お待たせしました。ようやく第59回(2008年)の紅白歌合戦の記事の執筆に取りかかりたいと思います。

 記事はかなり細分化します。1回目はオープニングから美川憲一のステージまで書きます。なお第58回以前の紅白も同じスタンスで書く予定なので、このブログでは個人的な意見・感想について最小限に留める予定です。「Japanese Music」でも違うスタンスで紅白について書く予定なので、そちらを見てもらうとより2008年の紅白が楽しめるのではないかなと。

 それでは早速進めていきましょう。

 …というのが、2009年1月に書いた本編レビューの書き出しでした。

 紅白歌合戦をテーマにした書いたブログ「紅白歌合戦のお話。」は2008年から運営しています。放送終了後、年が明けてからの本編レビュー~まとめが、最も力を入れているとともにアクセスを集めるコンテンツです。

 昨日、2008年紅白歌合戦の予想・ニュースを当ホームページに一部修正の上移転しました。目次もこちらに作っています。これからいよいよ本編レビュー、といきたい所ですがその前に一つ注釈記事を。

 なにぶん、2008年の紅白歌合戦は13年も前です。この年生まれた赤ちゃんが中学生にまで成長するほど時間が経っています。また、本編レビュー自体も当時とは書式が変わっています。演奏時間も測っていませんし、作詞作曲クレジットも載せていません。また、当時と今とで感覚が変わっている部分も多々発生しています。

 そこで、2008年から順次書いていく本編レビューは、以前書いた第14回・第25回に似た形式で書くことにしました。まずサンプルとして、第25回トップバッターのヒデキの記事を引用します。

 

西城秀樹(初出場/第25回/1972/19)
「傷だらけのローラ」(1974/さいとう大三/馬飼野康二/初)

「さて、お待たせ致しました。白組は切っ先鋭く攻めかかりたいと思います。青春とか、若さというものをもし形に例えるならばこんな形をしているんではないかと思います。それは、大型新人・西城秀樹さん。この大晦日の名残りの空高くヒデキの歌声が響き渡ります。「傷だらけのローラ」」。
 記念すべき最初の曲紹介、本当に白組司会が代わったことを実感しますがステージもまさしく新しい時代そのもの。怪傑ゾロを思わせる黒尽くめの姿で登場したヒデキは、仮面を取りマントを脱ぎ捨て帽子を投げ捨てるパフォーマンス。衣装もよく見るとシースルーで、過去の白組歌手には存在しないレベルのセクシーさです。メンバー中もっとも高い、1メートル82センチの体いっぱいを使って表現する「傷だらけのローラ」は、まさにこれまでのヒデキの集大成。固定カメラを回転させる演出も初めて見ましたが、極めつけはやはりラストサビのドライアイス演出。いやはや。こんなの初めて見ましたよ。これまで見た紅白トップバッターの中で、間違いなく一番のインパクトでした。(2分46秒)

(解説)
 顔を黒塗りする演出は第16回で「スワニー」を歌った雪村いづみさんの例がありますが、こうやって仮面を被って登場するのはこの時のヒデキが初めて。衣装を途中で脱ぎ捨てる演出もこれ以前はフォーリーブスであったくらいで、まだ全く見慣れた光景ではありません。カメラを回転させる演出もこれ以前の紅白ではなかったですね。そしてドライアイス、これは紅白どころか当時のテレビ・ライブでも全くなかった演出で、まさにこの瞬間が初だったようです。本人がアメリカで見たティナ・ターナーのショーの演出を参考にした演出だと語っていました。
後年の紅白では、1998年の第49回でも歌われています。編曲を大きく変えていますが、当時とはまた違う形のカッコ良さを魅せたステージを展開していました。脳梗塞の発症がなければ、おそらく現在でも健在どころかバリバリ日本武道館辺りでもワンマンライブや全国ツアーもやっていたことでしょう。本当に早逝したのが、強く惜しまれます。

 

 次に、「紅白歌合戦のお話。」で公開した当時の文章を、全く改変なしで載せます。サンプルは、当時白組トップバッターだった布施明さんで。

布施 明(24)「君は薔薇より美しい」:東京都出身
 布施の意気込み「今度勝利したら4年目ですから、4年連続を目指してみんなで頑張ろうと」、中居の紹介「大人の魅力全開、It’s Show time」。
 ダンスの振付は康本雅子、踊りはショーとサブリナ。白いスーツに青ネクタイ、帽子を被った6人の男性ダンサーが最初に登場。Bメロから白い衣装の女性ダンサーが20人程度増加し、間奏では青いドレスを着た女性ダンサーと6組ずつそれぞれ社交ダンス、だいたい30人規模。
 今回はジャズピアノの演奏が目立つ編曲で、第58回(2007年)同様1コーラス半。歌唱力は61歳にして相変わらず健在で、特に伸ばしの長さは尋常ではありません。お見事!

 比較してもらえれば分かりますが、2008年に書いた当時は随分シンプルです。

 ですので、本編レビューに関しては今の書式に変換する形にするので、大幅書き直しになります。

 まず作詞・作曲クレジットの追加。年齢なども入れます。出身地表記は当時の放送に掲載されているのでそのまま、そして一言紹介がステージ前に入っていたのでそれも入れます。ダンサーの情報は当時は文中でしたが、これも今は見出しに入れてるのでそうします。そして13年前に書いた文章は基本大きく変えずにそのままいきますが、厳しい表現は少しマイルドに書き換えることになると思います。そして、2021年から見た解説を追記します。演奏時間も計測の上追加。そして本編レビューは第59回に関して言うと13個ありましたが、2014年以降9つで統一されているのでそれに合わせます。

 したがって、放送当時に書いたレビューよりもかなり進化させた内容で書くことになると思います。当時本編あるいはブログを見ていた人だけでなく、リアルタイムで見たことがなくてもあらためて楽しめるように作っていく予定にしています。本編レビューの再編成版の更新は7月1日(木)以降順次書いていきます。楽しみにしてください。

 なおそれに合わせて、紅白名言集解説は当面の間更新ストップします。ビルボードチャートレビューは明日以降も毎週水曜日更新します。Spotify他の再生数ランキングも更新予定ですが、こちらもやや頻度落とすことになると思いますので、ご了承ください。