて他にいないと思っています。1コーラス半、演奏後思わず「緊張した~」と話す水野さん。彼も彼でいきものがかり以外にも数多くのアーティストに楽曲を提供、平成後半~令和を代表するクリエーターであることに異論の余地は全くありません。

 トリビュートアルバムから「ボクノート」、これはいきものがかりがメジャーデビューする2週間前にリリースされた楽曲です。ヒットした時期も重なっていて、不思議な縁を感じる部分があります。Aメロのキーが思いのほか低く設定されていますが、これもまた見事に歌いこなす吉岡さん。低音を正しい音程・一定以上の声量で歌うことは、実はロングトーンよりも難しい技術と才能が必要とされます。最後は「コイスルオトメ」を発表当時よりややロック色を増したアレンジ、バラードを歌う立ち姿が本当に絵になっていました。

 ここ最近は活動休止期間もあり、さすがに2000年代後半~2010年代ほどの大ヒットではないものの、パフォーマンスは相変わらずどころかむしろレベルアップしていました。そのうちまた新しく大ヒットしそうな予感もあり、あらためて再評価されるべきアーティストであると感じた次第。それこそ同時期に大ヒットしたスキマスイッチ同様、リスペクトされるアーティストであるのは言うまでもありません。

ステージ5:奥田民生

 民生さんのステージをフルでしっかり見るのは、なんと2008年ロッキン以来16年ぶり。一応ユニコーンや地球三兄弟のステージも見ていますが、随分と期間が空く形になりました。とは言えフェスにおけるおおよそのフォーマットはその時点で決まっているので、ステージに関して言うと特段の変化はありません。水分補給がビールなのは相変わらず、必ずしも全てメジャー寄りの曲というわけでないのも相変わらず。もちろんギター中心に格好良い音といかした歌声を聴かせてくれるのも同様。“はい次ー”と淡々と進行していく点も多分以前と変わりありません。ただ舞台中央ではなく下手側に立っているのは、当時と異なる部分のような気がします。

 名曲「さすらい」でステージ終了後、自らアンコールと称して大橋さんを呼び込みます。ライブ中ところどころ“名古屋”と呼びかけていた民生さんに、大橋さんが“常滑”を教授。そこからコールは“常滑”になりました。一緒に歌うのはこちらも永遠の名曲「イージュー★ライダー」。来年で還暦を迎える民生さんですが、格好良さはむしろ増している様子です。

ステージ6:スピッツ

 2012年、2018年と6年に1回のペースで見ているスピッツ。初めて見たのが12年前と考えるとかなり昔ですが、この人たちに関しては「ロビンソン」が大ヒットした約30年前からほとんどそのまんま。1曲目は今年でついに30周年を迎えた超名曲「空も飛べるはず」ですが、ライブで多少音が強くなっていること以外はまるであの時のまま。草野さんの声質もキーも、ついでに言うと見た目までまるで何も変わっておりません。続いてはこちらも1995年の超名盤より「ハチミツ」、そういえば愛知名物の商品も多い今回のフェスではおおだいら養蜂の天然はちみつが物販コーナーで販売されています。常田さんのお父様が生産者なんだとか。「恋する凡人」を経て「スパイダー」、世代である自分としては口ずさまざるを得ない楽曲が続きます。

 スキマスイッチという名前の響きが良いという話をした所で、またまたゲストとして2人が登場。草野さんと大橋さんのトークは盛り上がり、思わず横の三輪さんが「楽屋でしろ」とツッコミを入れてしまうほど。そんな2組のコラボレーションは「群青」。大橋さんと、「トイレの神様」がヒットする前の植村花菜がバックボーカルとして参加した曲です。もちろんここはコーラスではなく、しっかりソロパートが入るデュエットエディションでした。

