3年ぶりに歌唱曲と曲順が同時発表になりました。まだ特別出演となる安室奈美恵と桑田佳祐の時間が発表されていないので、それが発表され次第例年通り各ステージごとの見どころなどを紹介していきます。というわけで、ここでは簡単な感想とちょっとしたデータの記述に留めます。

白組1:Hey! Say! JUMP「Come On A My House」(2013年)
 2年連続でジャニーズが先攻トップバッター。10周年記念の初出場ですが、第60回の嵐みたいに後半4曲メドレーということはなく過去曲1曲のみ。個人的には予想順位5位・過去曲のみだと3位に挙げた楽曲です。扱いが良いかどうかハッキリ分かるのは、ステージと演奏時間次第といったところでしょうか。

紅組1:Little Glee Monster「好きだ。~夢を歌おうver.~」(2015年)
 Youtubeでも圧倒的に再生回数が多い代表曲が選出されました。もしかすると冒頭アカペラなど、紅白ならではのアレンジも期待されます。

白組2:山内惠介「愛が信じられないなら~貴公子たちの舞踏会~」
 前回同様、新曲ですが貴公子キャラのサブタイトルつき。これは毎年恒例になるのでしょうか。

紅組2:E-girls「Love☆Queen」
 予想通り新メンバーになってから1作目の楽曲。なんだかんだで5年連続その年の楽曲歌唱・出番も前半2~4番手で安定しています。

紅組3:SHISHAMO「明日も~紅白2017ver.~」
 高校生ブラバンが入るということで、サブタイトルつきに。

白組3:三山ひろし「男の流儀~けん玉世界記録への道~」
 順当に新曲ですが、けん玉キャラのサブタイトルつき。これまた毎年恒例になるのでしょうか。ちなみに、23日放送された『バナナ♪ゼロミュージック』によると、今回は124人を超える大皿チャレンジに挑戦して最後は自分がけん玉を決めるのだそうです。なお123人の中にはDJ KOOも混じっている模様。

紅組4:AI×渡辺直美「キラキラ」
 3回目の出場ですが、前半の曲順は初。TBS系ドラマの主題歌という関係上?feat.カンナではなく渡辺直美とのコラボ名義。

白組4:竹原ピストル「よー、そこの若いの」(2015年)
 代表曲。色々選択肢は考えられましたが、もっとも納得できる形。

紅組5:丘みどり「佐渡の夕笛」
 さすがに初出場はその年の自分の曲になりますね。

白組5:Sexy Zone「ぎゅっと」
 タイトルだけでなく、曲順も昨年とほぼ同様の形に。

紅組6:市川由紀乃「人生一路」(1970年・美空ひばり)
 2回目の出場にして早くも自分の持ち歌が選曲されなくなってしまいました。「人生一路」が前回紅白で歌われたのは第66回の天童よしみなので2年前、確かに名曲ですが少し間隔が短すぎるような。

白組6:福田こうへい「王将」(1961年・村田英雄)
 将棋ブームと関連した選曲でしょうか。生前の村田先生は紅白で4度この曲を歌っていましたが、カバーという形で歌われるのは今回が初。今年8月にリリースされたカバーアルバム『魂 昭和の歌人たちを追いかけて…』にも収録されているので、選曲としては理に適っています。ただ4回出場で自分の持ち歌を歌えたのは初出場を果たした第64回のみ、その点に関してはやはり気の毒の一言。

白組7:三代目J Soul Brothers「HAPPY~紅白スペシャルバージョン~」
 今年の年末番組は「J.S.B. HAPPINESS」を歌う機会が多い印象ですが、紅白では3月にリリースされたシングル曲。サブタイトルがついていますが、果たして予想外にスペシャルなことがあるのでしょうか。光をふんだんに使った演出ならここ数年恒例の傾向ですが…。

紅組7:天童よしみ「道頓堀人情」(1985年)
 紅白では第51回・第59回に続けて9年ぶり3度目の歌唱。初歌唱が自身初の紅組トリ、2度目がトリ前だったので、この曲順で「道頓堀人情」というのはすごく不思議な感覚です。

