全員合唱「第60回紅白テーマソング・歌の力」
(2009/あなたの「歌の力」/久石 譲/初)
演奏:「歌の力」オーケストラ 合唱:栗友会合唱団、「歌の力」合唱団

 後半戦スタート。今回の後半オープニングは、全国の視聴者から「歌の力」を募集してもらった上で歌詞にしたテーマソングを出場歌手全員で歌唱します。まずはこちらのメッセージを朗読。
「歌の力=出会えた奇跡。
1歳になった娘がいます。3日間もかかった出産のとき、力を与えてくれたのが歌でした。出産の瞬間の奇跡は一生忘れられません。」(ゆうちゃん・29歳主婦)

「歌の力=あなたが生きた証。
今年7月に16歳の息子を事故で亡くしました。そんな息子の生きた証である音楽プレイヤーに残されたたくさんの歌。聴くたびに力をもらい、まるで息子から背中を押されているようです。」(雅ママ・43歳)

 「13000を超えるメッセージで、皆さんの思いを出来るだけこのメロディーに織り込んだつもりです。」と、阿部渉アナが作曲した久石譲にインタビュー。その久石さんがピアノ演奏と指揮を担当。歌唱は出場歌手だけでなく、11月以降色々な番組でこの曲を歌ってきたアン・サリーも参加します。

 歌い出しはアン・サリーが担当。その後木村拓哉(SMAP)ゆず吉岡聖恵(いきものがかり)アンジェラ・アキと続きます。木村さんは歌い出しをミスったようです。4人のソロパートが終わった後、一旦サビで全員合唱。間奏を経て、2番は平原綾香氷川きよし嵐(マイクを持つのは大野智)コブクロ絢香和田アキ子北島三郎がそれぞれ歌います。その後は最後まで全員合唱でした。

 配列は上から、階段上ステージに数十名のオーケストラでその後ろにこれまた数十名の合唱団。両端の階段上は左が女声、右が男声でそれぞれ約20名。真ん中の中央階段上は左からアンジェラ・アキいきものがかり、中居さんを除くSMAPの4名、ゆず。いきものがかりの3人の後ろにアン・サリー、SMAPの後ろにはピアノが配置されています。階段降りてすぐ手前にはAKB48のメンバーが1列にズラリ。引きの映像で確認して33名、センターはやはり前田敦子でした。彼女を含む中央の9名だけ衣装のデザインが違います。
 メインステージは出場歌手がほぼ2列に並んでいます。左から順番にジェロ中島美嘉flumpool(後列)美川憲一細川たかしTOKIO伍代夏子(後列)FUNKY MONKEY BABYS(後列)倖田來未コブクロ秋元順子(後列)レミオロメン(後列)平原綾香氷川きよし水森かおり(後列)和田アキ子森進一(後列)北島三郎アリス(後列)絢香Perfume(後列)石川さゆり五木ひろし天童よしみ東方神起(後列)坂本冬美水樹奈々布施明小林幸子(後列)中村美律子川中美幸GIRL NEXT DOORポルノグラフィティ北山たけしと並んでいます。
 司会者のいる左側はしっかり映っていますが、右側は冒頭布施さんが整列を促している姿が目立つのみでアップではほぼ映っていません。特にガルネクより右はアップで映る場面ゼロでした。中央の立ち位置はアッコさんとサブちゃん。秋元さんが背の高いコブクロの黒田さんの真後ろというのは、どうしたものでしょう。後列はPerfumeの3人がアップで映る場面がありました。あとAKB48の何人かが、カメラ目線をバッチリ決めています。
 良いステージでしたが、個人的にカメラショットは全員が必ずアップで映っていた第50回(1999年)、第51回(2000年)の方が好きです。ソロは吉岡さんが一番声出ていました。逆にキムタクはこの後も含めて、コンディションがあまり良くない模様です。(4分30秒)

