Spotify/YouTube再生数ランキング・46 桑田佳祐

 久々の再生数ランキング更新、今回は桑田佳祐について取り上げます。

 既にサザンオールスターズについては取り上げました。ただ桑田さんのソロについては、サザンの記事作成時点で意外にSpotifyでの再生数が多くなかったこともあって、ここまで後回しにする形になっていました。今回は昨年発表の楽曲も十分な再生数になったことで、満を持して作成という形となります。また桑田さんのソロだけでなく、今回は1986年に結成されたKuwata Bandの楽曲やベストアルバム収録のコラボ曲もランキングに加えました。

 タイアップ情報はアニメゲーム映画ドラマCM&企業報道&スポーツその他で色分けしています。また紅白歌合戦を多く取り上げるサイトの特性上、そこでの歌唱曲もカラー表記しています。今回は特別出演のみなので、紫文字表記にしました。

Spotify再生回数ランキング

楽曲再生回数楽曲発売日主なタイアップ(発売当時)収録作品
1.白い恋人達995万2001/10/24コカ・コーラ「No Reason! キャンペーン」Sg.「白い恋人達」
Al.『TOP OF THE POPS』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
2.波乗りジョニー794万2001/7/4コカ・コーラ「No Reason! キャンペーン」Sg.「波乗りジョニー」
Al.『TOP OF THE POPS』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
3.明日晴れるかな684万2007/5/16フジテレビ『プロポーズ大作戦』主題歌Sg.「明日晴れるかな」
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
4.SMILE ~晴れ渡る空のように~450万2021/7/12民放共同企画「一緒にやろう」応援ソングSg.「SMILE ~晴れ渡る空のように~」
EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』
5.悲しい気持ち
(JUST A MAN IN LOVE)
332万1987/10/6Sg.「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」
Al.『Keisuke Kuwata』
Al.『フロム イエスタデイ』
Al.『TOP OF THE POPS』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
6.Soulコブラツイスト~魂の悶絶297万2021/8/30ユニクロ「LifeWear」Sg.「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」
EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』
7.奇跡の地球
{with Mr. Children}
269万1995/1/23「Act Against AIDS」チャリティーソングAl.『TOP OF THE POPS』
8.炎の聖歌隊 [Choir (クワイア)]163万2021/8/11SUBARU「フォレスター」Sg.「炎の聖歌隊 [Choir (クワイア)]」
EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』
9.祭りのあと158万1994/10/31日本テレビ『静かなるドン』主題歌Sg.「祭りのあと」
Al.『TOP OF THE POPS』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
10.若い広場155万2017/8/23NHK連続テレビ小説『ひよっこ』主題歌Al.『がらくた』
11.スキップ・ビート
(SKIPPED BEAT)
135万1986/7/5Sg.「 スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)」
Al.『フロム イエスタデイ』
Al.『TOP OF THE POPS』
12.可愛いミーナ130万2002/6/26コカ・コーラ「No Reason! キャンペーン」Sg.「東京」
Al.『TOP OF THE POPS』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
13.いつか何処かで
(I FEEL THE ECHO)
128万1988/3/16日本航空「’88 沖縄キャンペーン」Sg.「いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)」
Al.『Keisuke Kuwata』
Al.『フロム イエスタデイ』
Al.『TOP OF THE POPS』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
14.BAN BAN BAN117万1986/4/5資生堂「NUDIA」「サンズ パクト」Sg.「BAN BAN BAN」
Al.『フロム イエスタデイ』
Al.『TOP OF THE POPS』
15.100万年の幸せ!!113万2012/7/18フジテレビ『ちびまる子ちゃん』EDテーマAl.『I LOVE YOU -now & forever-』
16.金目鯛の煮つけ108万2021/9/15SOMPOグループEP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』
17.本当は怖い愛とロマンス75.9万2010/8/25Sg.「本当は怖い愛とロマンス」
Al.『MUSICMAN』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
18.ダーリン60.7万2007/12/5アサヒ飲料「WONDA」Sg.「ダーリン」
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
19.愛しい人へ捧ぐ歌60.0万2012/7/18NTTドコモ「ドコモthanksキャンペーン」Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
20.MERRY X’MAS IN SUMMER59.9万1986/7/5資生堂「サンズ パクト」Sg.「MERRY X’MAS IN SUMMER」
Al.『フロム イエスタデイ』
Al.『TOP OF THE POPS』
21.風の詩を聴かせて59.5万2007/8/22東宝『Life 天国で君に逢えたら』主題歌Sg.「風の詩を聴かせて」
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
22.遠い街角
(The wanderin’ street)
58.7万1988/7/9富士フィルム「フジカラー」Al.『Keisuke Kuwata』
Al.『TOP OF THE POPS』
23.真夜中のダンディー57.3万1993/10/6キリンビバレッジ「JIVE」Sg.「真夜中のダンディー」
Al.『孤独の太陽』
Al.『TOP OF THE POPS』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
24.月光の聖者達
(ミスター・ムーンライト)
56.5万2011/2/23三井住友フィナンシャルグループAl.『MUSICMAN』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
25.ONE DAY53.9万1986/11/5Sg.「ONE DAY」
Al.『フロム イエスタデイ』
Al.『TOP OF THE POPS』
26.君にサヨナラを52.4万2009/12/9大塚製薬「UL・OS」Sg.「君にサヨナラを」
27.明日へのマーチ52.2万2011/8/17NTTドコモ「walk with you 2011」Sg.「明日へのマーチ/Let’s try again~kuwata keisuke ver.~/ハダカ DE 音頭~祭りだ!! Naked~」
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
28.今でも君を愛してる48.3万1988/7/9Al.『Keisuke Kuwata』
Al.『I LOVE YOU -now & forever-』
29.Kissin’ Christmas
(クリスマスだからじゃない)
46.5万2012/7/18日本テレビ『Merry X’mas Show』テーマソングAl.『I LOVE YOU -now & forever-』
30.君への手紙45.9万2016/11/23ショウゲート『金メダル男』主題歌Sg.「君への手紙」
Al.『がらくた』

