【今週の総合ソング・チャート“JAPAN Hot100”】
1位 YOASOBI
2位 スピッツ
3位 関ジャニ∞
4位 Mrs. GREEN APPLE
5位 Knight A – 騎士A –
6位 Vaundy
7位 Official髭男dism
8位 MAN WITH A MISSION × milet
9位 Official髭男dism
10位 LE SSERAFIMhttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/ejp6Dqjakb— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) May 17, 2023
今週の初登場曲&注目曲
・3位 関ジャニ∞「未完成」
→CD発売初週・セールス1位(21.8万枚)
・5位 Knight A -騎士A-「AllVIN」
→CD発売初週・セールス2位(13.9万枚)
・12位 超ときめき♡宣伝部「LOVEイヤイヤ期」
→CD発売初週・セールス4位(3.6万枚)
・22位 MAZZEL「Vivid」
→5/8(月)配信開始 ダウンロード9位 ラジオ3位 動画再生22位
・30位 ヨルシカ「斜陽」
→5/8(月)配信開始 ダウンロード6位 ラジオ20位
・32位 BUDDiiS「Magic」
→5/10(水)配信開始 ストリーミング14位
・38位 Ado「いばら」
→5/9(火)配信開始 ダウンロード5位 ラジオ15位 Vaundyが楽曲提供
・40位 DXTEEN「Brand New Day」
→CD発売初週・セールス5位(2.9万枚)
・43位 BTS「The Planet」
→5/12(金)配信開始 ダウンロード2位
・54位 M!LK「topaz」
→5/8(月)配信開始
・66位 IVE「WAVE」
→5/9(火)配信開始
・71位 aespa「Spicy」
→5/8(月)配信開始 動画再生13位
・82位 NOA「BURN」
→5/7(日)配信開始
・93位 TWICE「Hare Hare」
→5/12(金)配信開始
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 YOASOBI「アイドル」(先週1位・5週連続)
→ストリーミング・動画再生・ダウンロード1位 カラオケ2位 アニメ『推しの子』OPテーマ
・13位 King & Prince「シンデレラガール」(先週47位)
→CDセールス3位(4.9万枚) 累計100万枚売上突破
・33位 YOASOBI「セブンティーン」(先週63位)
→5/10 (水)CD発売・配信開始EP『はじめてのEP』収録曲
・37位 平井 大「Symphony」(先週51位)
→4/28(金)配信開始 ラジオ1位 ダウンロード29位
・46位 yama「slash」(先週66位)
→CD発売初週・セールス21位 ダウンロード12位
今週のピックアップ曲
超ときめき♡宣伝部「LOVEイヤイヤ期」
ラップ手前の超字余りなAメロ、イヤでも耳に残るサビのワンフレーズ、2分47秒という短いトラック。とにかく聴いていて勢いがあります。ライブでもコールが解禁され始める今日この頃ですが、この曲はそれを強く意識した作品のように聴こえます。とりあえず彼女たちのライブではしばらく鉄板ソングになりそうです。
MAZZEL「Vivid」
BMSG所属の8人組ボーイズグループ、つまりBE:FIRSTの弟分に近い存在です。SKY-HIプロデュース、オーディション番組からのデビューという点も共通しています。したがって歌唱力・リズム感・ダンスはこの時点で既に一定以上のクオリティーに仕上がっています。
デビュー曲の「Vivid」は”クール””爽やか”という言葉が似合う、きわめて清涼感の高いダンスナンバー。暗い背景のMVはどちらかと言うと野性的な演出になるはずですが、仕上がりはラップパートまで爽やかそのもの。基本に忠実なメロディーラインと、メインボーカルの声の綺麗さがそうさせているのだと思います。彼らも先輩方と同じく大ブレイクして、音楽界に一大勢力を作り上げるのでしょうか。ただパフォーマンスの高さを常に追求する姿勢は、ずっとそのままであって欲しいです。
Ado「いばら」
Vaundy楽曲提供は「逆光」に続いて2回目ですが、今回はウタではなくAdo名義です。バンドサウンドの響きと厚味のある歌声がマッチした、Adoの楽曲史上でもトップクラスのパワフルな内容に仕上がっています。
Vaundyも相当数楽曲が揃ってきたので、そろそろ彼らしさというイメージも個人的にははっきりしてきました。その意味で考えると今作はかなりらしい曲で、おそらくかなり早いうちにセルフカバーされるではないかと予想しておきます。
あいみょん「愛の花」
朝の連続テレビ小説『らんまん』主題歌。ブレイク以降ずっと黒髪だったあいみょんですが、このMVでは髪の毛を赤く染めています。赤毛のあいみょん…。
それはともかく、今回の新曲も声の伸びが聴いていて気持ち良い、とてもメロディアスな作品に仕上がっています。三拍子の名曲は心地良いリズムがどれも印象的ですが、今作もその代表的存在になるのは間違いないでしょう。MVがそう思わせている部分もあるかもしれないですが、爽やかさはこれまでの彼女の作品でもトップクラス。そういう意味では、大型タイアップでありながら新しいあいみょんを堪能できる一曲と言えるでしょう。
IVE「WAVE」
前回の紅白歌合戦にも出場した新進気鋭のK-POPグループ・IVE。今作は韓国発表の楽曲のカバーではなく、最初から日本向けの作品として発表されています。
この曲は映像込みで見ると、”清純な官能”という印象でしょうか…。良い意味でJ-POPらしさは全く無く、K-POPの路線上でしっかり対応しているのが分かります(作曲クレジットを見ればすぐ分かる話ですが)。ポイントは高い音程で歌い上げる部分、K-POPでありがちな裏パートが存在しないことでしょうか。それだけ高い技量のメンバーが揃っているということで、決して派手な曲ではないからこそのグループに対する自信・信頼が現れている楽曲ではないかと感じました。
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