第69回(2018年)NHK紅白歌合戦~その5~

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DA PUMP(16年ぶり6回目/第49回/1997/30~40) 「U.S.A.」(2018/CIRELLI DONATELLA/LOMBARDONI SEVERINO・日本語詞:shungo./ACCATINO CLAUDIO・CIRELLI DONATELLA・GIOCO ANNA MARIA/初) ~後半は「U.S.A.」でスタート!/大人気!”いいね!ダンス”~

 今回の後半は久々に間を開けずにステージが始まります。21世紀初頭は「ひとり」「さくら」「Jupiter」などですぐ歌に入るステージが多かったですが、この形でのオープニングは第57回の絢香「三日月」以来12年ぶり。
 舞台にはDA PUMPのメンバーをはじめ、紅白歌手が勢揃いしています。階段上にいる乃木坂46純烈刀剣男士などはDA PUMPと一緒に、イントロに合わせて半回転しながら前を向きます。乃木坂46はアンダーも含めてかなりの人数、ほとんど全員が参加しているような様子です。刀剣男士は6振り参加。フロントで一番目立つ位置にいるのは、やはり五木ひろし石川さゆり郷ひろみ松田聖子といった大御所の面々。
 髪なびかせたという歌詞直後に映るAqoursは本当になびかせてるメンバーもいてノリノリ。上手側にはHey! Say! JUMP天童よしみ島津亜矢Little Glee Monster丘みどり三山ひろし水森かおりといった面々が揃います。聖子さんとSexy Zone中島健人とのツーショットがありました。下手側は坂本冬美氷川きよし山内惠介といったところ。欅坂46は6名のみの参加です。武田真治を筆頭とした筋肉体操の三人衆もいます。それとは別に女性ダンサーもいるようです。客席にはいいね!のパネルが全員に配布され、広瀬すず櫻井翔の両司会も一緒にUSAダンス。
 間奏で左右に動くメンバー、それに紛れて後ろに総合司会とデカデカと書かれた衣装を着ている人が登場。それを見て出場歌手は驚きあるいは大ウケの表情。聖子さんのリアクションが特に大きいです。その主は勿論内村光良。サビの振付を見事に完コピしてます。後ろの出場歌手もサビは同じ振り付けで一緒にダンス(動きについていけない人もいましたが)。限りなく全員合唱に近い演出で、それは2018年を飾る大ヒット曲に相応しい見事な内容でした。今回の紅白の名場面の一つとして、後々まで振り返られるステージになるでしょう。同時に、2019年以降も継続してヒットを出して、また紅白で見たいと思わせる内容でもありました。(3分3秒)

 

(ウラトーク)
 ゲストにムロツヨシが登場。紅白は前回VTRのみでしたが今回は初ステージ、「すごい楽しかったです、皆さんの熱気が」と振り返っています。富澤さんはまた武田真治がステージに出ているのを発見。ゲスト審査員もUSAダンス、「やってるというかやらされてるというか…」と伊達さんがボソッと呟きます。このステージも武田さんに場を支配されている状況でしたが、さすがに内村さんが登場するとその話題中心に移行しました。途中ウラトーク席の様子も映ります。

 

(解説)
・突如大ヒットした「U.S.A.」ですが、その要因はSNSのバズリでした。歌詞も振付も決してカッコ良いものではなく、むしろダサいと言った声も多かったほどですが、これがかえって憶えやすい・親しみやすいに繋がりました。

・DA PUMPは2003年紅白落選以降長く低迷期が続き、その間ISSA以外のメンバー総入れ替えもありました。新メンバーは2009年加入、グループは16年ぶりですが彼らにとっては初の紅白出場となります。

・参加している出場歌手は多く、演歌系は完全に全員参加でした。ジャニーズ勢も基本参加していますが、意外とLDH系は不参加です。その一方で歌メインのJ-POP系はリトグリのみ、やはり不参加が大半でした。画面右側引きでしか映っていない人がいますが、おそらくDAOKOではないかと思われます。

いきものがかり(2年ぶり10回目/第59回/2003/34~36) 「じょいふる」(2009/水野良樹/水野良樹/初) ~2年ぶり紅白!「じょいふる」/母校ダンサー×全国ダンス動画も!~ 振付:振付稼業air: man ダンス:神奈川県立厚木高等学校ダンスドリル部 神奈川県立海老名高等学校ダンス部

