2月27日午後4時半から90分にわたって、NHKで『坂道テレビ~乃木と櫻と日向~』が放送されました。それを見た上で、現在の乃木坂46・櫻坂46・日向坂46についての雑感を書いていきます。

~当日のプログラム~

16:31 乃木坂46の4人(生田絵梨花・齋藤飛鳥・堀未央奈・山下美月)が振り返る2020年
16:35 櫻坂46の2020年を振り返る

・メンバーのクロストーク(小池美波・松田里奈・井上梨名)
・ライブパフォーマンス(「Nobody’s fault」「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」「Buddies」「櫻坂の詩」)

16:49 乃木坂46 4期生の2020年を振り返る

・メンバーのクロストーク(田村真佑・賀喜遥香・早川聖良)
・ライブパフォーマンス(「夜明けまで強がらなくてもいい」「I see…」「Out of the blue」)

17:00 日向坂46の2020年を振り返る

・メンバーのクロストーク(加藤史帆・潮紗理菜・富田鈴花)
・ライブパフォーマンス(「ドレミソラシド」「ソンナコトナイヨ」「Dash&Rush」「アザトカワイイ」)

17:15 乃木坂46 アンダーメンバーの2020年を振り返る

・メンバーのクロストーク(樋口日奈・渡辺みり愛・阪口珠美)
・ライブパフォーマンス(「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」「口ほどにもないKISS」「日常」「乃木坂の詩」)

17:27 坂道グループの紅白歌合戦を密着

・本番直後各キャプテンのクロストーク(秋元真夏・菅井友香・佐々木久美)
・控室~当日のステージ~本番後の表情(「アザトカワイイ」「Nobody’s fault」「Route 246」)

17:46 乃木坂46の2021年

・メンバーのクロストーク(生田絵梨花・齋藤飛鳥・堀未央奈・山下美月)
・ライブパフォーマンス(「僕は僕を好きになる」)

17:58 各グループ・2021年への思い

・渡邉美穂(日向坂46)、森田ひかる(櫻坂46)、山下美月(乃木坂46)へインタビュー

 

~櫻坂46について~


 これより後に放送された日向坂46や乃木坂46と比べると、どうしてもマジメ過ぎると言いますか、多少肩に力が入っている状況のような感じがありました。欅坂46のライブをフェスで見たのは2016年にデビューした年。どの曲も素晴らしいパフォーマンスでしたが、全体の振付の精度が極めて高い代わりに、今思えば1人1人の「個」のイメージは平手さん以外あまりなかったような気がします。後者のデメリットが大きく出てしまった結果が現状なのかな、という印象もあるのですが。もっとも、カッコ良いダンスパフォーマンスグループとしては48系やジャニーズ、LDHにもひけを取らない面が大きいと今も考えているので、その点では複雑な部分もあります。

 パフォーマンスの特性を考えると、楽曲の良さが一番人気に直接反映されるのは彼女たちだと思います。その点では、来月発売される新曲「BAN」にかかる期待は大きいです。

 今回のインタビューにも登場している2期の松田さんや井上さんは、バラエティ番組で見た時も積極的に頑張っている姿が印象的でした。このクロストークでも、小池さんより2期の2人の方が心なしか頼り甲斐のある存在のように見えました。新作の表題曲も前作同様森田ひかるセンター、2期生が前面に出る形になるようですが、今後さらにその傾向が強くなるのかもしれません。菅井さん守屋さん小林さん辺りならともかく、他の1期生は若干正念場なのかもしれません。彼女たちだけテレ東のレギュラー番組をちゃんとチェックしていないので、またあらためて再チェックしたいと思います。

~日向坂46について~


 最近日向坂46が好きになっている理由は、何と言っても1人1人のメンバーが面白いから。テレ東のレギュラー番組をメンバーの特性チェックを目的に検索して、いつの間にか毎週必ず見るくらいになっているのは(もっともあまり推奨できない形ではありますが)、番組もそうですがメンバー全員に個性があって積極的だから。クリスマスライブ「ひなくり2020」にもその部分は出ていたようで、番組で断片的に見てもツッコミを入れたくなる箇所は多々ありました。したがって現場はものすごく楽しそうで、更に興味が湧く形になりました。

 以前イナズマロックフェスでNMB48とももいろクローバーZを連続して見たことがあります。歌唱力やライブの精度はNMB48の方が高く、楽しくて繰り返し行きたくなるのはももいろクローバーZのライブというのが素直な感想でした。ファン層も、NMB48は後ろの方でチラホラ私服で頑張っているだけなのに対して、ももクロはガッチリモノノフ仕様の衣装で大勢で集まって随分熱狂的な印象を持ちました。櫻坂46との対比になってしまいますが、日向坂46が目指しているライブはももクロの方なのかなという予感はしています。

 楽曲も櫻坂46と比べると肩の力が抜けた曲が多く、歌声もフォーメーションも若干落ちる印象はあるので、それ故にうるさ方から評価されにくそうな印象もありますが…。ただ「アザトカワイイ」がそうであるように、メンバー数が多い中でも”個”を前面に出したりするなど”魅せ方”の工夫はかなりのものがあります。コロナ禍が収まり、以前のようにパフォーマンスする機会が増えればまた更に人気が上昇する可能性は非常に高いです。最近はバラエティー番組他で彼女たちを見る機会がかなり増えています。内部ではもう既に相当な評価がされているはずです。あとはどこまでファンが増えるか、ではないでしょうか。

~乃木坂46について~


 人数の多さや活動歴の長さもあって、番組の半分以上は彼女たちの話題でした。選抜メンバーに限らず、アンダーや4期生に光を当てる演出が個人的には嬉しかったです。2021年の新曲は3期生の山下美月センターで、ラストは改装前のNHKホールでフルコーラスのパフォーマンスでした。こちらも櫻坂46と同様、2021年は新しいメンバーにより光を当てる方針でいくのかなという印象が強かったです。先日リリースされたシングル(レビューはこちら)でも、特に4期生曲に対しては相当力が入っているように感じました。

 山下さんは今回クロストークにも出ていましたが、他の番組も含めて感じたことは相当頭の良い努力家であるということですね。あとはどこか心の片隅に、上昇志向の強さがあるように見えると言いますか…。トークで自分を少し下げて話すことが出来る所に、余計彼女の非凡さも感じた次第。「逃げ水」で最初に選抜となった3期生は大園桃子と与田祐希。山下さんは「シンクロニシティ」で実質3期では最初に選ばれたメンバーですが、個人的にはなんとなく昇り詰めた感があります。いずれにしても、今後の乃木坂46は3期、彼女や大園さん与田さん、久保史緒里や梅澤美波辺りにかかる部分が非常に大きいことは間違いなさそうです。4期生で個人的に気になるのは弓木奈於と林瑠菜ですね。この2人、少し調べた限りではあるのですが、相当な逸材であるような気がするのです…。

 それにしても、紅白歌合戦の各ステージ後に3人のキャプテン同士が対談していたことは意外でした。例年だとウラトーク席や各所での応援出演などで忙しいはずで、こういう部分も前回の紅白歌合戦の副産物だったと言えるのかもしれません。