【今週の総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”】
1位 Official髭男dism
2位 米津玄師
3位 日向坂46
4位 Travis Japan
5位 back number
6位 Ado
7位 なとり
8位 YOASOBI
9位 Tani Yuuki
10位 Adohttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/u0zdxQfbsv— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) November 2, 2022
今週の初登場曲&注目曲
・4位 Travis Japan「JUST DANCE!」
→10/28(金)配信開始 ダウンロード1位 tofubeats Remixが27位(DL3位)、Yaffle Remixが28位(DL5位)に初登場
・5位 back number「アイラブユー」
→10/24(月)配信開始 ダウンロード2位 ラジオ2位 連続テレビ小説『舞いあがれ!』主題歌
・22位 A.B.C-Z「#IMA」
→CD発売初週・セールス2位(3.7万枚) 大黒摩季が楽曲提供
・34位 テイラー・スウィフト「アンチ・ヒーロー」
→ラジオ2位
・35位 マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」
→10/26(水)配信開始 ダウンロード12位 ストリーミング36位 アニメ『チェンソーマン』EDテーマ TV edit版のみ配信
・43位 JIN「The Astronaut」
→10/28(金)配信開始 ダウンロード8位
・66位 BiSH「悲しみよとまれ」
→CD発売初週・セールス3位(1.6万枚)
・89位 Awesome City Club「Setting Sail ~モダンラブ・東京~」
→ラジオ3位
・90位 8LOOM「Come Again」
→9/21配信開始
・94位 Repezen Foxx「XOXO (feat. SPRITE)」
→8/19配信開始
・95位 (G)I-DLE「Nxde」
→10/17配信開始 EP『I love』収録曲
・98位 純情のアフィリア「LIMITLESS」
→CD発売初週・セールス5位(1.5万枚)
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 Official髭男dism「Subtitle」(先週1位)
→ストリーミング1位 動画再生2位 ダウンロード6位 ラジオ6位 ドラマ『silent』主題歌 10/27(木)MV公開
・2位 米津玄師「KICK BACK」(先週2位)
→ストリーミング2位 動画再生1位 ダウンロード4位 ラジオ8位 アニメ『チェンソーマン』OPテーマ 10/25(火)MV公開 11/23CDシングル発売予定
・3位 日向坂46「月と星が踊るMidnight」(先週62位)
→CD発売初週・セールス1位(45.9万枚)
・12位 LE SSERAFIM「ANTIFRAGILE」(先週16位)
→動画再生4位 ストリーミング9位 EP『ANTIFRAGILE』リード曲
・14位 ずっと真夜中でいいのに。「残機」(先週20位)
→ストリーミング12位 ダウンロード14位
・33位 Da-iCE「スターマイン」(先週圏外)
→ラジオ4位 配信シングル『イマ』収録曲
・39位 ヤングスキニー「本当はね、」(先週67位)
→最高位更新
今週のピックアップ曲
Travis Japan「JUST DANCE!」
Travis Japanはジャニーズファンにとって長くお馴染みの存在で、結成は2012年なので今年10周年。ようやくの音源デビューは日本ではなくアメリカのキャピタルレコードから、そのため全編英語詞でアメリカナイズされた作品になっています。これまでのジャニーズよりはBTSの方が確実に近いテイスト、というより相当BTSに寄せている作品と言って良いかもしれません。映像は全体的にカジュアルで男性的、昨年のなにわ男子と好対照を成している印象です。
当然ながらYouTubeだけでなくサブスクも配信、ターゲットは日本国内だけでなく海外も視野に入れています。国内だけのタレント・アイドルではなく海外にも通用するアーティスティックなダンスグループとして、大旋風を起こすことを期待したいです。
back number「アイラブユー」
イントロのピアノからそれと分かる名曲。ラブソングの伝導師がこれだけ素直なメロディーで歌うと、聴く人の心にもより響くというものです。朝ドラの視聴者は、ドラマはもちろんですがこの曲にも毎朝癒されるのだと思います。back numberのバラード名曲も相当な曲数になっていますが、それらの中でも確実に上位に入る作品になりそうです。
Da-iCE「スターマイン」
配信リリース時はHot100に入っていなかったこの曲ですが、実は当初からTikTokなどSNSではバズっていたようです。楽曲は今週に入って急にラジオオンエア増加で上位にランクイン、それに伴い動画再生・ストリーミングも伸びつつあるようです。YouTubeは既に700万再生、少なくとも1000万は超えそうな状況になりました。
この曲は「CITRUS」の真逆と言っても良さそうな真夏のダンスナンバー。踊り担当の3人だけでなく、圧倒的な歌声を持つツインボーカルの2人もガッツリ踊っています。打ち込みの中でアコースティックギターの音が良い味を出している編曲やメロディーは、新鮮と言うより聴き慣れた安心感が勝っているでしょうか。踊り・サビは双方ともキャッチーで分かりやすく、TikTokでバズっているのも十分に頷けます。むしろこれまでヒットした曲の鉄則に忠実な作品と言えるかもしれません。
さらなるロングセラーへの期待は勿論ですが、「CITRUS」に続くヒットという点で非常に大きな意義を持つ作品になりそうです。
ヤングスキニー「本当はね、」
昨年以降下位から徐々にランキングを上昇してブレイクに至るケースが増えましたが、彼らもそうなりそうな雰囲気です。ボーカルだけでなくギター・ドラム・ベースそれぞれに聴かせどころがあり、歌詞のストーリー性も高いですが、一番目立っているのはサポートのキーボード音のような気がします。サウンドは今の若者バンド風のイメージ通りですが、バリエーションが広がるのはまだまだこれから先。
メンバーはほぼ20歳前後でメジャーデビューは来年2月、そう考えるとかなり上々のスタートを切っていると言って良いかもしれません。
Awesome City Club「Setting Sail ~モダンラブ・東京~」
Amazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』主題歌、昨年大ヒットした「勿忘」のイメージに近いラブバラードです。終始atagiさんメインボーカルでPORINさんはコーラスのみ。美声に酔いしれるには持ってこいの楽曲ですが、活動初期のシティポップ風サウンドがいまや懐かしく感じてしまうのは私だけでしょうか。
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