(解説)
・全員合唱は第56回(2005年)・第58回(2007年)でも「世界に一つだけの花」でやっていますが、紅白のために書き下ろした全員合唱は第50回(1999年)の「21世紀の君たちへ~A Song For Children~」以来10年ぶり。スティーヴィー・ワンダー作曲、さだまさしが日本語詞をつけた楽曲でした。

・この「歌の力」は翌年にも全員合唱他で使われましたが、2011年以降は「花は咲く」「ふるさと」がそれに近い役割となって全く聴かれなくなります。楽曲は2009年12月にアン・サリー&杉並児童合唱団、リトル・キャロル&麻衣名義の作品がそれぞれダウンロード配信されました。なおSpotifyなどストリーミングにはないようです。




スーザン・ボイル(初出演/第60回/2009/48/イギリス出身)
「夢やぶれて-I Dreamed A Dream-」(2009/A. Boublil/J. M. Natel/H. Kretzmer/C. M. Schönberg/22年ぶり2回目)
~奇跡のシンデレラ初来日!~

 さて、紅組応援歌手というくくりでいよいよスーザン・ボイルが登場。まずは彼女の生い立ちからブレイクに至る軌跡を、VTRにナレーションを添えて紹介。
 舞台上手から木村拓哉にエスコートされて登場。「Thank you for coming all the way coming to Japan.」という木村さんのセリフを、通訳がわざわざ訳します。どうやらキムタクの英語は全く通じなかった模様です。いくつかのやりとりのあと、そのまま木村さんが曲紹介。どうもこの時間帯のキムタクは、先ほどの全員合唱も含めて精彩を欠いている状況です。
 抜群の声量で、NHKホール中に彼女の美声が響きわたります。なぜ2009年になるまで誰もこの歌声に気づかなかったのかが、不思議なくらいです。演奏は、先ほどの「歌の力」からオーケストラ隊がそのまま続投。言うことなしの素晴らしいステージでした。もちろん歌い終わった後は、大きな拍手が起こります。
 なお彼女は今回本当にこの番組のためだけに来日したようで、リハと本番以外は氷川神社に行っただけで元旦に離日しました。やり取りでもあったように日本に関してはかなりの好印象を抱いたようで、機会があればまた来日したいと言うこと。(3分7秒)

(解説)
・スーザン・ボイルが世界中で有名になったのは2009年4月11日、イギリスのオーディション番組でのこと。紹介VTRにもありましたが、その時の様子がYoutubeに転載され、世界中に映像が共有されました。人気のピークが去った後も歌手活動は継続、定期的にアルバムをリリースしています。

・「夢やぶれて」はミュージカル『レ・ミゼラブル』の劇中歌。スーザン・ボイルが歌う前から世界中に知れ渡っている名曲で、日本では1987年に初演されました。当時ファンティーヌを演じた岩崎宏美が、その年の紅白でも日本語詞で歌唱しています。したがって紅白では2度目、英語詞では初の歌唱という形でした。

・この後のショーコーナーが例年になく大変だったせいもあるのか、木村さんのコンディションがこの時間帯絶不調でした。こういうキムタクが見られるのは、紅白に限らずなかなか珍しい場面ではないかと思います。




遊助(初出場/第60回/2009/30/神奈川県出身)
「ひまわり」(2009/遊助/N.O.B.B/初)
~3000本の「ひまわり」と歌う!~

 ステージ脇に原辰徳監督が登場。「晦日の夜は紅白歌合戦ですね」「素晴らしい選手と戦うことができたなぁ、と思いますね」と爽やかな笑顔で話します。
 審査員席と客席全員にひまわりの花が配られて、曲に合わせて左右に揺らしています。手のひらには「羞恥心」の「心」、右手首に「助」という文字が描かれています。これはヘキサゴンの司会者である島田紳助をリスペクトしたものだと、容易に想像出来ます。髪型もかなりセットに時間をかけたと思われるドレッドヘアー。
 審査員席の前から歌い始めて、その後に下手側の通路へ移動して歌うステージング。一時期2階席、あるいは1階席に飛び石みたいな形のステージが設けられたことがありますが、それを除くと終始メインステージで歌わなかったのは多分このステージが初めてだと思います。
 前年はヘキサゴンファミリーと一緒でしたが今回は1人、しかもスーザン・ボイルの後。リハーサルの取材ではちょっと弱音を吐いていた部分もあったようですが、彼らしい個性は十分に見せていて、なかなか良かったのではないでしょうか。(2分11秒)

