紅白テーマソング「歌の力」演奏
(2009/あなたの「歌の力」/久石 譲/2年連続2回目)
合唱:「歌の力」合唱団

 ニュースから画面が切り替わってすぐに演奏スタート。前回同様、出場歌手全員が集まって「歌の力」を歌います。今回のソロ担当は1番が德永英明坂本冬美水樹奈々長瀬智也(TOKIO)平原綾香コブクロ大野智(嵐)。2番がアンジェラ・アキ氷川きよし吉岡聖恵木村拓哉(SMAP)クミコ和田アキ子加山雄三でした。ラストサビ繰り返しを全員で歌うのは前回と同様。
 今回オーケストラはステージ上に存在せず、階段上のステージと両側サイドステージにに合唱団がそれぞれ配置されています。出場歌手は階段上にソロを担当するいきものがかり德永英明SMAPコブクロアンジェラ・アキで、SMAPがちょうど中心に位置しています。参加した出場歌手は画面左から、前列は司会の松下奈緒、少し間を空けて坂本冬美氷川きよし和田アキ子加山雄三北島三郎平原綾香水樹奈々TOKIO石川さゆりクミコ遊助天童よしみ。その後ろは細川たかし伍代夏子植村花菜五木ひろしFUNKY MONKEY BABYS西野カナHY小林幸子水森かおりAAAflumpoolAKB48は今回も一番左から真ん中くらいまで1~2列ズラリと並んでいます。歌い終わりに「Thank you!!」と挨拶した長瀬さんが、引きの映像でもしっかり存在感を見せていました。(4分30秒)

 

(ウラトーク)
 関根さんとテリーさんはお手洗い等のため不在。というわけでWコロンの2人が松本アナと一緒に進行。2人を紹介した後にテリーさんが戻ってきます。
 舞台からお客さんを見た気持ちは「自分が自分じゃない感じ」(ねづっち)。緊張もしていたと話す一方で、相方の木曽さんちゅうは「写メ撮りたくて仕方なかったですね」と話してます。
 ちなみにお題は事前に教えてもらうことなく、本当にガチで行われたようです。中間審査の際は残りあと1分切っていますという状況で振ってこられたよう。過去には10秒でお願いしますと言われたこともあるとか。
 「歌の力」については「だんだん馴染んでいるような気がしまして」と、松本アナが話していました。

 

(解説)
・前半と後半のインターバルは5分。1度だけNHKホール横のふれあいホールで紅白を見たことがあるのですが、200人台の収容人数でもお手洗はそこそこの行列が出来ます。関根さんやテリーさんがそのために退出して本番開始に間に合わなかったとしても、無理はありません。

・2年連続でソロパートを担当したのはSMAPコブクロ氷川きよしアンジェラ・アキいきものがかり平原綾香和田アキ子でした。歌うパートは変更になっていますが、前回担当で連続出場している方々は概ね続投しています。

・逆に今回参加しなかったアーティストは直後の出番を控えている郷ひろみaikoPerfume倖田來未川中美幸中村美律子、カウントダウンライブを控えている浜崎あゆみポルノグラフィティ、年齢の若いNYC、その他EXILEL’Arc~en~Ciel森進一DREAMS COME TRUEといった方々でした。全員参加と書きましたが、挙げてみると結構多いです。参加率はおそらく前回より低いと思われます。

郷ひろみ(9年ぶり23回目/第24回/1972/55/福岡県出身)
「GO! GO! イヤー紅白スペシャルメドレー」
 「愛してる」(2010/川江美奈子/川江美奈子/初)
 「僕らのヒーロー」(2010/森雪之丞/TSUKASA/初)
 「男願Groove!」(2009/JackPotBeats/JackPotBeats/初)
~衰え知らずの55歳!紅白でGOGOイヤーの締めくくり!~
振付:黒須洋壬 ダンス:GO! GO! ダンサーズ

