第73回(2022年)NHK紅白歌合戦~その7~

特別3(全体38):加山雄三(12年ぶり18回目)

・1961年歌手デビュー 第17回(1966年)初出場
・1937年4月11日生 神奈川県茅ヶ崎市出身
・楽曲:「海 その愛」(1976/5/20 アルバム『海 その愛』)
  詞:岩谷時子 曲:弾 厚作
・歌唱前テロップ:永遠の若大将 最後のライブパフォーマンス
・歌唱中テロップ:最後のライブパフォーマンス
・演奏時間:3分44秒

 まずはVTRで足跡を振り返ります。先日のコンサート・紅白歌合戦の歌唱シーン(第17回・第30回・第32回・第38回・第61回・第39回)および、インタビューのシーンが含まれていました。曲紹介は大泉さんが1人で担当。「加山雄三さんは今年、コンサート活動から引退することを決意されました。永遠の若大将、今夜が最後のライブパフォーマンスです。紅白史上最高齢でのステージになります。歌手人生の全てが込められたこの歌をお聴きください。加山雄三さんで、「海 その愛」」

 85歳での紅白歌合戦ステージ歌唱は、過去に1度もありません。そして、連続出場ではないものの、1960年代から2020年代まで7年代にわたって出場した歌手も若大将ひとりです。俳優として活動すると同時に、自らギターを弾いて曲を作り続けたシンガーソングライター。歌謡曲史には勿論、J-POP史にも燦然と輝く存在ですが、還暦を超えても新しい音楽・新しい文化に肯定的に触れ続けていたという点はやはり特筆すべき事項だと思います。若手ミュージシャン中心のリミックスアルバムの発売はそれだけ年代を超えて慕われていたことの証、自らバンドを組んでロックフェスに出演したこともありました。

 紅白で「海 その愛」を歌うのは4回目ですが、シングル表題曲ではなくアルバムからの選曲は1976年当時だと異例のことでした。第29回・第38回・第51回で歌唱していますが、第29回を除くと自らの声が歌い出しになる構成です。そのため最初から音程を合わせるのは非常に難しいのですが(しかもその2回は自身のピアノ演奏もあり)、今回はうまく合っていました。そもそも85歳という高齢、しかも大病を経験した中でこれだけの声を出せること自体が、驚異的なことなのです。

「音楽とともに、歩んできて、幸せいっぱいです。本当にありがとうございます」

 過去3回の紅白は1コーラス半ですが、今回は2番を初めて歌います。所定の立ち位置での歌唱から、おそらく審査員や司会者への挨拶も兼ねて動き始めますが、スモークで床が見えないこともあってやや足元がもたつきます。その影響で、若干の歌詞間違えもありました。

 「海 その愛」はサビでかなりの声量を要する曲、さすがに過去3回ほどの超熱唱は難しいとしても、聴き応えは85歳にして未だ健在でした。ラストは紙吹雪を降らせて大団円。サビの繰り返しはないものの、見事にラストステージを締める形になりました。

 舞台を見守る大泉さん、一瞬すぐブラボーと叫ぶかと思いましたが、ここは「ありがとうございましたー!」の一言を一旦挟んで「ブラボー!」。若大将も「ありがとうございまーす!」と大声で返します。今回の出演者で唯一年上の黒柳徹子も、「素晴らしかったです!若大将!でももうこれで終わりなんて残念!もっと歌って欲しかった!」と感激の様子。それに「もういいよ」と返す若大将に、会場から微笑みの声が入ります。「でもとっても素敵でした!本当に素敵でした、ハンサムでした!」

ウラトーク

 すっかり曲より料理の話になりましたが、工藤さんはここで退席。「めちゃくちゃ綺麗だった」「もっと違うこと聞きゃ良かった」「芸能界のど真ん中いるって感じしたなぁ」という感想でした。

 チョコプラから見ても加山さんは「めちゃくちゃパワフル」。ここではゲーム好きであること、PUNPEEとの共演など年を重ねても若々しい一面について語ってます。ただ喋りはほとんど無し、「聞き入っちゃうなぁ」という状況でした。最後は徹子さんとの若大将のやり取り、「もういいよ」の一言に3人とも大笑い。「残りの一個餃子食べてくださいよ」の「もういいよ」と評していました。

