今年の紅白もあと5日になり、各種発表がありました。

 曲順発表の前にまず追加された企画について書きます。

 

1.嵐のメンバーが進行する「僕たちのふるさと ニッポン」

 公式ホームページからそのまま抜粋すると、「嵐自らがこの企画の為に、日本の各地を訪れて撮影した様々な人々の笑顔の写真を披露。また、旅で感じたそれぞれの想いを織り込んだ新しい歌も披露します。」ということ。ここで発表された新曲がもしかすると来年の新曲1作目になるのかもしれません。企画プロデュースと曲の作詞は放送作家の小山薫堂氏。
 あと松下奈緒はドラマの名場面とともにピアノ演奏。いきものがかりのステージバックと勝手に思っているのですが、どうやら別の場面を設けてという風にも読み取れなくはないのでその点はまたコメント欄なりTwitterなりでフォローしたいと思います。

 

2.さかなクン3年連続紅白出場

 今日追加された企画がこれ。番組中のどこかに出るらしいです。これでも大学の客員教授。

 というわけであとは例年通り発表された曲順とともに、各歌手のステージの見どころについて色々書いていきます。27日に放送される『あさイチ』の紅白特集とはまた違う視点を提供出来たならば、これに勝るものはないのですが…。



1.浜崎あゆみ(12)「Virgin Road」

 紅組トップバッターは3年連続で浜崎あゆみになりました。記念すべき50作目のシングル『L』から、小室哲哉が楽曲提供した「Virgin Road」を披露します。これまでの2年とは曲調が違い、また典型的なトップバッターというイメージともかなり離れた楽曲なので一味も二味も違う内容のステージが予想されますが、豪華な演出内容はこれまでと変わらないどころか、今まで以上の内容になることも十分考えられます。なお3年連続トップバッターは紅組では第9回(1958年)~第11回(1960年)の荒井恵子以来50年ぶり。

 

1.EXILE(6)「I Wish For You」

 白組トップバッターは今年もEXILEで2年連続。過去の出演も札幌ドームからの中継だった第59回(2008年)を除いて全て第1部、もう紅白の前半ではお馴染みの顔になったと言って良いのではないでしょうか。前回の「Someday」同様、今年の「I Wish For You」もEXILEお得意のダンスナンバー。今年もステージいっぱいに多くのダンサーを引き連れての登場が予想されます。迫力満点の演出をこちらも期待。

 

2.AKB48(3)「紅白2010 AKB48神曲SP」

 今年の紅組は出だしが非常に派手です、とは昨年にも書いたフレーズですが、冒頭3組まで前回と全く同じ曲順というのは61回目にして史上初めてのことになります。それが果たして快挙なのか愚挙なのかは個人の判断に委ねたいところでありますが、AKB48は今年の音楽界・芸能界において何十年先まで語られる存在であることは間違いありません。昨年と比べてもその勢いはパワーアップしていてもはや留まることを知りません。1回目の出場では「会いたかった」1曲、2回目は「RIVER」「涙サプライズ!」の2曲。今回は3曲披露される可能性が高いということらしいですが、こういう形での紅白出場というのもまた今までにないことです。前半最大の注目ステージと言っても過言ではないでしょうね。

 

2.NYC(2)「よく遊びよく学べ100%NYC」

 今年は嵐司会、SMAP大トリと今までになくジャニーズ色が強い紅白ですが、そのトップを切っての登場が最若手のNYC。前回はNYC boysとして7人の出場でしたが今回はフロントメンバーの3人がよりフィーチャーされてのステージになる、と考えてよろしいのでしょうか?昨年メドレーで披露されて今年デビューシングルとして発売された「勇気100%」、そして「よく遊びよく学べ」の2曲が披露されることになります。もしかするとこれまた昨年歌われた「NYC」が混じるかもしれません。1年間で彼らがどれだけ成長したかを、昨年のステージと比較しながら見守るというのもまた一つの楽しみ方ではないでしょうか。

 

3.アンジェラ・アキ(5)「輝く人」

 この曲は今年3月から7月にNHKで放送された、インタビュー番組『こころの遺伝子~あなたがいたから~』の主題歌になっています。今回の番組のテーマ『つながり』にも非常によく合った選曲と言えるでしょう。過去4回の出演はもちろんピアノ演奏しながらの歌唱でしたがこの曲はピアノではなくギターがメインの楽曲ということで、その点でも例年と違う内容のステージを十分に期待できそうです。

 

