歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第58回・2007年その2)

演奏時間&構成表 2(第58回・2007年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

 

曲順楽曲アーティスト演奏時間
構成
フル再生時間
構成
18(紅9)
紅前半9
日本が誇る最先端!
スペシャルメドレー
AKB48
リア・ディゾン
中川翔子
5分26秒
4曲
会いたかったAKB481分33秒
冒頭+1コーラス
3分50秒
冒頭+2コーラス
恋しよう♪リア・ディゾン1分17秒
1コーラス
4分13秒
2コーラス半
空色デイズ中川翔子1分23秒
1コーラス
4分14秒
2コーラス半
なんてったってアイドルAKB48
リア・ディゾン
中川翔子
0分32秒
サビ
4分7秒
冒頭+2コーラス
19(白9)
白前半9
愛君浪漫米米CLUB3分25秒
3曲
愛してる0分48秒
ラストサビ
3分38秒
冒頭+2コーラス
君がいるだけで0分44秒
サビ+Cメロ
4分42秒
冒頭+2コーラス半
嗚呼!浪漫飛行1分53秒
1コーラス+サビ
4分46秒
2コーラス半+サビ
20(紅10)
紅前半10
Peace loving people
~スペシャル・ピアノ・バージョン~
絢香4分59秒
2曲
Peace loving people2分29秒
1コーラス半
3分46秒
冒頭+2コーラス半
WINDING ROAD絢香×コブクロ2分30秒
冒頭+1コーラス+サビ
4分58秒
冒頭+2コーラス+サビ
21(白10)
白前半10
リンクポルノグラフィティ2分35秒
1コーラス半
4分2秒
2コーラス半
22(白11)
白前半11
奏(かなで)スキマスイッチ2分43秒
1コーラス半+サビ
5分29秒
2コーラス半+サビ
23(紅11)
紅前半11
伍代夏子2分16秒
1コーラス半
4分46秒
3コーラス
24(白12)
白前半12
吾亦紅すぎもとまさと3分5秒
2コーラス+サビ
5分17秒
2コーラス半+サビ
25(紅12)
紅前半12
待つわ ’07あみん3分32秒
2コーラス
4分26秒
2コーラス+サビ
26(白13)
白前半13
ルビーの指環寺尾 聰4分4秒
2コーラス半+ラスト
4分29秒
2コーラス半+ラスト
27(紅13)
紅前半13
Jupiter平原綾香3分10秒
冒頭+1コーラス
6分1秒
冒頭+2コーラス
28(紅14)
紅前半14
BoA ウィンター・
バラード・スペシャル
BoA2分41秒
2曲
LOVE LETTER0分48秒
サビ2
5分2秒
冒頭+2コーラス半+サビ
メリクリ1分53秒
1コーラス+ラスト
5分32秒
2コーラス半
29(白14)
白前半14
スタートライン~新しい風馬場俊英2分30秒
1コーラス半
5分30秒
2コーラス+サビ
30(白15)
白前半15
Birthdayさだまさし3分23秒
冒頭+2コーラス
5分33秒
冒頭+2コーラス
31(紅15)
紅前半15
夜桜お七
~大晦日スペシャル~
坂本冬美3分29秒
1コーラス+サビ
5分23秒
2コーラス
32(特2)坂井泉水追悼企画ZARD4分37秒
3曲
揺れる想い1分44秒
冒頭+1コーラス
4分25秒
冒頭+2コーラス+サビ
グロリアス マインド0分48秒
サビ
4分40秒
冒頭+2コーラス
負けないで1分32秒
1コーラス
3分46秒
2コーラス+サビ2

各ステージ・補足

 ハロプロで2組~3組合同は第55回以降恒例になりましたが、さすがにアキバ枠でAKB48リア・ディゾン中川翔子とひとまとめにするのは驚きました。「会いたかった」はイントロ無し冒頭~1コーラスからラララ…のラスト、「恋しよう♪」は1コーラスを歌い出しと歌い終わりで締める構成、「空色デイズ」は1コーラス。ラストは3組合同(と言ってもほぼ人数的にはほぼAKB)で「なんてったってアイドル」のラストサビ。当時は相当批判の声も大きかったですが、蓋を開けてみるとそれなりにまとまりのあるステージになりました。

 マイクパフォーマンスでアイドル3組を帰らせた後に、米米CLUBは「愛してる」「君がいるだけで」「嗚呼!浪漫飛行」の3曲を歌唱。「愛してる」はラストサビ、「君がいるだけで」は歌い出しとCメロ、「嗚呼!浪漫飛行」は1番と大詰めサビ。盛り上がるステージでしたが、過去の盛り沢山だった紅白と比べると意外に演奏時間は短めでした。(ステージレビュー→紅白歌合戦・米米CLUBの軌跡

