第69回(2018年)NHK紅白歌合戦・審査関連の発表他


 コメントも少しずつホームページに掲載されました。今のところはやはり、世間に広く知られている20世紀の楽曲がメインになっているようです。果たしてどの曲が歌われるのでしょうか。


 詳しい雑感は曲目・曲順が発表された際にあらためて。NHKホールで歌うのは35年ぶり。


 こちらも雑感はあらためて書く予定にします。


 岡村隆史はめちゃイケ日本一周スペシャル企画という形で登場した第57回(2006年)以来12年ぶりの紅白出演。今回はサプライズではなく、今年のヒット番組『チコちゃんに叱られる!』のMCとして堂々と登場。ひと昔ふた昔のことを考えると、隔世の感があります。

 審査がらみの案件が本日発表されました。ゲスト審査員は例年男女同数が相場ですが、今年は審査方法変更の関係もあるでしょうか、男性6名女性5名の11名が選出されました。

中村勘九郎(俳優)
 来年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で主演・金栗四三役を演じます。紅白出演は第54回(2003年)『新選組!』藤堂平助役での応援、第63回(2012年)ゲスト審査員に続いて6年ぶり3度目。

阿部サダヲ(俳優)
 同じく来年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で主演、田端政治役。ゲスト審査員は初ですが、第56回(2005年)にグループ魂のボーカル・破壊として審査員席に殴り込みをかけてます。”横綱になってからまた会おうね!”と喋りかけた琴欧洲関にはあれ以降会えたのでしょうか、結局横綱にはなれませんでしたが。なおグループ魂からのゲスト審査員は第64回(2013年)の宮藤官九郎以来2人目。

安藤サクラ(俳優)
 現在放送中の連続テレビ小説『まんぷく』でヒロイン・立花福子役を演じる実力派女優。紅白初出演。

佐藤 健(俳優)
 連続テレビ小説『半分、青い。』ではヒロインの幼馴染・萩尾律として出演。『るろうに剣心』『亜人』など多くの映画で実績を残している実力派。紅白は初出演。

永野芽郁(俳優)
 その『半分、青い。』でヒロイン・楡野鈴愛を演じた女優。紅白初出演。なお同じ年に放送された連続テレビ小説ヒロインが紅白で顔を合わせたことは数多くありますが、両者とも審査員はほとんど前例なく第40回(1989年)のいしだあゆみ渡辺梓以来、29年ぶり2回目。

野村萬斎(狂言師)
 東京2020のチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターに就任した狂言師。紅白出演は第50回(1999年)の特別審査員以来19年ぶり2回目。当時はかなり紅組贔屓なコメントを残していましたが、今年はどうでしょうか。

出川哲朗(タレント)
 抱かれたくない男ランキング常連のリアクション芸人から、NHKでレギュラーを持つようになってついにはCM起用No.1男性タレント、紅白のゲスト審査員にまで格が上がりました。ちなみに過去応援ゲストとしても紅白出演歴はなし。総合司会の内村光良とは昔からの仲間で、そのやり取りにも期待できそうです。

夏井いつき(俳人)
 NHK Eテレにも出演、ここ最近のテレビでは一番お馴染みとも言える俳人。この肩書のゲスト審査員は中村汀女(第11回・第23回)以来実に46年ぶり。

長谷部誠(サッカー選手)
 今年のワールドカップでも活躍したプロサッカー選手。代表からの引退を今年表明しています。第62回(2011年)の『あしたを歌おう。~世界からのメッセージ~』コーナーでメッセージ出演がありますが、生での紅白は今回が初。

小平奈緒(スピードスケート選手)
 今年の平昌五輪女子500mで金メダル、1000mで銀メダルを獲得。500mでは五輪新記録を樹立しました。紅白初出演、スピードスケートからのゲスト審査員は第49回(1998年)の清水宏保以来20年ぶり2人目。

池江璃花子(競泳選手)
 女子100mバタフライで、今年パンパシフィック選手権で優勝。東京五輪にもおおいに期待がかかる競泳選手。なお女子の競泳からゲスト審査員に選出されるのは今回が初めて。また18歳でゲスト審査員は第56回(2005年)の長澤まさみ以来13年ぶり(ちなみに史上最年少は第51回・岡本綾の18歳1ヶ月)。

 あとは審査方法。今年は視聴者審査員・会場審査員・ゲスト審査員にそれぞれポイントが設けられて、3ポイントのうち2ポイント以上獲得した組が優勝というルールになります。総投票数を集計したり、11個のボールを数えたり一般審査員を含めた40名の投票によって決まったりなど様々な変遷を経ていますが、なんだか今年は例年になくシンプルな結論のような気がします。果たしてどちらが勝つのでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました