EXILE(7年連続9回目/第54回/2001/28~44)
「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」(2013/ATSUSHI/Sean “PHEKOO” Phekoo/初)
~HIRO渾身のラストステージ!~

 ピンクのスーツ姿で決める嵐と、黒い衣装のEXILEが全員集合。「本当にたくさんの人たちに支えられて今の僕らがあるんだなって、本当にいつも感謝してます。来年はさらにEXILE進化して、皆さんに恩返しできるようなパフォーマンスを見せていこうと思うので、今後ともよろしくお願いします。」と語るのは2013年限りでパフォーマーを引退するHIROの言葉。なおテロップの出場回数は8回と表示されてますが、正確には9回目の出場になります。
 黒いジャケットには電飾が施されていて、カラフルに光っています。電飾を施した衣装は1980年代後半に紅白で見られるようになりましたが、当時とは違い今は自然にステージと調和されています。この日のEXILEのパフォーマンスを象徴しています。途中からは黒タイツを着た、ショッカーみたいなバックダンサーも登場します。宇宙をイメージしたバックのLEDも含め、光り輝くステージを完全に体現したようなステージでした。(3分36秒)

 

(ウラトーク)
 後半のゲストはまずT.M.Revolution西川貴教。まずは「(衣装替えが)うまくいって今はホッとしてます」と感想を話しています。
 トークはまずHIROさん引退について。後を継ぐことの大切さ、引退を決断する葛藤について話します。そしてこの衣装について西川さんが「クリオネかホタルイカみたい」「ダイオウイカもね」と例えています。同時にこういう衣装は昔に比べて軽くなっていて、自らもライブで着ることがあると話してます。ここで見る紅白は贅沢だという感想も。
 話はHIROさんの奥さんの話から、なんとTMRの前の奥さんにまで飛び火。ちなみに本人は当時発表があった前の奥さんの離婚をネットで知ったみたいです。

 

(解説)
・この回で紅白ラストを表明した方は複数いますが、紅白そのものがラストパフォーマンスになったのはHIROさんだけです。卒業後は社長業がメインになりますが、並行してPKCZ(R)を結成・プロデュースも手掛けています。肩書は2017年以降社長から会長に変わっています。

・パフォーマー引退を表明したのは、この紅白でも歌われたシングル「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」発売日でした。以降会社をあげて盛り上げた結果、前日には日本レコード大賞受賞。カップリング曲追加・特典を大きく変えたリパッケージバージョンを10月に発売して売上100万枚(オリコン調べ)に乗せたのは、一部で波紋を呼びました。

・カップリングを変えるなどのリパッケージで順位を大幅に上げる現象は、後年演歌で多く見られるようになります。J-POPではシングルのデジタル・配信化が進んだこともあって、ジャニーズなどを含めてもそういったケースはあまり見られません。

・ウラトークで話題になった、西川さんの前の奥さんが2回目に離婚したニュースは大晦日の18時半頃に報じられています(記事)。ちなみに元夫婦として共演する機会はたびたびあり、去年もインスタでツーショットを見せていました。

ももいろクローバーZ(2年連続2回目/第63回/2010/17~20)
「ももいろ紅白2013だZ!!」
 「GOUNN」(2013/NATSUMI TADANO/SHIHORI/初)
 「走れ!」(2010/INFLAVA/Koji Oba/michitomo/初)
~田中将大さん入場曲も披露 紅白SPメドレー!~

 前回同様、冒頭の挨拶もゼーット!の大合唱。見るからに必要以上に派手な衣装ですが、コンセプトは「金閣寺」らしいです。あーりんは「さっき新聞記者の前でこの衣装は4000万円だってウソついてきました」と実に余計な一言をサラリと。そしてももクロといえばこの人?ゲスト審査員の田中将大が壇上に登場。わざわざメンバーカラー5色を施したグローブを嵌めるという徹底ぶり。ちなみにこれは本人が練習用グローブとしてホントに発注したものなんだとか。楽天が日本一に輝いたのはももクロの力も「あると思います」とのこと。
 金閣寺ということで金ずくめの衣装ですが、色以外は一応曲に合わせた衣装でもあります。というわけで今年の曲「GOUNN」から。確かに背中につけた電飾はそこそこにお金かかってそうな気はしますが、4000万円どころか400万円さえもかかっているようには見えません。歌唱は音程よりもリズムの方が若干危うい印象ですが、全力であることは普段と変わらず共通しています。
 さすがにこんな衣装でずっと歌うわけはなく、カメラが星空の映像を映している間にそれぞれのイメージカラーのドレスに早替え。歌い出しの”それでも”を”今年も”に変えて、2013年の田中選手の入場曲にもなっている「走れ!」のラストを歌います。ステージから審査員席の前に移動してペンライトを持ちながら、「みなさーん、今年もももいろクローバーZをありがとうございました。ももクロもまだまだ、マーくんも突き進むんだー、ゼーット!」と百田夏菜子が挨拶。ラストはマーくんを混じえてゼーット!の決めポーズ、マーくんものすごく照れていました。歌い終わりの一言は少し声が裏返りながら、「すごい良かったです」。今回も素晴らしいステージでした。(3分00秒)

