YUI(初出場/第63回/2002/25/福岡県出身)
「Good-bye Days」(2006/YUI/YUI/初)
~今夜限りで活動休止 あふれる思いこめて~

 年内で活動休止ということですが、歌前の本人のコメントは「初めての紅白ということで緊張していますが、今までの感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」。あくまで初出場歌手としての内容で、今日でしばらく最後という印象はあまり感じさせません。司会の堀北さんは彼女のファン、「今夜はこのステージをしっかりと心にやきつけておきたいと思います」と、その立場からステージを紹介します。
 アコースティックギターを弾きながら、いつも通り時折顔を歪める場面がありながらの熱唱でした。ロングヘアーの乱れが多少気になりましたが、それもまた彼女らしい自然さ。個人的には一旦の活動休止ということで、まずはゆっくり休んでほしいとともに、再開した暁にはまた紅白で見ることが出来たら嬉しいと思っています。(2分36秒)

 

(ウラトーク)
 今年も残すところ2時間ということにメンバーびっくり。年賀状は3人とも書いていないらしいです。
 思わず「歌いそうになりましたよ」というきたりえに対して、周りが「きたりえの歌酷い」「しかもこの歌メッチャ下手」と下げまくります。というわけでこの場でサビを歌うことになっちゃいました。結論を言うと、決して下手ではなかったです。Cメロでは指原さんも続けて歌います。あまりのやりたい放題っぷりに、聴いてるこちらは大笑いしてしまいました。公共の電波に乗っているとはまるで思えない放送になっております。

 

(解説)
・YUIは2005年に「feel my soul」でメジャーデビュー、ドラマ『不機嫌なジーン』主題歌としてすぐに頭角を現しました。この紅白で歌った「Good-bye days」は、2006年に女優としても出演した映画『タイヨウのうた』主題歌。楽曲・映画ともに大ヒットします。アーティスト名義もこの曲のみは役名つきで、「YUI for 雨音薫」となっていました。

・その後も「Rolling star」「CHE.R.RY」などヒット曲を量産しましたが、紅白出場は活動休止直前のこの時のみ。新曲リリース時のメディア出演は決して少なくなかったですが、元来こういった大舞台にはあまり立たない人のようです。夏はROCK IN JAPAN FESTIVALに毎年出演していましたが、毎回規模最大のGRASS STAGEではなく中規模のSOUND OF FORESTのステージを選んでいました。

・この年はNコン主題歌「fight」を担当、紅白でもこれを歌うと思われましたが結果として代表曲を歌う形になりました。Nコン主題歌が必ず紅白で歌われるかと言われると案外そうでもなく、次に歌われるのは第66回(2015年)で少し期間が空きます。

・活動休止後はロックバンドFLOWER FLOWERのボーカルとして活動、その間に3人のお子さんの母親にもなっています。バンド活動中もソロ時代の曲を歌う場面はありました。昨年11月から再びソロ活動を本格化、今年2月にはセルフカバーアルバムをリリースしています。

・ウラトークでアーティストの目の前で歌うシーンはこの時から始まりました。翌年以降さらにエスカレートしていきますが、それはまたその時に取り上げます。

氷川きよし(13年連続13回目/第51回/2000/35/福岡県出身)
「櫻」(2012/なかにし礼/平尾昌晃/初)
~会えなくなった大切な人に捧げるバラード~

 先ほど「花は咲く」を歌った西田敏行が登場。来年の大河ドラマ『八重の桜』に出演。主演はゲスト審査員の綾瀬はるかですが、当の本人はコメントをふられたわけでもないのに「どうも」と一言マイクを持って挨拶。福島県出身の西田敏行からメッセージ。「福島の皆さん、我々一年間かけてね、あの、あ、向こうか(メインのカメラを間違えてました)復興に携わる皆さんに背中をそっと押して元気を出してもらえると思って一生懸命がんばりますんで、一つ皆さん、がんばっぺな~!」
 というわけで、ここからの2曲は『八重の桜』に因んだ”桜”対決。氷川さんが歌うこの曲はなかにし礼作詞、平尾昌晃作曲。冒頭のコーラスの入り方といいメロディーといい声量豊かな歌唱といい、布施明の「霧の摩周湖」「恋」辺りを思い出させます。桜吹雪の中の熱唱というワンフレーズが完璧にしっくり来る歌唱でした。潤む目に彼の本気の表情がうかがえます。(2分59秒)

