第76回(2025年)NHK紅白歌合戦~その7~

白14(全体36):SixTONES(3年ぶり4回目)

・2015年結成、2020年デビュー 第71回(2020年)初出場
・28歳~31歳・6人組
・タイトル:「6周年アニバーサリーメドレー」
 楽曲1:「Imitation Rain」(2020/1/22 シングル)…5年ぶり2回目
  詞曲:YOSHIKI
 楽曲2:「バリア」(2025/3/19 シングル)
  詞曲:Zembnal
 楽曲3:「こっから」(2023/6/14 シングル)
  詞曲:SAEKI youthK
・歌唱前テロップ:生中継で紅白だけのSPパフォーマンス
・歌唱中テロップ:6周年アニバーサリーメドレー
・演奏時間:4分21秒

 中継トークが入ります。初の5大ドームツアー・冠番組を持った2025年、来年はデビュー6周年なのでグループの歴史を感じさせる特別なメドレーを披露できたらと話します。

 第71回の初出場を思い出させる「Imitation Rain」のレーザー照明演出ですが、会場は今回NHKホールではなく新宿・三角広場。屋内に向かうドア上にある6の番号が目をひきます。「バリア」が始まるとエスカレーターで移動、第72回YOASOBIでしか見たこと無い風景が今回は星野源とこのステージの2つで見られる状況になっています。「こっから」になるとスタジオらしき所でのパフォーマンスに移行、とても鮮やかなステージでした。

 なお当日は14時から12時間の年越し配信中、アーカイブも完璧に残っています。15時20分から18時15分までCOUNTDOWN JAPAN出演のため幕張に滞在、この紅白は19時50分から22時20分頃まで会場に滞在。さらにカウコンにも出演していたので、実際のところ配信は大型バスを借りて移動と同時に行うような形になっていました。

ウラトーク

 中継が始まると「SixTONES!」と大声で叫ぶ津田さん。永ちゃんのテンションが抜け切れていないようです。しまいには「喉かれてもいいと思ってます」「この喉つぶれてもいい」「NHKに置いて帰ります」、変なテンションになってる津田さんに「持って帰れよ」「大変やろ」と呆れて返すユースケさんでした。

 「バリア」の会場について見たこと無い?と話す津田さん。「こっから」に入っても終始この会場がどこなのか推理するウラトーク席。新宿のよしもとの中庭という話も出ていましたが、実際には当たらずも遠からず。永ちゃんに続いてこちらもドライブで流したい、3人で夏の海に行こうという話にもなっております。


 

白15(全体37):郷ひろみ(15年連続38回目)

・1972年デビュー 第24回(1973年)初出場
・1955年10月18日生 福岡県出身
・楽曲:「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」(1984/2/25 シングル)…3年連続10回目
  詞:売野雅勇 曲:井上大輔
  振付:黒須洋嗣 踊り:GO! GO! ダンサーズ2025
・歌唱前/歌唱中テロップ:紅白ラストステージ
・演奏時間:3分21秒

 紅白38回目の出場、VTR冒頭ではなんとこれまでの37回分全ての映像が登場。歌唱映像は第24回・第32回・第45回・第50回・第63回・第68回・第73回が登場。そんな郷さんが卒業宣言をしたのは12月29日リハーサル会見でのこと。その理由についてはVTRでなく直接トークで。「今年で実は70歳なんですよね。これを区切りとして新しい時代のアーティストに想いを繋ぎたいという思いで決心致しました」「紅白歌合戦には本当にいろんな思い出があるんですよね。これまでお世話になった方々に感謝の意味を込めて、僕らしい郷ひろみらしいステージをみんなと一緒にお届けしたいというふうに思います!」

 10回歌っている「2億4千万の瞳」ですが、実を言うと第47回(1996年)はフルコーラスで歌唱時間も3分46秒。それより短い1コーラス半だったのは惜しいですが、客席エリアも含めて1列に並ぶほぼ全ての出場歌手が声援を送っているしているのは圧巻以外の何物でもありません。間奏は会場一体となった億千万!コール、郷さんも走りながら全ての出演者とハイタッチ。こんなことは、郷さんくらいの人望が無いとまず成し得ないことだと思います。「サンキュー!紅白ありがとう、紅白、最GO!!!!!」

