2021.1.11 Billboard CHART

 今年は3年ぶりにビルボードチャートレビューを再開したいと思います。と言いましても、非常に各要素事細かに詳細に分析している方は他にいらっしゃいますので、こちらとしましては気になった所を適当にピックアップして、あれこれ思ったことを書く形にしたいと思います。

・2020年の紅白効果

アーティスト順位先週順位ポイント
備考
LiSA12(1ランクUP)18834(2517UP)レコード大賞も受賞
YOASOBI夜に駆ける36(3ランクUP)11893(2442UP)テレビ初披露
LiSA紅蓮華69(3ランクUP)8156(1142UP)
NiziUMake you happy811(3ランクUP)7695(1440UP) 「Step and a step」は3ランクUPの5位
あいみょん裸の心1016(6ランクUP)5841(1193UP)
瑛人香水1117(6ランクUP)5558(947UP)
Official髭男dismI LOVE…1321(8ランクUP)5536(1376UP)
カイト1536(21ランクUP)5226(2599UP)メドレーでフルコーラス披露
King & PrinceI promise2412(12ランクDOWN)3463(2318DOWN)
櫻坂46Nobody’s fault3737(KEEP)2334(287DOWN)
MISIAアイノカタチ43Hot100圏外2065大トリで歌唱
GReeeeN星影のエール44Hot100圏外2044テレビ初披露
GReeeeNキセキ70Hot100圏外テレビ初披露
Happiness77Hot100圏外メドレーのラストで披露
SixTONESImitation Rain83Hot100圏外
miletinside you84Hot100圏外
乃木坂46Route 24686Hot100圏外
日向坂46アザトカワイイ97Hot100圏外

 2020年の紅白歌唱曲でHot100にランクインしたのは以下の顔ぶれです。ポイント数を比較して一番反響が大きかったのは、メドレーでフルコーラス披露された嵐の「カイト」でした。配信ライブを一旦中断停止して紅白で披露する形ということもあって、個人視聴率でも堂々のトップを記録しています。

 LiSAも先週からのポイントが大きくアップしていますが、こちらは紅白に限らず日本レコード大賞受賞、さらに先週までに6度1位を獲得するロングセラー中であることも加味する必要があります。

 YOASOBIも紅白効果があったでしょうか、大きなポイントアップを記録しています。昨日記事に挙げた通り、NHK公式のティーザー動画で比較した反響度はトップを記録しました。年明けて本日1月6日は初のCD作品『THE BOOK』をリリース、その反響も大きいようで、早くも2021年は更なる活躍になりそうな勢いです。

 キンプリ、櫻坂46は紅白出演にも関わらず数字を落としていますが、これは12月リリースによる反動によるもの。逆に言うと紅白出演がそれほどプラスになっているわけではない、と置き換えることも出来そうです。

 Hot100圏外からアップした紅白歌唱曲は8曲。大トリを務めたMISIAが最も順位を上げる形になりました。

・その他注目曲

7週連続TOP10入り中、今週4位の優里「ドライフラワー」。既に大ヒット曲になっていて、Youtubeでの再生数は2800万超。カラオケでもTOP10にランクインし始めています。  名前とPVからてっきり女性アーティストかと思いましたが、男性ソロボーカルです。THE FIRST TAKEにも投稿、またまたソニー・ミュージック所属アーティストですね。デビューは2019年12月「かくれんぼ」、その女性目線としての位置づけらしいです。ブレイクのきっかけはTikTok、ここ発のヒットがこの数年で非常に増加していますね。素敵な歌詞と素敵な歌声、ものすごく目新しいという印象ではないのですが、いつの時代でも共感があって愛されるタイプの楽曲なのかな、という気はしています。CD未発売、ストリーミングや動画再生で上位、ダウンロードでさえもそこそこでラジオオンエアもほぼ圏外。音楽への接し方が、もうCDメインを知る世代とそうでない世代に完全に分かれ始めていて、後者の人口がどんどん増えていってますね。レコードからCDに移り変わる昭和・平成の境目に近いこともしくはそれ以上の変革が、進行している象徴の一つとして位置づけられるヒット曲になりそうです。


 もう1曲ピックアップするのは26位にランクインした川崎鷹也「魔法の絨毯」。ギターの弾き語りをメインにした、昭和の時代だとフォークソングにカテゴライズされそうな楽曲です。”自分には何もないけど君が好きだから愛したい”というメッセージが込められた歌詞もまた、いつの時代でも聴く人をキュンとさせる内容ですね。親近感のあるルックスも、曲にプラスの説得力を与えているような気がします。動画再生数は1500万回超で、こちらも既に多くの人々に聴かれている楽曲となっています。ストリーミングで20位台をずっとピーク、そしてここ何週かはカラオケでも11位~15位と、支持を受けています。




 こんな感じで、来週以降も原則水曜日はビルボードチャートから数曲引っ張り出して、色々書いていければと考えています。出来る限り、自分が過去あまり聴いていないアーティストを最低でも1組書くようにはしたいです。

投稿者: Kersee

紅白歌合戦・J-POP・歌謡曲に浅く広く詳しいミュージックソムリエ

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