 

(ウラトーク)
 楽屋でもしっかり紅白を見ているメンバー。今回の控え室は選抜メンバーが16人の部屋であとは大部屋。NHKで一番大きなスタジオで、350坪の広さだそうです。テリーさんの控室は今回もその近くで、トイレに行く時が恥ずかしかったようです。
 一同セットに感激。育ての親である長良プロ会長が亡くなり、作詞のなかにし礼が闘病生活から復帰ということもあって相当思い入れがあるそうです。この歌詞を初めて見た時に泣いてしまったのだとか。
 AKB48メンバーも、秋元康の歌詞を見て泣くことはあるようです。「メンバーに対する思いを歌詞に乗せて」と、峯岸さんは「RIVER」の歌詞を例に挙げて具体的に話します。秋元さんには「もっともっとおしゃべりになりなさい」とメールでメッセージを受けたと話しました。同様に指原は「注意をされることを恐れるな」、北原は「来年はポジティブにいけ」「皆さんで言うと(長良会長の逝去は)秋元さんを亡くすみたいな」という小松アナの一言、そう考えると「涙こらえるのがやっとですよね絶対」という峯岸さんのコメントは実にしっくりきます。

 

(解説)
・西田敏行は『八重の桜』で会津藩の家老・西郷頼母役を演じました。1990年に主演を務めた『翔ぶが如く』では西郷隆盛なので、大河で唯一東西の西郷を演じた形になっています。

・「初恋」「花火」「ふるさと」など、この年は同名異曲の多いタイトルの歌唱が目立ちます。漢字表記の「桜」は第55回(2004年)の河口恭吾、第56回(2005年)のコブクロの事例がありますが、旧字体は今回が初。平成10年代中盤は桜をテーマにしたJ-POPのヒットが多発しましたが、それより少し前は演歌で目立っていました。「櫻の花の散るごとく」「人生桜」「夜桜」、そしてこの後に歌われる「夜桜お七」は全て1990年代の紅白歌唱曲です。

・平尾昌晃作曲の新曲が紅白で歌われるのは第51回(2000年)の山川豊「逢えてよかった」以来12年ぶりで、これが最後になりました。新曲に限定しなければ水谷豊「カリフォルニア・コネクション」や五木ひろし「ふるさと」も、「蛍の光」指揮担当後に紅白で歌われた楽曲になっています。

・「櫻」はデータ的なセールスも順調、日本有線大賞や日本作詩大賞も受賞するなどこの年非常に高く評価された楽曲でした。

・ウラトークで触れられましたが、所属していた長良プロダクション会長の長良じゅん氏はこの年5月に不慮の事故で亡くなります。氷川さんだけでなく水森かおりも手掛けていた当時は、間違いなく演歌最大の売上を誇り勢力でした。ちなみにこの年AKB48から岩佐美咲が演歌歌手としてソロデビュー、それに際して前年から長良プロ所属となっています。

坂本冬美(10年連続24回目/第39回/1987/45/和歌山県出身)
「夜桜お七」(1994/林あまり/三木たかし/2年連続5回目)
~華麗にドラマチックに咲かせます!~

 2年連続の紅白での歌唱ですが、アレンジはかなりギター強めのロック調。元々が極めてカッコいいこの曲が、例年にも増してカッコいい曲になっております。それに伴い舞う桜の紙吹雪の量も、曲が進むにつれてどんどん増加して迫力満点。歌だけでなく身のこなしも実に鮮やかで、これもまた凄いステージでした。歌い出しの歌詞を間違えたようですが…。なお枝垂れ桜をイメージした後ろのセットはトリを務めた第47回(1996年)に近めですが、照明の使い方に16年間の技術の進歩を感じさせます。
 その紙吹雪の量は凄まじく、司会者ショットにカメラが切り替わると画面が埋まってしまうほど。ステージ終了後の堀北さんは「紅白のステージに一足早い春が来たようですね~」とコメント、横にいる綾瀬はるかは思わず大笑いしております。こんな桜の猛吹雪の中で日本を代表する美人女優2人が一緒に並ぶというのもまた、色々な意味で凄まじい光景です。どちらもバリバリの主演級なので、ドラマや映画でもこうやって共演する場面は滅多に見られないような気がします。(3分19秒)