 

(ウラトーク)
 マーくんのゼーット!に大ウケのテリーさん。ウラトーク席の右斜め前に法被を着たモノノフがいるようです。ということでこちらでもペンライトで応援。手の振り方や首を回す様子など、どちらかと言うとステージよりモノノフに注目している状況です。T.M.Revolutionはデビュー当時から踊りや衣装の先生を変えていないそうで、それを含めて長年ブレがないことにテリーさんが絶賛。一方西川さんもテリーさんの多趣味ぶりに感心しています。

 

(解説)
・田中将大選手は元々ハロプログループのファンで、そもそも結婚した奥さんが元カントリー娘。の里田まいでしたが、2012年からモノノフとして名を知られるようになります。同時にそれまでファンモンの「あとひとつ」だった登場曲は「走れ!」となり、この年は「DNA狂詩曲」が採用されました。翌年メジャーリーグに移籍後も登場曲はももクロで統一、ついには2021年に『田中将大』というタイトルのアルバムでまとめられるに至ります。

・ももクロはこの年アルバム『5TH DIMENSION』メインの活動で、シングルは限定を除くと11月発売の「GOUNN」のみでした。本来ならシングルがメインになりがちなアイドルで、アルバムに大きく力を入れているという点も当時他にあまりない魅力でした。

・「走れ!」は前年の紅白でも歌われた「行くぜっ!怪盗少女」のカップリング収録曲ですが、ライブやテレビ出演で数多く歌われた結果ももクロでも特に知名度の高い曲になっています。シングル表題曲だけでなくアルバム曲やカップリングの曲で人気の曲が多くあるのは、ももクロもそうですが2010年代に活躍した各女性アイドルグループの大きな特徴でもあります。

ゴールデンボンバー(2年連続2回目/第63回/2009/28~33)
「女々しくて」(2009/鬼龍院翔/鬼龍院翔/2年連続2回目)
~まさかの連続出場!今年も何かが起きる!?~

 今回はちゃんと4人にトークする時間が作られていました。樽美酒研二がなぜかダンベルで体を鍛えてます。7年後の東京五輪の出場を目指していて、今日は是非とも滝川クリステルさんに見て頂きたいですと高らかに宣言。クリステルさんは戸惑いつつも、「頑張ってください」と若干スリムクラブの漫才みたいに返答します。
 ステージ始まり、「今年も紅白出れるのうれしー!」鬼龍院翔。前回は喉の調子が良くなかったということでしたが、今回はそんなこともなく絶好調。サビに入った時点で早くも楽器が撤収、舞台になぜか鉄棒が用意されます。間奏に入り、なんと樽美酒さんが大車輪を披露。キリショーが実況する中で他の2人もバク転を披露するというとんでもない身体能力。演技が終わると、どこに用意されていたのか審査員一斉に10点のボードを挙げ、そして審査員席の横で相葉さんが金の100メダルを指差します。
 ラストはチアのダンサーも登場してみんなで定番の踊り。そして映像に赤にでっかく右の矢印。鬼龍院「偽物じゃね?偽物じゃね?本物はどこ?」映像には「本人はこちら」という文字が。「いたー!」本物の3人はこたつでみかんを食べながらくつろいでいました。というわけで最後は階段上のステージに座って正座で謝ろうとしたら、なんと頭上にタライを落とすという紅白史上に残る大爆笑のオチ。ここまできたらもうネタが尽きるまでずーっと大晦日恒例でやってもいいんじゃないのと思ってしまいました。(2分15秒)