3.AAA(初)「逢いたい理由」

 初出場5組の中で先陣を切る形ですが、今年でもうデビュー5周年。順風満帆なスタートを切りながらも途中色々と紆余曲折がありつつも今年ようやく紅白初出場を果たした、というのが正直なところかもしれません。「逢いたい理由」は小室哲哉の音楽業界復帰第一作として話題になったナンバー。ダンサブルながらも聴かせる楽曲に仕上がっていて、見応え十分のステージになると思います。アンジェラ・アキとは全く違った形のステージになりますが、内容はほぼ互角の勝負と考えて良いのではないでしょうか。

 

4.中村美律子(15)「河内おとこ節」

 史上新記録となる8回目の「河内おとこ節」。今回は同じ大阪出身のはるな愛がステージを盛り上げるということ。白組、いや桃組から紅組にFAした形ですが位置づけとしてはどちらも似たようなものかもしれません。いつものように、安定して賑やかなステージになるのでしょう。

 

4.flumpool(2)「君に届け」

 中村美律子の相手はここ2年ポルノグラフィティでしたが、今回はflumpool。結局アミューズのバンドに受け継がれたという形になりました。初出場というわけでもないのでちょっと今回の紅白の中では地味な印象に留まる可能性も否定できないですが、曲は良いです。flumpoolらしい自然体なステージを魅せてほしいところ。

 

5.平原綾香(6)「Voyagers」

 「Voyagers」は2006年に発表された曲で、NHKの動物番組『ダーウィンが来た』のオープニングテーマ。同年の紅白ではトリノ五輪テーマソングの「誓い」があったためそちらが優先された形ですが、確かに今までの紅白で歌われても決しておかしくない選曲だったのかもしれません。タイアップの関係上、例えばバックの映像に動物が出てくるなど何かしらの形でアニマルが関わるステージになることは間違いないと思います。

 

5.遊助(2)「ひと」

 今年は「ライオン」「ミツバチ」と動物をテーマにした楽曲をシングル表題曲にしていましたが、紅白で歌われるのは「ひと」。でも人間も動物であることは全く疑いようのないことではないでしょうか。彼がしたためた素直な言葉で構成される歌詞にはきっと視聴者の心も温められることでしょう。そんなハートウォーミングなステージを今年は期待したいです。

 

6.伍代夏子(17)「ひとり酒」

 ここからの2曲は綾小路きみまろの曲紹介が予想されます。伍代夏子のステージは昨年も彼の曲紹介でした。この曲は1994年に発表されたヒット曲で、「チビリチビリ」という歌詞が耳に残る楽曲。イントロに乗せられる曲紹介と酒と着物と言えばまさに演歌の代名詞。そんな演歌らしいステージを今年も期待したいです。

 

6.細川たかし(34)「浪花節だよ人生は」

 歌い出しを間違えた第35回(1984年)。2番を間違えた第57回(2006年)。さすがに最後のフレーズを間違えることはないと思いますが、紅白でこの曲を歌って歌詞を間違えること、3回中2回。細川たかしの艶のある歌声や声量、伸ばしももちろん聴き所なんですがやはり私としましては、歌詞を間違えることなく歌えるかどうか、それが今回のポイントになると言えます。

 

7.ポルノグラフィティ(9)「君は100%」

 攻守交替の後のトップバッターは、曲紹介がなかったあの第56回(2005年)以来5年ぶり。名曲のステージあり、変な曲紹介あり、訳の分からない間奏のMCありで意外と隠れた見どころが多いのが紅白におけるポルノグラフィティのステージ。さて今年はどんな見どころを提供してくれるのでしょうか。見逃せません。

 

7.西野カナ(初)「Best Friend」

 初出場、着うたチャートではほぼ上位独占という勢いの彼女ですが意外と中途半端な曲順になりました。彼女は三重県松阪市出身、比較的地元アピールをしている印象の強いことを考えると故郷からの何かしらの応援に注目するのも一つの楽しみ方かもしれません。ケータイ世代を代表する歌姫、今回歌う曲は友達をテーマにした、いかにも彼女らしい言葉の使い方が印象的な楽曲。ソロ歌手最年少の若々しさにも注目したいです。

 

8.FUNKY MONKEY BABYS(2)「あとひとつ」

 前回初出場の時は日本テレビの羽鳥慎一アナウンサーが応援に登場しました。今年は東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が応援に登場します。他局の夏の甲子園のテーマソングに使われるなど、何かと野球に関係深い楽曲。今年も歌詞を聴かせるステージになりそうです。もちろんDJケミカルがどういう格好をするのかも要注目。

