ジャニーズWESTの新曲「でっかい愛」が今週の1位。CD売上とリッピングが半々の比率で、その合計は限りなく100%に近いです。CD売上は約20万枚でした。初週売上は微減傾向が続いているようです。

 上位に大きな変化はありません。millennium parade x Belle「U」は今週5位、ダウンロードが3週連続1位になりました。ストリーミングも相変わらずBTSがトップ3独占しています。4位の優里「ドライフラワー」はポイント比率にすると20%ほどですが、カラオケが強く現在なんと26週連続1位です。コロナ禍でおそらく全体としての数は少なくなっているとは思いますが、バカにできない数字であることは間違いありません。ちなみにTwitterの1位は今週74位に初登場したJO1「REAL」、2位はCDセールス4位・総合24位に初登場したK-POPの新星・ATEEZ「Dreamers」でした。この要素は上位4組まで、男性アイドルグループが上位を占めています。LINE MUSICのキャンペーンが続く超特急「CARNAVAL」は14位にランクアップしています。下の順位やCDセールスのチャートを見渡しても、今週は新曲の発売がかなり少なそうですね…。

12位 BOYS AND MEN「ニューチャレンジャー」


 名古屋の主・ボイメン。CDシングルは2016年のメジャーデビュー時から相当売っていますが、楽曲の知名度がなかなか上がらないのは悩みどころ。Spotifyでもいまだに再生数100万超えの曲はありません。「進化理論」の65万が精一杯です。

 今作はアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』主題歌。したがって特撮系と共通する熱さを感じられる楽曲になります。ただボイメンはイケメンの集まりなので、熱さの中に清涼感が自然に入ってしまってる印象もあります。本当はバラエティ辺りで相当体を張ってるのではないかとも思うのですが…。ジャニーズ系・K-POP以外の男性アイドル全部に共通していますが、どうすれば彼らがもっとメジャーな存在になれるのかな…とは本当に常日頃思うところであります。

18位 OWV「Get Away」


 「PRODUCE 101 JAPAN」の元練習生によって結成された4人組グループ。したがって番組を見てファンになった方々がCDを買って応援したと考えられます。CDセールス3位、ただリッピングは81位に留まっています。そういえばCDセールス2位のボイメンもリッピングは78位でした。他のCDセールス上位、ジャニーズ系や刀剣男士やTHE ALFEEでそういった極端な現象は起きていないので、ここは深く検証する必要がありそうです。楽曲は最近のトレンドに寄せたとも考えられるミディアムテンポ系ですが、ラップはありません。キャッチーで聴きやすくて良い曲ですが、ルックス以外でメンバーに強い個性はあまり感じませんでした。番組視聴者以外にどう彼らの魅力を伝えるかが、今後の課題になりそうです。

27位 GReeeeN「アカリ」


 今週のダウンロード2位はTBSの日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』主題歌のこの曲でした。GReeeeNは「愛唄」がもう14年も前になるので、本当に長期の活動期間になっています。ストリーミングは現在66位。今後どれくらい伸びるかが注目でもあります。

 コロナ関係とは専門が全く違うとは言えGReeeeNのメンバーは現役の医者でもあるので、他のミュージシャンと比べても歌詞の説得力が相当大きく聴こえます。言葉の表現そのものは特に目新しくないのですが、聴き慣れた言葉だからこそ余計に胸に響く部分がある楽曲でもあるように思います。決して複雑でない構成・メロディーもそれに拍車をかけていますね。流石の作品です。

 それにしても、「愛唄」「キセキ」の頃はこれだけ長く第一線で活躍し続けるのは想像もしてなかったですね…。むしろここ数年で更に説得力のあるアーティストになった気がします。昨年の連続テレビ小説主題歌「星影のエール」も素晴らしい楽曲でした。