(メッセージ)今年は走り抜けたという感があります。その一年の締めくくりにふさわしいパフォーマンスをお見せしたいと思っています。
 全員合唱が終わったところでゲスト審査員にコメントを求めます。伊勢谷友介「本当に感無量です、光栄に思います」、寺島しのぶ「こんなに興奮しちゃうのかというくらい盛り上がっております」とそれぞれ話します。
 ゴージャスな雰囲気のセット、階段ステージに設けられた緞帳が上がって郷さんが登場。まずはピンクを基調とした衣装でバラード「愛してる」を熱唱。1コーラスとサビの繰り返し、デビュー当時では考えられない見事な歌唱力で歌い上げます。その後にダンサーとマイクスタンドが登場して、『みんなのうた』でも使用された「僕らのヒーロー」を1コーラス。森雪之丞作詞のこの曲は、往年のシブがき隊の曲にも少し似た雰囲気があります。
 照明の色が変わり、例のジャケットプレイを披露。それを投げ捨てた格好は白に銀の模様をあしらったシャツで、肉体は55歳のそれとは思えない筋骨隆々としたもの。2009年の作品「男願Groove!」のサビを金色の紙吹雪が舞う中、激しく歌って踊りました。
 後半2曲の演奏が短かったせいもあるでしょうか、メドレーの割にかなり早く終わったステージという印象もあります。実際は3分半超で決して短くはないのですが、それだけ彼のパフォーマンスが充実していることの表れとも言えるでしょう。紅白復帰は今回が3回目ですが第41回(1990年)の「Wブッキング」、第45回(1994年)の「言えないよ」同様今回も新曲メインの内容になりました。(3分44秒)

 

(ウラトーク)
 木曽さんちゅうはまだ写メを撮りたいと言ってます。来年は劇場中心に漫才を頑張りたいとのこと。「食いっぱぐれがないね」とテリーさんは話しますが、実際きみまろ師匠からは「営業はいいぞ、営業で稼げ」という話を延々とされたそうです。
 郷さんのステージを見て「彼の中には中年とかないね」「新橋の駅前で飲んでなさそうだもんね」とまたまた好き放題に話すモードに突入。55歳だと結婚してもおかしくない娘がいそうな年代、松本アナは「フィアンセ、男の人が挨拶しに来てこんな人出て来たら嫌ですよね」と話してます。「彼氏の前で2回転しそう」「ジャケットプレイするよね」と言いたい放題。応募倍率は、今回も580倍という尋常ではない高さ。
 郷さんの凄さをウラトーク席でも堪能する4人。終盤は思わず黙ってしまいます。「自分が嫌になりますね」「去年、34の時に四十肩になりましたからね(ねづっち)」というコメントも出ました。

 

(解説)
・伊勢谷友介はこの年『龍馬伝』で高杉晋作役を演じました。前年は『白洲次郎』でテレビドラマ初出演ながら主演、それ以降も映画中心にキャリアを積み重ねますが、2020年に大麻取締法違反で逮捕・懲役1年が求刑されます。いずれ俳優として復帰するとは思いますが…。

・寺島しのぶは『龍馬伝』の坂本乙女役。父・尾上菊五郎と母・富司純子はともに第24回(1973年)他で特別審査員として出演、親子で紅白の審査員を務める形になりました。歌舞伎俳優で父子ともども、というケースは他にもありますが、両親ともに務めたという例は極めて珍しいです。

