第72回(2021年)NHK紅白歌合戦司会・テーマ発表

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 今回の司会は紅組・白組・総合で分けない方向のようです。これ自体は第56回(2005年)でもありましたが、番組が始まると実質的に仲間由紀恵山本耕史がそれぞれ紅組・白組司会を務める形でした。ただ今回は「紅組白組はじめご出演いただくすべての歌手・アーティストを応援する存在になります」と明記。おそらく16年前のケースとは異なると思われます。

 第58回(2007年)以降は紅組白組総合司会が一緒に曲紹介することが一般化、衣装替え等のタイミングで自らの組の歌手を曲紹介しないケースも多くなりました。司会をそれぞれ分ける意味も無くなっているので、時代の流れも合わせて考えると非常に合理的な判断です。おそらく翌年以降もこの流れに乗ると思われます。

 対戦形式をどうするかが今後のポイントで、例えば紅組・白組歌手でそれぞれリーダー的存在を設けるかどうか優勝旗を誰がもらうのかが注目点になりそうです。場合によっては紅組・白組の歌手数の比率も同じにならない可能性もありますが、個人的にそれは本末転倒という印象でしかないのであまり賛成できません(その場合、特に今年の状況だと確実に白組・男性アーティストの方が多くなるはずなので…)。トリ近くで紅組・白組に分かれて歌手が集まる演出は前回無くなりましたが、今回も無いと思われます。「蛍の光」も前回はほぼ男女入り混じるような形でした。ソーシャルディスタンスを取るという意味も前回はありましたが、今回それを抜きにするとしてもオープニング・エンディングの立ち位置は紅組白組で分けないものと思われます。

 大泉洋は『SONGS』担当、来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演。完全に妥当かつ予想通りの人選で、特に言うことはありません。

 川口春奈は来年の連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演。主演の黒島結菜や仲間由紀恵の起用は思い浮かびましたが、彼女を起用したのはかなり意外でした。NHKとの繋がりといえば、何と言っても『麒麟がくる』の代役起用が思い浮かびます。Youtubeチャンネルも好評で再生数もかなり多い様子、企画力は高そうな雰囲気です。最近は全力坂や滝行など、意外な企画も多くやっていて面白いです。歌番組の司会は2014年にTBSで内村光良と『ドリームデュエット』で経験あり。未知数ではありますが、腕はかなりありそうな予感がします。非常に楽しみです。

 和久田麻由子は第70回以来2年ぶりの担当、現在は『ニュースウオッチ9』のキャスターです。2年前の進行はほぼ完璧と言って差し支えのない内容だったので、今年も期待したいです。

 なお第68回以降は内村光良含め4人での司会が定着していましたが、今年は今のところ3人のみの発表です。もう1人起用があるかどうかは特に言及ありませんが、どうなるでしょうか。


 テーマが決まり、番組ロゴも久々に一新されました。オープニングのテロップは第58回以降デザインが変わっていませんが、今年は各種テロップが根本的に変わりそうな雰囲気です。

 そもそもこの2年で世の中が大きく変容したので、思い切った変革をするには最適な時期です。NHKホールも改装中で令和も3年目、紅白の回数も極めてキリの良い数ではありません。過去の歴史を紐解いても何年かに1回は必ず大きな変更がありますが、今年はまさしくそれにあたる年になりそうな予感がします。ジェンダーレスについては先日参加したフムフムニュースの座談会でも少し話しましたが、過度に配慮した結果かえってアンバランスにならないかだけが心配です。そうでなければ時代の流れもあるので、積極的に取り入れても問題ないと思っています。

 前回のまとめでは「出場歌手を一括で発表して、曲順発表時点でくじ引きみたいなので決めても良いのではないか」とも書きましたが、もしかすると本当にそうなるのかもしれません。近いうちにまた書く予定の出場歌手予想は一応紅組・白組と分けますが、もしかするとその枠組自体が変わる可能性もあります。予想のつかない内容でワクワクしますが、一歩間違えると大変なことになりそうです。ただ結論はやはり、大晦日の本放送を見ないと分からないですね…。その点では”より多くの視聴者に見よう”と思わせているように感じるので、現状ここまでは上手いこといっていると考えて良さそうです。

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