第62回NHK紅白歌合戦出場歌手予想

 Twitterでも各歌手について、今年の紅白に出場しそうかどうかを自分の思うままに書いていきましたが、今回はそのまとめに近いものと考えていいかもしれません。

Twitterでは出場組数やバランスなどを考慮せずに書きましたが、それらを考慮して出場しそうなアーティストを紅組、白組それぞれベスト50として並べたのが当記事になります。まずはざっとリストに記して、その後に詳細な解説を加えました。なお出場組数は概ね22組~25組ずつになると思われます。また、今回の選考で非常に重要なポイントを握る演歌・歌謡曲系にカテゴライズされる歌手の方には名前の横に※マークを入れることにしました。




(紅組)
1.AKB48
2.Perfume
3.いきものがかり
4.薫と友樹、たまにムック。
5.DREAMS COME TRUE
6.aiko
7.平原綾香
8.西野カナ
9.水樹奈々
10.水森かおり
 ※
11.倖田來未
12.浜崎あゆみ
13.小林幸子
 ※
14.天童よしみ ※
15.坂本冬美 ※
16.石川さゆり ※
17.川中美幸 ※
18.和田アキ子 ※
19.伍代夏子 ※
20.SKE48
21.NMB48
22.夏川りみ
23.ドリームモーニング娘。
24.椎名林檎
25.ももいろクローバーZ
26.中島美嘉
27.miwa
28.木村カエラ
29.クミコ
30.森 麻季
31.YUI
32.中村美律子
 ※
33.水前寺清子 ※
34.絢香
35.Fairies
36.ZONE
37.ベッキー♪♯
38.アンジェラ・アキ
39.植村花菜
40.加藤ミリヤ
41.スフィア
42.きゃりーぱみゅぱみゅ
43.黒木メイサ
44.藤あや子
 ※
45.長山洋子 ※
46.少女時代
47.KARA
48.9nine
49.JUJU
50.ぱすぽ✩

 

(白組)
1.嵐
2.SMAP
3.EXILE
4.flumpool
5,FUNKY MONKEY BABYS
6.氷川きよし
 ※
7.ポルノグラフィティ
8.TOKIO
9.NYC
10.五木ひろし
 ※
12.森 進一 ※
13.徳永英明
13.ゆず
14.平井 堅
15.北島三郎
 ※
16.東方神起
17.Rake
18.長渕 剛
19.三代目J Soul Brothers
20.AAA
21.KAN
22.西田敏行
23.郷ひろみ
24.L’Arc~en~Ciel
25.高橋 優
26.遊助
27.秋川雅史
28.細川たかし
 ※
29.千 昌夫 ※
30.ゴールデンボンバー
31.ナオト・インティライミ
32.チャン・グンソク
33.WEAVER
34.ONE OK ROCK
35.ミゲル・ガーレイロ
36.さとう宗幸
37.GACKT
38.T.M.Revolution
39.鳥羽一郎
 ※
40.新沼謙治 ※
41.アリス
42.COMPLEX
43.山川 豊
 ※
44.V6
45.Kis-My-Ft 2
46.SHINee
47.FTISLAND
48.加山雄三
49.福山雅治
50.桑田佳祐




~紅組~

 上位10組は確実に出場すると考えていいでしょう。演歌系は最大8割減という話もありますが逆に言うと2割は残るわけで、そうなると常連の中では最もキャリアの浅い水森かおりが一番関係性が薄いように思います。井上真央が紅組司会になったことで、連続テレビ小説『おひさま』の主題歌を担当している平原綾香も確実。DREAMS COME TRUEも今年新作の発表がないですが、東北でのチャリティーライブや4年に1回のWONDERLANDツアーなどライブ活動は非常に活発、まあ間違いないでしょう。それ以外も今年十分に精力的な活動を見せていて、なおかつNHKにも好かれている人材。文句のつけようがないと思います。

 若干売上を落としている倖田來未、体調面などの不安が囁かれている浜崎あゆみも確実に限りなく近い有力とみなしていいでしょうか。13位から19位を占めている演歌・歌謡曲勢はいずれも何かなければ確実に出場するけど何かあったらまず落とされるメンバーだと思います。伍代夏子あたりは何もなくても落選する可能性無きにしもあらずですが、紅白のステージにおいてはバックに他の出場歌手の応援を比較的取り入れやすいポジションにいるので、何もなければ今年もさりげなく出場歌手の一覧に名前を連ねているような気がします。

