今週のビルボードチャート~1/4, 11(紅白効果、NGT48、NewJeans他)

ビルボードチャート

1/4の初登場曲

・11位 ボイメンエリア研究生「Swing Swing Paradise」
 →CD発売初週・セールス1位(6.9万枚)

・12位 NGT48「渡り鳥たちに空は見えない」
 →CD発売初週・セールス2位(6.0万枚)

・26位 Eve「ファイトソング」
 →12/28(水)配信開始 ダウンロード6位

・52位 結束バンド「星座になれたら」
 →12/25(日)配信開始 ダウンロード8位

・85位 結束バンド「忘れてやらない」
 →12/25(日)配信開始

1/11の初登場曲

・7位 NewJeans「OMG」
 →CD発売初週・セールス1位(2.3万枚) 動画再生8位 ストリーミング20位

・22位 AXXX1S「ResQ!!」
 →CD発売初週・セールス1位(3.9万枚)

・77位 三代目J SOUL BROTHERS「この宇宙の片隅で」
 →1/5(木)配信開始 ダウンロード11位

2022年の紅白&年末歌番組効果

 12/26~1/1が1/4付(1/10発表)の集計、1/2~1/8が1/11付の集計です。紅白歌合戦を含めた年末番組効果ですが、今回は紅白・レコ大出演アーティストごとに表でまとめる形としました。

アーティスト紅白歌唱曲1/11
順位
1/4
順位
12/28
順位
他ランクイン曲
(順位は1/11付のみ掲載)
Official髭男dismSubtitle111ミックスナッツ(8)
Pretender (45)
Cry Baby (65)
115万キロのフィルム(66)
I LOVE… (75)
Vaundy怪獣の花唄32754踊り子(30)
CHAINSAW BLOOD (42)
不可幸力(46)
napori (72)
東京フラッシュ(80)
花占い(95)
恋風邪にのせて(97)
ウタ新時代434私は最強(16)
逆光(33)
ウタカタララバイ(39)
SEKAI NO OWARIHabit5415
Saucy Dogシンデレラボーイ111322いつか(68)
back numberアイラブユー
高嶺の花子さん
14
47
16
64
16
81
水平線(19)
クリスマスソング(59)
ヒロイン(100)
Aimer残響散歌151528
milet×Aimer×
幾田りら×Vaundy
おもかげ2084
藤井 風死ぬのがいいわ3173きらり(50)
grace (61)
緑黄色社会Mela!434990
King GnuStardom715759逆夢(52)
一途(55)
カメレオン(60)
白日(92)
Snow Manブラザービート76
IVEELEVEN78After LIKE (85)
あいみょん君はロックを聴かない88マリーゴールド(58)
TWICECelebrate96Talk that Talk (79)
LE SSERAFIMFEARLESS997561ANTIFRAGILE (29)
Tani YuukiW / X / Y9710もう一度(32)
Mrs. GREEN APPLEダンスホール10813Soranji (21)
私は最強(54)
点描の唄 feat. 井上苑子(86)
青と夏(94)
マカロニえんぴつなんでもないよ、232039
Da-iCEスターマイン272531CITRUS (56)
wacci恋だろ403660

 12月22日に紅白歌合戦の曲目発表がありましたが、これが12/28付の集計期間になっています。したがってこの時点で紅白歌唱曲のランクアップ・再ランクインが始まっています。翌日にはMステスーパーライブも放送がありました。

 1/4付は紅白歌合戦の本番直後ですが、集計期間としては本番の予習でストリーミングのプレイリスト再生したリスナーが多いと推定される時期です。どちらかと言うとこの週はレコ大効果が強く、大賞を受賞した「Habit」を筆頭にノミネート曲が多く順位上昇しました。

 紅白効果が最も表れた1/11付は、圧倒的なパフォーマンスを披露したVaundyがやはり目立っています。歌唱曲の「怪獣の花唄」は最高位を大幅に更新する3位、「おもかげ」も84位から20位と大幅にランクアップ、さらに5曲がHot100に再ランクインする結果になりました。もっともそれ以外は「死ぬのがいいわ」の藤井風が目立つくらいで、いくつかの再ランクインを除くと、例年より紅白効果は若干薄いかもしれません。ただそれは同時にランクインしている楽曲が安定している証でもあるので、ここは紅白効果が薄いのではなくそれらの楽曲が強いと解釈するのが正しいように感じます。

今週のピックアップ曲


 ピアノのイントロから雰囲気タップリ、令和らしい目新しさはありませんが、次々と畳み掛けるような疾走感のある展開が素晴らしいです。秋元先生らしい妙なメッセージ性は好みが分かれるかもしれません。セリフが含まれている辺りは、2010年代後半の欅坂46から陰を抜いた作品という印象もあります。Dance ver.で見ると大人数グループならではの迫力も感じる映像で、良いのではないでしょうか。

Eve「ファイトソング」

 例のごとく『チェンソーマン』のEDテーマです。『呪術廻戦』の「廻廻奇譚」など既に実績は十分、満を持しての登場という印象もあります。アニメはこの曲が起用された回が一旦最終回、歌詞と併せて見ると確かにラストに相応しい楽曲という気がします。アニメMVですが、エンディングロールでNG集も撮られているのがポイント。

NewJeans「OMG」

 前回レビューした「Ditto」と同様、この曲もMVはドラマ仕立て。少なくともMVでは、今後もこの路線でしばらくいくという形でしょうか。楽曲もやはり明るいダンスナンバーとは一味違う、メロディーライン・マイナーコード重視の聴かせるナンバーです。ただしサビではしっかりとした振付もあり、一見さんにも入りやすいキャッチーな構成。昨年の今頃のKep1erみたいに今年は彼女たちが台風の目になりそうですが、その内容は大きく変わりそうな予感がします。

 

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