King & Prince「恋降る月夜に君想ふ」が順当に首位獲得。CD売上も約45万枚で相変わらず高いです。動画再生指標が前作「Magic Touch」より伸びていて、実際Youtubeでは500万→1250万とダブルスコア以上の数字を叩き出しています。前作がノンタイアップだったのに対して今作は平野紫耀主演の映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』主題歌。キンプリファン以外からも支持を集めている可能性が高そうです。

 3位のTWICE「The Feels」がデジタル指標、特にYoutubeで伸びてきました。今作は日本発ではなく韓国発の作品で歌詞も英語(ご指摘ありました)、11月に発売されるアルバム『Formula of Love: O+T=<3』の先行配信曲になっています。

 7位にBE: FIRST「Kick Start」が初登場。こちらも11月3日発売のメジャーデビューシングル「Gifted.」から先行配信が始まっています。ダウンロード指標で2位という好スタート、Youtubeやストリーミングのポイントも高いです。ダウンロード1位になったのはB’z「UNITE」、ただこちらはストリーミングが意外と少なく100位圏外でした。

 31位にヨルシカ「月に吠える」、33位に平井大「Anniversary」、39位にStray Kids「Scars」、46位にGENERATIONS from EXILE TRIBE「Unchained World」などが初登場。他、100位圏内に「高嶺の花子さん」「ハッピーエンド」「クリスマスソング」などback numberの曲が複数ランクインしています。CDTVライブライブの影響がやはり大きいようですが、個人的には5, 6年前のファンが継続しているというより、恋愛番組タイアップで若い女子のファンがまた増えているという印象を持ってます。そういう意味では今現在の彼らは、当時以上のブレイクになっているような予感もしています。

1位 King & Prince「恋降る月夜に君想ふ」


 キャッチーで分かりやすいサビから始まる構成が何と言ってもインパクト強いです。憶えやすいメロディーは相当考え込んで作られたことがよく分かります。少なくとも直感ではなさそうな気がしますね。サビで所々鳴る鐘の音は、映画のシリーズファイナル主題歌を意識している面もありそうです。いずれにしてもヒット曲らしいヒット曲を見事に作り上げたといった印象ですね。おそらく今年の紅白歌合戦を筆頭に、年末の歌番組でも相当耳にすること間違いなし。2021年のジャニーズを代表する楽曲になりそうです。

39位 Stray Kids「Scars」


 2018年デビューのK-POPボーイズグループ、日本では昨年6月に「TOP -Japanese ver.-」でデビューしました。事務所はTWICEとNiziU同様JYPエンターテインメント、一つきっかけがあれば一気に日本で大ブレイク間違いなしのグループです。1年4ヶ月ぶりのCD発売は今日なので、来週かなりの上位に食い込む可能性が高いです。既にストリーミングでは30位という数字を記録しています。同日CD発売の櫻坂46の順位を上回る可能性もありそうです。

 ラップパートも途中ありますが、曲調はバラードです。全体的に、振付以上に歌声に力強さを感じる内容です。綺麗に音程通り歌うというより、発声重視で自分たちが持っている歌声を最大限に表現している歌唱法というべきでしょうか。したがって、作られた楽曲に無理な高音がないように思いました。実力以上のパフォーマンスを引き出すというより、出来る範囲でポテンシャルを最大化出来るように楽曲を作ったというイメージです。

 アーティストのパフォーマンスを売り出す表現法は各レーベルで大きく変わると思いますが、個人的にこのやり方は非常に好感が持てます。無理している、ということを一切感じさせないのが何より素晴らしいですね。日本のヒットシーンには不思議と男性側にTWICEやNiziUみたいなポジションのグループがいないので、彼らにはそこを担う存在になることを期待したいです。

46位 GENERATIONS from EXILE TRIBE「Unchained World」


 バンドサウンドを前面に出した楽曲はアニメ『範馬刃牙』エンディングテーマ。EDMやミディアムテンポ・バラードとはまた違う味を出しています。打ち込み中心のEXILE TRIBEサウンドとバンドサウンドはこれまであまり関わりがなかった印象ですが、MVという映像作品で表現すると迫力倍増で親和性も高いように思いました。かなりのスピード感があって、聴いていて爽快な気持ちになります。

 こちらはCD売上5位・ダウンロードの順位は低くないですがストリーミングが伸びず100位圏外。作品の出来と比べて結果がやや伸びていないような印象もありますが、どうでしょうか。彼らに限らず、今年のLDH勢はストリーミングの数字に勢いがあまり見られません。