今週のビルボードチャート~3/8(NiziU、山内惠介、Aimer他)

ビルボードチャート

今週の初登場曲&注目曲

・23位 NiziU「Paradise」
 →3/3(金)配信開始 ダウンロード1位 動画再生4位 ストリーミング62位

・68位 山内惠介「こころ万華鏡」
 →CD発売初週・セールス2位(1.5万枚) ラジオ43位

・77位 Aimer「escalate」
 →CD発売初週・セールス7位 ダウンロード12位 ラジオ56位

・89位 indigo la End「名前は片想い」
 →1/25配信開始 ストリーミング4位 ダウンロード29位

・93位 にしな「春一番」
 →3/1(水)配信開始 ラジオ1位

・94位 Kep1er「I do! Do you?」
 →2/22(水)配信開始

・95位 新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」
 →2020/2/28配信開始

・96位 真っ白なキャンバス「ぼっち」
 →CD発売初週・セールス3位(1.4万枚)

・99位 Snow Man「W」
 →3/15発売予定シングル収録曲 動画再生3位

 大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。

・1位 Official髭男dism「Subtitle」(先週2位)
 →ストリーミング1位 ダウンロード6位 動画再生6位 カラオケ5位

・7位 百足&韻マン「君のまま」(先週13位)
 →2/19(日)配信開始 ストリーミング3位

・53位 レミオロメン「3月9日」(先週圏外)
 →ラジオ19位 ダウンロード49位

今週のピックアップ曲

NiziU「Paradise」


 NiziUの新曲は前作「Blue Moon」に続くバラードです。Stray Kidsのメンバーが作曲&プロデュース、K-POPファンにとっては嬉しいコラボになりました。昨年末からNewJeansがメロディアスでJ-POPに近いアプローチを見せていますが、この曲も平成以降におけるJ-POPの延長線上にあるという印象が強いです。もっともメンバーはほとんどが日本出身、タイアップも新作ドラえもん映画なので余計にJ-POP色強く聴こえるかもしれないですが…。唯一従来のJ-POPと異なるといえば終盤で、Cメロからサビにいかずそのまま3分半程度で納めるのが令和という感もあります(平成期ならそのままもう1回サビ歌唱で5分台になっていたはず)。

山内惠介「こころ万華鏡」

 演歌でビルボードHot100にランクインするのはもうすっかりレアケースになりましたが、8年連続紅白歌合戦出場継続中の山内さんは数少ない例外です。今作は映画・ドラマ主題歌を数多く手掛けている村松崇継の楽曲提供、MVで見ている限りでは「和」を象徴する音楽でありながら演歌に全く聴こえません。スケールの大きさとダイナミックな楽曲展開は、和楽器バンドの音楽に近いです。本人と言うより、演歌というジャンルごと殻を破った作品という印象で素直に格好良いという印象を持ちました。今年の紅白歌合戦も出場ならば、是非この曲のパフォーマンスを見たいです。

Aimer「escalate」

 今作はアニメ『NieR:Automata Ver1.1a』OPテーマ。重低音響くバンドサウンドと、激しさと美しさを兼ね備えた歌声がよく合う、Aimerらしいスケールの大きな作品です。サウンドに対する力の入れ具合が、一聴しただけでもよく分かります。既にそうなってから5年近く経っていますがあらためて、彼女の名前を見ただけで高クオリティが保証されていることを証明している作品です。

真っ白なキャンバス「ぼっち」


 バンドサウンド全開、ロック色強めにストレートな歌詞で聴く人の心を貫く楽曲です。いわゆるガールズダンスグループの潮流とは真逆の路線ですが、だからこそ余計に格好良く聴こえます。2017年結成なのでもう5年近くになりますが、もう少しアイドルファン以外に名前が広まっても良いグループではないでしょうか。

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