・嵐×妖怪ウォッチスペシャル企画
Dream5(初出演/第65回/2009/15~18)
「ようかい体操第一」(2014/ラッキィ池田/高木貴司/菊谷知樹/初)
~人気ゲーム・アニメ「妖怪ウォッチ」と、国民的アイドル嵐による夢のステージ~
振付:ラッキィ池田

 4組のステージが終了後、ゲスト審査員紹介。紹介する有働アナのドレスは今年も派手です。今回は上手側から下手側、舞台から見て左から右に向かって紹介する形に戻りました。BGMは前回同様「スタインソング」が採用されています。
 審査員は紹介順に中園ミホ尾上松也蜷川実花山中伸弥井上真央阿部寛仲間由紀恵タモリ黒柳徹子。細かいことはこちらに書いてるので省略します。阿部さんは眼鏡をかけていて、仲間さんは『花子とアン』の葉山蓮子スタイルの髪型。井上さんとタモさんの紹介時には、ワイプで『花燃ゆ』『ブラタモリ』の映像も加わっています。

 司会者6人が喋る後ろの映像が乱れて登場したのは、ようかい紅白歌合戦の総合司会を務めるというウィスパー(声優:関智一)。彼によると、妖怪の世界でも大晦日は「ようかい紅白歌合戦」が恒例になっているそうです。決して本家をパクったのではなく、何千年も開催されている自分たちが元祖であり本家だと主張します。ただ、向こうもテーマは「歌おう!妖怪も人間も全員参加で!」。当然ながら櫻井さんからのツッコミが入りますが、全く聞く耳を持ちません。というわけで司会者6人とウィスパー、全員で曲紹介。
 Dream5の5人は赤と白で決めた紅白らしい衣装で舞台上手側前方を陣取ります。妖怪ウォッチから登場しているキャラクターはジバニャン(声優:小桜エツコ)コマさんフユニャンブリー隊長など全部で9匹。全員参加で一緒に踊るメンバーは司会者の他にAKB48HKT48AAAPerfumeゴールデンボンバーSexy Zone関ジャニ∞の面々。この曲の作詞・振り付けを担当したラッキィ池田も混じっています。楽しそうにユニークに皆さん踊っていて微笑ましい光景でした。(1分58秒)

 

(ウラトーク)
 設楽さんは尾上松也の「まつや」のアクセントに言及、下がる発音なのだそうです。仲間さんの髪型を見て「後ろの人が見えないんじゃないかな」と即座にツッコミを入れる日村さん。タモさんのシーンになるとやはりバナナマンのテンションが上がります。そしてホール全体が映るショットになると、ここにウラトーク席がありますよとアピール。
 妖怪が登場した所で日村さんに妖怪が憑依します。映像が壊れる演出を見て「確変に入る前なんじゃねぇの?」と話す設楽さん。妖怪の世界でも紅白が大晦日恒例ということで、なぜか「日村さん、そうなんですか?」と尋ねる久保田アナが良い仕事。一方日村さんは「相変わらず鈴木保奈美さんにソックリですね」と久保田アナに返します。その後出場歌手発表時から続く紅白宣伝部の仕事が楽しかったと軽く振り返ってます。
 歌が始まって早々に3番の歌詞に言及する設楽さん。確かにテレビであまり放送されない歌詞だろうと思います。裏なので思いっきり3番の一節を歌う設楽さん。一緒に歌いながら楽しんでる間に、本日最初のゲスト、SMAP香取慎吾稲垣吾郎が登場します。
「ようかい紅白 司会は妖怪執事のウィスパー(声:関智一)」
「まんなかの妖怪は子どもたちに大人気ジバニャン(声:小桜エツコ)」
「ウラトークチャンネルも踊ってます!」
「このタイミングでウラトークにゲスト登場!SMAPから稲垣さん、香取さん!」

 

(解説)
・『妖怪ウォッチ』は2012年12月に雑誌で連載開始、この年アニメ化されるや否や子どもたちを中心に社会現象になりました。ポケットモンスターと並ぶテレビ東京を代表するアニメで、現在もシリーズを変えて放送されています。

・司会者がやり取りする場所の背景セットは2年前にLED化されましたが、前年はセットのみでした。この年はふたたびLED化、アニメキャラクターが画面に登場してオリジナル台本を喋る演出は紅白歌合戦始まって以来のことです。

・このステージに登場した妖怪ウォッチのキャラクターはジバニャンコマさんフユニャンブリー隊長サファイニャンエメラルニャントパニャンダイヤニャンルビーニャン天野景太でした。サファイニャン以外の宝石ニャンは出場歌手に紛れるような立ち位置なので、引きの映像以外での確認がやや難しいです。ケータ君は画面から見て階段最上段右側の立ち位置で、主人公にも関わらず非常に扱いが悪いです。出場歌手をさらに細かくみていくとHKT48は40名以上でおそらくほぼ全員参加、AKB48は下段と階段上に分かれて約20名の参加でした。