 VTRであらためて紹介。第66回・第67回紅白の映像と、放牧中それぞれの活動を振り返ります。公式グッズでも販売されているオレンジのタオルが配布されて、会場全員で回す演出のようです。
 ステージ上には3頭の牛がいます。一瞬その中にメンバーが入ってるかと思いましたが、実際はそうではなくせり上がりの形で登場。冒頭から非常に高いテンションで会場を盛り上げますが、その様子はまさしく自身のワンマンライブさながらの光景でした。ただメンバー出身校のダンス部と、TikTokで寄せられたダンス動画の映像はまさしく今回の紅白ならではの演出。よく見ると真ん中上辺りにCX方面から寄せられたと思われる映像が混じっていますね。こちらも牛の格好をしています。
 もともと短い曲とは言えフルコーラス、放牧前の何回かの紅白と比べると扱いは破格と言えるくらい良いです。そもそもいきものがかりの紅白は9回中8回がバラードで、唯一のアップテンポ「GOLDEN GIRL」もややあっさりした内容でした。個人的には紅白で一度こういういきものがかりを見たいというリクエストを体現してくれたような形で、非常に嬉しい気持ちです。(3分11秒)

 歌い終わりにコメントもあります。楽しそうな表情で聖恵さんが喋っていました。あらためて2019年以降の活動も楽しみです。翔さんはミル姉さんの映像が入るサプライズがあったと案内はしますが、司会もアーティスト側もタオルを回すのに夢中になっていたためステージ中には気づかなかったようです。

 

(ウラトーク)
 「えっ、ワイプ来ます?」とディレクターからの指示を口にする雨宮アナと、それに反応する3人。「指示受けたの全部マイク通して皆さん言っちゃうんですね」とムロさんが感心。ステージが映る前に牛の着ぐるみ3体登場しているのを喋ってます。なおこのタイミングでワイプも来ました。
 ここでサンドウィッチマンはステージに向かうため一旦退席。残った3人は立ち上がって一緒に盛り上がります。ムロさんも直美さんも「こっち見て!」と何度もコール。「直美さん、ちゃんと振り回してくださいね」「体力温存するのバレてますからね」と、直美さんがタオル回していないのを暴露されています。ムロさんのテンションが大変高く、審査員席の阿部サダヲがジャンプしている所まで実況してました。

 

(解説)
・活動休止中はそれぞれのソロワーク中心の活動でしたが、2018年11月3日に集牧宣言と称して活動再開します。ちなみにこの年の紅白出場歌手発表日は11月14日でした。

・「じょいふる」は2009年、Nコン課題曲「YELL」と両A面シングルとして発表された楽曲です。コンサートでは定番中の定番ですが、第60回紅白は「YELL」が優先されたのでここまで未歌唱でした。また、いきものがかりがここまでのアップテンポ曲を紅白で歌うのも初めてです。

・会場に配られたグッズは公式で販売されているタオルです。私もかつてテレ朝フェスで見に行った時に全く同じタオルをグッズとして購入しました。高くないとは言え1500円はするはず、おそらく使い捨てではなく持ち帰り出来るはずなので、これだけでも当選特典としてはかなりのものがあります。

・ミル姉さんは『LIFE!』ではなく、フジテレビ『笑う犬の生活』で登場した映画マニアの乳牛です。放送は1990年代後半~2000年代前半だったので、リアルタイムで知る人にはまさしくサプライズ。ただ20代以下の若い人にはやはり通じなかった模様で、本番後のトークはやはり自虐モードでした。

・内村さんが他局のキャラクターを紅白で演じるのは2回目になりました。その最初は第49回(1998年)、ポケットビスケッツの一員として出場した時のホワイティです。マジックでブラックビスケッツと入れ替わっている間に奈落でメイクしてセリから登場、という仕掛けがありました。20年後も似たようなことを紅白でやることになるとは、当時の視聴者どころか本人も全く想像しなかったものと思われます。

AKB48(10年連続11回目/第58回/2006/13~27) 「恋するフォーチュンクッキー」(2013/秋元 康 タイ語歌詞:Tanupop Notayanont/伊藤心太郎/3年ぶり3回目) ~BNK48と共演「恋するフォーチュンクッキー」/タイで国民的ヒット BNK48とコラボ~ 振付:武田舞香 三ツ井裕美 踊り:埼玉在住タイ人クラブ バーンラバムタイ舞踏団 花柳糸之社中