 

(ウラトーク)
 「結構急ですよね今年の階段」と若干セットにクレームを入れる小松アナ。その流れでAKB48のメンバーに気遣います。
 そして峯岸さんが周りに乗せられてまた一節歌わせられます。ほぼ打ち上げのカラオケ状態ですが、なんだかんだで普通にうまいです。そこから演歌の素晴らしさをあらためて堪能する雰囲気に。
 出場歌手が発声練習する光景も裏側ならではとのトーク、そしてこういう紙吹雪を持って帰りたいと話す一同。さらに峯岸さんが堀北さんと綾瀬さんが桜を取り合っている様子を発見。「皆さんに見せてあげたい」と話しています。あまりの量に「降りすぎだろ、これ」とツッコミを入れるテリーさんでした。

 

(解説)
・冬美さんが紅白で歌詞を間違えたのはこの時のみ。この場面は本人によって後に何度か振り返られています。ちなみに後年、作詞作曲者のクレジットが間違えて表示されたケースもありました。

・ステージ上は比較的抑えられていましたが、歌終わりの紙吹雪の量は凄いことになっていました。これは第32回(1981年)の北島三郎、第35回(1984年)の森進一と並ぶくらいだと思います。

・綾瀬はるかと堀北真希は調べる限り映画・ドラマでも本当に共演経験がないようです。唯一共通点があるとすれば、『白夜行』のテレビ版・映画版でそれぞれ同じ唐沢雪穂の役を演じていることくらいでしょうか。お笑いで言うととんねるずとダウンタウンに近い関係性かもしれません。結果的に紅組司会を引き継ぐ形になったことも、このツーショットの価値をさらに高めています。

嵐(4年連続4回目/第60回/1999/28~31)
「New Year’s Eve Medley 2012」
 「ワイルドアットハート」(2012/Soluna/Chris Janey/Junior Jokinen/初)
 「Face Down」(2012/eltvo, 櫻井 翔/Albi Albersson/Royce. H/Vincent Stein/Kontantin Scherer/初)
~映像とダンス 驚きのコラボに注目!~

 あらためて綾瀬さんに、1月6日から放送される大河ドラマ『八重の桜』を紹介してもらいます。会津弁に苦労しているようで、共演者ともそれで話しているとコメント。その後視聴者に向けてメッセージ。「夢を持って前に進めば必ず光が見えてくるというメッセージが少しでも多くの方に届けられるよう願っています。」そんな綾瀬さんと堀北さん、日本を代表する2大女優が、これまた日本を代表する国民的グループ・嵐のステージを紹介します。
 相変わらずの大きな歓声の中、「ワイルドアットハート」のパフォーマンスが始まります。歌い出しから早速紙吹雪噴射、今回はこの手の演出が目立ちます。衣装は水色の上着にチェック、ピンクのズボンで、カラフルでファンシーでありながらカジュアル。アップテンポな楽曲で盛り上がります。
 次の曲「Face Down」のイントロで照明が暗転、その中で黒と白を基調としたシックでカッコいい衣装に早替えしてイヤホンマイク装着。映像の雰囲気も曲に合わせた、宇宙をイメージしたような内容にガラリと変わります。紅白では3年ぶりとなる櫻井さんのラップパート後の間奏では、振付にシンクロしてCGの映像が動く演出。前回もこの手の演出は凄かったですが、今回はさらに凄かったです。2012年の映像技術の最高峰を見ました。演奏時間そのものも他のアーティストより長いですが、それに見合うステージを無駄なく展開しています。(5分8秒)