 というわけでスタッフからメモ書きが。「皆さんが樽美酒さんだと思っていた大車輪をやっていた方は実は本物の体操選手です。一ヶ月かけて樽美酒さんと同じ背格好の人を探しました」岡田准一「せっかく感動したのに、まさか偽物だったのでビックリしました」よくそっくりさんを3人も集めたものだと、あらためて感心します。

 

(ウラトーク)
 「鍛え過ぎだよ鍛え過ぎ!」「気持ち悪いなぁホントに」と早速樽美酒さんに総ツッコミ。ジムには週3回行っているようですが、それは西川さんの提言もきっかけの一つようです。「何になりたいんだお前は」「何に出るの?ボブスレー?」「冬季じゃないですか、東京関係ないじゃないですか!」その直後にワイプで宣伝。「来年の恋の話をします」「しませんよ!」そしてステージに入ると西川さんが大大大熱唱。こちらも相当なカオス度でお送りしている状況になっています。
 大車輪が終わった後に「あれ?メンバー変わってません?ギターとベースが別人になってる気がするんですけど」と西川さんがひと足早く指摘。そして「ちょっとー!感動したのに!なんだよ!最悪や」と実に素直な反応。

 

(解説)
・樽美酒研二はその後も体を鍛えているようで、たびたびSNSに挙げてはネットニュースになることが繰り返されています。TBSのSASUKEには前年から出演、現在まで出場10回を数えています。

・大車輪は当然偽物で、バク転もその流れで偽物のように見えますが、喜屋武豊に関して言うとバク転を演じたのは本人。バク転した後に偽物が登場するという流れでした。ちなみに喜屋武さんを演じたのは俳優の内山正則さん。本人のTwitterでも言及がありました。

・なお樽美酒さんと喜屋武さんは抜群の運動能力を誇りますが、歌広場淳はアメトークの「運動神経悪い芸人」に出演するほどダメなようです。ですのでバク転など出来るわけがなく、こちらは早々に舞台袖に引っ込んで影武者と交代していました。

・ステージでのバク転披露は過去出場歌手でも何度かあります。影武者は美川憲一のイリュージョン演出で何度か見られました。ただ大車輪を披露する例、頭の上にタライを落とす例は紅白史上初です。今後もおそらく見られないものと思われます。

・ウラトークで西川さんが大声で歌うシーンはこの時から始まりました。以降恒例ゲストとなり、2015年以降は出場歌手として選ばれないのに登場するという状況にまでなります。

aiko(11年連続12回目/第51回/1998/37/大阪府出身)
「Loveletter」(2013/AIKO/AIKO/初)
~デビュー15周年を飾るロックナンバー!~

 ただでさえさっきからカオス度が限界値を突破しているのに、その上ももいろクローバーZの5人が時間もないのに慌てて応援にやってくるのだから大変です。なんか楽屋にあったものを適当にピックアップしただけのメイクをして、高城れにに至っては衣装を逆さに着てしまうというとんでもない格好。櫻井さんも「もうネタが続きすぎて処理し切れません!」と嘆きます。しまいにはみんなで曲紹介するところで綾瀬はるか「aikoさんで、もも…(小声で)間違えたー」櫻井さん本当に本当にお疲れさまです。
 そんなとんでもない状況の中で、しっかりステージを自分の色に染めるaikoさんは例年以上に輝いて見えました。ロック色の強いアップテンポな曲だから余計にそう感じただけなのかもしれませんが、特に声の出し方は何度見ても素晴らしいですね。高級感のある白いドレスの衣装も素晴らしかったです。もう毎年書いていますが、やはりこの人は紅白には欠かせません。38歳には全く見えませんね。ちなみにaikoはこの後出演したCDTVで自らネタにしていたらしいです。(2分57秒)

 

(ウラトーク)
 「顔だけ五次元になってるしなぁ」と、ももクロについては実に正しい西川さんのツッコミが入りました。ステージが始まると某深夜のラジオ番組、なんとかナイトニッポンの名前が挙がります。
 「ライブをやってる人たちって、強いね」というテリーさんのコメント。そこから派生して、世界から見えるJ-POPやインターネットの隆盛など色々な話を西川さんが視野広く語っていました。

 

