【今週の総合ソング・チャート“JAPAN Hot100”】
1位 YOASOBI
2位 日向坂46
3位 スピッツ
4位 MAN WITH A MISSION×milet
5位 FANTASTICS from EXILE TRIBE
6位 Official髭男dism
7位 Vaundy
8位 10-FEET
9位 優里
10位 IVEhttps://t.co/QKb8CmfLg2 pic.twitter.com/z2RcGZFLfV— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) April 26, 2023
今週の初登場曲&注目曲
・5位 FANTASTICS from EXILE TRIBE「PANORAMA JET」
→CD発売初週・セールス2位(12.7万枚) ラジオ2位
・18位 Official髭男dism「TATTOO」
→4/21(金)配信開始 ダウンロード4位 ラジオ19位 ドラマ『ペンディングトレイン』主題歌
・25位 milet×MAN WITH A MISSION「コイコガレ」
→4/17(月)配信開始 ダウンロード3位 アニメ『鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』EDテーマ
・32位 SUPER BEAVER「グラデーション」
→CD発売初週・セールス6位 ラジオ9位 映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』主題歌
・55位 Hi-STANDARD「I’M A RAT」
→4/19(水)配信開始 ダウンロード5位
・64位 SEKAI NO OWARI「サラバ」
→4/19(水)配信開始 ドラマ『わたしのお嫁くん』主題歌
・81位 Agust D「Haegeum」
→4/21(金)配信開始 ダウンロード7位
・93位 PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE「BAKU BAKU」
→4/10(月)配信開始
・100位 Da-iCE「ダンデライオン」
→4/13(木)配信開始 ダウンロード7位
大幅ランクアップなど、注目のチャートアクションを見せたのは以下の曲です。
・1位 YOASOBI「アイドル」(先週1位)
→ストリーミング・動画再生・ダウンロード1位 ラジオ4位 アニメ『推しの子』OPテーマ
・2位 日向坂46「One choice」(先週95位)
→CD発売初週・セールス1位(53.8万枚)
今週のピックアップ曲
日向坂46「One choice」
丹生ちゃんこと丹生明里初の表題曲センター。MVはどちらかと言うと48系に多い(というより多かった)、事前に小芝居が入るスタイルです。正確には、歌に入っても小芝居スタイルの振り付けが取り入れられている作品というべきでしょうか。話や映像は鮮やかな色彩も相まってとても見応えある内容だと思いますが、歌のインパクトは表題曲として考えるともっとあってもいいのではないかというのが個人的な感想です。王道と言われればその通りで、そう考えると安定感のある作品であることも確か。ただここ数週の新曲ラッシュの顔ぶれを見ると、結果論ではありますがもう少し何かしら突出した部分のある曲を表に出しても良いのではないかとも感じます。
Official髭男dism「TATTOO」
今作もイントロの時点で髭男の良さがよく出ている曲ですが、淡い音色にまたこれまでの曲と異なる魅力も感じます。決して単純な構造ではないのに関わらず、分かりやすい聴きどころ(今回だと韻を踏んでいる部分が象徴的でしょうか)を必ず提示してくれるクリエイターとしての凄さは今作でも健在。歌詞もタイトルとは異なる発想が終始素晴らしく、聴く側に余韻をもたらす最後のワンフレーズは特に完成度が高いです。というわけで今回の楽曲もまた文句なしの名曲で、あとは藤原さんの声が完治することを待つばかり。もはやOfficial髭男dismの音楽は日本の宝とまで言ってもいいレベルにまで達しているので、ここでしくじるとグループや業界単位以上に大きな損失が発生します。メディアや現場で早く見たい気持ちもありますが、ここは納得できる段階に達するまでじっくり待ちたいところです。
milet×MAN WITH A MISSION「コイコガレ」
バンドサウンド全開の「絆ノ奇跡」に対して、こちらはmiletさんのボーカルがよりフィーチャリングされる内容になっています。当然こちらもバンドサウンドですが、メロディーラインが中心になっているのが特徴的。桜の花が映るショットがMVにありますが、メロディーは桜の下でmiletさんのアカペラで聴きたいとまで思わせる美しさ。スケール感は終盤で特に大きくなっていて、エンディングテーマというイメージにもピッタリ。彼女は現在3年連続紅白歌合戦に出場中ですが、今年はマンウィズとの共演になるのでしょうか。そうなるとしたら、今から非常に楽しみです。
Hi-STANDARD「I’M A RAT」
今作はドラム・恒岡章の遺作となりました。逝去されるにはあまりに早いというのが正直なところですが…。久々の新曲は1990年代後半の全盛期に壮年の魅力を少し加えたような、まとまりのあるパンクナンバー。ロックキッズなら思わずモッシュやサークルをしたくなる演奏、この刻みこそがハイスタ以降に日本で根づいたロックであることを証明しているような気がします。
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