 郷さんが紅白に区切りをつけたのは過去にも2度あって、1回はニューヨーク移住における芸能活動休止前の第36回・1985年(ただし番組内で言及は無し)、もう1回はこちらも充電期間を前にした第52回・2001年。ただ今回は70歳という年齢、もう1回くらい復帰する可能性もありますが…。おそらくこれが本当に紅白ラストになりそうです。最後にメッセージ、「本当にありがとうございます。こんなに最高の2億4千万の瞳はなかなかないです。本当にどうもありがとう」

ウラトーク

 先ほどのウラトーク席ではゴイゴイスーを連発していた郷さん。ただ「困るくらい言うてはった」とつい本音が漏れる津田さんの一言にはさすがにユースケさんもクレーム。「あんま態度出すなよ」「早よはけさそうとしてたやろ」という苦言はまさにごもっとも。

 ウラトーク席の3人も観客と同化して、会場をおおいに盛り上げます。ただ彼らのいる場所は導線から離れているので、全力疾走には「こっち来てくださいよ」「さっきあんなに仲良くしたのに」と必死に呼びかけるも残念ながら応じられずでした。


 

白16(全体38):back number(3年ぶり2回目)

・2004年結成、2009年デビュー
・40歳~41歳・3人組
・楽曲1:「どうしてもどうしても」(2025/12/27 配信シングル)
・楽曲2:「水平線」(2021/8/13 配信シングル)
  詞・曲:清水依与吏
・歌唱前テロップ:NHKウインタースポーツテーマソング初パフォーマンス
・歌唱中テロップ1:冬のアスリートたちに贈る
・歌唱中テロップ2:今を懸命に生きる人たちへ
・演奏時間:5分29秒

 ミラノ・コルティナ2026オリンピック・パラリンピックのイメージ映像と本人たちの歌唱映像で構成されるVTRの後に曲紹介。ゲスト審査員の小田凱人(車いすテニス史上最年少生涯ゴールデンスラム)にもコメントを求めて演奏開始…の前に少しの間が発生。今回の紅白、特に後半はこういった番組が頻出していて段取りがあまりよろしくありません。数秒どころではなかったので、ここは何とか頑張って3人が繋げました。

 1曲目はウィンタースポーツで活躍する選手の映像バック、テレビ初披露ということもあって2分20秒近く演奏。もう1つの「水平線」は照明演出のみで1コーラス半、実にシンプルな生演奏で名曲を聴かせるステージでした。次回以降も継続して出場して欲しいですが、VTR含め6分近く使うことを考えると実際に紅白で見られるのはまた少し先になるのかもしれません。

ウラトーク

 盛り上がりの余韻に浸るウラトーク席。歌唱曲はこちらに知られていないのでしょうか、なぜか曲を当てようとする津田さん。「…当ててどうすんねん」と冷静に考えておかしいと指摘するユースケさんはごもっとも。確かに「恋してムーチョ」はたまたま当たりましたが。

 映像に出てくる選手の名前を呼んでいます。そしてネットでは「ダイアンのウラトーク見にNHKホール行きたかった」の声が出ました。なんとなく終盤モードですがまだまだ見たい、「まだ俺夕方の6時であって欲しいわ」と話しています。

 「水平線」が出来たきっかけを話す林田アナ。今回は歴代のウラトークアナウンサーでもかなり多くの情報を提供していますが、「ドヤ顔せんといてください」と指摘もされております。「ちょっと関の相方に似てる」とも話していますが、3年前のパンサーみたいにそれだけで話が占められることは無し。これがスタジオとホール内の差かもしれません。「3人やのにこんな刺さるって凄い」と深く感銘するユースケさんと、「音楽で戦ってるわ!」と浅いコメントをしてラストサビを熱唱する津田さんでした。ちなみにフロアディレクターも熱唱していたみたいです。