 20位から31位くらいまでが現実的にも十分有り得そうな微妙ポジション。SKE48NMB48はどちらにしてもAKB48のバックで出場するのでしょうが、今年の活躍度を考えると1ステージまとめるかどうかは別として正式に出場歌手の名前に入っても違和感はないと思います。22位の夏川りみは話題になっている「あすという日が」を歌唱していて、特に上に挙がってる演歌歌謡曲系の方々に何かあれば確実に出場することになりそうな予感。23位のドリームモーニング娘。は毎年必ず1組はいる再結成枠の最有力候補。現役のモーニング娘。のメンバーからしたら複雑な話かもしれませんが、話題性を考えると可能性は高いでしょう。

 24位の椎名林檎は従来ならまず出ないはずなんですが「カーネーション」が同名の連続テレビ小説のタイアップ、さらに本来なら発表されていてもおかしくない幕張のCOUNT DOWN JAPANにソロあるいは東京事変として名前を連ねていません。もともと紅白に興味はないタイプだと思いますが、70年代みたいに頑なに拒否するタイプでもなさそうで、それこそお話があれば1回出てみようかなということになってもおかしくない気が。断る可能性も当然十二分にありますが、あえてこの辺りに入れてみました。

 25位のももいろクローバーZは最近知名度が急上昇気味でパフォーマンスに定評ありのアイドルグループ。若干セールスが足りない印象もあるもののそれを覆すインパクトは十分。トップバッターあたりで起用されてもおかしくないような気がします。同じく初出場候補の27位のmiwaは新進気鋭のシンガーソングライターでこちらも今年知名度が急上昇しています。ただももクロと比べて派手なタイプではない分ちょっと不利かもしれません。なおこちらは29日幕張の方で出演が既に決定。

 中島美嘉木村カエラは出場すればどちらも2年ぶりの紅白復帰になるわけですが、どちらもこの2年間でかなり人気を落とした印象があるのは気になるところ。木村カエラの場合は2年前が特別に凄かったとも言えますが。中島は一昨年まで8年連続出場、普通に復活する可能性も十分ありますがどうもそこが気にかかります。

 夏川りみと同様に演歌歌謡曲系の方々に(以下略)の場合クミコ森麻季の出場もかなり現実味を帯びた話になってきます。前者は石巻でのコンサート中に被災、後者は坂の上の雲のテーマソングを担当。

 YUIは来年のNHK合唱コンクールの課題曲を担当することでリストに入れましたが、どちらかというと出場するなら来年でしょうか。来年上旬あたりに復帰の見込みというニュースが出た絢香もリスト入り、特に彼女の場合はそうなれば紅白が復帰後最初のステージなること間違いなしで話題になると思いますが事務所から独立して音楽活動を始めるということもあって、やはりちょっと厳しいでしょうか。

 中村美律子は裏との関係以前にまず落選すると思います。歌わせる曲がもうありません。アンジェラ・アキは紅白になると妊娠8ヶ月になります。12月の武道館ライブは決定してますがさすがに大晦日ともなると体調を考えてまず止めるのではないかと。ZONEは活動継続という報もありましたがやや情報が錯綜中、本人やスタッフが一体になっていない印象もあってちょっと出場は厳しいと思います。少女時代KARAなどのK-POP勢はおそらく韓国で同日に行われる音楽番組に出演するのではないかと。その他話題の人、知名度の高い人を色々リストアップしましたが、やはり上の方に位置するアーティストと比べると出場可能性は低め、でももしかしたらの出場は決して有り得ない話ではないと思います。

 なおLady GaGaは特別枠とみなしてリストから外しました。出場交渉はしているという話もありますがこの人の場合首を縦に振るか横に振るかだけの判断になるので、そこはちょっと予想しようがないかな、と。




~白組~

 確実なのは上位9組。flumpoolはNHK合唱コンクール課題曲で間違いなし、TOKIOもあの件は不起訴なので問題ないでしょう。ジャニーズ事務所はおそらく4枠、もう1枠が議論のしどころになりますが、ここは忍たま乱太郎の映画版のテーマソングを歌ってるNYCで間違いないかなと。5枠や6枠にジャニーズ枠を増やすという話もありますが他の出場歌手とのバランスを考えた場合、やっぱり4枠で落ち着くのではないかと自分は予想しているのですがどうでしょうか。

