第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしているのでもし良ければそちらもあらためて見てもらえればと考えています。
演奏時間&構成表 1(第59回・2008年)
演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。
曲順 | 楽曲 | アーティスト | 演奏時間 構成 |
フル再生時間 構成 |
1(紅1) 紅前半1 |
Mirrorcle World | 浜崎あゆみ | 3分35秒 1コーラス半+ラスト |
5分15秒 2コーラス半+ラスト |
2(白1) 白前半1 |
君は薔薇より美しい | 布施 明 | 2分34秒 1コーラス半 |
3分42秒 2コーラス+サビ |
3(紅2) 紅前半2 |
偶然の確率 | GIRL NEXT DOOR | 1分55秒 1コーラス |
5分35秒 2コーラス半 |
4(白2) 白前半2 |
さそり座の女2008 | 美川憲一 | 2分28秒 2コーラス |
3分15秒 2コーラス半 |
5(紅3) 紅前半3 |
京都二年坂 | 伍代夏子 | 2分33秒 1コーラス半 |
4分41秒 3コーラス |
6(白3) 白前半3 |
希望の詩 | 北山たけし | 2分22秒 2コーラス |
3分56秒 3コーラス |
7(企1) | ジブリコーナー | 久石 譲 | 5分10秒 3曲 |
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さんぽ | 羞恥心 with Pabo | 1分6秒 1コーラス |
2分45秒 3コーラス |
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風のとおり道 | 久石 譲 | 0分49秒 インスト |
3分17秒 インスト |
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君をのせて | 平原綾香 青山テルマ 吉岡聖恵 |
2分10秒 1コーラス |
4分7秒 1コーラス半 |
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8(紅4) 紅前半4 |
崖の上のポニョ | 藤岡藤巻と大橋のぞみ | 2分47秒 冒頭+2コーラス |
2分46秒 冒頭+2コーラス |
9(白4) 白前半4 |
Purple Line ~どうして君を好きになって しまったんだろう? |
東方神起 | 2分32秒 2曲 |
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Purple Line | 0分22秒 サビ |
3分15秒 2コーラス半+サビ |
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どうして君を好きになって しまったんだろう? |
2分9秒 2コーラス |
3分19秒 3コーラス |
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10(紅5) 紅前半5 |
輪島朝市 | 水森かおり | 2分44秒 1コーラス半 |
4分45秒 3コーラス |
11(白5) 白前半5 |
虹 | Aqua Timez | 2分23秒 冒頭+1コーラス+サビ |
5分37秒 冒頭+3コーラス |
各ステージ・補足
トップバッターの浜崎あゆみは4月リリースのシングル「Mirrorcle World」。1分6秒ある長いイントロが、後半部のみの22秒に短縮。それ以外は2番を除いてカット無し、近年のトップバッターと比べても破格の長さです。(本編レビュー)
布施明は2年連続「君は薔薇より美しい」、構成・アレンジともに前回と似た内容です。(本編レビュー、紅白歌合戦・布施明の軌跡)
GIRL NEXT DOOR「偶然の確率」は30秒近くイントロが9秒にカット、歌はなんと1コーラスのみ。アウトロも18秒のみで、そのうち最終音が完全に消えるまで13秒。体感的には1分55秒よりも更に短いものになっています。(本編レビュー)
美川憲一の「さそり座の女2008」はサンババージョン、正確にはどんだけバージョンと言った方が良いでしょうか。歌のメロディー以外は、原曲と全くもって程遠いアレンジです。(本編レビュー)
伍代夏子の「京都二年坂」、イントロ26秒は原曲通り。ただ1コーラス終了時点で1分26秒、1番・3番歌唱ですが3番はBメロ以降のみでした。もっとも1番終了後の間奏20秒はカット無し、前回の「舟」よりは幾分マシな構成に落ち着きました。(本編レビュー)
北山たけしは1番と3番の2コーラス。1コーラス終了時点で1分11秒、この短さで2コーラス確保。もっとも演奏時間自体は、先ほどの伍代さんよりも短めでした。(本編レビュー)
『千と千尋の神隠し』が大ヒットした2001年にもショーコーナー化されたジブリですが、この年は久石譲が指揮する合唱・オーケストラ・吹奏楽部参加で非常に豪華な内容でした。『となりのトトロ』からヘキサゴンメンバーの「さんぽ」と、久石さんのピアノ演奏による「風のとおり道」、『天空の城ラピュタ』から紅組J-POP歌手3名の「君をのせて」が演奏されます。「君をのせて」はAメロ歌唱後、吹奏楽隊の間奏を経てBメロに移行する構成でした。(本編レビュー)
ジブリコーナーの締めとして演奏される藤岡藤巻と大橋のぞみ「崖の上のポニョ」は、前半の目玉ステージでした。完全生演奏フルコーラス、ほとんどクラシックのようなアレンジ。アウトロはオケの締めが付加されたため、演奏時間自体も原曲超えでした。(本編レビュー)
東方神起は2曲メドレー、ダンスナンバーの「Purple Line」は1番サビのみ。ただ最後の歌詞が”情熱”から”真実”に変更となっています。「どうして君を好きになってしまったんだろう?」は原曲が間奏無しの1コーラス半、ここでは1番Aメロ前半+1番Bメロ+3番Aメロ+ラストの構成。(本編レビュー)
水森かおりの「輪島朝市」は前回同様1コーラス半、1番と3番Bメロ以降の歌唱です。イントロ26秒は原曲通り、1コーラス終了時点で1分31秒。アウトロもカット無しで20秒確保、したがって演奏時間はそれなりでした。(本編レビュー)
Aqua Timezはドラマ『ごくせん』主題歌の「虹」を歌唱。イントロ無し冒頭サビ後の間奏短め、ラストサビ直前の間奏は申し訳程度、アウトロに至っては完全カットでした。そのため冒頭+1コーラス半歌唱ですが、演奏時間は短め。5分半以上の長い曲なので、余計にカット部分の多さを実感します。(本編レビュー)
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