 

8.川中美幸(23)「二輪草」

 応援には応援を、ということでこちらは自身が出演しているNHK連続テレビ小説『てっぱん』の出演者の応援が予定されています。曲もちょうど1998年の楽曲ということで、ちょっと10年くらい前の懐かしい雰囲気に浸れるコーナーになるかもしれません。紅白でこの曲が歌われるのははや4回目。定番とも言えるステージを今年はどういった形で見せてくれるのでしょうか。この辺りで花柳社中が使われるのでしょうか。

 

9.HY(初)「時をこえ」

 キャリアや人気を考えると今年紅白初出場というのが不思議なロックバンド。「時をこえ」は今年1月に発売されたアルバム『Whistle』でラストナンバーになっている曲で、おじいやおばあから聞いた昔の沖縄、そして「命」をテーマにした内容。間違いなく聴かせるステージになります。三線など沖縄ならではの演奏もこのステージのポイントになるでしょう。

 

9.クミコ(初)「INORI~祈り~」

 広島の原爆の子、禎子を通して平和への祈りを訴える楽曲。戦争から65年、平和の尊さを初出場の2組がじっくりと聴かせる、そういう演出になることは間違いないでしょう。HYと違ってこちらのクミコは知っている人なら知っているというタイプの歌い手で、もしかすると紅白で初めて見るという視聴者も多いかもしれません。彼女の歌唱はメッセージ性に溢れていて、人々の心に響く可能性も高いと思います。平和について、この時間を使ってじっくり考えるのも良いのではないでしょうか。

 

10.水森かおり(8)「松島紀行」

 鳥取、釧路、五能線、熊野、薩摩、輪島、宮島ときて今回は松島。通算2度目となる東北をテーマにした楽曲。仙台松島の美しい景色を伸びのある歌声で、おそらくドレスで歌うことになります。昨年のステージではバックダンサーの振り付けにツッコミ所満載でしたが、今回はバックがどうなっているのか、あるいは何もなしで歌うのか、そこに注目するのも悪いことではないと、多分思います。

 

10.徳永英明(5)「時の流れに身をまかせ」

 近年はカバーアルバムのヒットが印象強いですが、紅白でカバー曲が歌われるのは第58回(2007年)以来2回目。過去に紅白でもテレサ・テンが歌っていた名曲を、彼らしい歌声でしっとり聴かせるステージになりそうです。

 

11.水樹奈々(2)「PHANTOM MINDS」

 ここ数年前半J-POPトリと言ってもいいこの歌唱順、今年は2回目の出場となる彼女が抜擢されました。今年も歌に声優に大活躍で、紅白に関してもデジタル応援隊から晴れて正式な応援隊に昇格。前回はややバラード寄りでしたが今回はかなりアップテンポの激しい曲、持ち前の歌唱力が十二分に生きた迫力のあるステージが期待できそうです。

 

11.L’Arc~en~Ciel(4)「BLESS」

 10年ぶりの紅白になりますが、バラードを歌うのは今回が初めて。オリンピックのテーマソングということで、ゲスト審査員の高橋大輔が曲紹介に関わることはほぼ間違いないでしょう。過去の紅白で見せた激しいステージとはまた違うと思いますが、それとはまた別に素晴らしいステージを見せてくれることが期待できます。ストリングスをどう演出するかもポイントになりそう。

 

12.天童よしみ(15)「人生みちづれ」

 15回目の紅白出場ですが、前半トリは意外にも今回が初めて。近年は新曲で前半トリというのも少なくなっているようで、紅組では第54回(2003年)の安室奈美恵以来7年ぶり。前半の締めらしい安定したステージが見れそうです。

 

12.森 進一(43)「襟裳岬」

 言わずと知れた1974年の名曲で、彼の紅白史的には第25回で初の大トリを選ばれ、ステージではズボンのチャック全開、間奏で他の白組歌手に締めてもらったというエピソードも持つ曲。前半の最後に歌うのは2年連続、通算5回目(先攻を含めると6回目)でもう定位置と言っても良い雰囲気。紅白で歌うのは13年ぶり、前半の最後にふさわしいステージを見せてくれるでしょう。



1.郷ひろみ(23)「GO! GO! イヤー 紅白スペシャルメドレー」

 後半のトップバッターは派手にメドレーで始まります。昭和の時代には4年連続で白組トップバッターを務めたこともあって、この位置にはまさにうってつけの存在だったのかもしれません。何が歌われるかは当日、あるいはその前日くらいのスポーツ新聞の記事までお楽しみですが、なんとなく37年ぶりに紅白で「男の子女の子」が歌われる気がするのは私だけでしょうか。55歳とは全く思えないパフォーマンスを9年ぶりに紅白で味わえるのはもうすぐです。