 

紅19(全体39):Superfly(2年ぶり6回目)

・2007年デビュー 第66回(2015年)初出場
・1984年2月25日生 愛媛県今治市出身
・楽曲:「Beautiful」(2015/5/12 配信
)…7年ぶり2回目
  詞:越智志帆 曲:越智志帆、蔦谷好位置
  Gt:八橋義幸、名越由貴夫 Ba:宇野剛史 Dr:玉田豊夢 Key:鶴谷 崇 Cho:稲泉りん、竹本健一、塚本 直、Luz、若島史佳 Tp:川上鉄平 Tb:五十嵐誠 Sax:村瀬和広 Str:門脇大輔ストリングス
・歌唱前テロップ:出産を経て2年ぶりの紅白「Beautiful」
・歌唱中テロップ:自分らしく 自分だけの道を
・演奏時間:3分7秒
・会場:101スタジオ

 白い衣装から、肩が出るドレスにお召し替えした環奈さんが曲紹介。パフォーマンスはNHKホールではありませんが生歌唱、周囲全てを星空で囲む演出はスタジオだからこそより映える演出です。

 サビに入ってから舞台が明るくなり、ドライアイスで舗装された長い道が出現。越智さんはその上で歌唱、周囲には大人数のバックバンドが生演奏。第66回に初出場した時よりも、圧倒的に豪華な演出が施されていました。歌声はもちろん瞬時に「ブラボー!」が入る程度に圧倒的。前回は不出演でしたが、やはりもう今の紅白歌合戦には欠かせないアーティストです。ヒットの如何にかかわらず、可能ならばまた次回以降も毎年紅白歌合戦で見たいです。

ウラトーク

 「夏ぐらいに生で聴かせてもらったんですけど、めちゃくちゃパワフルでしたよ」、若大将の余韻がまだ残っています。歌の上手い人が続く流れに、「楽しいなぁ」「まだ終わってないですけど、来年もやりたいですねぇ」とチョコプラの2人もご満悦。あらためてウラトーク配信を紹介、ライブ配信はストリーミングでこの瞬間しか見られないこともあらためて話しています。写真を送ってもらうことも推奨していました。この流れでback numberの所でほぼタイムマシーン3号の話になってしまったことを反省、「山本さんのせいですよ、ホントに」「そうだよ」「そうですね、山本さんが悪いんだ」と酷い風評被害が発生しています。

 Twitterのカキコミは美炎の話題に。「いろんなアーティストの方来てもらった時に、曲作ってもらえるか言っときゃ良かったなぁ」と少し後悔。「鈴木雅之さんに言えば良かった」という話になりますが、「いま考えたら、鈴木雅之さん来てくれたのあれ何だったんだろうなぁ」と少し我に返る場面もありました。ステージ終了後拍手はしますが、Superflyについての話題は全くありません。

 

白17(全体40):藤井 風(2年連続2回目)

・2010年活動開始、2019年メジャーデビュー 第72回(2021年)初出場
・1997年6月14日生 岡山県浅口郡里庄町出身
・楽曲:「死ぬのがいいわ」(2020/5/20 アルバム『HELP EVER HURT NEVER』)
  詞・曲:藤井 風
  Gt:TAIKING (Suchmos) Ba:小林修己 Dr:上原俊亮 Key:Yaffle
・歌唱前テロップ:今年はNHKホールで生パフォーマンス
・歌唱中テロップ:今年 世界で聴かれた愛の歌
・演奏時間:4分9秒

 VTRで「死ぬのがいいわ」の世界的ヒット、「23か国で1位」「2022年世界で一番聴かれた日本の歌」「12週連続YouTubeグローバルトップ40入り」といった実績が紹介されます。「この歌は今まで聴いてきたどんな「愛の歌」よりも並外れたものを感じました」と話す、フランスのリスナーのインタビューもありました。

