【今週の総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”】
1位 Official髭男dism
2位 米津玄師
3位 モーニング娘。’22
4位 Ado
5位 back number
6位 Official髭男dism
7位 宇多田ヒカル
8位 10-FEET
9位 マライア・キャリー
10位 Tani Yuukihttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/cuDOHYSgYV— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) December 28, 2022
今週の初登場曲＆注目曲
・3位 モーニング娘。’22「Swing Swing Paradise」
→CD発売初週・セールス1位（12.1万枚）
・12位 NewJeans「Ditto」
→12/19（月）配信開始 ストリーミング10位 動画再生8位
・24位 BOYS AND MEN「超FINE!!!」
→CD発売初週・セールス2位（3.9万枚）
・56位 BiSH「ZUTTO」
→CD発売初週・セールス4位（2.0万枚）
・63位 NCT DREAM「Candy」
→12/16（金）配信開始
・75位 超特急「NEW WORLD」
→12/14（水）配信開始 ダウンロード25位 ラジオ12位
・83位 優里「メリーゴーランド」
→12/22（木）配信開始 ダウンロード6位
・86位 THE SUPER FRUIT「馬鹿ばっか」
→CD発売初週・セールス5位（1.8万枚）
・91位 女王蜂「バイオレンス」
→12/21（水）配信開始 ダウンロード8位
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 Official髭男dism「Subtitle」（先週1位）
→4週連続通算8週目の首位 ストリーミング1位 ダウンロード1位 動画再生2位 カラオケ3位 ラジオ4位
・32位 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー (feat. Mori Calliope)」（先週79位）
→ダウンロード15位 動画再生23位 Spotify CMソング
・36位 MAISONdes「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」（先週42位）
→動画再生5位 アニメ『うる星やつら』EDテーマ
今週は12月24日～25日が集計期間に入っているため、クリスマスソングが先週よりも多くランク上昇・再ランクインしています。以下抜粋。
・5位 back number「クリスマスソング」(2015年)
・9位 マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(1994年)
・23位 山下達郎「クリスマス・イブ」(1983年)
・29位 桑田佳祐「白い恋人達」(2001年)
・37位 アリアナ・グランデ「サンタ・テル・ミー」(2014年)
・44位 ワム！「ラスト・クリスマス」(1984年)
・47位 SEKAI NO OWARI「silent」(2020年)
・49位 BoA「メリクリ」(2004年)
・84位 松任谷由実「恋人はサンタクロース」(1980年)
・88位 B’z「いつかのメリークリスマス」(1992年)
・97位 レミオロメン「粉雪」(2005年)
・100位 鈴木鈴木「ホワイトキス」(2021年)
今週のピックアップ曲
モーニング娘。’22「Swing Swing Paradise」
かつてモーニング娘。が一番人気だった時は、予想のつかない展開をみせる楽曲が大変印象的でした。今回の曲も当時と変わらずつんく楽曲提供・プロデュースですが、冒頭バラードと思わせてアップテンポに切り替わる瞬間はまさにその時を彷彿とさせる内容です。全体的にはどことなく懐かしさも感じさせるスウィンギング・ダンスナンバー。鮮やかであると同時にインパクトも比較的強く、コンサートでもしばらくの間定番曲として演奏される機会が多くなるような気がします。
NewJeans「Ditto」
日本のMVは時々ドラマ仕立てで楽曲よりはるかに長い作品が見られますが、K-POPでこの手の内容は初めて見たような気がします（探せば多分もっとあると思いますが）。位置づけとしては来年1月2日の1stシングル「OMG」の先行配信、ただ既に8月デビューのミニアルバム『New Jeans』が大ヒットしていてビルボードにもランクイン、当サイトでもレビューしています。
K-POPグループはダンスを中心に展開されるのが定石ですが、このMVはドラマの中にサビの踊りが挿入されているという珍しい展開です。楽曲もマイナー調で、少なくとも今年ずっと当サイトで取り上げたどのK-POPとも違う特性があります。いよいよ来年から本格始動といった所ですが、もしかすると12月頃には日本でも今のIVEやLE SSERAFIMみたいな位置づけになるのかもしれません。
BiSH「ZUTTO」
12ヶ月連続リリースのラストを飾る作品です。解散は来年6月に決定、まだ少しだけ時間はあります。おそらくまだ何曲か新しい曲は発表されると思うのですが、楽曲はタイトルが示す通りややしんみり。”前向きな別れ”をテーマにした、解散が近づいているからこその内容ですが、もう少し後に取っておいてもよかったかもしれません。
THE SUPER FRUIT「馬鹿ばっか」
非常に爽やかな男性ダンスグループ7人組ですが、楽曲はボカロ・同人色の方が圧倒的に強い早口＆ネガティヴモード。このギャップが非常に大きく、何かきっかけがあればCDセールス1.8万枚以上の注目度を得ること間違い無しの作品だと思います。これを実際にダンスをしながら歌うのはおそらく至難の業、そう考えると今後憶えておくべきボーイズグループの1組であることは間違いありません。
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