 

1.aiko(9)「向かいあわせ」

 今年は特にNHKタイアップというわけではないのですが、昨年と同様後攻の紅組トップバッターという歌唱位置。例年通り、普通にaikoらしい元気なステージを見せてくれそうです。

 

2.Perfume(3)「ねぇ」

 2番手からいきなり攻守交替というよく分からない順番ですが、こちらは3年連続後半の早めの時間帯で出演。今年で結成10周年、より洗練されたダンスパフォーマンスを今年は例年以上に味わうことが出来るかもしれません。衣装にも注目。

 

2.TOKIO(17)「advance」

 こちらも後半の早めの時間帯が定位置になりました。さすがにFNS歌謡祭みたいな波乱は期待できそうにないですが、今年もロックバンドらしいステージを期待したいです。ポイントはやはり5年連続でリーダーのあの写真をステージの前に拝めるかどうか、でしょうね。

 

3.倖田來未(6)「KODA KUMI 2010 Special Medley」

 初出場時にはエロかっこいいと言われた大胆な衣装、近年はダンサブルなステージが目立つ彼女。今回はバラードとダンサブル、両方の曲がメドレーに組み込まれることも予想されるので今の時点ではどういう内容のステージになるのかが少し想像しにくいです。そういう意味では何が出て来るかわからないという期待も生まれるというものです。なお1人でメドレー、というのは初出場の時以来5年ぶり。

 

3.五木ひろし(40)「おしろい花」

 ついに後半3番手という順番になってしまいました。こんなに早く出てくるのは冗談抜きで39年前の初出場の時以来ではないかと思うのですが、対戦相手が倖田來未というのは4年ぶり2回目だったりします。ベテランらしい聴かせるステージになりそうで、前後のステージとは全く異なる内容になること間違い無し。それもまた紅白歌合戦ならではの魅力ではないかと思います。

 

4.和田アキ子(34)「AKKOィィッ!紅白2010スペシャル」

 34回出場した紅白でメドレーという形式をとるのは今回が初めて。数あるヒット曲の中で何が選曲されるのでしょうか、近年紅白で歌われていないあの曲も選曲されるのでしょうか。今年還暦とは思えないパワー溢れるステージになることは間違いないでしょう。ある意味白組として出場した第56回以上に注目のステージかもしれません。

 

4.加山雄三(17)「若大将50年!スペシャルメドレー」

 60歳と73歳、近年稀に見る年齢の高い人同士の対決となりました。そういえばこの2人は第38回(1987年)と第39回(1988年)でともに紅白の司会を務めていましたね。紅白ファンなら見逃せない夢の対決と言っても過言ではないかも?懐かしい曲だけでなく新しい曲もこの紅白で披露される予定というのがテレビ出演した本人談。9年ぶり17回目、紅白でも数多くの伝説を残していった若大将ですが、このステージももしかしたら後年レジェンドと呼ばれるステージになるのかもしれません。

 

5.福山雅治(3)「道標」

 23時からパシフィコ横浜でカウントダウンライブ開演ということで、それまでの時間を借りての中継出演になります。歌われる楽曲は昨年発売になったもので、命をテーマにしたスケールの大きい楽曲。ライブ会場ということなので、NHKホールの観客はともかく視聴者にとってはかえって迫力のある演奏が見れる可能性もありそうです。バンドの生演奏になる可能性が非常に高いですからね。中継だからこそ、のステージは期待できると思います。

 

5.小林幸子(32)「母ちゃんのひとり言」

 中継の間に舞台装置を準備する、という流れは2年前にもあった展開。もうちょっとしたら衣装のテーマもスポーツ新聞上で判明するでしょう。昨年の発想はある意味見事でしたが、今年はどんな事態になるのでしょうか。

 

6.コブクロ(6)「流星」

 ヘキサゴンの後とか永ちゃんの後とかと比べると小林幸子の後なら多少はマシかと思えるのが怖いですが、今年も実に歌いにくい曲順ではあります。でも毎年じっくり聴かせるステージを間違いなく見せてくれています。おそらく今年もそんな展開になるんじゃないでしょうか。来年辺り久々にギターのみのシンプルな編曲のステージも見たいですが。

 