(解説)
・どさくさ紛れで登場したももいろクローバーZの5人ですが、れにさんが頭につけていた仮面はこの年発売されたアルバム『5TH DIMENSION』のジャケットで撮影されたものです。ウラトークの西川さんのコメントも、これを受けて自然に出たものと思われます。

・ウラトークでオールナイトニッポンの話題がありましたが、この番組を長く担当するアーティストは息の長い方々が多いです。2000年代前半はaikoや西川貴教の他に、ゆずポルノグラフィティ福山雅治が担当していました。いずれも現在まで高い支持を受け続けています。

・翌年も目立った人気低下は全く見られず、まだまだ連続出場するものと思われましたがコブクロと同様なぜか落選。ただパフォーマンス・支持ともに確かなので、第69回(2018年)でしっかり復帰しています。

氷川きよし(14年連続14回目/第51回/2000/36/福岡県出身)
「満天の瞳」(2013/村山由佳/大谷明裕/初)
~大みそかの星空にきよし王子が舞い降りる!~
振付:左 踊り:左&guests

 再び楽屋ロビーからの中継。くまモンふなっしーなめこまで加わります。今度は櫻井翔の進行、関ジャニ∞の4人(錦戸亮大倉忠義丸山隆平安田章大)の補佐がついています。ここでイカ大王(塚地武雅)が見切れ出演、ようやく本番での登場に成功。楽屋に向かうももいろクローバーZもはしゃぎながら過ぎ去っていきましたが、さすがにれにさんは頭の仮面を外しているようです。
 ここにはたくさんの方がスタンバイしているということで、コロッケ登場。五木ひろしと森進一と北島三郎のモノマネをしますが、ふなっしーのリアクションが全てを持っていってしまってます。そしてわざわざTBSから音源を借りて?半沢直樹のモノマネをしようとしたら丸山隆平がモノマネします。これが結構似ています。それにコロッケが対抗して二人半沢直樹。ついでに綾瀬さんに大野くんのモノマネを振りますが、その内容は櫻井さんによると「クオリティの落差がちょっと半端ない」というものでした。

 アラフォーに突入しているのにいまだに王子と呼ばれるのもすごい話だと思いますが、ステージを見るとやはり納得できるものがあります。伸びやかな歌声に端正なフェイス、さすがですね。曲に合わせてペンライトを振ってもらう・星空の映像を入れるのは素晴らしい演出ですが、宇宙人みたいなダンサー陣はどうにかならなかったんでしょうか。動きそのものは良かったですが、ペンライトで人型を作るのはいくらなんでもやり過ぎだと思いました。テロップに乗せられる踊りのメンツは左&guests、振付師の名前も。もう何が何やらという状態です。なお袖では楽屋ロビーにいたゲスト陣もペンライトで応援。やはりふなっしーはリズムを取る気などさらさらありません。(2分48秒)

 

(ウラトーク)
 西川貴教の彼女がいない話題、そして橋本アナに彼氏がいない話題。いよいよひどいトーク内容になっています。ちなみに橋本アナは滋賀県長浜市出身で、それを聞いた西川さんはビックリ。思いっきり滋賀トークになりそうな中で、橋本アナが必死に本編に戻そうとしていました。
 氷川さんについて「ちょいちょい僕の衣装をマネするんですよ」と話す西川さん、この前は西川さんが紅白に初出場した時の虎の衣装を作って事後報告があったようです。氷川さんと西川さんが初めて会ったのはデビュー1年目くらいに旅先で紹介してもらった、というところで残念ながら退席。その後はゆるキャラの話題が中心。

 

(解説)
・この年は『LIFE!~人生に捧げるコント~』の企画で、イカ大王がどれだけ映り込めるかという試みに挑戦していましたが、後半によってやっと成功するという具合でした。この後も何度か登場、結果数年後には堂々と出られるようになりました。

・丸山さんが半沢直樹のモノマネをするシーンで、なんとメインテーマのサントラが流れました。紅白歌合戦で民放ドラマのサントラが流れるのは、これが史上初ではないかと思われます(もちろん主題歌は過去にも多々あります)。なおモノマネされた側の堺雅人は、2年後にゲスト審査員で紅白に初出演します。

・「満天の瞳」は作家・村山由佳が作詞担当。瞳を(ほし)と読ませるのがなかなかのセンスです。『星々の舟』で直木賞を受賞した2003年に、第54回紅白のゲスト審査員で出演しました。今年は『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞、名実とともに日本を代表する作家になっています。

