今週のビルボードチャート~9/6(SixTONES、ONE OK ROCK、XG他)

今週の初登場曲&注目曲

・2位 SiXTONES「CREAK」
 →CD発売初週・セールス1位(47.1万枚) ラジオ2位 動画再生5位

・4位 King Gnu「SPECIALZ」
 →9/1(金)配信開始 ストリーミング6位 ダウンロード1位 『呪術廻戦』OPテーマ

・23位 僕が見たかった青空「青空について考える」
 →CD発売初週・セールス3位(2.8万枚) ラジオ24位

・27位 Stray Kids「Social Path (feat.LiSA)」
 →8/30(水)配信開始 ストリーミング18位 ダウンロード11位

・48位 Melty×Mellow「NEW DAYS」
 →CD発売初週・セールス4位(2.5万枚)

・62位 SKY-HI「Sarracenia」
 →CD発売初週・セールス10位 ダウンロード12位

・69位 わーすた「メロメロ!ラヴロック」
 →CD発売初週・セールス6位

・83位 原因は自分にある。「蝋燭」
 →8/30(水)配信開始

・87位 叶「How Much I Love You」
 →CD発売初週・セールス7位

・95位 羊文学「more than words」
 →9/1(金)配信開始 ラジオ10位

 大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。

・1位 YOASOBI「アイドル」(先週1位・21週連続)
 →ストリーミング・動画再生・カラオケ1位 ダウンロード2位

・14位 シャイトープ「ランデヴー」(先週31位)
 →4/25配信開始 ストリーミング7位

・17位 ONE OK ROCK「Make It Out Alive」(先週64位)
 →8/24(木)配信開始 動画再生12位 ラジオ15位 ダウンロード8位

・18位 XG「NEW DANCE」(先週60位)
 →8/23(水)配信開始 ラジオ1位

・21位 10-FEET「第ゼロ感」(先週42位)
 →ラジオ29位(先週72位) ストリーミング26位

・41位 BE:FIRST「Salvia」(先週圏外)
 →8/30(水)配信開始 ダウンロード5位 動画再生15位

今週のピックアップ曲

SiXTONES「CREAK」

 スリリングな編曲に響き渡る美声、野性的に訴えかけるラップパート。各パートごとの統一感はやや低めでそれぞれ独立している印象もありますが、だからこそメンバー6人のスキルの高さ・引き出しの多さを感じさせます。デビュー曲「Imitation Rain」と比べて、表現力の進化が表れている作品でもあります。MVはショートバージョンですがDance Performanceは歌詞サイトと照らし合わせる限りフルコーラス。公式としても、スキルが光るこちらを見て欲しいとアピールしているかのようです。

ONE OK ROCK「Make It Out Alive」


 ワンオクの楽曲は超スケールのラウドロックというイメージで、特に近年はその傾向が強まっている印象ですが、今作もまさしくそのイメージ通りの作品です。既に何度も書いているような気はしますが、もう海外のロックを聴くような感覚です。特に今作は全編英語詞なので、余計にそう感じます。Monster Hunter Nowタイアップということで、MVもそれに合わせているのが一番の個性でしょうか。ただいずれにしてもこの大迫力、圧倒させられると同時にテンションが上がります。干支一回り以上人気が続いているのは、パフォーマンス・楽曲がファンの期待に応える内容だからこそ。あらためて彼らの凄さが伝わる作品であることは間違いありません。

XG「NEW DANCE」

 K-POPですがメンバーは全員日本出身、パフォーマンスはしっかりアーティスティックに特化されてます。分かりやすい煽りが無いのは、今年に入ってからのK-POPの流れ。ただその割に耳に残るサビのメロディー、これはクリエイターのセンスとメンバーの表現力の賜物でしょうか。ソロパートとMVのカット割りが分かりやすいのも特徴的。結成・デビューから1年半になりましたが、旋風を起こすのはむしろここからでしょうか。

僕が見たかった青空「青空について考える」


 おニャン子クラブのデビューから38年、AKB48のデビューから17年、乃木坂46のデビューから11年。秋元康のアイドルプロデュース期間の長さにあらためて驚かされますが、彼女たちも同様に古くからの清純性を感じさせるグループになっています。パフォーマンス重視のグループが増加する中、あくまで懐かしさ・郷愁・清純といった雰囲気を重視するファッションと楽曲。ここからどこまで発展するかという楽しみは非常に大きいですが、現段階では20年前でいう「演歌」のポジションに近づいている音楽もしれない…とも感じました。自分のような昭和生まれには素直に良いと感じさせる音楽ですが、平成生まれ特に21世紀に生まれた若者からどう見えるのかはやはり気になります。

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