 2001年の「白い恋人達」「波乗りジョニー」が根強い人気でツートップ。当時はコカ・コーラのCMで毎日のようにテレビで流れていて、また国民的大ヒット「TSUNAMI」の翌年というのも大きく物を言いました。とは言え20年以上経った現在でも再生数が多いのは、戦略以上に楽曲の素晴らしさであることは言うまでもありません。

 桑田さんソロはサザン同様解禁が遅かったのに加え、人気曲が意外と集中しています。そのためよく再生される曲の数はサザンと比べると多くありません。そのせいか、2021年の「SMILE ~晴れ渡る空のように~」「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」「炎の聖歌隊 [Choir (クワイア)]」は軒並み上位にランクインしています。それだけ現在も人気は健在ということで、大変喜ばしいことです。

 全体的には親しみやすいメロディーの曲が多く、「月」「東京」「ヨシ子さん」といったコア向けの楽曲はあまり伸びていません。”コア向け”と書いた以上仕方ないですが、桑田さんの本当の凄さはそちらにあると個人的には思っているので、やや複雑な面もあります。

 Kuwata Band、Mr. Childrenとのコラボ「奇跡の地球」、さらに24年の時を経てベスト盤初収録の「Kissin’ Christmas (クリスマスだからじゃない)」などもランクイン。Kuwata Bandはシングル4曲全て50万以上の再生数を記録しました。2020年の桑田佳祐&The Pin Boys「悲しきプロボウラー」は44.3万で惜しくも及ばず。また「君にサヨナラを」はアルバム『MUSICMAN』収録分が別集計、こちらは12.3万で合算だと18位に入ります。

 基本的にソロ活動はサザンの合間なので、時期は割とはっきりしています。シングル表題曲はどの時期でもバランス良くランクインしていますが、若干コア寄りな2010年代中盤の作品だけはやや少なめという結果になっています。

YouTube再生回数ランキング

楽曲再生回数楽曲発売日配信開始日主なタイアップ(発売当時)
1.SMILE ~晴れ渡る空のように~2845万2021/7/122020/1/25民放共同企画「一緒にやろう」応援ソング
2.明日晴れるかな2063万2007/5/162020/5/4フジテレビ『プロポーズ大作戦』主題歌
3.白い恋人達2012万2001/10/242020/5/3コカ・コーラ「No Reason! キャンペーン」
4.君への手紙1103万2016/11/232016/11/8ショウゲート『金メダル男』主題歌
5.若い広場799万2017/8/232017/7/26NHK連続テレビ小説『ひよっこ』主題歌
6.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)662万1987/10/62020/5/3
7.波乗りジョニー629万2001/7/42020/5/3コカ・コーラ「No Reason! キャンペーン」
8.祭りのあと592万1994/10/312020/5/3日本テレビ『静かなるドン』主題歌
9.Yin Yang (イヤン)586万2013/3/132013/2/28フジテレビ『最高の離婚』主題歌
10.オアシスと果樹園552万2017/8/232017/8/14JTB「オアフ島篇」「ハワイ島篇」
11.Soulコブラツイスト~魂の悶絶490万2021/8/302021/9/14ユニクロ「LifeWear」
12.悪戯されて366万2016/11/232016/11/18
13.君にサヨナラを316万2009/12/92020/5/5大塚製薬「UL・OS」
14.100万年の幸せ!!292万2012/7/182020/5/6フジテレビ『ちびまる子ちゃん』EDテーマ
15.炎の聖歌隊 [Choir (クワイア)]286万2021/8/112021/8/15SUBARU「フォレスター」
16.風の詩を聴かせて267万2007/8/222020/5/4東宝『Life 天国で君に逢えたら』主題歌
17.悲しきプロボウラー251万2020/2/122020/1/10SOMPOグループ
18.愛しい人へ捧ぐ歌213万2012/7/182020/5/6NTTドコモ「ドコモthanksキャンペーン」
19.ダーリン206万2007/12/52020/5/4アサヒ飲料「WONDA」
20.真夜中のダンディー127万1993/10/62020/5/3キリンビバレッジ「JIVE」
21.月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)112万2011/2/232020/5/5三井住友フィナンシャルグループ
22.レッツゴーボウリング109万2019/1/12018/12/26
23.銀河の星屑94.8万2011/2/232020/5/5フジテレビ『CONTROL~犯罪心理捜査~』主題歌
24.92.9万1994/8/242020/5/3
25.本当は怖い愛とロマンス80.7万2010/8/252020/5/5
26.東京76.9万2002/6/262020/5/4
27.素敵な未来を見て欲しい65.7万2002/11/272020/5/4
28.幸せのラストダンス61.5万2012/7/182020/5/6三井住友銀行
29.明日へのマーチ58.5万2011/8/172020/5/5NTTドコモ「walk with you 2011」
30.Let’s try again ~kuwata keisuke ver.~53.3万2011/8/172020/5/6