白組8:SEKAI NO OWARI「RAIN」
 順当に、4年連続でその年の新曲が選出されています。

紅組8:倉木麻衣「渡月橋~君 想ふ~」
 復帰理由が明確なので、楽曲も自然とこの曲に確定といったところ。

紅組9:TWICE「TT-Japanese ver.-」
 振り付けが中高生に話題になった楽曲。メドレーも考えられましたが、こちらは一曲通す形になりそうです。

白組9:三浦大知「三浦大知 紅白スペシャル」
 こちらはメドレー…になるのでしょうか。多分「EXCITE」は歌うと思うのですが。

紅組10:水森かおり「早鞆ノ瀬戸」
 例年通り。ちなみに初出場以来15年連続でその年の新曲を歌うのは紅組だと八代亜紀以来通算3人目(島倉千代子は新曲として発表されたカバー曲もありましたが)。地味に結構すごい記録になっています。

白組10:WANIMA「ともに」(2016年)
 昨年リリースですが、今年まで継続してロングセラー中と言っても差し支えないのではないでしょうか。こちらもYoutube再生数が圧倒的な代表曲が予想通り選曲された形。

紅組11:島津亜矢「THE ROSE」(1980年・Bette Midler)
 紅組前半トリは演歌…ではなく紅白史上初となる演歌歌手の洋楽カバー。Bette Midlerが1979年同名映画の主題歌としてヒットさせて、グラミー賞に輝いた楽曲です。島津亜矢としては2015年のカバーアルバム『SINGER3』に収録。そういえば1991年にジブリ映画『おもひでぽろぽろ』の主題歌で都はるみが日本語カバー「愛は花、君はその種子」として歌っていますね。そういう意味では、意外そうに見えて案外自然な選曲なのかもしれません。

白組11:郷ひろみ「2億4千万の瞳~GO! GO! バブルリミックス~」(1984年)
 前回歌唱は第66回・2年前のトップバッター。紅白での歌唱は第35回・第47回・第62回メドレーも含めて通算5回目。前半トリでの歌唱は30回目の出場にして初めて。バブルリミックスというサブタイトルから察するに、ここでバブリーダンスが登場するのでしょうか。どちらかと言うと荻野目洋子で見たかった演出なのですが、これはこれでかえって新鮮なのかもしれません。

紅組1:欅坂46「不協和音」
 年末歌番組は「風に吹かれても」の披露が多かったですが、紅白ではこの曲。ただ何より気になるのは、当日におけるセンター・平手友梨奈のコンディションでしょうか…。

白組1:関ジャニ∞「なぐりガキBEAT」
 白組後半トップバッターは初出場を果たした第63回以来5年ぶり2度目。前回は「ズッコケ男道」で過去曲でしたが、今回は今年1月発売のシングル曲を披露。

白組2:福山雅治「トモエ学園」
 曲順はこの3年間全く同じ。ただ曲目は第63回以来、5年ぶりに単独曲表記。12月にリリースされた配信シングル曲を披露します。

紅組2:坂本冬美「男の火祭り」(2013年)
 第64回・第65回以来3年ぶり3度目の紅白披露。過去2回ともにバックで出場歌手が登場して盛り上げていましたが、今年はどうでしょうか。

紅組3:西野カナ「パッ」
 8年連続でその年の新曲披露。曲順も3年連続後半で安定、11年連続新曲で出場したaikoのような立ち位置になりつつあります。

白組3:TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」(2003年)
 気がつけば2年に1回紅白で歌う曲と化しています。通算4回目の歌唱、曲順も白組後半3~4番手でほとんど同じような位置。

白組4:五木ひろし「夜空」(1973年)
 平尾昌晃追悼ということで。レコード大賞受賞曲ですが、同じ年の紅白で歌われたのはこれまた同じく平尾さん作曲の「ふるさと」でした。というわけで、紅白での歌唱は第50回以来今回が18年ぶり2回目。

紅組4:乃木坂46「インフルエンサー」
 今年を代表するヒット曲が順当に選出されました。

紅組5:松田聖子「新しい明日」
 NHKドラマ10『マチ工場のオンナ』主題歌。11月にリリースされたばかりの新曲です。紅白でその年の新曲を歌うのは若手~中堅なら普通ですが、30年以上のキャリアだとかなり貴重な存在。