(解説)
・原監督はこの年の春に第2回WBCで日本代表を世界一に導き、さらに読売ジャイアンツも7年ぶりの日本一に導きます。2015年まで監督を務めた後2019年に再任、21世紀を代表する名監督として名を連ねています。通算勝利数は既に、V9の川上哲治監督を上回りました。

・初出場となった遊助ですが、昨年羞恥心のメンバーとして出演しているので実際は2年連続。こちらも最初のステージはヘキサゴンファミリーコンサートですが、歌手としてはいつの間にか独立した状況になっていました。したがって、番組終了後も歌手活動もそのまま継続、今年もしっかり「マジ歌」という新曲をリリースしています。

・曲紹介でもありましたが、高校時代は名門・横浜高校でキャッチャーのレギュラー。松坂大輔投手は1年後輩で、在学中彼の球を受けたことは何度もあります。ちなみに松坂選手が甲子園で伝説を作ったのは、彼が卒業してすぐのことでした。

・客席で歌うステージは過去にもいくつか例はありますが、最初から最後まで舞台に上がらず通した事例は後にも先にもこのステージのみです。

 

aiko(7年連続8回目/第51回/1998/34/大阪府出身)
「あの子の夢」(2010/AIKO/AIKO/初)
~連続テレビ小説「ウェルかめ主題歌」~

 連続テレビ小説『ウェルかめ』からヒロインの倉科カナ、その両親役の石黒賢羽田美智子が応援に駆けつけます。石黒さんと羽田さんがドラマの内容を話して最後に「ウェルかめ~」といちいちつけ加えますが、倉科さんはつけ加えません。ちなみに彼女は、aikoさんがこれから歌う主題歌について話していました。
 白い生地に銀の星がいっぱいついているドレスで、いつも通りステージを左右に動き回って歌っています。この曲はミディアムテンポの曲なんですが、音域があまり広くない上に一つ一つの音の起伏がほとんどなく、いつものaikoの曲以上に音程がわかりにくいです。多分カラオケで正しい音程で歌える人はほとんどいないと思いますが、どうでしょうか。曲自体は良いのですが。(2分44秒)

(解説)
・紅白では非常に事例の多い連続テレビ小説からの応援ですが、意外とこの時期は少なく第56回(2005年)の『風のハルカ』以来4年ぶり。『芋たこなんきん』は藤山直美がゲスト審査員に選ばれていましたが、『純情きらり』『どんど晴れ』『ちりとてちん』『瞳』『つばさ』はそういった事例もなく紅白では完全スルー。ちなみに当時は、連続テレビ小説の視聴率が最も低かった時期でもあります。

・「あの子の夢」は放送当時配信もされていない状況で、翌年3月発売のアルバム『BABY』でようやく初収録。近年はCD化されていなくても先行配信はあるので、これまた非常に珍しい記録となっています。最近だと松任谷由実がスモール3を呼び込んで歌った「きみのためにsuperman」が大晦日時点で未配信でした。

・ちなみにこの年リリースされたシングルは「milk」。意外にもこれが初めてのシングルオリコン週間1位獲得作でした。ライブの定番、Spotifyの再生数でも11位に入る人気曲ですが、結局紅白では現在まで歌われていません。




德永英明(4年連続4回目/第57回/1986/48/福岡県出身)
「壊れかけのRadio」(1990/德永英明/德永英明/3年ぶり2回目)
~名曲「壊れかけのRadio」熱唱~