 

(ウラトーク)
 伍代夏子のステージで振付を担当した夏まゆみ先生はAKB初期の振付担当で、久々にAKB48メンバーにフリを教えたと峯岸さんが話します。「嵐のステージをAKB48の皆さんで見る」、考えてみれば凄いことだと話す小松アナ。
 相葉さんが「嵐で良かった」と話すエピソードをテリーさんが紹介すると、負けずに「私もAKB48メンバーで良かったと思ってます」と話す3人。
 「Face Down」の映像演出は「タイムマシンみたい」と評します。そして間奏の映像演出にメンバー大興奮。これについて小松アナが解説。「両手の人差し指にセンサーのような指環をつけてて、それで未知の情報を分かるようになってる」「映像を重ね合わせる」という内容。このステージのために創りだしたということ。「リアルタイムARシステム」と名付けられているそうです。

 

(解説)
・『八重の桜』は新島八重を主人公に配する、会津を舞台にした大河ドラマです。幕末から明治にかけた時代を描いた作品で、大河の中でもかなり新しい時代を扱った内容でした。綾瀬はるかは翌年紅組司会に抜擢、これは『元禄繚乱』で大石内蔵助を演じた中村勘九郎以来の事例です(2001年『北条時宗』の和泉元彌は放送前、2006年『功名が辻』の仲間由紀恵は前年と当年両方での司会でした)。

・「ワイルド アット ハート」は松本潤主演の『ラッキーセブン』、「Face Down」は大野智主演の『鍵のかかった部屋』で双方ともドラマ主題歌でした。この時期のシングルは全て本人主演の映画もしくはドラマ主題歌で、2010年の「Løve Rainbow」から2015年の「青空の下、キミのとなり」まで15作続きます。

・「ワイルドアットハート」はマイクスタンドを使ったパフォーマンスが印象的です。嵐のステージでマイクスタンドを使用したのはこの時のみでした。

・リアルタイムARシステムが紅白に用いられるのはこのステージが初。この技術は現在も進化を続けているようですが、個人的には全く専門ではないので詳しくは語れません。ちなみにこの時点での日本におけるスマートフォン普及率は約40%、個人的には2011年8月が初スマホでした。

美輪明宏(初出場/第63回/1952/77/長崎県出身)
「ヨイトマケの唄」(1965/美輪明宏/美輪明宏/初)

 「千の風になって」や阿久悠追悼ステージなど、こういった場面に登場する機会が多くなった木村拓哉(SMAP)が曲紹介。「この歌は戦前・戦中・戦後の激動の時代を、たとえ貧しく辛く苦しくとも、お互いにかばい合いいたわり合い力強く生き抜いた親子の絆を描いています。親が子を思い、子が親を思う、無償の愛の歌をお届けします。それではお聴きください。美輪明宏さん、「ヨイトマケの唄」。」
 ステージ暗転。その中で美輪さんがアカペラで力強く歌い始めます。ハーモニカやオルガンの音主体とした演奏が流れ、スポットライトに映し出される美輪明宏の姿は黒尽くめの、それこそ黒子に徹したような衣装。普段バラエティーなどで見せる派手な服装とは全く違います。
 歌声は、もはや歌唱力をもって評するレベルを完全に超越してます。体全体を使ったアクションで歌う姿は完全に、神か何かが肉体に憑依している状況です。演出やカメラワークも、聴く者を歌の世界に引き込むにあたって大きく貢献します。凄いとか、そういう単語で表現することさえ憚られる雰囲気です。文句なしに第63回NHK紅白歌合戦一番の名場面です。(5分55秒)

 

(ウラトーク)
 AKB48のメンバーにこの曲を歌う時の衣装や背景について解説するテリーさん、曲について解説する小松アナ。世代の全く違うAKB48メンバーもステージに感動していました。

 

(解説)
・美輪さんは77歳で歌手として初出場。従来の記録が第52回(2001年)、ザ・ドリフターズのいかりや長介の70歳なので大幅に記録更新となりました。ソロだと第42回(1991年)・アンディ・ウィリアムスの64歳、日本出身に限定すると第59回(2008年)・秋元順子の61歳という当時の状況でしたが、そういった記録を一気に凌駕する形になっています。

