今年は例年になく紅白歌合戦の曲目が難航しているようで、それよりも先にゲスト審査員が決まってしまいました。一足先に決まった企画と一緒に紹介していきましょう。

・嵐×妖怪ウォッチスペシャル企画

 おそらく2大企画の1つと言われているであろう妖怪ウォッチの企画内容は正式に発表されています。キング・クリームソーダDream5、ジバニャンを筆頭とする妖怪ウォッチキャラクターの面々の出演は勿論確定していますが、その中でのメンバーも出演して一緒に「A・RA・SHI」を歌うという内容も盛り込まれたようです。大野智のコメントは以下の通りです。

「嵐の大野智です。僕は、今まで人間以外の役を演じることはありましたが、嵐全員で妖怪たちとコラボ出来ると思いませんでした(笑)。
まさか今年のテーマである「全員参加」というのが、そういう意味だったとは!!
人間と妖怪の垣根を越えてしまう、紅白歌合戦という国民的番組の力を改めて感じました(笑)。
誰もが思わず身体が動いてしまうステージになると思うので、お楽しみ下さい!
小さなお子さんだけでなく、おおみそかは全員参加だニャン!」

 ホームページからそのまま抜粋という形ですが、来年の今頃には当然見ることが出来なくなるので、資料として残しています。確かに4年前にも怪物くんに扮していましたね。そういう意味では興味深い組み合わせになったと言えるのかもしれません。

 さてゲスト審査員も決定しました。今年はすごくユニークなメンバーです。なお例年10人選出していますが今年は9人。おそらくデジタルTV・ワンセグ・アプリにおける視聴者審査員のボールの数が2票ずつになったことによる措置であると思われますが例年だと10人なので、少し不思議な感覚もあります。

山中伸弥(大学教授)
 2012年にiPS細胞の発見でノーベル生理学・医学賞、文化勲章を受賞した京都大学教授。今年は『人体 ミクロの大冒険』シリーズでNHK番組にも出演。大学教授のゲスト審査員出演は理系だと第58回の茂木健一郎以来、そしてノーベル賞受賞者となると史上初になります。

蜷川実花(写真家・映画監督)
 写真家として多くのタレント写真集を手掛け個展も随時開催、映画監督としては『さくらん』『ヘルタースケルター』その他AKB48などのPVなど数多の代表作を持っています。2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事でもあります。写真家としては第53回の岩合光昭以来12年ぶり、映画監督としては第56回の山田洋次以来9年ぶりの審査員出演。タレントを撮る写真家としてはこの人が初のゲスト審査員です。

中園ミホ(脚本家)
 数多くのヒットドラマを手がける脚本家。今年のヒット作は『花子とアン』と『ドクターX』。朝の連ドラ脚本家の紅白出演は前回の宮藤官九郎に続き2年連続。

阿部 寛(俳優)
 第60回以来5年ぶり2度目のゲスト審査員。今年の代表作は『トリック劇場版 ラストステージ』『テルマエ・ロマエⅡ』『柘榴坂の仇討』『ふしぎな岬の物語』、全て話題の映画で占められています。

仲間由紀恵(俳優)
 ゲスト審査員は第53回、第61回に続いて3度目、過去に紅組司会を務めたのが第56回・第57回・第59回・第60回。その他第54回で紅組応援、第58回でも一青窈秋川雅史の曲紹介ゲストで登場しています。というわけで紅白歌合戦に携わるのは都合9回目。ほとんど準レギュラーと化していますね。むろん今年は『花子とアン』の葉山蓮子役で評判でした。目指すは歌手以外で14回紅白に出演している森光子でしょうか。ちなみに来年は舞台『放浪記』で主演を務めるそうです。

尾上松也(歌舞伎俳優)
 2代目、若干29歳ながら大活躍している歌舞伎俳優でNHK大河ドラマも常連。先日NTVの『メレンゲの気持ち』MCメンバーにも選ばれました。

井上真央(俳優)
 来年の大河ドラマ『花燃ゆ』の主演・杉文役。3年前『おひさま』で第62回紅白の紅組司会、その時は紅組が勝利しています。ゲスト審査員は初。

タモリ(タレント)
 今年の3月、32年間・全8054回で『笑っていいとも!』の歴史に幕が降りましたが、その番組での単独司会回数はギネス記録になっています。また菊池寛賞も受賞。同じ音楽番組だと『ミュージックステーション』の司会でもお馴染み、こちらも来年で30年目に突入します。近年は『ブラタモリ』でNHKでもお馴染み。第34回・笑っていいとも2年目の年に総合司会を務めていて、それ以前に第30回・第31回でも白組応援ゲストとして出場しています。31年ぶりの紅白歌合戦出演で、審査員としての出演は初。

黒柳徹子(タレント)
 56年前の第9回で紅組司会、その後第31回~第34回でも紅組司会を務めた昭和の紅白歌合戦の功労者。紅白歌合戦ではそれ以外に応援ゲストで第14回と第20回、特別ゲストという形で第40回に出演。紅白に関わるのは今回が25年ぶりで審査員としての出演は初。テレビ草創期からずっとタレント活動を続けている大変偉大な人物です。なお『徹子の部屋』は来年でついに40年目を迎えるということです。放送回数も間もなく10000回に到達するとか。

 それにしても今回ゲスト審査員に司会経験者が4人も連なっています。当然ながら史上初で、今後もなかなか見られないでしょうね。更に言うと今回スポーツ関係のゲスト審査員がゼロ。紅白歌合戦の審査員に著名人の名が連なったのは第5回からですが、それ以来実に60年ぶりの珍事です。軒並み断られたか審査員以外のゲストという形での出演になるのかはまだちょっと分からないですが…。