 タイでBNK48が歌うこの曲が大ブレイクしているというVTRが流れます。全国民的な現象で、なんとウランボット王女も踊っているのだとか(王女の名前は後に訂正アナウンスがあります)。12月9日には本家のAKB48もタイでこの曲を歌って、大盛り上がりだったようです。現地の子どもたちとの交流も紹介されました。
 ステージはAKB48とともにBNK48のメンバーも勢揃い。「先輩と一緒に、先輩と…先輩と一緒に、紅白…ガンバロウ!」と緊張で泣きそうになりながらコメントするのは、この曲でセンターを務めるモバイルさん。そして紅白では最後のステージになる指原莉乃も楽しみたいというコメントを残します。曲紹介はこの部分相当練習したと話すタイ語で広瀬さんが披露。向こうでのタイトルはคุกกี้เสี่ยงทาย、クッキー・スィアン・ターイと発音するそうです。
 韓国語やロシア語にスペイン語さらにはラトビア語など、英語以外でも各国の歌詞が過去紅白で披露されてはいますが、タイ語に関してはおそらく今回が初めてと思われます。AKB48が日本語で、BNK48がタイ語で最初それぞれ歌いますが、曲が進むたびに日本語とタイ語が混ぜこぜになっていきます。1番サビ前の入りは指原さんがタイ語、ラストサビ前はそれぞれの言語でそれぞれのセンターが同時に歌唱。曲後半からは日本系とタイ系のダンサーが大量に増えて更に賑やかになります。
 通路にはそれに混じってミル姉さんも登場。曲終わりに「指原放牧」「がんばれ」と書かれた看板を持ちながら、指原さんの卒業を祝福しました。なおこのキャラクターは20年近く前、コント番組『笑う犬の生活』で大人気を博しました。直後に撮影された動画によると、フジテレビの許可は得ているようですが、会場の若い子は知らなかった人も多いようで…。
 「北国の春」や「昴」「恋人よ」など日本のヒット曲が海外特にアジアで国民的大ヒットになった例はいくつかありますが、この曲もどうやらその一つになったようです。AKB48がこの先何度紅白に出場するかは分からないですが、連続出場する際には何度となくこうやってこの曲が歌われる形になるのかもしれません。また日本と海外のアーティストが同じ曲で共演する例は第65回のアナと雪の女王「生まれてはじめて」の例もありますが、NHKホールでJ-POPとなると第53回の「島唄」以来で紅組だと初。そういった点でも大変意義のあるステージでした。(2分56秒)

 

(ウラトーク)
 ムロさんは意外とライブにあまり行かないインドア派。なおこの後は、小栗旬の家で年を越す予定なのだそうです。ちなみに今日で7年連続、「聴いてると思います」と話していました。というわけで「シュン、なかなか会う機会ないけど、いつでも電話待ってます。優ちゃんには内緒だヨ」と直美さんが勝手に生メッセージ。「紅白の裏何でもありなんですか?」とムロさんがツッコミ。
 モバイルさんを一緒に応援するウラトーク席。その後指原さんのくだりで、ムロさんはキッズコーナーのリハーサルで一緒だったことを話します。大野さんと同じ衣装だったので「嵐がもうひとり増えたみたいですね」と言われたそうですが、リハ後「すいません、キッズコーナーにおじさんが1人いました」と言われたようです。「それが指原です、皆さん本当に」
 ムロさんはまたまた阿部サダヲの動きに注目。最初はちょいノリ、恥ずかしそうな様子みたいです。中盤は「みんなかわいいな~」、試しに阿部さんに声を送ったら反応してくれたようです。サビでは歌い出しました。なお横の勘九郎さんもノリノリのようです。
 「ヤバいのが見えた!」と、映る前からミル姉さんに強く反応するウラトーク席。「局を超えてのミル姉!」「ここまでやる総合司会が今までいたでしょうか!」とムロさんも直美さんも大興奮。ステージ終了後「そろそろお時間です」「いやです」。というわけでムロさんは一緒に写真撮影して退席。「私はこれで着替えてメイク落として小栗の家に向かいます」

 

