【今週の総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”】
1位 King & Prince
2位 Official髭男dism
3位 米津玄師
4位 YOASOBI
5位 Ado
6位 なとり
7位 Tani Yuuki
8位 Official髭男dism
9位 Ado
10位 Mrs. GREEN APPLEhttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/zvBhZ40U6q— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) November 16, 2022
今週の初登場曲&注目曲
・13位 超ときめき❤宣伝部「STAR」
→CD発売初週・セールス3位(2.7万枚) ラジオ6位
・16位 Mrs.GREEN APPLE「私は最強」
→シングル「Soranji」収録曲 ダウンロード8位 ストリーミング25位 Ado(ウタ)提供曲のセルフカバー
・22位 BLACK IRIS「Super Nova」
→CD発売初週・セールス2位(4.1万枚) 9人組男性ダンスボーカルグループのメジャーデビューシングル
・27位 SEVENTEEN「DREAM」
→11/8(火)配信開始 ストリーミング17位
・32位 緑黄色社会「ミチヲユケ」
→CD発売初週・セールス19位 ダウンロード10位 ラジオ3位 ドラマ『ファーストペンギン!』主題歌
・33位 BLOOM「Melody」
→11/9(水)配信開始 ダウンロード19位 ストリーミング23位
・36位 東京スカパラダイスオーケストラ「紋白蝶 feat.石原慎也 (Saucy Dog)」
→11/7(月)配信開始 ラジオ1位
・59位 結束バンド「ギターと孤独と蒼い惑星」
→11/6(日)配信開始 ダウンロード5位 アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』劇中曲
・71位 櫻坂46「その日まで」
→11/8(火)配信開始 ダウンロード16位 キャプテン・菅井友香の卒業ライブ前日にリリース
・75位 syudou「インザハックルーム」
→11/9(水)配信開始 ダウンロード20位
・86位 KG9「Higher Higher」
→11/9(水)配信開始 ダウンロード4位
・94位 原因は自分にある。「Q」
→11/2(水)配信開始
・97位 結束バンド「青春コンプレックス」
→11/6(日)配信開始 ダウンロード18位 アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』OPテーマ
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 King & Prince「ツキヨミ」(先週92位)
→CD発売初週・セールス1位(61.4万枚) 動画再生3位
・4位 YOASOBI「祝福」(先週7位)
→CD発売初週・セールス4位(2.4万枚) ダウンロード2位 ストリーミング6位
・10位 Mrs.GREEN APPLE「Soranji」(先週55位)
→CD発売初週・セールス7位
・14位 yama「色彩」(先週26位)
→ラジオ27位から8位、動画再生60位から37位にそれぞれ上昇
・28位 RADWIMPS「すずめ (feat. 十明)」(先週80位)
→ダウンロード6位 11/11(金)から主題歌になっている映画『すずめの戸締まり』が公開
・34位 RADWIMPS「カナタハルカ」(先週65位)
→ダウンロード7位 ラジオ16位 11/11(金)から主題歌になっている映画『すずめの戸締まり』が公開
・41位 TOOBOE「錠剤」(先週61位)
→最高位更新 アニメ『チェンソーマン』EDテーマ
・47位 HoneyWorks「可愛くてごめん(feat. かぴ)」(先週66位)
→最高位更新
・57位 King & Prince「TraceTrace」(先週圏外)
→前作シングル CDセールス8位
今週のピックアップ曲
King & Prince「ツキヨミ」
YouTubeに新曲MVがあがるようになっただけでも進歩したと言えますが、やはり可能なら短縮ver.ではなくフルコーラス配信して欲しいと思える今日この頃。「ichiban」で思いっきり路線を変えたキンプリですが、最新シングル「ツキヨミ」もダンサブルでメロディックでアーティスティック。このメロディックというのが今作の肝ではないかと思います。K-POPダンスグループとはまた異なる形のカッコ良さを見事なくらいに表現していて、本来なら来年以降の音楽活動がいよいよ楽しみになりましたと書くべき所ですが…。メンバー個々の考え方が異なるので仕方のないことですが、あと2, 3年この路線で突き抜けた結果どこまで進化したかを見られないのはあまりにも勿体ないの一言に尽きます。
Mrs.GREEN APPLE「Soranji」
12月9日から公開予定の映画『ラーゲリより愛を込めて』主題歌の新曲は、非常に壮大なバラード。これだけストリングスと打ち込み音の競演が耳に残る楽曲は、久々に聴いたような気がします。一時期はこういった長尺バラードがヒットチャートの上位を占めていたこともありましたが、最近はむしろ短いアップテンポが増加している傾向もあるので逆に新鮮な印象もあります。
緑黄色社会「ミチヲユケ」
緑黄色社会の新しい魅力を、これまでの良さを含めながらアピールしている作品です。いきなり長屋晴子のボーカルでガツンと聴かせるオープニング、マイナー調の曲調は演奏も聴き応え満点で特にベースの唸りが耳に残ります。2番のAメロで1番と異なる変化球、明らかに難度が高いと分かる各パートの演奏、何よりこれだけの難曲をこの上なくカッコ良く歌いこなすボーカル。「Mela!」「キャラクター」と同等もしくはそれ以上に評価されて欲しい名曲中の名曲で、間違いなく2022年トップクラスの作品と言って差し支えない会心のナンバーです。
東京スカパラダイスオーケストラ「紋白蝶 feat.石原慎也 (Saucy Dog) 」
スカパラのコラボ作品も20年近い歴史になりますが、20年も経つと当時ほとんど生まれて間もないアーティストとのコラボも発生します。今回は先日紅白歌合戦初出場を決めたSaucy Dog・石原慎也をゲストボーカルに迎えた作品。ストーリー性のあるラブソングのイメージのある彼のボーカルですが、全くバンドの色合いが異なるスカパラの演奏に乗せられて聴けるのはやはり新鮮。美しい歌声で勢いよく歌い上げるサビが大きな聴きどころではないかと思います。
櫻坂46「その日まで」
欅坂46からずっとグループを支え続けたキャプテン・菅井友香の卒業作です。イントロ無しのソロ歌唱からずっと聴かせる一つ一つの言葉が見事、やはり秋元先生の書く卒業詞はメンバーやファンの気持ちを見事に代弁しています。坂道グループどころか数多く見送った48グループ果ては30年以上前のおニャン子クラブに至るまで、当たり前のように素晴らしい卒業ソングが量産されるのはやはり凄まじいと言わざるを得ません。そして紆余曲折の多かったグループをここまで支え続けた菅井さんには、本当にお疲れ様でしたという言葉をかけたいです。
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