再びバンドの演奏に戻って「魔法のコトバ」、これも映画『ハチミツとクローバー』の主題歌でした。「美しい鰭」は昨年の大ヒット曲で今回のフェスでも聴きたかった曲。「8823」と書いてハヤブサと読む曲はロック調、終始落ち着きなく動き回っていたベースの田村さんがドラムの所までやってきてシンバルを一叩きするパフォーマンスもありました。これだけ落ち着きのないベーシストは彼かユニゾンの田淵さんくらいのものでしょう。フィナーレは「君は太陽」。名演と名曲をあらためて堪能できたステージでした。

ステージ7:スキマスイッチ

 フェスのトリでスキマスイッチを見る機会は意外と多く、2019年のRADIO MAGICだけでなく音楽と髭達 2015でも遭遇しています。ワンマンに足を運んでないアーティストで5回目の参戦は割と多い方ではないかと思いますが、当然自らの主催フェスで見るのはこれまでと全く異なるケースです。ステージは上質なバラード、2024年1月に配信された「Lovin’ Song」からスタート。言葉を大事にしてはっきりと歌う大橋さんはやはり、クリエーター・ミュージシャンだけでなく歌手としても超一流です。時刻は19時過ぎ、暗くなった空に光るステージの光が一際美しく見えます。

 アップテンポの「ユリーカ」では大橋さんがあちこちに動いて会場を盛り上げます。その後常田さんのピアノをバックに昨日今日の出来事を感謝するMC。入念に準備を重ねてきたであろう丁寧な段取りは、スキマスイッチの大きな特徴であり長所です。やがて耳馴染みのメロディーになるとそれは「奏(かなで)」。行くたびに異なるアレンジを堪能するのもまた、2人を応援するファンの嗜みと言えるでしょうか。

 新曲の「逆転トリガー」は発表されたばかりのアルバム『A museMentally』収録曲、通算10枚目です。多いのか少ないのか、いきものがかりは多過ぎる!と話していましたが、オリジナルに限って言うと実は同じ枚数だったりします。この曲は今回場内SEとして多く流れていた曲でもありました。

 「Ah Yeah!!」「全力少年」、定番曲を原曲よりもはるかに長いアレンジで披露した後にこの場を噛みしめるようなMC。「夢を叶えるためには、同じ想いを持った仲間を一人でも多く作ってください」、ファンや仲間の支えが無ければ絶対にこの場所に立つことは無かったと話していました。「全力少年」では「愛は勝つ」のメロディーを最後のピアノに入れて、大橋さんが”最後に愛は勝つ”と熱唱。大ジャンプする姿があまりにも絵になり過ぎていましたが、おそらく存命だったらば間違いなくKANさんも出演していたであろうことは言うまでもありません。

 ラストは歌詞に上京した心境を盛り込んだ「スカーレット」、テロップに歌詞が表示されています。歌詞にあるスカーレットの電車は名古屋鉄道、これは2人にとっての地元を象徴する色となっています。名残惜しそうに大橋さんだけでなく常田さんもおおいに喋るエンディング、20時予定の終演は20時20分まで押す形になりました。

まとめ

 スキマスイッチはデビュー当時からセルフプロデュース、丁寧な音作りとライブ運びで職人的なアーティストでありますが、今回集まったアーティストも音作りに真摯で真面目な方々が大半。それ故に自然と応援するファンが集まり、長くメジャーな活動を続ける豪華な顔ぶれを集めることが出来たという結果になっています。丁寧さと言えば今回のライブ運営もその通りで、ファンの年齢層が比較的高い部分も考慮しているとは思いますが野外フェスとしてはトップクラスの快適さ。気候が味方した部分もありましたが非常に過ごしやすく、オーディエンスがどう感じるかをひたすらに追求しているという印象もありました。毎年この会場で恒例行事としてやって欲しいところですがこれだけのメンツを集めるのがまず大変、実際スキマスイッチの2人も次回のことはまだ考えられないとの話。ただもし2回目があるとしたら、その時も是非足を運べたらと思っています。

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