【今週の総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”】
1位 Snow Man
2位 STU48
3位 Kep1er
4位 Official髭男dism
5位 Vaundy
6位 NiziU
7位 なとり
8位 米津玄師
9位 10-FEET
10位 百足 & 韻マンhttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/nOTHBestyD— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) March 22, 2023
今週の初登場曲&注目曲
・2位 STU48「息をする心」
→CD発売初週・セールス2位(29.8万枚)
・37位 Vaundy「そんなbitterな話」
→3/13(月)配信開始 ストリーミング41位 ラジオ13位
・54位 Stray Kids「There」
→2/15(水)配信開始
・73位 MONOLITH「FLY AGAIN」
→CDセールス6位
・81位 JIMIN「Set Me Free Pt.2」
→3/17(金)配信開始 ダウンロード1位 動画再生9位
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 Snow Man「タペストリー」(先週90位)
→CD発売初週・セールス1位(92.1万枚) ラジオ1位 動画再生3位
・3位 Kep1er「I do! Do you?」(先週圏外)
→CD発売初週・セールス3位(8.0万枚)
・16位 TWICE「SET ME FREE」(先週73位)
→動画再生4位 ストリーミング28位 ミニアルバム『READY TO BE』収録曲
・45位 三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE「STARS」(先週86位)
→CDセールス4位(2.4万枚)
・49位 新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」(先週93位)
→動画再生6位 ダウンロード20位 Tik Tok Weekly 9位
・63位 香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」(先週圏外)
→ラジオ2位
今週のピックアップ曲
STU48「息をする心」
昨年リリースの楽曲が大きな話題になったSTU48。今作の歌詞は大それたテーマではなく、聴く人の心に寄り添うようなイメージの内容です。メロディーやコーラスワークなど基本に忠実に作られた楽曲は安定したクオリティー。少し前の乃木坂46が歌ってそうなイメージの楽曲でもありますが…。どことなく儚げな雰囲気が、歌詞だけでなく歌声からも感じさせるのは現在のSTU48の持ち味と言って良いでしょうか。
Kep1er「I do! Do you?」
日本では第2弾となるKep1erのシングル表題曲。前作「Wing Wing」同様、日本向けに書き下ろされた楽曲です。極めて細かいパート割りと大変キャッチーなサビ、日本人しかいないグループでもそうそう歌えない難しいリズムをダンスを交えながら歌っています。K-POPとしてはラストサビにフェイクが入る辺りおなじみのパターンですが、異国の言葉でも見事に歌いこなす彼女たちの凄さにはあらためて拍手を送りたいです。
Vaundy「そんなbitterな話」
Abemaの恋愛バラエティ番組主題歌なので歌詞はラブソングですが、Vaundyのレベルだとやはり一筋縄ではいかない作品になります。タイトルからしてまず独創的なのが良いです。リズムの刻み方はラップミュージックにも通じますが、旋律はAメロからサビまでくっきり。CMソングとしてもドラマ・映画主題歌としても十二分に通じる内容、というよりMVそのものがドラマとして成立しています。音もカッコ良く作られていて、キャッチーなサビは憶えやすさも抜群。今年を代表する名曲だと思いますが、おそらくまだ今年これ以上の曲は出るだろうと思えるところがVaundyの凄さです。
新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」
音楽ファンにはよく知られたグループで楽曲は3年前リリースですが、ここ最近急にTikTokでバズり始めました。それに合わせて3/16にMV公開、1週間で早くも240万再生となっています。
メインボーカルの他にない声質・無機質と強烈な個性が両立しているような振付がかなり強烈です。確かに見つかればバズりそうなインパクトですが、逆に言うとなぜ2年間見つかっていなかったのかという気にもなります。ここ10年の事例を考えると、ブレイクに必要な要素はやはり「今まで見たことないような新しさ」。昭和歌謡に近い雰囲気もありますが、確かに彼女たちみたいなグループのパフォーマンスは過去に見た記憶がありません。ということは、やはり…。ブレイクするのは必然ということでしょうか。今後のチャートアクション、さらに地上波の音楽番組出演があるかどうかについても注目です。
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