・郷さんは第48回(1997年)の「お嫁サンバ’97」以来の3曲メドレーになりました。「僕らのヒーロー」は2010年6月の『みんなのうた』で採用、翌年以降プロ野球読売ジャイアンツのアレックス・ラミレス選手の入場曲にもなります。9年前に活動休止を宣言してニューヨークに渡りましたが、日本での歌手活動は2005年に再開しています。

aiko(8年連続9回目/第51回/1998/35/大阪府出身)
「向かいあわせ」(2010/AIKO/AIKO/初)
~恋愛ソングの第一人者 今年も健在!~

(メッセージ)こんばんは!!今年も紅白に出場できて本当に嬉しいです。テレビをご覧のあなたの心に届きます様に必死のぱっちで歌います!!紅勝利
 これまた恒例になりつつある紅白舞台裏レポート。担当は二宮和也大野智。またまたAKB48のメンバーが十数名ほど出ています。
このタイミングでまたまた常連ゲストになりつつあるさかなクン登場。その後ろで北原里英が彼の動きをマネて目立っています。ギョギョという独特の口調を交えて、彼が見つけたというクニマスについてフリップを用いて説明。時間がないので途中で二宮さんが無理やり切ってスタジオに戻す、というわかりやすい構図。なおその撮影の後ろで、先ほどステージを終えた郷さんとダンサーが楽屋に向かう姿が映っています。
 先ほど出演した郷さんやさかなクンの年齢不詳っぷりは凄まじいものがありますが、この人もその域に達しつつあるでしょうか。就職・転職活動でも使えそうなグレーのスーツっぽい衣装でズボンの丈は短め、右肩につけたリボンや黒いブーツも見事に着こなしているその姿はおよそ35歳、アラフォーには全く見えないルックス。初出場の時と比べても明らかに美人になっているように見えます。桜をバックにした映像を含めて見ると、まるで新入社員のようです。今回歌った曲の落ち着き具合はキャリア10年超のならではの魅力ですが、だからこそルックスやファッションセンスの良さも際立ちます。彼女の良い所を最大限に引き出した素晴らしいステージでした。(2分52秒)

 

(ウラトーク)
 楽屋ロビーの中継場所はステージ下手の所と松本アナが解説。「この空間がすごい緊張感ですよね」とねづっち。直後登場するさかなクンについては、「楽屋一緒だったんですけど全然緊張感なかったですね」と話してます。クニマスの話については「AKBあんぐり」、最後に話が切られる場面は芸人から見て「一番おいしい」「うらやましいくらい」とコメントしています。
 Wコロンが気になるアーティスト、木曽さんはラルクを見て本物だと感激。なぜか「そっちの気はないんですけど」と妙に強調していました。ねづっちは舞台袖で優しくしてくれたという理由で嵐を挙げました。「嵐自体がディズニーランドだよね」とはテリーさんの談。
 今年の最初の頃はまだアルバイト生活、ねづっちは弁当屋、木曽さんは電話の応対の仕事をしていたそうです。木曽さんは厳密に言うとまだ籍を残しているそうです。

 

(解説)
・ステージ以外の会場からの中継は第58回(2007年)から始まります。当時白組司会だった笑福亭鶴瓶たっての希望で白組楽屋から中継されましたが、翌年初めて舞台裏にカメラが入ります。以降楽屋ロビーや奈落など、ホール内のあらゆる箇所から中継が入るようになりました(さすがに前回だけはそうもいかなかったですが)。

・3年連続紅白ゲスト出演を果たしたさかなクンですが、クニマス発見では天皇陛下からも感謝の意が伝えられます。陛下は魚類学者でもあらせられるそうです。なお彼は魚だけでなくイラスト、そして吹奏楽としての腕も確かで、2016年には東京スカパラダイスオーケストラとのセッションも披露しています。

・aikoさんはこの年シングル「戻れない明日」「向かいあわせ」と、アルバム『BABY』のリリースがありました。前回の紅白で歌った「あの子の夢」は『BABY』で初収録、したがって2年連続で2010年発売の曲を紅白で歌った形になります。「向かいあわせ」は井上真央が主演した映画『ダーリンは外国人』主題歌でした。

Perfume(3年連続3回目/第59回/2002/21~22/広島県出身)
「ねぇ」(2010/中田ヤスタカ/中田ヤスタカ/初)
~結成10周年・初めての東京ドーム公演大成功!~