 ここ数年恒例になりつつあるラジオ中継席からのリポート。今回のリポーターは稲垣吾郎。珍しく客いじりをしています。お仕事をしている皆さんにも「歌の力」を届けますとメッセージを、テレビとラジオの視聴者に届けます。なお今回のラジオ実況は山田康弘アナと神田愛花アナ。続いて曲紹介、「ラジオから流れる歌が人生の道しるべになった」と言うのが徳永さんの話ですが、ラジオ中継席のリポートの後にこの曲というのは話の流れとしてどうなんでしょう。
 3年前と同様に美しい声で聴かせてくれます。ただ3年前と違うのは、最後のサビの繰り返しが1回少ないこと。どうやら歌詞テロップと実際に歌った箇所が違ったようです。テロップがなければ何も問題のない話ではあるのですが…。それ以外は流石の熱唱でした。(2分43秒)

(解説)
・この年は自らの楽曲メインの活動で、アルバム『WE ALL』はオリコン週間1位を獲得。矢沢永吉、長渕剛に続く3つの年代でアルバム1位を獲得する男性ソロアーティストになりましたが、紅白で選曲されたのは3年前にも歌った楽曲でした。現在まで10回紅白に出場していますが、その年リリースの楽曲はカバーを除くと全く歌われていません。

・第54回(2003年)にオンエアバトルのステージに当時MCだった、ラジオ中継担当の藤崎弘士アナが乱入する演出がありました。ラジオ中継席がテレビの中でも毎年紹介されるのは、その年以降のことになります。それ以前だと第34回(1983年)に黒柳徹子がラジオ中継席に登場した場面もありましたが、徹子さんがその年限りで紅白を離れたこともあって当時は恒例化しませんでした。

 

平原綾香(6年連続6回目/第55回/2003/25/東京都出身)
「ミオ・アモーレ」(2009/平原綾香/F.Chopin・椎名邦仁/初)
~荒川静香金メダルの曲を新解釈で!~
ギター:ROLLY

 ゲスト審査員の城田優にコメントを求めます。「感動と感無量な感じが言葉にできないですね」「歌っていいなぁと思います」ということでした。
 今回の衣装は紅白では初めてらしい、生け花をあしらった衣装。どうやら12kgあるということで、かなり重いようです。
 徳永さんに負けず劣らず、こちらもかなりの熱唱。全力で歌い切った後の表情が美しかったです。ギター演奏はROLLY、つまりすかんちのローリー寺西。名前を聞いてビックリしましたが、演奏もビックリするくらい素晴らしかったです。クラシックのカバーを超えた、素晴らしい名演でした。(2分21秒)

(解説)
・城田優はこの年の大河ドラマ『天地人』の真田幸村役で出演。次年度の大河ドラマ出演者がゲスト審査員に選ばれるケースは多いですが、当年度に関しても前年の松坂慶子(『篤姫』の幾島)、堀北真希(同じく和宮)辺りから再び出始めます。1960年代までは当年度の出演者が選ばれる傾向でしたが…。なお城田さんはこの年からオールナイトニッポンの月曜パーソナリティーも担当しています。

・平原さんはこの年クラシックに新たな歌詞を加えたカバーアルバム『my Classics』をリリースします。このシリーズは第3弾まで作られました。音楽大学出身ですが、あくまで専攻は歌でなくサックスである所が面白いところ。彼女の家系は3代続く吹奏楽器の奏者で、父・平原まことは第56回(2005年)・前川清のステージにサックス演奏で出演しています。

・ギターを演奏するROLLYは紅白初出演。1990年代はバラエティ番組でも多く見掛けましたが、2009年当時の個人的な感覚は久しぶりにテレビで見た、というのが正直なところ。この時期はTHE 卍というバンドのメンバーで活動中でした。




TOKIO(16年連続16回目/第45回/1994/31~39)
「太陽と砂漠のバラ」(2009/清水昭男/
清水昭男/初)
~デビュー以来紅白16回連続出場~

 TOKIOの応援に事務所の後輩のが登場。紅白名物と言いつつも、実は7年ぶりになるTOKIO作文。
桜井「大変お世話になっております」
二宮「面白おかしくしてくれて」
松本「ここぞと言う時に決めてくれる先輩です」
相葉「いつも頼りにしている先輩に一言だけ言いたいことがあるんです」
大野「お年玉待ってます!」

