【今週の総合ソング・チャート“JAPAN Hot100”】
1位 YOASOBI
2位 THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
3位 BE:FIRST
4位 スピッツ
5位 Sexy Zone
6位 Vaundy
7位 MAN WITH A MISSION × milet
8位 Mrs. GREEN APPLE
9位 Official髭男dism
10位 Official髭男dismhttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/9wmJFn9uwe— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) May 10, 2023
今週の初登場曲&注目曲
・2位 THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「16BOOSTERZ」
→CD発売初週・セールス2位(19.7万枚) ラジオ2位 ストリーミング45位
・5位 Sexy Zone「Cream」
→CD発売初週・セールス1位(22.7万枚) ラジオ10位
・11位 悠馬「カーテン」
→5/1(月)配信開始 ストリーミング10位 動画再生5位 ダウンロード7位
・12位 LE SSERAFIM「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers)」
→5/1(月)配信開始アルバム『UNFORGIVEN』収録曲 ストリーミング12位 動画再生4位
・13位 私立恵比寿中学「kyo-do?」
→CD発売初週・セールス3位(5.4万枚)
・32位 Uru「心得」
→5/1(月)配信開始 ダウンロード2位 ドラマ『風間公親-教場0-』主題歌
・51位 平井 大「Symphony」
→4/28(金)配信開始 ダウンロード13位 ラジオ13位
・91位 Snow Man「slow…」
→4/19 YouTube配信開始 動画再生3位
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 YOASOBI「アイドル」(先週1位)
→ストリーミング・動画再生・ダウンロード1位 ラジオ4位 カラオケ3位 アニメ『推しの子』OPテーマ
・47位 King & Prince「シンデレラガール」(先週圏外)
→CDセールス4位(2.5万枚)
今週のピックアップ曲
BE:FIRST「Smile Again」
先日足を運んだVIVA LA ROCKのライブレポは、おかげさまでかなりのアクセスを特にBESTYの方々から頂いてます。そんなビーファの新曲MVは、一言で言うと予算がかなり増えたと思わせるダイナミックな映像。楽曲はメロディーラインがくっきりした作品で、J-POPよりも洋楽の男性グループを聴いている感覚です。Backstreet Boys辺りのイメージでしょうか。そういう意味では日本人向けであり、かつ海外でもヒットしそうなナンバーですが、案外日本では過去に男性グループがあまり手を出していないタイプの楽曲という印象もあります。作曲にはなんとw-inds.の橘慶太が参加、確かに2010年代のw-inds.はこういった楽曲もいくつかありました。
聴きどころはやはりサビ前の歌詞、最年少メンバーのRYUHEIソロパートでしょうか。確かにビバラで見た時も、彼の囁きに叫び声で反応している女性ファンが相当数いました。
Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」
イントロ無しでいきなりタイトルから始まる歌い出し、これで聴く人の心を一瞬で掴みます。「ケセラセラ」というタイトルがまず憶えやすいと感じるところですが。ミセスの持ち味である大森さんの爽快なボーカルと、アップテンポとは一味違う聴かせるリズムなのに弾んでいるようなメロディー。彼ららしさといつもと違う魅力が共存、さらに畳み掛けるようなCメロの急展開。そこから壮大なエンディングに突っ走る構成は、見事という一語以外当てはまりようが無く…。数多くの名曲を既に生み出しているMrs.GREEN APPLEですが、この曲も間違いなくその一つに含まれます。
悠馬「カーテン」
YouTubeで大人気を博しているコムドット・ゆうまの1stシングル。個人的には年齢層的にもう完全にターゲット外なので正直よく分からないのですが、曲はクールなシティポップ風味+ラップミュージックで良い雰囲気。彼らのファンでなくても好まれやすい音楽ではないかと思います。自然な気持ちを言葉にしたような歌詞は、もしかするとリスナーにとってはより共感を得やすいという感覚なのかもしれません。
LE SSERAFIM「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers)」
ルセラの新作はK-POPでもかなりクールな部類に入るナンバーです。ただサビは縄跳びなど案外かわいい振付もあり、表情も笑顔で衣装もやけにセクシー。一筋縄ではいかない立体的な構造の曲で、プロデューサーの手腕の確かさを感じさせます。MVはインターバル多め、したがって曲とダンスをより楽しむにはChoreography ver.を見た方がいいかもしれません。
私立恵比寿中学「kyo-do?」
CDシングルのリリースは、なんと「トレンディガール」以来4年ぶり。その間に新規メンバーが2期にわたって加入、現在のメンバー10人は半分が2021年以降の加入です。コロナ禍前は学芸会(ライブ)にかなりの回数足を運んでいましたが、個人的に新メンバー加入後はまだ生のステージを見ていません。
10年近く在籍しているメンバーの加入時は勢いのある曲が目立っていましたが、今のエビ中は相当な音楽的成長を遂げているのでカジュアルな楽曲がよく似合います。新しい曲もそのイメージをしっかり保った素敵なナンバーで、よくよく聴くと勢いで押すことが出来ないので歌うにはかなり難しいです。ただ全時代にわたって共通しているのは曲のレベルの高さ、これは結成から15年近くわたった現在でも間違いなく健在。新時代の私立恵比寿中学も、あらためて注目すべきグループであることは間違いありません。
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