(メッセージ)三年連続出場、本当に嬉しいです!!Perfume結成10周年の締めくくりのステージになるよう精一杯パフォーマンスさせて頂きます!!
 ここで攻守交代。松下さんが「選手交代」とセリフを間違えます。紅組2番手Perfumeは冒頭もちろん例の挨拶、決めポーズで松本潤が後ろでポーズを取って割り込みます。歌前の喋りはあ~ちゃんが担当しましたが、物凄く長くなりそうな雰囲気もあって見ているこちらは少しハラハラ。スタンバイ後に3人の格好を真似した川中美幸中村美律子はるな愛で構成される「なにわPerfume」たるものが乱入しましたが、ここ数年の天童よしみと比べるとインパクトはかなり弱め。会場からの歓声や笑い声も特に無しで、静かなものです。
 そのステージは衣装・バックともにこの曲のジャケットをイメージしたような内容。最大のポイントはやはり、長く尖った三角形の帽子でしょうか。あとはステップの難しさも特筆物で、間奏ではそのショットがしっかり映し出されていました。20代前半ながら結成10周年、安定感のあるパフォーマンスとかわいさを今回も両立させていて、今回もPerfumeらしいステージをしっかり展開してくれました。良かったです。(2分32秒)

 

(ウラトーク)
 自己紹介を見て、「自己紹介のテンポ的にはWコロンと同じテンポなんですけどねぇ」と話します。Perfumeの踊りは「2ヶ月かかる」「2小節で挫折した」とテリーさん。直後登場したなにわのPerfumeについては、はるな愛の顔のデカさに言及。
 Perfumeのステージは、ウラトーク席も完全にお茶の間状態。ねづっちは番組で一緒になった際、謎掛け1個でCDを頂いたそうです。木曽さんちゅうはPerfumeについて、歌もファッションもヴィジュアルも良いという「ただのおっさん」状態だと話しています。
 ステージ終盤は、「いま一瞬、おっさん4人が見入ってしまいました」「完全に新橋のオヤジになった」という状況でした…。

 

(解説)
・Perfumeはこの年11月3日に東京ドーム単独公演を実現させました。彼女たちのワンマンで恒例の「P.T.A.のコーナー」は、この公演から定着します。ちなみに声出しから「ultra soul」でジャンプするくだりは、それ以前からやっていました(個人的には2009年ロッキンで確認済)。

・ベテランの演歌歌手がコスプレしたり変なメイクしたりするのも紅白ならではの演出。平成10年代は細川たかし前川清吉幾三がよく餌食になっていましたが、この時期は天童よしみ川中美幸などの紅組歌手が多かったです。ちなみに中村美律子がこういうコスプレをするのはこの時のみでした。

・この年のPerfumeは「不自然なガール」「ナチュラルに恋して」「VOICE」もありましたが、選曲されたのは最新曲の「ねぇ」でした。複雑なステップを駆使した振付やMVなど、現在でも高い人気を誇りますが、ライブでの披露はカップリングに収録されたアゲ曲の「FAKE IT」の方が多いです。

TOKIO(17年連続17回目/第45回/1994/32~40)
「advance」(2010/小形 誠/小形 誠/初)
~テレビに歌に大活躍!ますます元気な5人組!~

(メッセージ)TOKIOから全国の皆様へ来年につながる心のバトンをお届けします!来年も5人で心繋(つな)ぎ合わせ全力で走り続けたいと思います!
 前回まで司会を担当した中居さんからの預り物ということで、七三分けの城島茂の写真が5年連続で登場。元ネタは『芋たこなんきん』の主人公の父親役。「時間たってるから心なしかこの写真が若いね」「意外とウケなかったね」というのが今回のメンバーの感想。なおリーダーは2010年にようやく40歳になったばかりです。この人に限ってはジャニーズ事務所所属なのに随分前に不惑を過ぎたような印象があるのですが…。
 ステージは彼ららしい格好いいステージ。長瀬智也はボーカル・風貌ともに年々男らしさを増していて非常に良いです。こちらもジャニーズ特有の爽やかさからは一線を画していて素敵です。近年は中島みゆき、長渕剛、椎名林檎など大物ミュージシャンが制作した曲の演奏が多かったですが、今回はそれくらいのビッグネームでなかった分TOKIOらしさがよりステージに出ていたようにも感じました。ラストは「皆さんありがとうございました!」と、ピックを投げるパフォーマンス。(2分28秒)