(解説)
・BNK48は2017年、タイのバンコクで結成されました。1stシングルは「会いたかった」のタイ語バージョンで「恋するフォーチュンクッキー」は2nd、2017年12月に発売されます。現在までYoutubeで約2億回再生、というデータが大ヒットを裏付けています。

・BNK48の参加メンバーはこちらの記事に記載されています。日本出身の伊豆田莉奈はAKB48の10期生で、在籍当時にも紅白出演あり(おそらく第62回~第66回辺りまで)。翌年にチェンマイのCGM48へ移籍、劇場支配人に就任しています。

・一方AKB48からの出場メンバーは16人にまで減りました。お馴染み指原莉乃(HKT48)柏木由紀横山由依の他は向井地美音岡田奈々高橋朱里岡部麟小栗有以山内瑞葵といった具合で本体からは8人のみ、他も松井珠理奈(SKE48)須田亜香里(同)白間美瑠(NMB48)田中美久(HKT48)荻野由佳(NGT48)中井りか(同)瀧野由美子(STU48)のみです。なお小栗さんと山内さんが今回が初紅白、田中さんもAKB48として紅白のステージに立つのは初になりました。

・総監督は向井地美音がこの年に指名され、翌年4月から新たに就任します。またこの年の表題曲センターは岡田奈々や小栗有以が新たに担当、世代交代が目立つ一年になりました。総選挙は松井珠理奈1位でしたが、直後に体調不良で活動休止が話題になります。10月後半時点で復帰したので、当然紅白出場は問題無しでした。

・この辺りになるとファン以外選抜メンバーでさえ顔と名前が一致しない視聴者も多くなったと思われますが、人数が少なくなったのでメンバーのアップショットは多くなっています。センター指原さんの後ろに控えるのは向井地さんと小栗さん、カメラに向かってウィンクを完璧に決めたのは高橋さん、ピースを決めたのはNGTの荻野さんでした。

福山雅治(10年連続11回目/第44回/1990/49) 「2018スペシャルメドレー」  「零-ZERO-」(2018/福山雅治/福山雅治/初)  「甲子園」(2018/福山雅治/福山雅治/初) ~映画主題歌&「甲子園」SPメドレー/話題の映画「名探偵コナン」主題歌/NHK高校野球テーマソング~ Keyboard:井上 鑑 Drum:山木秀夫 Bass:高水健司 Guitar:今 剛 小倉博和 Percussion:三沢またろう Sax:山本拓夫 Trombone:村田陽一 Trumpet:ルイス・バジェ Violin:金原千恵子 Chorus:松本英子、田中雪子 マーチングバンド:YOKOHAMA ROBINS

 今回NHKで初めて制作された高校野球中継のテーマソングを歌う福山雅治。盛り上がった大会のVTRが流れた後にサンドウィッチマンの2人が登場。やはり東北勢の活躍が嬉しかったという話でした。一ボケも期待したい所でしたがそんな時間は無さそうで、福山さんとの中継トークも無しですぐステージに入ります。
 パシフィコ横浜からの中継は「零-ZERO-」を含めたメドレー。「零-ZERO-」は前回の倉木麻衣ステージと同様、主題歌になった映画名探偵コナンの映像がバックで流れます。演奏するギターには映像効果の演出も入りました。
 「甲子園」のバックはもちろん球場と高校野球の映像、生のマーチングバンドもステージに加わります。ライブ会場ならではの臨場感を、今回も満喫できる内容でした。ただ恒例だった曲前もしくはライブ前におけるNHKホールとのやり取りが全くなかったのは、少し気になります。単に時間を作れなかっただけかもしれませんが。(4分27秒)

 

(ウラトーク)
 本編とウラトークのテンションが全然違うことを直美さんが指摘。この後登場する予定もあるそうですが、かなり緊張していますと話してます。
 福山さんの中継中ホールは暗転状態。その中でウラトーク席はライトで照らされているので「すっごい恥ずかしいですよね~」と話した所で、ゲストにAqoursのメンバー(伊波杏樹高槻かなこ小宮有紗)が登場。
 ステージは「皆さまが温かくて、その気持ちがすごく私たちにも伝わって楽しくパフォーマンスが出来ました」と感想を残します。福山さんは高槻かなこが事務所の大先輩、尊敬どころじゃないレジェンドと話しています。
 μ’sの時と同様、3人もそれぞれ高海千歌・国木田花丸・黒澤ダイヤに扮してメッセージを送ります。「紅白マジ最高だった!」「紅白、未来ずら~」「紅白、本当に最高でしたわ」、ついでに直美さんも「紅白、マジで最高だったずら~」とアニメ声を披露しますが、顔は白目をむいていたようです…。

