【今週の総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”】
1位 Ado
2位 =LOVE
3位 Ado
4位 BUMP OF CHICKEN
5位 Tani Yuuki
6位 Ado
7位 なとり
8位 Ado
9位 Official髭男dism
10位 Tani Yuukihttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/k9ik2gNC7l— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) October 5, 2022
今週の初登場曲&注目曲
・2位 =LOVE「Be Selfish」
→CD発売初週・セールス1位(19.5万枚)
・4位 BUMP OF CHICKEN「SOUVENIR」
→9/29(木)配信開始 ダウンロード1位 ラジオ5位 アニメ『SPY×FAMILY』OPテーマ
・14位 YOASOBI「祝福」
→10/1(土)配信開始 ダウンロード2位 アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』OPテーマ
・41位 LOONA「LUMINOUS」
→CD発売初週・セールス2位(2.4万枚) K-POP12人組グループの日本2ndシングル
・45位 原因は自分にある。「チョコループ」
→LINE MUSICキャンペーン実施
・55位 藤井 風「damn」
→9/30(金)MV公開 ダウンロード12位 動画再生11位 アルバム『LOVE ALL SERVE ALL』収録曲
・72位 RADWIMPS「すずめ (feat. 十明)」
→9/30(金)配信開始 ダウンロード4位 11/11公開予定の新海誠監督作品『すずめの戸締り』主題歌
・81位 R3BIRTH「Vroom Vroom」
→CD発売初週・セールス4位(1.2万枚) 『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』関連作
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 Ado「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」
→2週連続総合1位・通算6週目 ストリーミング・動画指標・カラオケ1位
・3位 Ado「私は最強(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」
→先週2位 ストリーミング2位 カラオケ4位(1ランク上昇)
・6位 Ado「ウタカタララバイ(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」
→ストリーミング4位 動画指標2位
・8位 Ado「逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」
→ストリーミング6位 動画指標4位 カラオケ10位
・15位 Ado「Tot Musica (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」
→ストリーミング13位 動画再生10位
・19位 Ado「風のゆくえ(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」
→ストリーミング16位 今週もワンピースはTOP20に6曲ランクイン
・7位 なとり「Overdose」(先週10位)
→ストリーミング6位から3位に上昇
・10位 Tani Yuuki「もう一度」(先週23位)
→ダウンロード17位から9位、ストリーミング25位から7位に上昇
・18位 JO1「SuperCali」(先週61位)
→ストリーミング62位から17位 動画再生9位 ツイート1位
・52位 さユり「花の塔」(先週82位)
→ダウンロード5位 ストリーミング圏外から79位に上昇 最高位を大きく更新
今週のピックアップ曲
=LOVE「Be Selfish」
開始数秒の時点で分かる、K-POP要素満載の楽曲です。コーラスの入れ方やBメロの変化・MVまでも、TWICEやNiziU辺りと限りなく近い雰囲気です。2017年のデビュー以来AKB48で大きな実績を残した指原莉乃がプロデュース・作詞していますが、時代に対する嗅覚はやはり優れているということでしょうか。
いわゆる日本のアイドルグループとは全く違う路線ですが、楽曲から支持を得ようとする点では理に適った戦略です。YouTubeの再生回数は前作「あの子コンプレックス」が一番多い787万ですが、今作は1ヶ月で既に600万達成・1000万超えも視野に入っています。これはAKB48どころか坂道グループよりも速いペース、来年の今頃は彼女たちが女性アイドルグループの覇権を掴む形になるのかもしれません。
BUMP OF CHICKEN「SOUVENIR」
『SPY×FAMILY』はすっかり今年を代表するヒット作になりました。テーマソングの「ミックスナッツ」「喜劇」も同作からの大ヒットですが、10月から始まる第2クールのOPテーマはバンプが担当します。
バンプの名曲は疾走感のある楽曲が多いですが、この曲はそれまでと比べてもまた種類の違う疾走感があります。またスケールの大きい名曲が多いのもバンプの特徴ですが、この曲は疾走感だけでなくスケールの大きさも感じさせる楽曲です。Bメロの転調が今作において強いアクセントになっていて、演奏では細かいスネアの刻みとベースラインが特に良い味を出しています。早い話が、ここ何年かのバンプの中でも一番の名曲だということです。タイアップの大きさを考えると、昨年の朝ドラ主題歌「なないろ」よりもヒットしそうな予感もあります。さすがに「天体観測」レベルを求めるのは酷だと思いますが。
YOASOBI「祝福」
ガンダムシリーズはもう40年以上続いている強力タイアップですが、この曲もおそらく大きく話題になりそうです。メロディーはYOASOBIらしさ、すなわちAyaseさんらしさと言っても良い王道になりつつありますが、タイアップに合わせたフレーズに前向きさをテーマにしたような歌詞は「夜に駆ける」でブレイクした時と比べると引き出しが確実に増えた印象です。あとはやはりikuraさんの歌声・表現力が今作でも絶品。バンプとともに、2022年第4四半期を牽引する曲の1つになるような気がします。
JO1「SuperCali」
JO1の新曲は聴けばすぐに理解できる、ディズニーでお馴染みの「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」から着想を得た作品です。スピード感にシャープさを織り交ぜた振り付けは、映像だとMVよりやはりPERFORMANCE VIDEOの方が見応えあります。気のせいでしょうか、昨年あるいは今年前半と比べても強い説得力とオーラが見えるアクトに感じました。この曲が収録されるシングル『MIDNIGHT SUN』は10月12日発売、どこまで売上枚数を伸ばすかにも注目です。
RADWIMPS「すずめ feat. 十明」
新海誠監督と言えば音楽担当はRADWIMPS、というわけで公開を前に一足早く劇中歌が配信開始。『君の名は。』『天気の子』と同様、そのうちまた何曲かの劇中歌配信、映画公開のタイミングでサントラがリリースされるものと思われます。
楽曲は大きなスケールと非常に大きな声の女性コーラスと弦楽器的なボーカルが耳に残る、聖歌のような雰囲気の内容です。これが映画でどう活かされるかは、来月までのお楽しみでしょうか。
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