今年ももう9月になりました。早いですね。例年通りだとこの時期に初めて、年末の紅白歌合戦に関する記事を作成する時期に入ります。というわけで2016年も当記事から、今年の紅白歌合戦についてあれこれ書いていこうと思っています。よろしくお願いします。

 さて、今回の紅白は例年以上に事前予想のトピックが多いです。それについて色々考えてみることにしましょうか。

・司会

 紅組司会はここ最近、『とと姉ちゃん』の高畑充希の名前が予想として多く取り上げられています。先日の思い出のメロディーでも司会担当、紅白の司会の可能性も低くはなさそうです。ただドラマの視聴率こそ高いものの、内容は必ずしも好評というわけではないようです。果たしてどうなるでしょうか。彼女以外の候補は『あさが来た』の波瑠、10月からの朝ドラ『べっぴんさん』の芳根京子、来年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の柴咲コウ、そして昨年の紅組司会で、まだ 『精霊の守り人』が翌年・翌々年まで続く綾瀬はるか。前回の司会における活躍っぷりも加味すると、今回も綾瀬さん続投が一番良いような気がするのですが、どうでしょうか。無難、というにはやや違うのかもしれませんが。個人的には女優だけでなくバラエティ適性の高い松岡茉優の司会も見てみたいです。

 白組司会は前回の流れだと井ノ原快彦続投の可能性がやはり高め。ただ後述しますが、今回はいささかジャニーズだと難しい問題に直面する部分もあります。そうなるとジャニーズ外、可能性が高いのはやはり『うたコン』司会を務めている谷原章介。司会だけでなく俳優としてもNHK出演多数、ジャニーズ以外なら十中八九この人で間違いないと思います。それ以外だと『真田丸』から堺雅人あるいは大泉洋、大穴で古舘伊知郎といったところでしょうか。

 アナウンサー関連は、総合司会は今回も有働由美子になるでしょうか。そろそろ『のど自慢』の小田切千もありだと思いますが。ウラトーク席も久保田祐佳で通して欲しいですが、『ブラタモリ』の桑子真帆近江友里恵もいます。ラジオ実況席はどうなるでしょうか…。

・SMAP

 12月31日で解散が発表されたSMAPですが、今回の紅白歌合戦において一番カギを握るのは間違いなくこのグループの処遇になります。

 仮に紅白ラストで、白組大トリで「世界に一つだけの花」辺りを歌った場合、間違いなく空前の白組ブッチギリ勝利になります。第35回・1984年の都はるみや第50回・1999年のSPEEDとは比較にならないレベルで、もっと言うと第64回・2013年の北島三郎以上の出来事と言えるかもしれません。番組としても一番美しい締めになると思いますが、これはSMAP5人が最後だということでプロとして力を合わせた時の話。ベストパフォーマンスを見せられることが出来ないという結論になると、辞退の可能性も十分考えられます。

 まず辞退の場合は、5人のメッセージを最低でも文面として公開して欲しいところです。そうでない場合おそらくインターネットで事務所に対する大バッシングが起きます。既に何度も目にしていますが、それ以上に”これは事務所の陰謀だ”的な文章が各所で流れることでしょう。個人的にはこれによって紅組白組のバランスは確実に是正されるので、選択肢としてはなしではないと考えていますが、おそらく世間はそう考えないでしょう。紅白でラストを見たいという人が圧倒的多数のはずです。

 紅白の勝敗に関係ない特別枠でラストという選択肢もありますが、それでもSMAPが出るから白組に投票する視聴者は多くなるので意味がないと思います。そうなるとやはり大トリになるのは間違いないでしょう。場合によっては大トリで歌った後で、蛍の光の代わりに「世界に一つだけの花」全員合唱ということになるかもしれません。思い切ってSMAP全員を司会にするというのも一つの案ですが、これはやはり解散の理由を考えると可能性は非常に低くなるでしょうか。

・特別枠・大物歌手の動向他

 『とと姉ちゃん』主題歌を歌う宇多田ヒカル、さらにその後の『べっぴんさん』主題歌が決まったMr.Children、「ヨシ子さん」が喝采を浴びている桑田佳祐、NHKリオ五輪テーマソングを担当した安室奈美恵。今年は例年以上に、ここ数年の紅白と関連が薄いアーティストのNHK起用が多いです。宇多田ヒカルは過去紅白出場全く無し、安室奈美恵は第54回以来、ミスチルは北京五輪テーマの第59回のみ。ただ桑田佳祐はここ最近サザンも含めて2度中継出演しています。あとは『君の名は。』主題歌で話題になっているRADWIMPSも、昨年のバンプ同様CDJ会場からの中継出演が考えられます。再結成だとメインの活動期に紅白に縁がなかったTHE YELLOW MONKEYも気になるところ。昨年は1980年代が、特に後半において重要なテーマになっていた分もありますが今年は1990年代組。これが大きなキーワードになっていきそうな予感もします。

 

・新顔の多さ

 今年は紅白出場が考えられる新顔も例年より多いです。紅組だと欅坂46BABYMETALLittle Glee Monster家入レオLiSA手嶌葵藤原さくら水曜日のカンパネラ。白組だとback numberWANIMA浦島太郎(桐谷健太)MAN WITH A MISSION[Alexandros]レキシBLUE ENCOUNTBOYS AND MENRADIO FISHGENERATIONS from EXILE TRIBE。ジャニーズはSMAP辞退の場合KinKi Kidsの初出場が取りざたされていて、最近の押し具合を考えるとHey! Say! JUMPKis-My-Ft2の初出場、枠の増加も十分に考えられます。演歌も紅組は市川由紀乃がヒットしていて、常連と入れ替えという形で出場する可能性が高いです。白組も初出場ではないですが、福田こうへいが久々リリースのシングルをヒットさせています。大ベテランはさすがに安泰かもしれませんが中堅どころは大きな入れ替えも考えられそうで、個人的にはむしろSMAP以上に注目したいと思っているところです。ここ数年出場のないコブクロ平井堅AIの復帰も考えられます。

・企画ステージ・ゲストなど

 映画だと『シン・ゴジラ』が空前の好評・客入りを記録しています。『アーロと少年』『ズートピア』『ファインディング・ドリー』といったディズニーアニメも引き続き堅調、この辺りが大きく関わる可能性もあるでしょうか。あとは何と言っても金メダリスト連発のリオデジャネイロ五輪。ここから審査員等でゲスト出演する選手も出てきそうです。演出だと、閉会式の人選と大きく関わっているアーティストが椎名林檎Perfume。この2組のステージにも例年以上の注目が集まりそうです。また熊本地震が起こった年でもあるので、企画ステージあるいは選曲に影響が出ることも考えられます。水前寺清子八代亜紀森高千里が復帰する可能性もおおいにありそうです。

 したがって、今回の紅白はおそらく例年通りの…という形にはならないと思います。第62回(2011年)か第60回(2009年)、あるいは第54回(2003年)か第49回(1998年)辺りに近いものになるかもしれません。うまくいけば紅白史上に残る…という回になりますが、人選を間違えたりすると目も当てられない内容になる可能性もあります。果たしてどうなるでしょうか。これから4ヶ月ほど、注視していきたいところです。