第61回NHK紅白歌合戦出場歌手予想(紅組編)

 昨日は白組歌手について書きましたが、今日は紅組歌手について書いていきます。昨年の出場者のうち絢香は活動休止中、妊娠・出産・育児の関係で木村カエラの不出場はほぼ確定、リストには一応入れたものの大塚愛も紅白では妊娠6ヶ月。さらに先日中島美嘉が耳の治療のため活動休止を発表。大きな入れ替わりも予想されますが、とりあえず予想を進めていくことにしましょう。




1.坂本冬美(21)
 「また君に恋してる」は今年唯一と言ってもいいかもしれない、全世代に浸透したヒット曲になりました。当然ながら出場は間違いなし、曲順にも注目したいところです。
予想曲目:「また君に恋してる」「ずっとあなたが好きだった」「夜桜お七」「あばれ太鼓」など

2.いきものがかり(2)
 今年もっとも話題を集めたドラマと言えば『ゲゲゲの女房』ですが、その主題歌を手がけたのはこの人たち。広い世代の支持も集めていて、3年連続出場はもう100%間違いなし。
予想曲目:「ありがとう」「キミがいる」「ノスタルジア」「時をかける少女」など

3.AKB48(2)
 今年の芸能界でもっとも話題を集めたのはこの人たちでしょう。ステージだけでなく、誰がどの場面に登場するかも注目されるポイントになります。SKE48など関連ユニットとの共演も考えられます。
予想曲目:「Beginner」「ヘビーローテーション」「ポニーテールとシュシュ」「桜の栞」など

4.水樹奈々(1)
 デジタル紅白応援隊から今年は正式に紅白応援隊に昇格。2年連続出場はもう約束されたも同然でしょう。
予想曲目:「PHANTOM MINDS」「Silent Bible」「SECRET AMBITION」「想い」など

5.Perfume(2)
 『MUSIC JAPAN』のナビゲーターでもあり、人気も相変わらず高値安定。こちらも3年連続出場は間違いないと思われます。
予想曲目:「VOICE」「ねぇ」「不自然なガール」「ナチュラルに恋して」など

6.石川さゆり(32)
 昨年はくるり主催の音楽祭に出演、今年は奥田民生とのコラボ作品を発表。ジャンルを超えて愛される存在となりました。出場はもはや当然の帰結でしょう。
予想曲目:「Baby baby」「だいこんの花」「天城越え」「津軽海峡冬景色」など

7.天童よしみ(14)
 女性演歌の中でこの人は相変わらず実力・人気ともにトップクラス。今年の出場も盤石でしょう。
予想曲目:「人生みちづれ」「母恋鴉」「珍島物語」「道頓堀人情」など

8.小林幸子(31)
 豪華衣装は新曲が出る限りネタ切れする気配はなさそうです。マンネリとの声もありますが、無かったら無かったで非常に寂しいものです。というわけで今年もきっと魅せてくれるのでしょう。
予想曲目:「白いゆげの歌」「雪椿」「おもいで酒」「とまり木」など

9.DREAMS COME TRUE(13)
 昨年の紅白では初めてのトリ、それにふさわしいパフォーマンスを存分に見せつけました。J-POPの大御所として今年も君臨してくれそうです。11月に新アルバムリリースということでレコーディング等の都合がつかなくなることもまずなさそう。
予想曲目:「LIES. LIES.」「生きてゆくのです」「ねぇ」「何度でも」など

10.aiko(8)
 相変わらず女性を中心に安定した人気を保っています。今年も間違いなく出場してくれるでしょう。
予想曲目:「戻れない明日」「向かいあわせ」「花火」「カブトムシ」など

11.水森かおり(7)
 さすがにマンネリ化が否めないとは言え、出てくるCD売上は相変わらず女性演歌トップの数字。今年も出場間違いなさそう。
予想曲目:「松島紀行」「鳥取砂丘」「東尋坊」「おしろい花」など

12.浜崎あゆみ(11)
 おそらく今年も紅白で一曲歌ってから代々木に向かうことになるのでしょう。人気が衰える気配もなく、今年も出場は確実。
予想曲目:「crossroad」「Virgin Road」「MOON」「Sweet Season」など