 

紅17(全体39):あいみょん(6年連続7回目)

・2015年デビュー 第69回(2018年)初出場
・1995年3月6日生 兵庫県西宮市出身
・楽曲:「ビーナスベルト」(2025/10/22 配信シングル)
  詞曲:あいみょん
・歌唱前/歌唱中テロップ:30歳の節目に作った王道ラブソング
・演奏時間:3分14秒

 歌前トークにはなんと久保田利伸も一緒に登場。「ヤバいですね…」と恐縮していますが、当の久保田さんもあいみょんのことが大好きなのだそうです。自然体の人が持っている強さを称賛していました。今回の曲はVTRではなく、直接自分の言葉で内容を説明してスタンバイ。そして久保田さんも「感謝の気持ちを込めて皆さんが聴いて嬉しいなと、これ歌ってくれるかみたいな曲をですねメドレーで、やってみたいと思っております」と自らのステージを前に意気込みを語ります。

 いつものツアーメンバーに客席にはピンク色のペンライト、今回は髪をショートカットにイメチェンしています。第72回以降このスタイルのステージが続いていますが、本当に何度見ても良いものです。原則その年発表の曲を選曲してくれていることも、嬉しい気持ちになります。今回の紅白は大ベテランと若手もしくは大物の復帰組が多く、そこそこの回数連続出場している出場歌手が一気に減りました。それだけに彼女には、出来る限り長くこうやって紅白で歌い続けて欲しいと思っているところです。

ウラトーク

 言葉の紡ぎ方がうまいという話の流れになるウラトーク席。ミュージシャン風に話すユースケさんにツッコミを入れる津田さんですが、「本当にそうなんですよ、こぶた…」「(笑)えっ?」「こぶたって言ったやろ?そっからどう始まるねん…」。ひとまず久保田さんデビュー40周年に際しての拍手に加わってごまかす津田さんでした。

 ビーナスベルトの意味について話す林田アナ。温かい雰囲気のステージに感心しています。サビで発生するビーナスベルト演出にも大きく反応していました。

白17(全体40):久保田利伸(35年ぶり2回目)

・1986年メジャーデビュー 第41回(1990年)初出場
・1962年7月24日生 静岡県静岡市出身
・タイトル:「紅白スペシャルメドレー」
 楽曲1:「1, 2, Play」(2025/10/2 配信シングル)
  詞:久保田利伸 / RAN / Sunny 曲:久保田利伸 / Sunny
 楽曲2:「Missing」(1986/9/10 アルバム『SHAKE IT PARADISE』収録曲)
  詞曲:久保田利伸
 楽曲3:「LA・LA・LA LOVE SONG」(1996/5/13 シングル)
  詞曲:久保田利伸
・歌唱前テロップ:一夜限りのSPメドレーを披露
・歌唱中テロップ:40周年イヤー 今夜限りのメドレー
・演奏時間:4分50秒

 演奏が終わらないうちに今田さんがコメントを入れるだけでなく、セリフまで間違える大ミス。あの綾瀬さんが驚いた顔を見せています。確実に指示を受けて話した形ですが、タイミングといい見せ方といい今回のスタッフはちょっと例年より腕が落ちている可能性が高そうです。

 DJテーブルから始まるショットで「1, 2, Play」、これは30秒ほどで今度はピアノからのショットで名バラード「Missing」。先ほどのトークはホールでしたが、残念ながらこのステージはスタジオのようです。もっとも35年前の紅白は事前収録の可能性も高いアメリカからの中継だったので、十分予期できる範囲内ではあります。

 そして「LA・LA・LA LOVE SONG」はサビの準アカペラから、海外から呼んだとも思えるダンサーを多数出演させるディスコスタイルのステージになりました。もう29年前の曲ですが、全く古さを感じさせません。それだけ彼の音楽が卓越しているという証なのでしょう。

ウラトーク

 M!LK吉田仁人、塩崎太智、山中柔太朗がゲストに登場。「めちゃくちゃ見たかったんですよ」と話すメンバーの声、「Missing」が始まった途端ユースケさんが熱唱。大変綺麗な「お前が歌うんかい」が発生しています。久保田さんは先ほど舞台裏にいて、挨拶させて頂きましたと話す3人。