 

(解説)
・夏の甲子園・全国高等学校野球選手権大会はこの年第100回を迎えました。NHKでの中継は毎年恒例ですが、テーマソングが制作されたのは史上初です。なお朝日放送の中継は1990年代後半以降テーマソングが恒例になっていて、「あと ひとつ」「オモイダマ」など紅白歌合戦で歌われた事例もいくつかあります。

・『名探偵コナン』が紅白歌合戦に初登場したのは前回でしたが、結果的にこの曲が2年連続歌唱、紅白に3年連続映像で登場する形になりました。「零-ZERO-」は映画『名探偵コナン ゼロの執行人』主題歌になっています。

・福山さんの中継とライブ本編前のアクトは例年と全く同様です。この年は『福山☆冬の大感謝祭 其の十八』として開催されました。セットリストによると、ライブはこの2曲で本編ラストを飾る形になったようです。

King & Prince(初出場/第69回/2018/19~23) 「シンデレラガール」(2018/河田総一郎/河田総一郎 佐々木望/初) ~大ヒットデビュー曲「シンデレラガール」/記録的ヒットのデビュー曲~

 初出場のキンプリ、ついでに松本の潤氏に来て頂いたと翔さん少し三津谷スタイル。「緊張はそんなにしてないんですけど、パプリカで全力を尽くしました」「ここで一年の集大成を見せれたらなと」「休養中の岩橋玄樹の分も思いを乗せて頑張りたいと思います」平野紫耀がコメントします。同時に横浜アリーナにいるPerfumeとも中継。こちらは広瀬さんと映画『ちはやふる』で大きな関わりがあり、エールを贈っていました。今回はディープラーニングというリアルタイム映像演出で盛り上げます、という歌前トーク。会場は既に相当盛り上がっているようです。

 デビュー曲の紅白初出場でこの曲順は、過去のジャニーズ所属グループの歴史においても破格の扱いです。更に驚きなのは、豪華なセット以外メインにはバックダンサーも変わった映像演出も何もなしで思いっきり歌を聴かせる演出であること(一応客席の通路にジャニーズJr.はいました)。少なくともNYCHey! Say! JUMPSexy Zoneではやったことのない試みです。破格の大ヒットという理由もありますが、あらためて見て感じたのはメンバーの歌唱力。5人とも相当美しい声質で音程も悪くなく、何より声がよく出ています。全員が歌うサビは分からないですが、少なくとも各自ソロパートは間違いなく生歌。確かにこの5人でこの楽曲なら、こういった演出でも十分成立します。パプリカで全力を尽くした平野さんの動き一つを見ても、好感度はここ最近のジャニーズグループの中でも非常に高くなりました。この調子で是非、10年後くらいには今の嵐ばりの盤石の地位を目指して欲しいです。(2分35秒)

 

(ウラトーク)
 大人気のAqoursなので、このタイミングでワイプ紹介が入ります。メンバーとのトークでしたが、直美さんがキンプリの姿を確認すると完全にそのモード。彼女は平野紫耀のファンのようです。豪華なアーティストの多さには「近くにいらっしゃってるうちに偽物なんじゃないかと」と話してます。USAに参加したことなどについても「すごい新鮮で衝撃でした」と話します。
 歌い出し「ワタシ、ワタシ、シンデレラ!」、やはり直美さんはただのファンと化しています。ちなみに平野紫耀を好きになった理由は「顔ですね」、超シンプルな理由でした。
 紙吹雪噴射の演出は直美さんが素でビックリしています。この仕掛けはすごく苦手なのだそう。通路に踊っているジャニーズJr.にも、青田買いという形で注目しています。

 

(解説)
・キンプリはデビューして1年目の紅白出場になりました。「シンデレラガール」は平野紫耀が主演したドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』主題歌で、松本潤が主演した『花より男子』の続編として作られています。ヒロインを演じたのは杉咲花でした。

