【今週の総合ソング・チャート“JAPAN Hot100”】
1位 YOASOBI
2位 INI
3位 スピッツ
4位 Vaundy
5位 22/7
6位 Official髭男dism
7位 MAN WITH A MISSION × milet
8位 Official髭男dism
9位 Mrs. GREEN APPLE
10位 結束バンドhttps://t.co/QKb8Cmfdqu pic.twitter.com/EUrNOi7lbe— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) May 31, 2023
今週の初登場曲&注目曲
・5位 22/7「僕は今夜、出て行く」
→CD発売初週・セールス2位(10.7万枚)
・10位 結束バンド「光の中へ」
→CD発売初週・セールス4位(2.8万枚) ダウンロード3位
・12位 ENHYPEN「Bite Me」
→5/22(月)配信開始EP『DARK BLOOD』収録曲 ストリーミング15位 動画再生6位
・43位 超特急「Call My Name」
→5/24(水)配信開始 ストリーミング24位 LINE MUSICキャンペーン展開中
・56位 LE SSERAFIM「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」
→5/15(月)発売ミニアルバム『I feel』収録曲 動画再生17位
・68位 imase「NIGHT DANCER」
→2022年8月19日配信開始
・70位 結束バンド「青い春と西の空」
→シングル「光の中へ」収録曲 ダウンロード4位
・81位 椎名林檎「私は猫の目」
→CD発売初週・セールス10位 動画再生43位
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 YOASOBI「アイドル」(先週1位・7週連続)
→ストリーミング・動画再生・ダウンロード・カラオケ1位 ラジオ4位
・2位 INI「FANFARE」(先週10位)
→CD発売初週・セールス1位(52.2万枚) ラジオ1位 ダウンロード2位 ストリーミング22位
・13位 AKB48「どうしても君が好きだ」(先週圏外)
→CDセールス3位(4.2万枚)
・28位 女王蜂「メフィスト」(先週43位)
→ストリーミング41位 ダウンロード8位
今週のピックアップ曲
結束バンド「光の中へ」
『ぼっち・ざ・ろっく!』は昨年大ヒットしたアニメで、この作品から生まれた結束バンドも何曲かビルボードにランクインしました。来年に映画化が予定されていますが、今作はアニメ放映中の作品発表ではないようです。
楽曲は芯のあるバンドソング。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの影響が強いバンドというイメージもありますが、確かにそれっぽい楽曲でもあります(なおこの曲を提供したのはSAKANAMONのメンバー)。ひと昔前の『けいおん!』を思い出させる部分もありますが…。個人的に『ぼっち・ざ・ろっく!』を見ていないせいか、『けいおん!』と比べてキャラクター性が前面に出た曲でないという印象もあります。
ENHYPEN「Bite Me」
先日SUMMER SONIC出演がニュースになったENHYPENの新作です。かくいう私も大阪2日間に参戦する予定ですが、彼らのステージを見るかどうかは未定です。秋には東京・大阪のドームを含むワールドツアーも決定、韓国・日本を飛び越えた世界的グループになりつつあります。
新曲「Bite Me」は現在のK-POPの長所を詰め込んだダンサブルナンバー。サビが案外メロディアスで、そこだけ日本的な印象もあります。格好良いというより、メンバーの声の良さに癒される作品でもあります。短くて聴きやすいのも大きなポイントでしょうか…。
女王蜂「メフィスト」
すっかり2023年最大のヒットアニメになりつつある『推しの子』ですが、そのエンディングテーマに起用されているのは女王蜂「メフィスト」。不穏な雰囲気の楽曲に、アヴちゃんワールド全開のMVが完璧なくらいにマッチしています。これだけダークで戦慄を覚えるMVも、久々に見たような気がします。アニメ自体は個人的に拝見していないですが、作品と非常に合っているという声も多いようです。YOASOBIの「アイドル」は初登場以来ずっと1位をキープしていますが、この曲の完成度も大変高め。現在28位ですが、そのうちTOP10以内に入っても全く不思議ではありません。
椎名林檎「私は猫の目」
今年デビュー25周年、ソロでのCDシングルリリースはなんと「長く短い祭/神様、仏様」以来8年ぶり。近年は東京事変の活動もありましたが、そもそもこの8年間でCDの音楽的ニーズが一気に低くなったという事情もあります。
タイアップは特に無し、音も言葉も林檎さんでしか表現できない独特の世界。激しさとは一味異なる「静の暴走」が、他の曲からは到底感じられない気持ち良さをリスナーに提供しています。何度でも見たくなるMVも魅力的、25周年を飾るに相応しい名曲です。
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