白組5:平井 堅「ノンフィクション」
 「哀歌(エレジー)」で3年ぶりに復帰した第58回と近い曲順。この時間帯は今年を代表するヒット曲が並びます。

紅組6:椎名林檎白組6:トータス松本「目抜き通り」
 椎名林檎の紅白出場は5回目ですが、紅白ならではのサブタイトルがつかない事例は今回が初。

紅組7:Perfume「TOKYO GIRL」
 初出場の「ポリリズム」は前年発売の代表曲という位置づけですが、あとはずっとその年の新曲・それもヒット曲を歌い続けています。今年も同様。演出も含めてもはやレジェンド級の存在です。

白組7:X JAPAN「ENDLESS RAIN 2017 紅白スペシャル」(1989年)
 1989年に発表されたヒット曲、彼らを代表するバラードですが紅白では初歌唱。

紅組8:AKB48「視聴者が選んだ夢の紅白SPメドレー」
 何を歌うか決まるのは31日の本番中。ちなみに23日放送された『バナナ♪ゼロミュージック』で発表された上位10曲は「夕陽を見ているか?」「大声ダイヤモンド」「言い訳Maybe」「Beginner」「恋するフォーチュンクッキー」「希望のリフレイン」「#好きなんだ」「11月のアンクレット」「ほねほねワルツ」「365日の紙飛行機」で、ここから決選投票が行われる形になります。ちなみに「ほねほねワルツ」は、この日出演した渡辺麻友や峯岸みなみもステージで披露したことのない幻の楽曲なのだそうです…。

白組8:エレファントカシマシ「今宵の月のように」(1997年)
 歌って欲しい楽曲は山ほどありますが、とりあえずは代表曲という形に。メモリアル枠での初出場はトリ2つ前が多いですが、それよりは少し曲順早め。

紅組9:松たか子「明日はどこから」
 NHK連続テレビ小説『わろてんか』が絶賛放送中、当然選曲もこれに添う形。過去2回は前半での出演でしたが、今回はかなり終盤での登場。

白組9:星野 源「Family Song」
 「恋」ほどでないにしても「Family Song」は文句なしの大ヒット。当然の選曲。

紅組10:Superfly「愛をこめて花束を」(2008年)
 彼女を代表する名バラードがここで選曲されました。もしかすると近い将来における紅組トリも想定しているのかもしれません。

白組10:嵐「嵐×紅白スペシャルメドレー」
 スポーツ紙の大半が大トリを予想していましたが、一斉に外す形に。もしかするとトリの時間にはニノ以外東京ドームに移動しているのかもしれません。9年連続メドレー、この題目は第60回・第67回に続いて3度目。

紅組11:髙橋真梨子「for you…」(1982年)
 初のトリ歌唱となった第64回以来、4年ぶり2度目の選曲。すっかり最終盤に定着。

白組11:氷川きよし「きよしのズンドコ節」(2002年)
 第59回で涙の大トリを務めて以来、9年ぶり3度目の歌唱。トリ前は昨年に続いて2年連続。

紅組12:石川さゆり「津軽海峡冬景色」(1977年)
 「天城越え」に並ぶ史上最多同じ歌手による10回目の紅白歌唱。紅組トリは通算8回目、この曲でのトリは4回目。同じ曲でトリを取った回数は「まつり」5回(第64回を含む)に次ぐ数字で、紅組最多記録。

白組12:ゆず「栄光の架橋」(2004年)
 紅白での歌唱は第55回以来13年ぶり2度目、ゆずが紅白でその年発表された曲を歌わないのは今回が初(前回の「見上げてごらん夜の星を~ぼくらのうた~」は再レコーディング&カバーなので少し微妙な位置づけですが)。そして何より、初のトリにして大トリ。同性デュオでのトリは紅白史上初、ジャニーズ以外の白組トリは8年ぶり、ポップスに絞ると広く取って第42回の谷村新司もしくは第29回の沢田研二以来、更に明確にジャニーズ以外のJ-POPとなると白組では初の抜擢。かなり大胆な人選であるとともに、今後のトリ選出を考えても非常に大きな意義を持つ形になります。ドリカムやいきものがかりが紅組トリに選ばれた時も時代の移り変わりを少なからず感じましたが、今回は大トリなのでその気持ちは更に大きいです。安室奈美恵や桑田佳祐も勿論目玉ですが、この大トリも今回トップクラスの目玉と言って良いのではないでしょうか。