 グランドピアノのソロ演奏から始まります。左手で口を抑えるパフォーマンス後、僅かに赤く照らされる舞台の中で両手で「死ぬのがいいわ」をピアノ独奏。このただならぬ雰囲気と驚異的な演奏能力、本当の意味で”アーティスト”という単語がしっくり来るプレイの後に歌唱開始。

 アクトは左手でマイクを持つ、体全身で楽曲を表現するような歌唱。そこには風さんの持つ類稀なオーラと、この曲をテレビでパフォーマンスするにあたっての覚悟も伝わってきました。そこには、ただ”良い”とか”素晴らしい”とか”ブラボー”とかの一言で表現する以上の深味を感じさせます。歌詞も含めて言うと「考えさせられる」ではなく「考えさせる」ステージ、ただそこには「素直に楽しんでもらえればそれでOK」というメッセージ性も含まれているような気がします。

 多重録音のコーラス以外は完全生演奏、ラストはうつ伏せになって倒れるパフォーマンス。今回もまた、前回とは異なる形で紅白の歴史に残るステージになりました。

 

ウラトーク

 VTRが始まってすぐ「はぁ、好き~」とつぶやく杉浦アナ。公平性も何もない状況に「しっかり言ったじゃないですか!」とツッコミ、本人も「アナウンサーとしてどうなんでしょうね、たまに思いますほんとに」と反省。「クセになるんですよね、Vaundyさんみたいに」。長田さんはこの曲の難しさを説明、「歌おうと思ったんですけど、全然音程が全然取れない」。ただそこからすぐ「長田さんでも?」「だって首席なんですよね」とイジる展開。「ボイスの授業もすごい成績優秀だったから」「発声練習なんだから」

 「魅了されますよね、これ。藤井さんのパフォーマンス」「カッコ良い雰囲気!」「俺らもこういうコント作らないと」「そういうことね」、そんな会話をしていた所で長友佑都選手と日向坂46影山優佳がゲストに登場。

 トークはまず長友選手のブラボーの話題。最初のブラボーは「あの場ですね」「ピッチの試合終わった後、ちょっと興奮しすぎて、我を忘れていました」。影山さんもドイツ戦とスペイン戦は「スタジオで観戦して、泣きました」と話します。長友選手と影山さんは初対面、3人が影山さんの凄さを長友選手に伝えてます。スコアまで当てたことについては「たまたまです」「本番前5分で」「感覚で選んだら全部、みたいな感じで」と謙遜。

 さらに今回の司会・櫻井翔もウラトーク席に加わります。開口一番「凄かったですよね、影山さん」、本人は「怖くてあまり色々見れてなくて」と話していますが、「今回のワールドカップで一番売れたんじゃないかというぐらい」「1番FIFAランキングが上がったんじゃないか」とどんどん畳み掛けています。長友選手にも「戦術とかすごい詳しくて」「サッカー選手も顔負けの知識を持たれてて」と認知されている様子。

 

紅20(全体41):篠原涼子(28年ぶり2回目)

・1990年デビュー、1991年ソロデビュー 第45回(1994年)初出場
・1973年8月13日生 群馬県桐生市出身
・楽曲:「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」(1994/7/21 シングル、2022/9/17 配信)…28年ぶり2回目
  詞・曲・ピアノ:Tetsuya Komuro
・歌唱前テロップ:小室哲哉が手がけた大ヒット曲「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」
・歌唱中テロップ:28年ぶりの紅白
・演奏時間:2分48秒

 28年ぶりの紅白歌合戦出場、リハーサルでも話していた通り「本当に驚いてます」とコメント。大泉さんとは『ハケンの品格』で共演、「あれ、くるくる?」とドラマ好きには嬉しいセリフもありました。ドラマ現場での大泉さんを賞賛する篠原さん、一方大泉さんは28年前の紅白ステージについて話します。

 小室哲哉プロデュースで名高いこの曲は、J-POPのプロデューサーが注目されるきっかけの1つになりました。その小室さんがピアノ演奏でサプライズ出演、これは28年前の紅白では実現していない共演です。セルフカバー以前の音楽活動は2003年が最後、歌手としては相当ブランクがあるはずですが、歌声は当時よりも艷やかで大人の魅力が備わっています。なお小室さんの紅白出演は、「NEVER END」で安室奈美恵と共演した第51回以来22年ぶり。