13.西野カナ(0)
 アルバム『to LOVE』が大ヒット、若い女性にとってのカリスマ的存在として完全に定着しました。初出場候補の中では最も出場する可能性が高いアーティストと言えそうです。
予想曲目:「Best Friend」「会いたくて 会いたくて」「if」「君って」など

14.倖田來未(5)
 ピーク時と比べると人気が低下している印象は否めないですが、それでもまだまだ十分話題の中心に位置づけられている存在ではあるでしょう。
予想曲目:「Gossip Candy」「好きで、好きで、好きで。」「Can We Go Back」「キューティーハニー」など

———————–ここまでが確実ライン———————–

15.Superfly(0)
 出演が予想されている幕張のCOUNTDOWN JAPAN 10/11にはまだ彼女の名前が発表されていません。今年のFIFAワールドカップのNHKテーマソングは大きな話題を呼びました。今後の発表が気になりますが、予定が合えば間違いなく初出場するものと思われます。
予想曲目:「タマシイレボリューション」「Wildflower」「My Best Of My Life」「愛をこめて花束を」など

16.和田アキ子(33)
 言うまでもない紅組のドンなんですが、近年やや存在感が低下している印象もあります。とは言え今年で還暦。なんだかんだ言って今年も出場するものと思われますが…。
予想曲目:「人生はこれから」「あの鐘を鳴らすのはあなた」「もう一度ふたりで歌いたい」「笑って許して」など

17.川中美幸(22)
 この人も近年やや存在感が低下気味、最近の選曲も「ふたり酒」「二輪草」の繰り返しになりつつあるのでもしかするとの落選も考えられなくはありません。とは言えやはり出場する可能性の方が高いと思いますが。
予想曲目:「ふたり花」「二輪草」「ふたり酒」「豊後水道」など

18.少女時代(0)
 韓国発の女性アイドルグループで大きな注目を集めています。単に取り上げられているだけでなくCD売上も日本の数あるアイドルグループ以上の数字を早くも記録しています。女子十二楽坊やRyuなど東アジア圏のアーティストが紅白に進出した例は非常に多く、そう考えると日本デビュー1年目にして紅白出場の可能性はかなり高いと言えるでしょう。
予想曲目:「GENIE」「Gee」「Oh!」「Run Devil Run」など

19.JUJU(0)
 カバーアルバム『Request』が大きな話題になっています。徳永英明に対抗する紅組歌手としての位置づけで初出場する可能性も高そうですが、出場するなら昨年歌えなかった「明日がくるなら」「やさしさで溢れるように」を歌ってほしっかたり、また「Hello, Again~昔からある場所~」を歌うのならMY LITTLE LOVERに出てきてほしかったり。
予想曲目:「Hello, Again~昔からある場所~」「やさしさで溢れるように」「明日がくるなら」「桜雨」など

———————–ここまでが有力ライン———————–

20.植村花菜(0)
 「トイレの神様」が大きな話題を集めた彼女。そう考えると出場する可能性は高そうですが楽曲の演奏時間が長い上に歌詞をカットすると曲の良さが伝わりにくくなるという難点も抱えています。そういう意味では結構微妙。
予想曲目:「トイレの神様」「サンシャインストーリー」「猪名川」など

21.アンジェラ・アキ(4)
 3年連続「手紙~拝啓 十五の君へ~」というにはちょっと苦しいでしょうか。NHK好みの実力派アーティストとは言え、CDセールスの落ち込み方が結構なレベルなのでここ数年と同じように出場できるかどうかは疑問符がつきます。
予想曲目:「輝く人」「手紙~拝啓 十五の君へ~」「HOME」「Kiss Me Good-bye」など

22.秋元順子(2)
 こちらも3年連続「愛のままで…」というわけにはいかないでしょう。演歌・歌謡曲という枠で考えると「一枚の写真」はそこそこ売れていますが…。やはり微妙な位置づけ。
予想曲目:「一枚の写真」「黄昏Love again」「愛のままで…」など

23.伍代夏子(16)
 なんだかんだ言って現在4年連続紅白歌合戦出場中。特に目立った部分があるわけではないのですが、演歌枠で強いて入れ替えるべき歌手は特にいないので今年も地味に出場しそうな予感が。
予想曲目:「紅一輪」「鳴門海峡」「恋挽歌」「雪中花」など

