【今週の総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”】
1位 米津玄師
2位 Mrs. GREEN APPLE
3位 Mrs. GREEN APPLE
4位 ロゼ & ブルーノ・マーズ
5位 Mrs. GREEN APPLE
6位 Mrs. GREEN APPLE
7位 Mrs. GREEN APPLE
8位 Creepy Nuts
9位 Omoinotake
10位 ONE OK ROCKhttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/XWdj0TpVN8— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) January 29, 2025
今週の初登場曲&注目曲
・1位 米津玄師「Plazma」
→ストリーミング・動画再生3位 ダウンロード1位 ラジオ4位
・2位 Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」
→ストリーミング・ダウンロード2位 動画再生1位 ラジオ18位
・10位 ONE OK ROCK「Puppets Can’t Control You」
→ラジオ1位 ダウンロード3位 ストリーミング64位
・14位 MATSURI「アヴァンチュール中目黒」
→CDセールス1位
・40位 BUDDiiS「Iris」
→ストリーミング35位 ラジオ20位
・43位 ヨルシカ「へび」
→ストリーミング61位 ラジオ17位
・56位 Creepy Nuts「doppelganger」
→ストリーミング93位 ダウンロード8位
・61位 THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「蜘蛛の糸」
→ストリーミング47位
・64位 羊文学「声」
→ラジオ9位 ダウンロード13位
・74位 HY「恋をして」
→ストリーミング83位
・80位 ちゃんみな「NG」
→ストリーミング70位
・83位 aiko「シネマ」
→ラジオ2位
・85位 吉田仁人「藍」
→ストリーミング58位
今週のピックアップ曲
Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」
『18祭』のテーマソングもこの時期恒例になりました。今年の担当はいまや中高生どころか日本を代表する人気アーティスト・ミセス。今週のビルボード総合も10曲中5曲が彼らの曲、勢いはまだまだ止まることありません。今回の曲は壮大な歌詞とメロディーで構成される大作バラード。バンドサウンドに拘るイメージの無いミセスですが、それでもここまでストリングスが目立つ曲は珍しいような気がします。ただバンドサウンドも同時に案外目立っているので若干の軽さもあり、少なくともひと昔ふた昔前にあるような、所謂胃もたれする重さ・くどさは無し。この辺りの感覚は世代・時代による違いから起きているような気もします。
MATSURI「アヴァンチュール中目黒」
昨年フジテレビ方面で話題になったSHOW-WAに続き、今度は同じようなテイストでMATSURIがデビュー。前者がムード歌謡メインに対し、こちらは昭和&平成ポップス。ただget you!で始まるオープニングは、似たような感じでWant you!と叫ぶ敏いとうとハッピー&ブルー「星降る街角」に近いです。とは言え全体としてはムード歌謡とはやはり異なる様相で、なんだか大人のポップスに挑戦しているアイドルグループの曲を聴いているような感覚です。全体的に声が若いと言いますか初々しいと言いますか。だからこそ応援し甲斐のあるグループなのかもしれません。なおプロデューサーはSHOW-WAと同様秋元康、66歳になりますが彼もまだまだ現役の制作者として活躍し続けるようです。
羊文学「声」
『呪術廻戦』『推しの子』のタイアップがヒットした羊文学ですが、今年はついに月9ドラマの主題歌となりました。とは言え昨今のフジテレビ事情を考えると、決して良いタイミングと言えないのが辛いところですが。
マイナー調の雰囲気で聴かせる上品なサウンドは、確かに今回の曲を作るにあたって影響を受けたというthe brilliant greenを彷彿とさせる部分があります。心地良い歌声とベースサウンド、ここ最近のアーティストだともう羊文学にしか出せない味になっているでしょうか。聴けば聴くほど引き込まれそうな雰囲気は唯一無二、2025年を代表する一曲として刻まれそうです。
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