 そういえば28年前の紅白はAメロで一瞬マイクオフになるハプニングが発生しましたが、今回は勿論そういった物は一切無し。紅白での歌い直しという点で考えても上々の内容でした。唯一惜しまれるのは、当時と同様冒頭サビ+1コーラス半の構成でフルでなかったことくらいでしょうか…。ただスーパーファミコンで『ストリートファイターII』をプレイしていた世代からすると、今回あらためて紅白で見られたこと自体が奇跡的な話であることは言うまでもありません。

ウラトーク

 64試合全て見たと話す影山さん、周りの出演者が驚いてます。さらに長友選手へ「日本の声援とか感動って、選手たちにはリアルタイムで伝わっていたんですか?」と質問。「ニュースとか見るんで、熱は伝わってきます」「試合後のLINEの連絡の数とか」「ドイツ戦が終わった後は200件以上来て。200件以上全部ブラボーでした」「どのタイミングで返すんですか?」「バスに乗った時に」「ブラボー全部返しました」「すぐ(スタンプを)作りました。これはあったら楽だと」

 そのまま櫻井さんにワールドカップについて質問しますが、先に「一個だけいいですか?ウラトークってこんな感じなんですか?」と驚いてます。その直後に画面を見て、小室哲哉がピアノを弾いていることにまた一同ビックリ。特にチョコプラの2人が大絶叫しています。

 櫻井さんは生まれが群馬県。そこでは「群馬の地元紙がものすごく歓喜に湧いてて。back numberが出ると。篠原さんも出ると。一番下に僕、”群馬にゆかりのある櫻井さん”」という扱いを受けたそうです。

 ちなみに長友選手が好きなアーティストは、世代もあってEXILEのようです。大学時代はATSUSHIの髪型をマネたり、応援団で太鼓を叩いたりしていたとか。

 

白18(全体42):ゆず(8年連続13回目)

・1997年デビュー 第54回(2003年)初出場
・45歳~46歳・2人組 神奈川県横浜市出身
・楽曲:「夏色」(1998/6/3 シングル)…19年ぶり2回目
  詞・曲:北川悠仁
  Gt:真壁陽平 Ba:須藤 優 Dr:河村吉宏 Key:磯貝サイモン、松本ジュン
・歌唱前テロップ:デビュー25周年 原点の「夏色」
・歌唱中テロップ:最後はみんなで「もう一回!」
・演奏時間:3分33秒

 2組ともタオルを手にしながら歌前トーク、今回のコラボレーションについて北川さんが説明。客席には全員にタンバリンを配布、「タンバリンで夏色参加してもらえると、嬉しいなと思います」と説明。一方関ジャニ∞の安田さんは今回の共演が嬉しいという話とともに、「今回定番のもう1回、尺があればね」と期待。大泉さんによると、ここまで尺を持たせたので大丈夫とのことでした。

 タオル回しについては環奈さんが説明、ウラトークにも中継を繋げています。櫻井さんが出張、現在のゲストは長友佑都選手と日向坂46影山優佳。サッカーの色が濃い顔ぶれです。

 「大晦日ですが、夏色ー!」「1, 2, 3, ハイ!」。原曲よりやや速いテンポで生演奏、北川さんが絶えず煽って盛り上げます。もちろん客席は総立ちの演出、そういえば紅白ではほぼ全て歌で聴かせる曲だったので極めて新鮮です。ただコンサートで毎回のようにやっているステージであることは言うまでもありません。個人的にも、ゆずのこういうステージを紅白で見たかったと長年思っていたので非常に嬉しい気持ちです。

 「尺大丈夫?」と確認して「もう1回!」コール、関ジャニ∞もひと足先に合流して繰り返しサビを歌うステージになりました。ワンマンだとこれが10分くらい延々と続く所ですが、紅白ではさすがに1回に抑えた模様です。ただ次に歌う時がどうなるかは、まだ分かりません。