 それ以下は有力と微妙の間のラインも曖昧で予想は混迷を極めます。ただ被災者のための応援ソング「明日へ帰ろう」を歌っている德永英明、仙台でのストリートライブなどを行なったゆずあたりはかなり可能性高いのではないかと。あと他局になりますが話題になったドラマ主題歌「いとしき日々よ」が親しまれている平井堅も復帰する可能性がかなり高いと思います。むしろポイントになるのは北島三郎で、例の話題との関わりもありますがそもそも今年で75歳という年齢、そういうことと無関係に勇退する可能性ももしかしたらあるかもしれません。

 東方神起はK-POPですが、前メンバーとの関係性を考えると日本の歌番組を選ぶ可能性も意外に高いように思います。仙台出身のシンガーソングライターで「100万回のI LOVE YOU」を歌うRakeは現状もっとも白組の中では初出場に近い存在ではないでしょうか。長渕剛はネットで噂になった名前ですが、自衛隊員に慰問ライブを行なったことが話題になったことは紛れもない事実で、なおかつ8年前に出場していることを考えると、現実的に今年出場して「TRY AGAIN」を歌う可能性は低いどころか、むしろ結構高いようにも思います。

 SKE48やNMB48に対抗する候補として三代目J Soul Brothersを初出場候補に挙げてみました。一応オリコンシングルチャートで1位も取っていて、過去の事務所のバーター具合を考えても結構可能性は高いのではないかと見ています。そして白組の復帰候補として思い切って挙げたいのはKAN西田敏行。「愛は勝つ」は今年事務所のプロジェクト単位で話題になりました。そういう意味ではドリ娘。とセットでの選出を予想しています。西田敏行は福島県出身で過去の紅白にもおおいに縁のある人。そういう意味で一番合ってるのは本来ならば確実に千昌夫ではないかというご指摘もあるでしょうが、彼はガチガチの演歌歌謡曲系なんですよね。そこがちょっとネックになるかもしれない予感。

 全くわからないのが昨年復帰組の郷ひろみL’Arc~en~Ciel。出場・辞退・落選いずれも同確率と言えそうで読めません。キャリアや今までの実績を考えると、郷ひろみも演歌歌謡曲系と同様のリスクがあるような気がしますし…。

 アミューズ所属で歌詞やライブが話題になっている高橋優も有力候補。まだセールスは出場ラインに追いついてない印象がありますが、先物買い的な選出で取り上げる価値はおおいにある歌手だと思います。またゴールデンボンバーも出場する可能性がありそうな気配。こちらは氣志團、グループ魂みたいな立ち位置のステージが期待できます。特にグループ魂は前評判で全く予想外なところからの初出場だったので、それを考えると彼らの出場も全く現実的でないとは言えません。またアルバムがロングセラーを記録しているナオト・インティライミも有力候補のひとり。

 遊助はセールスこそ去年より少し落ちた程度で保っているものの、師匠的存在の某司会者が引退したことで後ろ盾を失ったとも言えるので少々連続出場に不安があり。秋川雅史は夏川りみと似た理由で復帰する可能性がありますが、そもそも白組は紅組と比べて演歌枠が少なめ。特に細川たかしは不祥事があってもなくても微妙ラインに位置しているとも考えられるので、紅組と比べるとそれに関して考慮する部分は少なくていいかも。

 本業が俳優であるチャン・グンソクも他のK-POP歌手と比べると出場する可能性はやや高め。消臭力のCMで話題になってるミゲル君はどちらかと言うとゲストで出場する可能性が高いような。WEAVERONE OK ROCKもアミューズですが、抜擢されるとしたらやはり高橋優の方でしょうか。あとは上を見渡す限り出場可能性はそんなに高くないと思いますが、やはりこちらも発表があるまで誰が出てくるかわかりません。

 というわけで、雑誌やネットの記者が書いた文章よりはまだ多少は現実的な顔ぶれになったのではないかと自分では思っているのですが、いかがでしょうか?




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