24.平原綾香(6)
 こちらもNHK好みの実力派で、他にはない個性を持った歌姫ではありますが今年特に目立ったという印象があるかというとそういうわけでもなく…。
予想曲目:「威風堂々」「Greensleeves」「ノクターン」「Jupiter」など

———————–ここまでが出場組数ライン———————–



25.KARA(0)
 少女時代とともに韓国発アイドルグループとして話題を呼びました。彼女たちとともに2枠キッチリ使うか、1枠で2組押し込めるか、あるいはどちらか片方に絞るかいっそのこと両方出さないか。予想としては悩み所です。最低でも片方は出場すると思いますが。
予想曲目:「ミスター」「ジャンピン」「Pretty Girl」「Break It」など

26.ピンク・レディー(4)
 解散を前提としない再始動を発表。大物候補に断られた場合彼女たちの出場に落ち着く可能性大。
予想曲目:「ペッパー警部」「UFO」「サウスポー」「渚のシンドバッド」など

27.GIRL NEXT DOOR(2)
 さすがにエイベックスの押しも弱くなってきた印象があります。そうなると3年連続紅白出場も微妙な情勢でしょうか。
予想曲目:「Ready to be a lady」「Freedom」「Orion」「偶然の確率」など

28.一青 窈(5)
 初出場以来紅白には出たり出なかったりを繰り返している歌手ですが、その時とはレコード会社も事務所も違うので少し厳しい印象もあります。ただ彼女の曲をモチーフにした映画『ハナミズキ』が今年公開されたということもあって、紅白で四たび歌われる可能性もないとは言えません。
予想曲目:「ハナミズキ」「冬めく」「花のあと」「もらい泣き」など

29.藤あや子(16)
 4ヶ月の静養を経て10月に活動再開。そういう意味では話題性があるので、再出場の可能性もそこそこにあると言った所かもしれません。
予想曲目:「まごころの花」「雪 深深」「こころ酒」「おばこ巡礼歌」など

30.長山洋子(14)
 今年第一子を出産、そういう意味では彼女も話題性はあります。ただ再出場させる話題としてはやや弱めでしょうか。
予想曲目:「おけさ恋唄」「たてがみ」「じょんから女節」「ヴィーナス」など

31.中村美律子(14)
 さすがに「河内おとこ節」も飽きられている印象がありますからねぇ。「兄弟船」連発の鳥羽一郎みたく落選する可能性の方が高いような気もします。
予想曲目:「人生一度」「あなただけ」「つれあい」「河内おとこ節」など

32.SCANDAL(0)
 ややアイドルに近い位置づけのガールズバンドで、番組で『けいおん!』のカバーを依頼されるなどNHKからは比較的好かれている印象。一般的知名度が高いとはまだ言いがたいですが、意外と初出場の可能性はあるかも。
予想曲目:「スキャンダルなんかブッ飛ばせ」「瞬間センチメンタル」「涙のリグレット」「少女S」など

33.モーニング娘。(10)
 今年はアイドル界隈が非常に賑やかだった年ですが、その代表格として復帰する可能性もなくはないかも。
予想曲目:「青春コレクション」「女が目立って なぜイケナイ」「恋愛レボリューション21」「LOVEマシーン」など

34.加藤ミリヤ(0)
 毎年コンスタントにアルバムを発表して一定の支持を集めていますが、今年特別話題になったわけではないので、そうなるとやはり初出場の可能性はまだ低め。
予想曲目:「Last Love」「BYE BYE」「FOREVER LOVE」「Love Forever」など

35.moumoon(0)
 「Sunshine Girl」がCMソングで話題を呼びました。実力は織り込み済みなのですが知名度的にはまだまだと言った印象もあります。
予想曲目:「Sunshine Girl」「青い月とアンビバレンスな愛」「moonlight」「SPARK」など

36.大塚 愛(6)
 大晦日の時点で妊娠6ヶ月。微妙と言われれば微妙ですが、母体への負担を考えると辞退する可能性の方が高いでしょうか。参考までに、1997年大晦日の安室奈美恵は妊娠5ヶ月で紅白出場。
予想曲目:「I LOVE ×××」「Is」「愛」「さくらんぼ」など