ウラトーク

 ウラトーク席にもタオルやタンバリンが配布されています。「どうですか櫻井さん、こんな感じでウラトーク進んでいくんですよ」「メチャクチャ楽しいですね」

 メインとの中継後に櫻井さん。「ウラトーク見ている人アレですね。いまこっちに繋がると言った瞬間、全員が(スタンバイ顔)。オンとオフの差がみんな…」「配信見てる方それ全部見えてる」「すぐ気抜くし」「ゲスト来てなかったらだいぶ(椅子の)後ろの方」「さっき工藤静香さんいらっしゃった時、メッチャクチャ3人とも緊張してて。緊張とけた後ずっと無言でした」

 「夏色」は影山さん以外全員が世代で、長友選手も「ワールドカップの勝った後のバスの中もかかってる」と話します。ただ選曲は若い堂安律選手や久保建英選手がメイン、「結構合わないんで、僕らベテランと」という実情もあるみたいです。そのエピソードには、チョコプラや櫻井さんも驚いていました。

 「是非次勝ったら、日向坂の曲とかね、嵐さんの曲とか」という話に、影山さんが日向坂のオススメの曲を紹介。今回歌った「キツネ」の”コンコンコンコンコーン!”を次回流行らせて頂きたいとリクエスト。ただバスの中やインタビューでそれだと…と考えるとスタッフ含め大爆笑。一応長友選手も「やってみます」と答えていますが、実際やったらどうなるでしょうか…。

 ラストに櫻井さんがバンドメンバーのテロップに注目。「キーボードの磯貝サイモンさんって、二宮のソロ曲を作っている…」「バンドメンバーも豪華な、と言いますか」、この話の途中で関ジャニ∞のステージに移行します。

 

白19(全体43):関ジャニ∞(11年連続11回目)

・2002年結成、2004年デビュー 第63回(2012年)初出場
・37歳~41歳・5人組
・楽曲:「T.W.L」(2011/4/20 シングル)…9年ぶり2回目
  詞・曲:北川悠仁
・歌唱前テロップ:「T.W.L」タオルを回して盛り上がろう!
・歌唱中テロップ:タオルを回して盛り上がろう!
・演奏時間:3分11秒

 「T.W.L」の曲名が示す通りタオル回しの曲ですが、紅白でのタオル回しは実を言うと第64回のメドレーで歌ったこの曲が史上初でした。有観客のライブがしばらく開催できなかった期間があったことを考えると、この演出がテレビで出来るというのは少しずつ状況が良くなっているという証でもあります。客席の皆さんも右手をタンバリンからタオルに持ち替えてグルグル、ここまで来るともう完全に演者の一員です。

 メンバー5人はメインステージだけでなく、NHKホール中を周りながら歌うサービス精神満点の演出。安田さんと北川さんが歌うツーショットは今後もまず見られないと思われます。岩沢さんもギターを弾きながらハーモニカ演奏、これも紅白では今まで機会がほとんど無く伊勢佐木町から中継の第54回初出場以来19年ぶりでした。

 他の年末番組はバンドスタイルだったものの今回はこのコラボを優先した形、ただ稀少性は今回の方がはるかに高いです。最後は7人でTWLの人文字を作った後に手持ちの紙テープ放射、文句無しに超盛り上がるというよりもはやアンコールそのものという内容でした。そのままエンディング突入でも良かったくらいです。

ウラトーク

 中継で使うカメラが早くも来ているので、早々にタオルを回す皆さん。「二の腕…」「影山さんだいぶ低くなっているよ位置」「申し訳ございません!」「凄いなこれ、ずっと回しっぱ?」「カンペでまだかかります…」「長友選手もこれ、手こんなずっと動かすって無いじゃないですか?」「そうですね…攣りそうです。いま変えました、右から左に」「やったら痩せますかね?」

 タオルを回しながらもトークは続行。「来る時いちばん疲れてません、もしかして?」「確かに」「ヤバい!ヤバい!」。回し始めて2分半でようやく本編に繋がり、スタッフからも大拍手。中継終了後すぐタオル回しをやめるシーンは、配信だとバッチリ映っていました。

 大泉さんのブラボーに長友選手も同調。「ブラボーだらけです」。ただ「最近、周りがブラボーって言ってて長友選手のブラボー全然聴いてない」というツッコミもありました。
 

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