今週のビルボードチャート~7/19(キタニタツヤ、NewJeans、米津玄師他)

今週の初登場曲&注目曲

・2位 Jung Kook「Seven (feat. Latto)」
 →7/14(金)配信開始 ダウンロード・動画再生1位 ストリーミング14位

・4位 B’z「STARS」
 →CD発売初週・セールス1位(11.5万枚) ラジオ4位

・5位 Juice=Juice「プライド・ブライト」
 →CD発売初週・セールス2位(7.1万枚) ダウンロード23位

・13位 BiS「イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム」
 →CD発売初週・セールス3位(5.5万枚)

・22位 ZEROBASEONE「In Bloom」
 →7/10(月)配信開始アルバム『YOUTH IN THE SHADE』収録 ストリーミング16位 動画再生11位

・30位 Ado「向日葵」
 →7/11(火)配信開始 ダウンロード4位 ラジオ14位

・55位 音田雅則「fake face dance music」
 →7/11(火)配信開始 ストリーミング45位

・64位 NewJeans「New Jeans」
 →7/7(金)配信開始 シングル「Super Shy」収録曲

・72位 SUPER☆GiRLS「リボン」
 →CD発売初週・セールス6位

・73位 Ayase×R指定「飛天」
 →7/6(木)配信開始 ダウンロード14位

・88位 水曜日のカンパネラ「マーメイド」
 →7/5(水)配信開始 ラジオ6位

・89位 MISAMO「Do not touch」
 →7/14(金)配信開始 動画再生13位

・95位 B小町 アイ(高橋李依)「サインはB -アイ Solo Ver.-」
 →7/5(水)配信開始 ダウンロード10位 アニメ『推しの子』キャラクターソング

・97位 Nissy(西島隆弘)「Rendezvous」
 →7/14(金)配信開始 ダウンロード9位

・100位 崎山蒼志「燈」
 →7/7(金)配信開始 ダウンロード19位

 大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。

・1位 YOASOBI「アイドル」(先週1位・14週連続)
 →ストリーミング・カラオケ1位 動画再生・ダウンロード2位 ラジオ10位

・3位 キタニタツヤ「青のすみか」(先週8位)
 →7/7(金)配信開始 ストリーミング2位 ダウンロード3位 アニメ『呪術廻戦「懐玉・玉折」』OPテーマ

・10位 NewJeans「Super Shy」(先週60位)
 →7/7(金)配信開始 ストリーミング・ラジオ7位 動画再生8位

今週のピックアップ曲

キタニタツヤ「青のすみか」

 5月にビバラで見た時が個人的初見、人柄の良さに好感を持ちました。それが『呪術廻戦』のタイアップ曲になり、自身のキャリアを代表する大ヒット曲になりつつあります。おどろおどろしいメイクや服装に反して、背景と音楽と声は爽やか。内面と外面で異なる魅力をうまくアピールできている作品は、聴けば聴くほどハマっていく魔力が備わっています。2023年下半期を代表する楽曲になりそうで、そのまま広い世代に指示されるアーティストになって欲しいです。

Juice=Juice「プライド・ブライト」

 やや激しめの王道ダンスナンバーは山崎あおいの楽曲提供、ハロプロでは「泣けないぜ…共感詐欺」「ハデにやっちゃいな!」などの実績があります。2014年のミナホで見た時は素朴で聴かせるギター女子という印象でしたが、いまやハロプロではお馴染みの名前になっていますね。キャッチーさも十分あって迫力抜群、今年のハロプロ曲でも上位に入りそうな完成度です。

NewJeans「Super Shy」

 NewJeansは今年代表曲となりうる楽曲を次々にリリースしています。どれが一番の代表曲かそろそろ分からなくなりそうな頃ですが、この曲もまた「OMG」「Ditto」以来のイメージ通りアーティスティックな路線全開。ただこの紗がかかる映像がイメージできそうな編曲で、振付はそこそこに激しめ。音無しの映像MVだけで見ると、このサウンドになることを想像できない人が大多数ではないでしょうか。楽曲からイメージされるパフォーマンスは画期的、いや革命的な発想とまで言って良いと思います。韓国・日本だけでなくそれ以外の国でも人気を集めているのも納得(米国ビルボードHOT100でも66位に登場)、この快進撃はまだまだ続くのではないでしょうか。

BiS「イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム」

 タイトルが長いどころか意味もよく分からない状況ですが…。ただ提供はTHE SPELLBOUND、BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之が手掛けた新しいバンドによるものです。したがって楽曲はアイドルが歌うイメージとは程遠いゴリゴリのロックナンバー。アート感強めの世界観は、ハマると抜けられなくなりそうな魅力に溢れています。こちらも2023年の女性ボーカルグループ界において、重要な意味を持つ楽曲になりそうな予感です。

米津玄師「月を見ていた」


 MVアップは先週、ここまで未レビューですがやはり書かないわけにはいきません。『FINAL FANTASY XVI』テーマソングの今作は非常にスケール大きく重いバラード。米津さんのこれまでの曲と比べても、声の力強さを強く感じさせる作品です。月をテーマにした曲はほぼ例外なく名曲ですが、この曲もその一つに数えられそうです。

 

 

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