37.木村カエラ(1)
 大晦日には既に産後1ヶ月になっているので出場自体は不可能ではなく、それが実現した場合大きな話題になりそう。ですが彼女の性格を考えるとその選択肢を選ぶ可能性は非常に低いのではないかと思います。
予想曲目:「Ring a Ding Dong」「Butterfly」「You bet!!」「Magic Music」など

38.中島美嘉(8)
 先日歌手活動休止を発表。案外早く活動再開すれば紅白出場もありそうですが、現状では厳しいと考えた方が良さそうです。
予想曲目:「一番綺麗な私を」「ALWAYS」「STARS」「雪の華」など

———————–ここまでが微妙ライン———————–




————-以下、特別枠も考慮した出場可能性の低い大物候補————-

39.二葉百合子(1)
 来年3月を最後に歌手生活を引退。紅白で34年ぶり、最後の「岸壁の母」を披露する可能性も高くはないですが有り得ない選択ではないような気がします。
予想曲目:「岸壁の母」など

40.広瀬香美(0)
 Twitterを日本に知らしめた存在として近年再び脚光を浴びてます。意外と紅白初出場もあるかもしれません。
予想曲目:「ロマンスの神様」「ゲレンデがとけるほど恋したい」「promise」「愛があれば大丈夫」など

41.岡本真夜(1)
 上海万博における例の騒動で思いもよらぬ形で注目を浴びることになった今年。まさかの再出場もあるかも?
予想曲目:「そのままの君でいて」「TOMORROW」「Alone」「ANNIVERSARY」など

42.原 由子(1)
 ベストアルバム『ハラッド』を今年リリース。可能性は低いですが…。
予想曲目:「花咲く旅路」「夢をアリガトウ」「ハートせつなく」「じんじん」など

43.やもり(0)
 矢野顕子と森山良子のユニット。「風のブランコ」は『NHKみんなのうた』でも取り上げられています。
予想曲目:「風のブランコ」「アイツは俺をしっている」「死んだ男の残したものは」など

44.おニャン子クラブ(0)
 AKB48が社会現象になっている今だからこそあらためて紅白に出場させる価値はある…かもしれません。
予想曲目:「セーラー服を脱がさないで」「じゃあね」「NO MORE 恋愛ごっこ」「およしになってねTEACHER」など

45.佐良直美(13)
 先日27年ぶりの歌手復帰を発表。紅組司会を5度務めるなど紅白歌合戦の功労者の一人、正式出場は難しくとも特別ゲストで出演する可能性がないとは言い切れません。
予想曲目:「世界は二人のために」「いのちの木陰」「いいじゃないの幸せならば」「ひとり旅」など

46.放課後ティータイム(0)
 今年はアニメ『けいおん!』が大ヒット、劇中のテーマソングもかなりのヒットを記録しました。何らかの形で取り上げられる可能性はあるかもしれませんが出場歌手として選出されることは…まあ実在人物ではない以上不可能だと思います。
予想曲目:「GO! GO! MANIAC」「Listen!!」「Utauyo!! MIRACLE」「NO, Thank You!」など

47.初音ミク(0)
 これもバーチャルな世界のアーティストなので正式な出場歌手になることはまずないはずですが、「ここ数年の現象」としてコーナーみたいな形で取り上げられる可能性はあるかも。
予想曲目:「メルト」「恋は戦争」「ストロボナイツ」など

48.竹内まりや(0)
 記念すべき『SONGS』第1回出演アーティスト。毎年目玉候補として名前が挙がりますが、今年も厳しいでしょうか。
予想曲目:「人生の扉」「元気を出して」「駅」「シングル・アゲイン」など

49.安室奈美恵(9)
 例年復帰が熱望されていますが、やはり今年も厳しいような。
予想曲目:「Break It」「Get Myself Back」「NEW LOOK」「CAN YOU CELEBRATE?」など

50.宇多田ヒカル(0)
 今年限りで活動休止を発表。出場すれば文句なしに今年の紅白の目玉的存在になりますが。
予想曲目:「Automatic」「DISTANCE」「Beautiful World」「Flavor Of Life」など

 歌手発表まであと約1ヶ月。予想通りの代わり映えしないメンツになるのか、まさかのサプライズ連発の顔ぶれになるのか。期待半分・不安半分で歌手発表を待ちたいと思います。




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