『麒麟がくる』が終了して、先日新しいNHK大河ドラマ『青天を衝け』第1回が放送されました。私もNHKプラスで見ましたが、今後の展開に大変期待が持てる内容でした。幕末物は過去に何度も放送されていますが、明治以降も重点的に取り上げた題材は案外多くないので、その点で非常に楽しみであります。

 さて、まだ少し早い話になってしまいますが、来年の大河ドラマは『鎌倉殿の13人』で既に決定しています。脚本を務めるのは『新選組!』『真田丸』に続いて3作目となる三谷幸喜さん。その『新選組!』が放映された前年の2003年に、紅白歌合戦のゲスト審査員を務めています。ピックアップしたのは、総合司会の武内陶子アナウンサーとのやり取り。

 コメントを求められたのは布施明さんが「君は薔薇より美しい」を歌った直後。三谷さんの十八番だそうで、審査員席でノリノリで口ずさむショットも途中で入りました。出演していたミュージカルは『オケピ!』、2000年初演で2003年再演・布施さんはオーボエの役でした。タイムリーな話題をうまく盛り込んだ台本が良いです。武内アナは当時日曜スタジオパークの司会を担当。三谷さんはその番組のファンだそうで、当時もそうだったのかどうかは分からないですが、大変テンポ良いやり取りでした。ウケ狙いの発言自体は、正直スベっていた記憶の方が強いですが、武内アナの拾い方がとても光っていたような気がします。

 ゲスト審査員を務めたのは2003年と2011年なので、話題性だけでなく周期的に考えても、今年の紅白のゲスト審査員で登場する可能性は高そうです。来年の作品には大泉洋さんも源頼朝という極めて重要な役どころで出演、2年連続の白組司会も堅いと思われます。主演を務める小栗旬さんも含めて、大々的に紅白で宣伝する絵が今の時点でも容易に思い浮かびます。紅組司会は2年連続で二階堂ふみさん続投も良いですが、場合によっては北条政子役の小池栄子さんを起用する選択肢もありかもしれないですね。

 当時のゲスト審査員は司会からコメントを求められる場面で多くても2回くらいしか出番がありませんでした。ですが今はウラトークもあり、有観客に戻った場合そもそも席が移動しているので場所によっては曲紹介時ずっと表情が映ります。そういう意味では今年の紅白、実際に選ばれるかどうかは分からないですが、三谷さんの表情に注目するのも楽しみ方の一つになるかもしれません。