 

(ウラトーク)
 5年連続登場の城島さんの写真、一応松本アナが『芋たこなんきん』の役柄と説明します。テリーさんは長瀬さんのファッションに注目。
 「テレビで流れてるというのも不思議な気持ち」と話すWコロンの2人。「きみまろ師匠からは、このBSの副音声が本番だと思って頑張れ」と激励されたようです。
 せっかくなのでこの場で即興謎掛け。TOKIOのお題で、「TOKIOとかけまして引っ張り専門のバッターと解きます。(その心は、)流せ(長瀬)ないと困ります」。2, 3秒考えただけで整った職人技でした。

 

(解説)
・さすがに賞味期限が切れたということでしょうか、城島さんの写真の登場はこの回限りでした。

・ノースリーブの衣装がいつの間にかネタになる山口達也ですが、紅白でノースリーブが恒例になるのはこの年から(一応第50回(1999年)、第59回(2008年)も袖なしの衣装でした)。ちなみに翌年3月から、自身がMCを務める『Rの法則』が放送開始となります。

・「advance」はTOKIOが出演するヤマト運輸のCMソングとしてお馴染みの曲でした。このCMには2010年から、音楽活動終了となる2018年4月まで出演します。

倖田來未(6年連続6回目/第56回/2000/27/京都府出身)
「KODA KUMI 2010 Special Medley」
 「好きで、好きで、好きで。」(2010/倖田來未/杉山勝彦/初)
 「Lollipop」(2010/Kumi Koda・Ian Curnow・Julie Morrision・Jane Vaughan/Kumi Koda・Ian Curnow・Julie Morrision・Jane Vaughan/初)
~祝・10周年!ボーカル&ダンスは円熟の境地へ~

(メッセージ)今年も一年の締めくくりに、素敵な方々と出演することができ、とても嬉しいです。歌で気持ちをつなげれるよう、頑張ります!
 歌前トークあり。今年はライブを積極的に行った年、人生を振り返った時に思い出してもらえるような曲を歌っていきたい、というのが今後の彼女の目標と話しています。
 薔薇をイメージした淡い色のドレス、スカートの直径は非常に大きいですが、一時期の浜崎あゆみ、さらに大昔の松山恵子と比べるとまだまだと言ったところ。バラードの「好きで、好きで、好きで。」を熱唱する姿は、まだ20代後半ながらもう若手を通り越して中堅という雰囲気です。それだけキャリアを経たということなんですが、aikoと比べるとこっちの方が年上ではないかという印象もあり。もっともどちらが普通かと言われれば彼女の方だと私は思うのですが。
 早替えで青色でセクシーな、かつての流行語で言うと「エロかっこいい」衣装に変身して「Lollipop」。早替えはマイクを持ち替えるタイミングが一瞬遅れて危ない所でしたが、歌唱という面では何とか大事に至らず。ただこちらはサビのみ僅か1分という構成。3曲ならともかく、2曲メドレーだとどちらかに統一した方が良かったかな、という気は個人的にはしました。両方の魅力を伝える、という点では意義のあるステージだったとも言えますが…。(2分40秒)

 