・本来は6人での出場予定でしたが、岩橋玄樹がパニック障害のため2018年11月以降休養となります。6人での復活が待たれる所でしたが、残念ながら2021年3月に脱退・退所となります。ただその後ソロ活動開始、オフィシャルサイトなども開設して12月にファーストシングルの発売も決定。あらためての活躍が期待されます。

・ジャニーズJr.はこの年客席通路のみの出演になりました。それでも前回・前々回は出演ゼロだったので3年ぶりの紅白です。東京ドーム優先のスケジュールと思われるので無理もない話ではあるのですが…。

Perfume(11年連続11回目/第59回/2002/29~30) 「Future Pop 紅白SP」  「Future Pop」(2018/中田ヤスタカ/中田ヤスタカ/初)  「エレクトロ・ワールド」(2006/中田ヤスタカ/中田ヤスタカ/初) ~代表曲を交えたSPメドレー/映像を駆使したSPメドレー~ 振付:MIKIKO

 デビューした2005.9.21から刻まれる活動歴を映像でざっと振り返った後に「Future Pop」のパフォーマンス。映像の中に実写の3人がいるような演出、照明によって衣装も多くの色に変化します。
 事前情報ではメドレーという報道がありましたが、その曲目は伏せられていてライブ会場のリハーサルでもSNSで広めないで欲しいというリクエストがありました。「チョコレイト・ディスコ」か「ポリリズム」辺りを予想していましたが、演奏されるのはなんと「エレクトロ・ワールド」。ライブでは現在でもおおいに盛り上がる定番曲とは言えブレイクする前の楽曲、正直驚いた人も多かったと思われます。ブレイク前の苦労期の動画を見ているので、余計にものすごく感慨深い気持ちになります。紅白で、それもライブ会場からの中継で披露することになるとは当時誰ひとり想像していなかったことでしょう。
 映像演出は第67回のダイナミックVRを更に進化させたような内容、大きな会場でその効果は大変なことになっていました。ライブ中継のPerfumeも一度紅白で見たいとは考えていましたが、今回はまさにそれが実現する形。ただ中継が恒例になるかそれとも今年NHKホールに戻って歌うかは、また年末まで待つ必要がありそうです。(3分31秒)

 

(ウラトーク)
 本番前には和食(伊波)、味噌ラーメン(高槻)、ちらし寿司にシュークリーム(小宮)を食べたというトークを展開。小宮さんだけ少し抜け駆けしています。ちなみに直美さんは納豆ごはんを食べたそう。茨城県出身なので欠かせないとのことですが、Aqoursのメンバーもライブ前いつもほぼ全員納豆ごはんを食べるみたいです。バレンタインデーでも納豆を貰ったとか…。
 Aqoursはこのタイミングで退席。ついでに雨宮アナもアニメ声に挑戦、本人曰く大変中途半端な結果になりました。

 

(解説)
・Perfumeと広瀬すずといえば映画『ちはやふる』。2016年の「FLASH」に続いて、この年公開の『ちはやふる-結び-』でも「無限未来」が主題歌になりました。ただ紅白では演出の都合もあって選曲されず。カップリングの「FUSION」が翌年の紅白で披露される形になりました。

・この日の横浜アリーナ公演は全国ツアー『FUTURE POP』のファンクラブ限定追加公演として開催。「Future Pop」「エレクトロ・ワールド」の選曲・曲順は、そのツアーセトリの冒頭2曲と全く同様でした。こちらも紅白終了後、22時半からあらためて開演という形になっています。なおPerfumeのカウントダウンライブは2007年のZepp Tokyo以来11年ぶり。

・「エレクトロ・ワールド」は2006年発売のメジャー3rdシングル、グループが存続できるかどうかという段階で紅白出演など夢のまた夢という時期に発売された楽曲です。畳二畳分の超狭いスペースで踊る動画がブレイク当時に拡散されましたが、それを思うとこの紅白のステージはまさに夢のステージでした。

・当日のコンサートは「FUTURE-EXPERIMENT VOL.04 その瞬間を共有せよ。」プロジェクトの一環としても開催されました。細かくはナタリーのライブレポを見てください。ファンとしては足を運びたかったの一言に尽きる内容です。

・ちなみに個人的にこのツアーは2公演行く予定でしたが、天候不良と体調不良で行くことができず、翌年3月の天候不良分の代替公演でようやく足を運べたという形になりました。

 

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