 「LA・LA・LA LOVE SONG」ではアレンジを利かす本人を楽しみたいのに、津田さんが勝手に歌ってツッコミを入れられる流れが発生。以降も、ところどころ勝手にアレンジを入れて適当な箇所で歌った末、結局ゲストも含めて大合唱になってしまいました。というわけで最後はご本人たちと「ビジュいいじゃ~ん!」で締めております。

 

紅18(全体41):Perfume(2年ぶり17回目)

・1999年結成、2002年デビュー 第59回(2008年)初出場
・36歳~37歳・3人組 広島県出身
・タイトル:「Perfume Medley 2025」
 楽曲1:「ポリリズム」(2007/9/12 シングル)…6年ぶり3回目
 楽曲2:「巡ループ」(2025/7/10 配信シングル)
  詞曲:中田ヤスタカ(CAPSULE) 振付:MIKIKO
・歌唱前テロップ:「ポリリズム」「巡ループ」結成25周年メドレー
・歌唱中テロップ:コールドスリープ前 最後のステージ
・演奏時間:3分0秒

 25年の歴史を振り返るVTR、最先端テクノロジーの紹介では第67回・第66回紅白も含まれています。コールドスリープ前最後のステージと紹介された後に歌前トーク、「かしゆかです」「あ~ちゃんです」「のっちです」「3人合わせてPerfumeです」の挨拶は、初出場当時からずっとそのままです。コールドスリープの理由を話した後、視聴者へメッセージ。「この25年間支えてくださった皆さんに本当に感謝しかありませんありがとうございます。みんなで一緒に作り上げたいくつもの景色は私たちの宝物です、本当にありがとうございます」。そしてスタンバイ後にもあ~ちゃんからのメッセージ、「私たちは3人でいれば一生Perfumeでいられるよねって話してます。それぞれがパワーアップしてカムバックしたいと思っているので、また皆さんに巡り会える日を楽しみにしています。温かく見守って頂けたら幸いです。それではお聴きください、Perfume Medley 2025」

 あくまで活動休止前ラストということもあってでしょうか、演奏時間は意外なほどに短めでした。ただ2025年発表の「巡ループ」もまた3人の動きと連動しているかのようなLEDの動き、卓越したテクノロジー以上にパフォーマンスがあまりに秀でいていることを分かりやすく示しています。フラッシュバックするような25年間の様々なライブ映像、ラストは少しずつ光が小さくなって姿が消えて星になるような演出。美しく締めるステージになりました。

 しばらくの休みですが、ここ最近紅白で活動休止したアーティストはかなりの高確率で再出場しています。当分空くかもしれませんが、彼女たちは必ず3人でまた戻って来るはずです。ひとまずは18回目の紅白ステージ、どうなるか期待します。

 髙石あかり(朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン)「最高です言葉にならないです。2, 3日寝れないだろうなぁと思いました」、ダイアンの2人も「最高ですね、こちらも大盛り上がりで、もう一度最初から見たいくらいです」「声がかれそうです」とすっかり楽しんでいる様子です。

ウラトーク

 M!LKのメンバーもめちゃくちゃ聴いていたと話すPerfume。3人が話している裏では「こないだチーモンチョーチュウもコールドスリープしたしなぁ」「あれもう解散した」と小声で全然違う話をしています。ダイアンも活動歴25年、Perfumeはほぼ同期とも話していました。「楽しみー。それだけ。楽しんで」「いつもどおりで」「バミリ気ぃつけて」、これには「コーチみたいなこと言うじゃないですか」「言わんくてもいつも通り出来ると思うんですけど」と思わずツッコミを入れるM!LKの面々。

 演出に凄いという単語を連発しています。ダイアン以上にM!LKのメンバーの方が声を上げてる率が高いです。「副音声だから喋ってますけど本当は黙って見たいですね」という本音も語っていました。

 

 

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