(ウラトーク)
 神戸出身の松本アナは、ねづっちだけでなく同郷の木曽さんちゅうにも頑張って欲しいと応援。ここでお時間ということで、Wコロンの2人は退席。
 「いつもと違ってかわいい系の化粧してるね」と、メイクを絶賛するテリーさん。とてもチャーミングな人柄で、大阪の女の子という感じだと話しています。東京ドームのライブで、お風呂に入ろうと思ったら冷たかったというエピソードも披露。
 早替え、テリーさんは衣装だけでなく髪型が変わったことにも注目。この衣装、本当はもっとセクシーにしたかったそうで、下はヒョウ柄のビキニを着ているみたいです。たださすがにそれは自粛したとのコメントですが、当然2人とも男性なので「見たかったけどな」「私もそっちの方がいいと思いました」と本音が漏れます。

 

(解説)
・時折見られる直径の大きいスカートのドレス。この衣装を初めて着用したのは、第16回(1965年)で「グラナダ」を歌った時の坂本スミ子でした。

・「好きで、好きで、好きで。」を作曲したのは杉山勝彦。前回の前山田健一同様、この曲も中島美嘉「一番綺麗な私を」とともに初の提供曲ヒットになります。乃木坂46「君の名は希望」「サヨナラの意味」に私立恵比寿中学「仮契約のシンデレラ」「まっすぐ」など、後年特に女性アイドル方面で欠かすことのできない作曲家になります。

・早替えは紅白でよく見られる演出ですが、スムーズにいかないケースは他にも多くあります。第45回(1994年)の長保有紀に至っては脱いだ上着がマイクに絡まってそのまま歌わざるを得なくなるという場面もありました。

五木ひろし(40年連続40回目/第22回/1964/62/福井県出身)
「おしろい花」(2010/たかたかし/木村好夫/初)

(メッセージ)「よこはま・たそがれ」から40年。紅白歌合戦も40年連続出場する事となりました。感謝の心で歌います。応援して下さい。
 今回歌われる楽曲を作曲したのは、かつて「おまえとふたり」「倖せさがして」を手がけた、平成8年に亡くなったギタリストの木村好夫氏。かつてのビッグショーの映像などを通しての曲紹介。
 謹賀新年をイメージしたような朝焼けと鶴の映像がバック。新曲メインの選曲、2コーラス後さらにサビが加わる構成、フィナーレに向かって盛り上がるトリ仕様のアウトロとステージの扱いは昔と何ら変わることなく、そして五木さんの歌のうまさは還暦を過ぎても全く変わることもなく。変わったことと言えば歌唱時間が早くなったことと、倖田來未との対決が3回目ですっかり定番になりつつあることくらいでしょうか。昔は八代亜紀との対決が定番だったのですが。心が洗われる名ステージで、やはりこんな早い時間に出すには勿体無いという印象を受けました。(3分36秒)

 

(ウラトーク)
 テリーさんが舞台に行かないといけないので一旦退席。ウラトーク席は松本アナの1人だけになります。1コーラスじっくり聴いてもらった後に、間奏で「五木ひろしさんはデビュー40周年。この曲のことを直球勝負の曲ですとおっしゃっていました」とコメント。ラジオ中継、もしくは昭和の紅白の天の声と全く同じ状況です。
 2番途中からゲストが合流、はるな愛が登場。客席から見るとステージが大きいとの感想を残すとともに、小さい頃は五木さんの曲をよく歌っていたので嬉しいという話も展開していました。

 

(解説)
木村好夫氏は「おまえとふたり」「倖せさがして」だけでなくギター奏者としての実績も名高く、第32回(1981年)・第33回(1982年)は白組ギター演奏担当として個別に紹介されました。1996年に亡くなった時はまだ62歳という若さ、早逝が惜しまれます。

・五木さんと倖田來未との対決はこの回まで計3回、ジャンルの違いを考慮すると異例の多さです。上にも書いた通りかつては八代亜紀との対決が多く、6年連続を含めて計7回組まれました。最多対戦記録は都はるみ森進一および石川さゆり北島三郎の9回ですが、6年連続同じ対決というのは現在でも史上最長記録になっています。