…嵐の方が稼いでいるような。そして城島さんの七三分けの写真もまたまた登場。3年連続と言ってましたが実は4年連続。元ネタは連続テレビ小説『芋たこなんきん』の主人公の父親役。だんだんスーパーライブの城島タモリみたいになってきました。なお城島さんは2010年で40歳を迎えます。
 どちらかというとこのコーナーはステージより曲紹介がメインだったでしょうか。バックの薔薇の映像がいい味出してますが、冒頭サビと1コーラスだけであっという間に終わってしまいました。まあ16回も出ているので、たまにはこういうのもいいでしょう。ステージ自体は安定感抜群といったところ。(2分29秒)

(解説)
・3年連続大物ミュージシャンの楽曲提供が続きましたが、今回はジャニーズ中心に楽曲提供の多い清水昭男の作詞作曲。TOKIOの「Mr. Traveling」、あとは国分さんが堂本剛と組んだユニットのトラジ・ハイジ「ファンタスティポ」が代表作。

・1990年代~2000年代の紅白ではアルファベットをもじった作文でグループを紹介する、という場面がしばしば見られました。TOKIO以前にSMAPでも採用されたこともあります。この手の演出は、第55回(2004年)に氣志團で「きしだん」作文をやった時以来。最近はジャニーズのグループも単語を複数使うようになったので、こういった事例は見られなくなりました。

・城島タモリもいまや知らない人が出てきたでしょうか。毎年Mステスーパーライブに出演した際、エンディングで城島さんが若い時のタモさんの変装をして登場するのが2001年以降恒例化していました。七三分けの写真も紅白名物と化していましたが、さすがに年が経つと元ネタが分からなくなったということで次の年限りで終了します。

 

秋元順子(2年連続2回目/第59回/2005/62/東京都出身)
「愛のままで…」(2008/花岡優平/花岡優平/2年連続2回目)
~大ヒット曲「愛のままで…」熱唱!~
バイオリン:宮本笑里

 前年の藤あや子に続くテリー伊藤プロデュースステージ。今回のコンセプトは「30年ぶりの同窓会」、つまり「昔は何とも思わなかった女性が30年ぶりに会うと思わず口説きたくなってしまう」ということ。関係ないですが60歳前後という意味の「アラカン」、正確には「アラ還」なんですが何回聞いても「嵐寛寿郎」にしか聞こえません。この言葉が本当に浸透しているのかどうかも怪しいものですが。ちなみにテリーさんはこの年還暦。
 バイオリニストの宮本笑里は大変美しかったですが、それ以外は照明の色調が大人っぽい程度で至ってシンプル。前回に続き、秋元さんは今回も素晴らしい歌声で魅了してくれました。ただ1コーラス半ですぐ終わる締めがもう少しという印象はあります。私が演出なら、アウトロで余韻を残す編曲にしていました。時間が無いのでそうもいかなかった、ということだとは思いますが。(2分50秒)

(解説)
・秋元さんはこの年リリースの「黄昏Love again」もオリコン週間8位に残るヒットを残します。ただ2009年単位で見ると、やはり前年にも歌われた「愛のままで…」が年始に週間1位にもなったりして、印象度は上でした。残念ながら紅白出場はこの年限りですが、74歳を迎えた今年も歌手活動継続中。「いちばん素敵な港町」という新曲を発売しています。

・宮本笑里は当時26歳、新進気鋭のヴァイオリニスト。この年はNHK大河ドラマ『天地人』紀行テーマの演奏などを手掛けています。『FNS歌謡祭』でもよく見る顔で、当時から非常に知名度の高いバイオリン奏者です。

・テリーさんは前年から紅白応援隊隊長、翌年から始まるウラトークちゃんねるのMCに就任して、結果6年連続紅白出場となります。この時期NHKには『テレ遊びパフォー!』のレギュラー、大河ドラマにも2作出演。1990年代までは全くNHKと縁がなく、演出の代表作である『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』に至っては大河の裏番組だったのですが、そう考えると不思議なものです。