・「ヨイトマケの唄」は1965年発表、クラシックなどを除くと発表から47年経って紅白初披露というケースも史上初です。発表当時の芸名はまだ丸山明宏の頃。NHKでは『夢であいましょう』に当時出演、1963年12月には「誰も」が今月のうたに起用されています。

・ウラトークでも話していた通り、美輪さんと一番向き合っていたのはNHKではないかと推測できますが、当時の紅白はフルコーラス歌唱が許されない環境でもあったのは事実。実際オファーもあったそうですが、やはりそれを理由に辞退したそうです。この年になって紅白出場に至ったのはやはり『SONGS』への出演。2011年2月16日に「水に流して」「愛の讃歌」を歌唱しています。

和田アキ子(27年連続36回目/第21回/1968/62/大阪府出身)
「愛、とどきますか」(1992/なかにし礼/林 哲司/20年ぶり2回目)
~森光子・中村勘三郎に捧げるバラード~

 森光子中村勘三郎、偉大な功績を残して2012年に亡くなった2人を曲前に追悼します。和田さんにとっても2人は非常に大きな存在だったという話も含めた曲紹介。
 歌前から完全に曲の世界に入っています。目に涙を浮かべながら、まさに天国の2人に捧げるかのような熱唱。間奏以降は2人の名場面がバックの映像に流れ、そちらに向かって歌います。今にも涙で歌えなくなりそうな表情でしたが見事に歌い切りました。こちらもプロフェッショナルの真髄をみたステージです。色々言われながらも、36回も紅白の舞台に立っている理由をあらためて感じさせる内容でした。最後に映った勘三郎さんにおぶられる森さんの写真は、まさに涙を誘う内容です。(3分25秒)

 ステージが終わり、亡き父の6代目を襲名した子息の中村勘九郎にコメントを求めます。「森先生も父も本当に愛に溢れてた人だと思いますから、僕もそうなれるように出会った人たちに愛をもって接したいですね」。客席からの中村屋コールに、笑顔を見せています。

 

(ウラトーク)
 「歌うギリギリまで目をつぶってましたね」と小松アナが解説。AKB48のメンバーと聴きますと言われて「いやー、しっかり歌うわ」とコメントしていたそうです。2013年はAKO45のプロデュースをやるみたいです。峯岸さんによると、リハでもずっと涙をこらえてる状態だった模様。メンバーは「見ているこっちも涙が出そうなステージ」とコメント。歌い終わってからもステージに残って泣いている様子を、小松アナが最後に伝えます。

 

(解説)
・生前の森さんは紅組司会3回・ゲスト審査員8回・応援も含めると合計14回紅白歌合戦に出演しています。初めての紅白は第12回(1961年)の特別審査員で、『放浪記』を初めて上演した年でした。1961年~2009年まで2017回上演。没後に林芙美子役を引き継いだのが平成の紅白歌合戦常連の仲間由紀恵というのも不思議な縁です。

・生前の勘三郎さんは白組司会1回・ゲスト審査員3回で応援も含めると5回紅白に出演。それ以外も毎年家族で紅白歌合戦を見ていたと話していました。息子の勘九郎さんもゲスト審査員2回、常連とまではいきませんが紅白でよく見る顔になりつつあります。

・「愛、とどきますか」は 1992年公開の映画『遠き落日』主題歌でした。1980年代を代表する作曲家・林哲司の提供。菊池桃子や杉山清貴など紅白に出場しなかった歌手を多く手掛けていたこともあって、非常に意外ですがこの曲を含めて提供曲はわずか3曲しか歌われていません。

・ウラトークでもAKO45の話題がありましたが、翌年デビュー45周年を記念して秋元康が提供した楽曲が次回の紅白歌唱曲になります。アッコさんへの歌詞提供は紅白でも歌われた「Mother」など複数ありますが、さすがにAKBのヒット後は以前ほど手が回らないこともあってこの曲のみでした。