 絢香の「Peace loving people」は塩谷哲によるピアノ演奏のみをバックにした歌唱で、原曲と大きく編曲が異なります。Cメロ含む1コーラス半歌唱は前半ここまでのステージと比較しても長い方でしたが、そこからコブクロとのコラボレーションで大ヒットした「WINDING ROAD」も1コーラス。「WINDING ROAD」は2007年の国民的ヒット曲とは言え当時公式な事前発表は無し、非常に嬉しいサプライズでした。

 ポルノグラフィティはこの年唯一のシングル表題曲「リンク」。Cメロ含む1コーラス半、迫力満点のステージを見せつけました。グループ名の発音に癖のある曲紹介でしたが、曲終わりのMCにもしっかり流用しています。

 スキマスイッチはこの年ベストアルバムが大ヒット、その流れで2004年に発表された代表曲「奏(かなで)」の選曲になりました。Cメロからラストサビは繰り返しもカット無し、ただアウトロはほぼ全カットでした。

 伍代夏子の演奏は最後のピアノ音による響きが残る中で始まります。紅白歌合戦でホールの通路で歌う場面はかなり久々。歌は1番と2番Bメロ以降の1コーラス半。後ろで踊るAKB48のメンバーを探すうちに終わるようなステージでした。

 すぎもとまさとはロングセラーを記録した「吾亦紅」をギターを弾きながら披露。既に大ヒットしていましたが、紅白出場後はオリコンCD週間売上最高2位を記録しています。2コーラス目はAメロが2番、それ以降は3番を歌唱。演歌歌謡曲の演奏時間が大幅カットされる傾向にあったこの年でしたが、ヒットしたこの曲はやはり例外です。

 あみんは再結成で25年ぶりに紅白で「待つわ」を披露。25年前の紅白はほぼ1コーラスという短さでしたが、さすがにこの回は2コーラス。演奏時間も3分半でしっかり時間が確保されています。ただ間奏の大半カット、サビ繰り返し無し、曲紹介も一部の文言がカットされている雰囲気でした。

 寺尾聰は1981年に空前のヒットを記録した「ルビーの指環」、セルフカバーアルバム『Re-Cool Reflections』が話題になったという背景がありました。レコーディングメンバーを全員集めた超豪華バンドによる生演奏、第32回では実現しなかったフルコーラス(Re-Coolバージョンとの比較だと間奏15秒ほどカット)。この回のみならず、歴代の紅白歌合戦を振り返っても文句なしに最上位に入る名ステージです。

 平原綾香は新潟中越地震から復興の祈りを込めた「Jupiter」、地震が起きた2004年にヒットした曲でもありました。地震の被害が大きかった旧山古志村からの中継後に演奏開始。パイプオルガンに生バンド演奏・コーラスなど、アレンジは初出場の3年前より相当力が入っています。冒頭→間奏→1番Aメロ→Bメロ→ラストの構成は同じですが、演奏時間は前回歌唱時より15秒近く長くなりました。

 BoAは6回目の出場で初のバラード。この年発表の「LOVE LETTER」はラストのサビ2回繰り返しのみで、メインは2004年のヒット曲「メリクリ」でした。後者は1番とラストの英語詞、これだと「メリクリ」1曲に絞った方が良かったような気もします。

 馬場俊英は再デビューで話題になった「スタートライン~新しい風」を歌唱。プロデュースした小渕健太郎が演奏に参加、バンドメンバーにはKiroroのピアノ担当・金城綾乃の顔もありました。構成は1番サビ後半が本来の歌詞から変更、2番はBメロからラストサビ2回目の歌詞を採用。”チャンスは何度でも 君のそばに”を2回歌う形、この歌詞を紅白では特に重視していたようでした。

 笑福亭鶴瓶が白組司会を務める関係で、さだまさしの歌唱曲は1997年リリース・『鶴瓶の家族に乾杯』テーマソングの「Birthday」となりました。2回繰り返す2番Aメロは1回目のみ、フルコーラスでなかったのが惜しいところです。

 坂本冬美は紅白で11年ぶりの「夜桜お七」、大晦日スペシャルという副題がつきました。流し目王子と呼ばれた早乙女太一が、女形の踊りで華を添えます。冒頭Aメロ後の間奏が新しいアレンジになったため、演奏時間は紅組トリを務めた第47回より4秒長くなりました。

 前半ラストに組まれたのは、この年40歳の若さで亡くなったZARD・坂井泉水の追悼企画。NHK大阪ホールからバンドメンバーによる生演奏、「揺れる想い」「グロリアス マインド」「負けないで」の3曲メドレーでした。「揺れる想い」は冒頭+1番でサビが半分に短縮、「グロリアス マインド」は日本語詞の部分(ラストフレーズは2回歌唱)。「負けないで」はイントロ短縮の1コーラス、サビは”感じる瞳”で終わる歌詞1回のみでした。

 

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