6.植村花菜(初)「トイレの神様」

 9分52秒、間奏とアウトロを多少縮めても8分近く演奏される長いステージになることは間違いありません。この曲の歌詞は今年非常に話題になりました。フルコーラス、じっくり聴かせてくれるでしょう。

 

7.嵐(2)「2010紅白オリジナルメドレー」

 事前の予想通り、この辺りが今年の紅白歌合戦最大の山場になります。ここまで予想通りになるとは思わなかったですが(汗)グループ初の司会と歌の兼任。昨年のステージも素晴らしかったですが、おそらくそれ以上の内容になるでしょう。間違いなく今年の紅白歌合戦の中で最も見逃してはいけないステージの一つ。最高視聴率になることもおおいに予想できます。楽しみです。

 

7.いきものがかり(3)「ありがとう」

 そして紅組司会の松下奈緒がこのステージでピアノ演奏を担当します。フルコーラスだと6分近い演奏時間の曲ですが、イントロ・間奏・アウトロ含め完璧にフルコーラス演奏になる可能性も十分予想されます。こちらも今年の紅白歌合戦の中で、何十年先になっても語られる名場面になるでしょう。見逃してはいけないステージです。

 

8.石川さゆり(33)「天城越え」

 演歌の定番対決は作詞者の追悼対決でもあります。この曲は今年亡くなった吉岡治氏の作詞。何度も紅白で披露されているので期待通りのステージになるのは間違いないですが、個人的にはやはり2コーラス歌った後の”走り水 迷い恋…”のくだり、つまりフルコーラス歌唱を今度こそ期待したいです。紅白では第37回(1986年)以来披露されてないですからね(ちなみにその時はトリで1コーラス半)。

 

8.北島三郎(47)「風雪ながれ旅」

 この曲を作詞した星野哲郎氏も今年亡くなりました。もうこの曲は第32回(1981年)の大トリ以来大量の白い紙吹雪でお馴染み。鼻の穴に紙が入っても歌い上げるサブちゃんを期待しましょう。こちらもフルコーラスは大トリになった第47回(1996年)以外にないので、ちょっと期待したいところ。

 

9.坂本冬美(22)「また君に恋してる」

 個人的には大トリで見たかったステージでもありますが、今年のこの曲の認知度を考えると番組も佳境に差し掛かった頃に見れるということは嬉しいこと。しっとりと、そしてじっくりと。この曲の世界にじっくりと浸れるステージになることは間違いないでしょう。

 

9.氷川きよし(11)「虹色のバイヨン」

 もう番組終盤で歌うイメージも強いですがトリ前の曲順は意外と少なく、「白雲の城」を歌った第54回以来2度目。坂本冬美とは対照的にこちらはやや賑やかなステージになることが予想されます。おそらく出て来るであろうダンサー、白組歌手そして一部の観客によるサビ頭の合唱に個人的にはすごく期待したいですね。

 

10.DREAMS COME TRUE(14)「生きてゆくのです feat.ザ紅白スペシャルブラスバンド」

 2年連続で紅組トリになりました。間違いなく昨年と同様、大迫力のステージになります。ドリカムのライブの雰囲気をそのまま紅白に持って来たようなステージング・演奏もさることながら吉田美和が最後にどうやって歌詞をアレンジして歌うのかも注目したいところです。

 

10.SMAP(18)「This is love ’10 SPメドレー」

 大トリは5年ぶり3回目ですがグループ同士のトリ対決は初めて、メドレーでの大トリも初めて、そして民放の紅白の後番組の司会者をトリ歌手の一人が務めるのも(おそらく)初めて。若干既視感があるかもしれませんが実際のところは「初」という冠がつく内容の多い大トリであることも間違いないところ。メドレーで何を混ぜるかはわかりませんがメインの「This is love」は非常にノリの良いリズミカルな楽曲で、かつ歌詞も堅苦しくない程度にメッセージ性もあり、近年多い賑やかな内容の大トリにはまさによく合った曲であると言えます。ジャニーズの後輩である嵐が曲紹介する場面も含めて非常に楽しみなステージを最後に持って来た、そういって良いのではないでしょうか。




 曲順としてはややマンネリもあって面白味に欠けますが、流れやテーマとの合致という点で考えれば十分に考えられた曲順で決して悪くはありません。いい加減紅組歌手を大トリにしてほしいという意見もありますが、それぞれの持ち歌を考えるとなかなか実現させようにもさせにくいのが正直なところなんだろうな、というのが実情なのでこればっかりは仕方ないでしょう。本番まであと5日、なんだかんだ言って今年もすごく楽しみです。