 YouTubeのMV解禁事情はサザンよりも桑田さんソロの方が圧倒的に充実しています。シングル表題曲だけでなく、アルバム収録曲も多く制作されているため作品数は30を超える形になりました。

 再生数1位は「SMILE ~晴れ渡る空のように~」です。元々2020年配信開始予定が翌年まで延期された経緯があるので、YouTubeのみで先行になった分再生回数が大幅に伸びたという形になっています。もっとも、それに値するスケールの大きな名曲であることが一番の理由であることは言うまでもありません。

 「白い恋人達」「波乗りジョニー」も流石の強さですが、ここでは2007年のドラマ主題歌「明日晴れるかな」の方が上位となっています。「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」はNetflixで評判の良い『浅草キッド』主題歌でもあり、爆発的ではないものの堅調に再生数を伸ばしています。

 2013年以降はリアルタイムの配信開始作も増えました。そのためSpotifyと比べると、この時期の曲がやや目立ちます。また『がらくた』収録の「若い広場」「オアシスと果樹園」などは、間にアルバムの宣伝映像が挟まる形で現在もアップされています。

マイベストランキング

楽曲SpotifyYouTube楽曲発売日
1.45.5万92.9万1994/8/24
2.波乗りジョニー794万629万2001/7/4
3.白い恋人達995万2012万2001/10/24
4.奇跡の地球269万1995/1/23
5.真夜中のダンディー57.3万127万1993/10/6
6.若い広場155万799万2017/8/23
7.本当は怖い愛とロマンス75.9万80.7万2010/8/25
8.祭りのあと158万592万1994/10/21
9.Soulコブラツイスト~魂の悶絶297万490万2021/8/30
10.それ行けベイビー!!7.6万22.9万2011/2/23
11.可愛いミーナ130万2002/6/26
12.東京41.4万76.9万2002/6/26
13.スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)150万1986/7/5
14.悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)332万662万1987/10/6
15.Yin Yang (イヤン)45.4万586万2013/3/13
16.BAN BAN BAN131万1986/4/5
17.銀河の星屑12.9万94.8万2011/2/23
18.SMILE ~晴れ渡る空のように~450万2845万2021/7/12
19.明日晴れるかな684万2063万2007/5/16
20.いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)128万1988/3/16
21.ダーリン60.7万206万2007/12/5
22.炎の聖歌隊 [Choir (クワイア)]163万286万2021/8/11
23.風の詩を聴かせて59.5万267万2007/8/22
24.君にサヨナラを64.7万316万2009/12/9
25.大河の一滴19.6万2016/6/29
26.ONE DAY61.4万1986/11/5
27.ヨシ子さん11.7万38.7万2016/6/29
28.MERRY X’MAS IN SUMMER62.0万1986/7/5
29.君にサヨナラを64.7万316万2009/12/9
30.オアシスと果樹園38.2万552万2017/8/23

 ライブ映像が公式YouTubeで公開されている楽曲は、括弧書きで再生数も記録しています。MVも公開されている曲については、数字が多い方をカウントする形にしました。

 「波乗りジョニー」「白い恋人達」も隙が全く存在しないJ-POPの歴史に残る名曲ですが、マイベストは「月」を推します。日本ならではの侘び寂びまで感じさせる歌詞とメロディーは、演歌やフォークソングを超越した唯一無二の楽曲だと思っています。

 基本的には繰り返し聴いた回数も断然多い1990年代~2000年前半の曲が上位になりますが、近年の曲も素晴らしい内容です。20代から60代までずーっと第一線で、これだけ多種多様な楽曲を発表し続けられる人は滅多にいません。100年に1人、とまでいくと言い過ぎになりますが、100年後も日本の音楽史に残る天才級のレジェンドであることは疑いようのない事実です。

 

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