・振付のはなんとこの年に結成された振付師ユニットで、早々に紅白初出演になりました。のコンサートの振付・構成も担当して、そちらは翌年の紅白のステージにも活かされます。

西野カナ(4年連続4回目/第61回/2008/24/三重県出身)
「さよなら」(2013/Kana Nishino/SAEKI youthK(RzC)/SAEKI youthK(RzC)/初)
~ついに”会える歌?”で登場 美しいCGにも注目~

 ゲスト審査員の風吹ジュンが舞台袖に登場、ここまでの感想を語ります。『八重の桜』母親役ということで、「そうだなし…ふなっしーに被ってますね、”なし”が」主演がそんなこと言っていいのでしょうか。撮影現場でも彼女のおかげで一年間楽しく乗り切れることが出来たという話に「ありがとなしー」。完全にふなっしーに引きずられていますが、いいのでしょうか本当にこれで。
 ありったけのカラフルな花をあしらったようなドレスで歌唱。”会える歌”といいながらタイトルは「さよなら」、根本的にはやはり会えない歌です。”逢えるよ”という歌詞が出てきても、それは10年後のことです。本当に逢えるのかどうかも分かりません。ちなみに途中”過ごしながら”を”歩きながら”と歌う場面あり、聴いている分には違和感のない範囲で歌詞を間違えています。
 映像の演出がすごくカラフルで綺麗ですが、ステージ上にはバンドセットも何もない状態。それだけに彼女の存在感が舞台の上で際立っていました。でもサビ入り1コーラス終わりという構成だと、どうしても短く聴こえてしまいます。(2分22秒)

 

(ウラトーク)
 この時間になってようやく進行役とウラトークチャンネルの内容を紹介。そしてまたゲスト登場、楽屋ロビーから移動してきたコロッケが3年連続でこちらに。早速モノマネをテリーさんに触られますが、その中で美川憲一は外国にいると話しています(例の口調で)。
 ここでは再び北島三郎の話題になりました。こういう時にサブちゃんのモノマネをやるのはやはり少し申し訳ないと。あとはコロッケの仕事姿勢の話でした。

 

(解説)
風吹ジュンは『八重の桜』で新島八重の母親・山本佐久役を演じました。もうこの時期は母親役が多くなっていますが、デビュー当時はアイドルとしても活動。1970年代中盤に4枚のシングルをリリースしています。

・この年は「Believe」「涙色」「さよなら」とシングル3枚リリース、さらに初のベストアルバムリリースもありました。「さよなら」はNHKドラマ10『ガラスの家』主題歌になっています。

TOKIO(20年連続20回目/第45回/1994/35~43)
「AMBITIOUS JAPAN!」(2003/なかにし礼/筒美京平/10年ぶり2回目)
~走り続けて…20回連続出場!~

 デビュー以来20回連続の出場ということで、初出場の時の映像を振り返ります。国分太一「今の長瀬くんはゴリラになりましたよね」など、色々と振り返りながら語る中で最後にリーダーの一言。「これからもどんどん走っていかなきゃいけないなと思いましたね」。ごく普通のコメントなのに間髪入れず「すみませんでした」「コメントが走らなかった」という流れになる城島茂のリーダーとしての扱いは、もはやダチョウ倶楽部の肥後克広ばりと言っても差し支えないかもしれません。
 今回の曲は10回目の出場時以来の紅白披露。間奏では過去の紅白のステージが流れます。第49回(1998年)、第52回(2001年)、第50回(1999年)、第47回(1996年)、第57回(2006年)、第48回(1997年)…。なんとなく第49回の比率がやや高いように見えます。もう定番中の定番だけあって安定のステージですが、若干城島リーダーのサビ直前の歌声が不安定になってるように思えるのは気のせいでしょうか。(2分34秒)

 

(ウラトーク)
 コロッケは「ひとり紅白」というのをやりたいという話。ですので淡谷のり子美空ひばり島倉千代子のモノマネもここで披露。来年中にやりたいと話していました。テリーさんも「企画書書きますよ」とノリ気です。
 TOKIOについては「アイドルの中でもメッセージを持っているグループ」と話すコロッケさん。事務所含めて絶賛のターン。過去の映像シーンでは橋本アナが「すごーい!」と興奮。ちなみにコロッケ、グループのモノマネは1人1人やろうとしたこともあるものの、1人似てないとダメなのでなかなか難しいのだとか。

