今週のビルボードチャート~5/24(INI、Snow Man、スピッツ他)

今週の初登場曲&注目曲

・3位 Travis Japan「Moving Pieces」
 →5/15(月)配信開始 ダウンロード1位 ストリーミング20位

・10位 INI「FANFARE」
 →5/14(日)配信開始 ストリーミング13位 ラジオ5位 動画再生17位

・31位 THE ALFEE「鋼の騎士Q」
 →CD発売初週・セールス2位(2.7万枚) ラジオ17位

・44位 Snow Man「あいことば」
 →ラジオ3位 動画再生7位 5/17(水)発売アルバム『i DO ME』収録曲

・57位 (G)I-DLE「Queencard」
 →5/15(月)発売ミニアルバム『I feel』収録曲

・59位 スピッツ「ときめきpart1」
 →ラジオ2位 ダウンロード35位 5/17(水)発売アルバム『ひみつスタジオ』収録曲

・90位 ずっと真夜中でいいのに。「不法侵入」
 →5/15(月)配信開始

・91位 SEKAI NO OWARI「ターコイズ」
 →5/16(火)配信開始 ダウンロード14位 ラジオ20位

 大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。

・1位 YOASOBI「アイドル」(先週1位・6週連続)
 →ストリーミング・動画再生1位 ダウンロード・カラオケ2位 ラジオ8位

・4位 MAZZEL「Vivid」(先週22位)
 →CD発売初週・セールス1位(4.3万枚) ラジオ1位 動画再生16位

・11位 BUDDiiS「Magic」(先週32位)
 →5/10(水)配信開始 ストリーミング4位 LINE MUSICキャンペーン展開中

・25位 TWICE「Hare Hare」(先週93位)
 →5/12(金)配信開始 ストリーミング26位 ラジオ12位

・26位 MY FIRST STORY「I’m a mess」(先週42位)
 →ストリーミング18位 ダウンロード26位 TikTokで再生上昇中

・28位 millennium parade x 椎名林檎「W●RK」(先週61位)
 →CD発売初週・セールス5位(1.1万枚) ストリーミング58位

・33位 M!LK「topaz」(先週54位)
 →5/8(月)配信開始 ストリーミング14位 LINE MUSICキャンペーン展開中

・43位 女王蜂「メフィスト」(先週76位)
 →CD発売初週・セールス19位 ストリーミング72位 ダウンロード12位

今週のピックアップ曲

Travis Japan「Moving Pieces」

 2ndデジタルシングルは音・声ともに大変洗練されたダンスミュージック。サウンドはベースラインが心地良く、MVを見なくてもついついリズムを取りたくなるナンバーになっています。優等生的な仕上がりであると同時に、もう少し野性味があってもいいのではないかとも感じました。ちょっと艶があり過ぎて粗が無さすぎると言いますか…。格好良いのは確かではありますが。

INI「FANFARE」

 Travis Japanとほぼ同日公開ですが、少なくともネット上におけるファンの熱狂度はこちらの方が上でしょうか。先ほどの「Moving Pieces」が340万だったのに対してこちらは2200万。JO1と彼らを擁するLAPONEエンタテインメントも、どんどん強さを増しています。

 イントロのギターサウンドから始まる展開には、勢いと野性味を感じます。そこにちょっとしたクールさも混じっていますが、全体的には迫力のあるサウンドと映像。丁寧に作ってあるのは当然ですが、適当に流し聴きすると丁寧さよりそれ以外の印象が圧倒的に勝っています。魅せ方の上手さ、あとは単純に曲も明るく憶えやすくライブでも必ず盛り上がることを確信できる内容。現在の彼らの代表曲を一つ挙げるとすれば「Rocketeer」だと思いますが、それを更新する活躍が期待できそうです。

Snow Man「あいことば」


 Snow Manもダンサブルなアップテンポからバラードまで守備範囲の広いグループになりましたが、この曲はファンに向けて歌っていることがタイトルの時点で想像できるバラードです。彼らの人気もまたカッコ良さより飾らないキャラクターが大きな理由のような気がしますが、MVを見ると余計にそれを感じます。

スピッツ「ときめきpart1」

 「美しい鰭」が今週も2位で大ヒット中のスピッツ、この上ないタイミングで新作アルバム『ひみつスタジオ』がリリースされました。「ときめきpart1」はそのリード曲、映画『鰭』主題歌です。

 スピッツといえばこういう曲、というイメージから全く外さない珠玉のスピッツソング。半音下げるようなサビのコード進行は、まさしく王道J-POP。長いJ-POPの歴史上で、「至高」という言葉がこれほど似合うバンドはほとんどいません。きっとアルバムも、2023年を代表する名作として数えられることでしょう。

 

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