歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第64回・2013年その2)

 第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

 

演奏時間&構成表 2(第64回・2013年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順楽曲アーティスト演奏時間
構成
フル再生時間
構成
11(紅6)
紅前半6
恋音と雨空AAA2分4秒
冒頭+1コーラス
5分16秒
冒頭+2コーラス半
12(白6)
白前半6
南部蝉しぐれ福田こうへい2分17秒
1コーラス半
4分56秒
3コーラス
13(紅7)
紅前半7
紅い糸藤あや子2分31秒
1コーラス半
4分20秒
2コーラス半
14(白7)
白前半7
ミュージックサカナクション2分34秒
1コーラス+ラスト
5分23秒
2コーラス+ラスト
15(紅8)
紅前半8
ヒカリヘmiwa2分1秒
1コーラス半
4分53秒
2コーラス半
16(白8)
白前半8
青春花道ポルノグラフィティ2分7秒
1コーラス+サビ
4分7秒
2コーラス半
17(紅9)
紅前半9
ふるさと銀河天童よしみ2分27秒
1コーラス半
4分38秒
3コーラス
18(白9)
白前半9
紅蓮の弓矢Linked Horizon2分24秒
1コーラス+サビ
5分17秒
3コーラス
19(紅10)
前半10
-革命2013- 紅白スペシャル
コラボレーション
水樹奈々
T.M.Revolution
2分16秒
2曲
Preserved Roses0分37秒
サビ
3分33秒
冒頭+2コーラス+サビ
革命デュアリズム1分39秒
冒頭+1コーラス
4分0秒
冒頭+2コーラス半
20(紅11)
紅前半11
賛成カワイイ!SKE481分57秒
冒頭+1コーラス半
4分18秒
冒頭+2コーラス半
21(白11)
白前半11
襟裳岬森 進一2分49秒
2コーラス
4分18秒
3コーラス
22(紅12)
紅前半12
男の火祭り坂本冬美2分40秒
1コーラス+サビ
4分24秒
2コーラス
23(白12)
白前半12
今、咲き誇る花たちよコブクロ3分25秒
1コーラス半
4分47秒
2コーラス半
24(企1)花は咲く出場歌手全員2分36秒
1コーラス+サビ
5分6秒
2コーラス+サビ2

各ステージ・補足

 白組ではなく紅組から出場したAAAは最大ヒット曲となった「恋音と雨空」をパフォーマンス。冒頭サビ後の間奏が短い1コーラス、ちょうどラップパートまで歌い切る構成でした。(本編レビュー

 福田こうへいは大ヒットしたデビュー曲「南部蝉しぐれ」を歌唱。少し前までなら2コーラス歌唱前提ですが、この時期になるともう間奏無しの1コーラス半・2分10秒台の短さにまとめられてしまいます。イントロもカットありでした。(本編レビュー

 藤あや子は5年ぶり歌唱の「紅い糸」、壇蜜が後ろで踊るステージでした。1コーラス半歌唱は第59回と同様ですが、当時あった短い間奏はカットになっています。(本編レビュー

 サカナクション「ミュージック」は1番Aメロ後半カット。サビは後半から2番に切り替わる構成ですが、切り替えの歌詞を間違えるハプニングあり。ラストパートは歌詞が4回繰り返しの1回目・3回目、最後のラララが1回分。音のトラブルなどもあり、完全な本領発揮とまではいかなかったでしょうか。(本編レビュー

 miwaはドラマ主題歌として大ヒットした「ヒカリヘ」をパフォーマンス。イントロ無しで歌から入りました。Cメロ含めた1コーラス半ですが、なぜかラストサビ前半もカット。アウトロも完全カットで2分1秒、さすがにここまで短くするのはカットし過ぎです。直後にのメンバーが著名人とインタビューする企画VTRが挿入されましたが、果たしてそこまでカットしてまで必要なコーナーだったのでしょうか…。(本編レビュー

 ポルノグラフィティは「青春花道」をパフォーマンス。既に12回目出場の大ベテランですが、お構いなしの短尺です。Cメロカット、3回繰り返す英語詞は1回半。アウトロもカットあり短めですが、そこに先ほどのVTRを元にしたMCを組み込めるのがベテランたる所以。(本編レビュー

 天童よしみはこの年リリースの「ふるさと銀河」。少し前までなら当たり前のように2コーラスでしたが、この年は2コーラス目の3番がBメロ以降のみにカットされています。(本編レビュー

 Linked Horizonは『進撃の巨人』から「紅蓮の弓矢」、大ヒットではありますが基本テレビ出演のないアーティストなので全く予想外の紅白出場でした。冒頭コーラスに女性ナレーションが乗せられた後、オープニングコールを経て生の男性ナレーションパート。ただその後は1コーラス→男性ナレ→サビのみで、演奏時間は期待に反して短め。大迫力の間奏が聴けないのは大変惜しいところでした。(本編レビュー

 T.M.Revolution水樹奈々は大迫力のコラボステージ、『革命機ヴァルヴレイヴ』テーマソングの2曲メドレーでした。「革命デュアリズム」は1コーラスで良いのですが「Preserved Roses」はサビパートのみでかなり短め、そのため総合すると2曲メドレーとは思えない演奏時間になっています。(本編レビュー

 SKE48「賛成カワイイ!」はイントロ無しで冒頭サビからパフォーマンス、しかも前半分カット。1番からコールメインのCメロはカット無しですが、最後のサビも前半分カット。2分に満たない短さですが、細かい見どころは非常に多い密度濃いめのステージでした。(本編レビュー

 森進一はおそらくこの時以外に全く無いであろうシチュエーションで「襟裳岬」を歌唱。歌詞の構成はこれまでの紅白と共通ですが、イントロや間奏など歌以外の演奏は相当カットされています。そのため過去3回と比べて、20秒近くも演奏時間が短くなっていました。(本編レビュー

 坂本冬美はこの年発表の「男の火祭り」を歌唱。1コーラスで1分50秒経過なので、2番はサビのみでした。それでもこの年の紅白前半基準だと、かなり長い部類の演奏時間です。(本編レビュー

 前半大トリはコブクロ、「今、咲き誇る花たちよ」はまだ開催前のソチ五輪中継テーマソングでした。間奏カット無しの1コーラス半、さすがに前半とは言え彼らクラスだと3分台の演奏時間を記録します。(本編レビュー

 前半は2年連続で「花は咲く」で締める形になりました。この回は全員合唱、紅組司会を務めた綾瀬はるかの涙が印象的です。今回は前回と比べて、サビ1回分少なめの構成でした。(本編レビュー

 

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