 

(解説)
・TOKIOは20回目の出場にして初の過去曲歌唱になりました。ただこの年発表された「リリック」は翌年のベストアルバム投票でシングル部門1位の人気、なんとも間の悪いタイミングです。またこの年以降シングル表題曲はほぼメンバー作詞・作曲になっているので、そういった新曲が紅白で全く選曲されなくなるのも残念なことでした(ちなみに自作曲は第56回(2005年)で「明日を目指して!」の歌唱あり)。

・曲中で振り返られた映像はステージだけでなく、応援シーンも含まれます。第57回(2006年)は「兄弟船」を歌う鳥羽一郎の後ろで旗を振る姿、第48回(1997年)は前川清の後ろでマジックをする姿でした。

・サビ前の城島さんのソロに違和感を覚えたのは多くの人が同様のようで、気がつけばそのシーンだけをまとめた動画もYoutubeに多く挙げられるようになりました。ちなみに私は2003年当時のオリジナルVer.の方が好きです。

和田アキ子(28年連続37回目/第21回/1968/63/大阪府出身)
「今でもあなた」(2013/秋元 康/横 健介/初)
~デビュー45周年 秋元康作詞の応援歌を~

 創設9年目で日本一を達成した東北楽天ゴールデンイーグルスの映像が流れます。ここでゲスト審査員田中将大のコメント。「東北の皆さんの歓声であり声援というのは一生忘れることのないものだったと思います」後ろの方で、「田中将大」と書かれた5色のタオルを掲げている方がいますね。もちろんその5色の内訳は緑・ピンク・赤・黄・紫です。その後に曲紹介。「秋元康さんが作詞したこの曲の歌詞にはこんなメッセージが込められているそうです。」…どんなメッセージなのか分からないまま曲が始まってしまいました。
 キラキラと光った赤いドレスでの歌唱。吹奏楽の要素が入ったノリの良い曲を、右手を振りながら大変気持ち良さそうに熱唱していました。ただ途中で歌うパートを間違えて、歌詞テロップが消えるハプニングが起こってしまいます。
 こちらも間奏とバックの映像で東北楽天ゴールデンイーグルス絡みの映像は流れていましたが、ステージ上には何もない中での歌唱。例年合唱団をしたがえて歌うことが多いので案外こういうのは曲調も含めて珍しい内容のように思いました。そして人いっぱいで賑やかなステージも良いですが、こういう真っさらなステージも実に見ていて気持ちの良いものだということもあらためて感じました。(3分00秒)

 

(ウラトーク)
 コロッケさんの新年は1月4日から名古屋での舞台で、公演は1ヶ月続くそうです。モノマネ落語をするそうです。「一緒に歌ってください」というフリもありますが、「ただでさえ優しくて怖いんですから」とさすがにコロッケさんやんわり断ります。でも語尾だけモノマネしています。
 「笑顔の中で歌うって、なかなかないですよね」「こういうアッコさん初めて」とテリーさん。今回の曲について絶賛していました。

 

(解説)
・東北楽天ゴールデンイーグルスは創設9年目で日本一になりました。この時の田中選手の活躍は完全に伝説レベルで、シーズン24勝0敗1セーブ。先発投手ですが、優勝と日本一の瞬間は抑えとしてマウンドに立ち胴上げ投手にもなっています。

・この時点で大リーグへの移籍はほぼ決定していましたが、球団はまだ未発表でした。入団したのはニューヨーク・ヤンキースで、7年で99勝を記録します。さらに実績を伸ばすことも期待されましたがあいにくの状況で、今年からは再び日本の楽天でプレーする形になりました。

・曲紹介では非常に不自然な形になりましたが、おそらく時間が押していてこの場でカットする文面を、誤って指示して読んでしまったのが真相ではないかと思われます。後半が始まって30分になりますが、押したと思われる原因がこの時点で多々あるのは明確でした。

・アッコさんは前年からAKO48でいくという話でしたが、そこで言っていた曲がリリースされ紅白歌唱曲になる形でした。ただそれ以前に秋元康提供曲はシングルで4曲あり、そのうち「Mother」は既に紅白で2度歌われています。なお今回の曲と東北楽天ゴールデンイーグルスに直接の関係はありませんが、星野仙一監督とアッコさんは以前から親交があるようです。