2017.12.9 ベッド・イン セカンド・アルバム『TOKYO』発売記念インストアイベント in ディスクピア日本橋店TVゲーム館2Fイベントフロア

ライブレポ

 日本に再びバブルの嵐を起こすべく、音楽シーンに殴り込みをかけた地下セクシーアイドルユニット・ベッド・イン。ジュリアナ扇にボディコンを身に着けて、やまだかつてないスケールで一世を風靡しつつあります。強烈なキャラクターは昨年以前から噂には聞いていましたが、今年6月のYATSUI FESTIVAL!に足を運んでみるとただのイロモノでは全くないカッコ良いパフォーマンス。12月6日にメジャー2ndアルバム『TOKYO』が発売、それに合わせてミニライブつきのイベントが開催されるということで足を運んでみました。なお会場は動画撮影禁止ですが写真は特典会以外OKということだったので、その様子もアップしています。

 ディスクピア日本橋店は大阪ミナミの繁華街にあるジョーシン系のメディアショップ。映像・音楽館でCDを購入して、隣のゲーム館でイベントが開催されます。個人的にここへ足を運ぶのは初めてですが、フロアを見るとブレイク前のアーティストが多数イベントを開催しているようでした。例えば大阪☆春夏秋冬は複数回出演しているみたいです。それ以外にも大阪拠点のアイドル、演歌歌手、アニメ系、果てはSKE48から大きくジャンルを変えてソロで頑張っているあの人まで。ちなみにこのイベントフロアがオープンしたのは2016年6月でつい最近。インタビューにもありますが、かなり力を入れた会場になっているようです。確かに音響や照明などは、イベント会場というよりライブハウスさながらといった具合でした。

 ベッド・インの2人が”それそれ~”とジュリアナ扇を振りながら登場。最初から”サンクスモニカ~”連発で、死語と下ネタのオンパレード。写真撮影OKということで、時々ポーズを取ったりするなどサービス精神も抜群。個人的には”下半身の通天閣”に大爆笑。ちなみによく分からない言葉は”パソコン通信で調べて~”とのことでした。

 演奏されたのは新作アルバムに収録されている2曲。1曲目は「シティガールは忙しい」

 MVを見れば一目瞭然、1990年代のCX系トレンディドラマを思いっきり意識したナンバーです。ステージはなんだか、仕事終わりのOLのカラオケボックスみたいです。リアルタイムだと平松愛理さんが歌っている姿がしっくりくるイメージでした。

会場は手拍子、温かい雰囲気です。

 次の楽曲に移る前に、”汗ばむわ~”と言いながら衣装を脱ぎます。とてもセクシー。

 もう1曲披露するのは「女豹-PANTHER-」。ちゃんまいはギターを持ちながら。

 間奏では生での演奏も披露。それにしてもかおり姉さんはメチャクチャ歌が上手いです。ちなみに楽曲は、ズバリ言うと”深夜のカメリアダイアモンドCMで流れてそうな曲”。その一言で見事に説明できます。

 というわけでイベントは20分ほどで終了。”写ルンです会”と称された撮影会は、CD1枚買うだけでメンバーとの3ショットがチェキ出来る結構な大盤振る舞い。しかも2人とも積極的なスキンシップで、ちゃんまいは思いっきり自分の胸に腕を当ててきました。撮影後も自分から握手、サービス業的な観点から見て最高の仕事です。ちなみにショットする際の合図は”ギルガメッシュ”でした。18歳以上で元ネタを知らない人は検索してみてください。私も思春期当時は大変お世話になったものです。

 客の年齢層はやはり全体的にやや高め。ですが男女比は6:4で意外と拮抗しています。というより普通の女性アイドルより明らかに女性比率高く、同性の支持はなんだかんだで確実に得てるようです。音楽的やルックスもさることながら、振り切った生きざまに共感している人も案外多いのかもしれません。業界人と思われる方もチラホラいたような…。

 私個人としてはキャラクターの特異さもさることながら、楽曲とパフォーマンスの精度の高さに惹かれた部分が大きいです。今年は数多くのガールズバンドが注目度を上げた年でもありますが、ベッド・インも本来のライブは生バンド主体。今後の躍進を、あらためておおいに期待したいです。

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