Dream5はこの曲が最大ヒットになり、その後のシングルは全て『妖怪ウォッチ』関連作でした。2016年大晦日に解散しています。メンバーのうち大原優乃は女優・グラビアアイドルの方面で活動、高野洸は俳優で活躍するとともに、4年後の紅白にも思わぬ形で登場します。これについてはその時にしっかり書く予定です。

miwa(2年連続2回目/第64回/2011/24/神奈川県出身)
「Faith」(2014/miwa/miwa/NAOKI-T/初)
~去年は緊張の初出場。今年のステージは!?~

 ウラトークチャンネルの紹介が入ります。今回のMCはバナナマンの2人と久保田祐佳アナウンサー。「こっちにも妖怪がいます!」の紹介で日村さんが顔芸を見せる部分はもはやお家芸。ちょうどこの時間に来ているゲストはSMAP香取慎吾稲垣吾郎
 香取さんがロケで設楽さんの実家を訪れた時に紅白のウラトーク司会をやるのが夢だと言ってたそうで、今回それが叶ったということらしいです。ゴローさんは2年前のごりーぱみゅぱみゅに扮した際、曲紹介で噛んで怒られたと話しています。今回は審査員にタモリさんがいるということで、設楽さんが「タモリさんこっち来てくれるかな?」とフリます。もちろん、タモさんはそんな簡単に「いいとも!」とは言いません。
 またラジオ中継席とネットラジオ「らじる★らじる」もここで紹介。こちらの担当は青井実アナと首藤奈知子アナ。席は2階席上手側に設けられています。

 ステージですが、最初のアップで随分目の下のチークが濃いメイクが目に入りました。2回目の紅白ということで、かなりの気合いがメイクからも伝わります。水色を基調としたドレスと金色のギターで熱唱、この曲の肝であるライトハンド奏法もしっかり見せていました。カメラに向かってピックをアピールするショットもあります。
 1コーラスが長いとは言え、歌い出しサビ+1コーラスでしかもアウトロなしという構成は、やはり短さを感じる面もあります。全体的にはカッコ良いライブ感をしっかり見せるステージでした。(2分1秒)

 

(ウラトーク)
 香取さんと稲垣さんは「今の喋ってたトークのところすごく巻きかかってます」「若い頃の貴乃花関フラないでごめんなさい」「ヤギフラないでごめんなさい」と裏話。2人とも20回以上出場している常連ですが、やはり緊張するとのこと。今回のSMAPは「みんな一丸となって歌って頂ければ」と話しています。このウラトーク席が抜かれると久保田アナから案内がありましたが、なかなか来ません(実はSMAPの2人が喋っている間に抜かれていました)。カメラが来ることをひたすら期待する5名ですが、最終的には曲が終わってから来ました。素人のようにはしゃいでます。
「紅組司会の吉高さんから「私も司会一人なので、一人で歌われるmiwaさんを応援しています」と力強いエール!」
「今のトークコーナーが巻きだったそうです。予定では日村さんのものまねがあったみたい…」

 

(解説)
・バナナマンはこの年紅白歌合戦初出演、久保田アナは中継リポーター3回・ラジオ中継1回を経てのウラトーク初担当でした。3人がMCを担当する『バナナ♪ゼロミュージック』の番組開始は2015年3月のパイロット版が初ですが、共演はこの時の紅白ウラトークおよび事前番組が最初です。

・青井アナは2年ぶりのラジオ中継担当。その後一旦大阪に異動して東京に戻り、現在は『ニュース7』のメインキャスターを担当しているエース格です。紅白には2015年、2020年に事前番組のMCを担当しています。

・首藤アナはこの年ラジオ中継初担当。年が明けて1月6日放送の『ブラタモリ』で、久保田アナからアシスタントを引き継いだのは彼女でした。ただその後のレギュラー放送では桑子真帆アナの担当になります。現在は出産を経て、故郷かつ初任地でもある松山放送局に勤務しています。

・miwaはこの年11月にリリースされた東北復興祭<環 WA> in Parisテーマソング「希望の環(WA)」の歌唱を予想していましたが、実際に歌ったのは2月リリースの「Faith」でした。

福田こうへい(2年連続2回目/第64回/2012/38/岩手県出身)
「東京五輪音頭」(1963/久仁京介/四方章人/25年ぶり3回目)
~2020年に向けて、三波春夫さんが50年前に大ヒットさせた曲を歌う~
振付:花柳糸之 踊り:花柳糸之社中、P’z group、浅草有志

 司会者としては大先輩の黒柳徹子が壇上に登場。ここまでの吉高さんの司会については「凄いと思います、お元気で。何がなんでも突っ走るという感じがすごくよく出てますね」。そして第9回(1958年)で紅組司会を務めた時の思い出話。とにかくこの年はダブルブッキングで、歌手が舞台にいなくて大変だったという内容ですが、ここで話に出ていた赤坂小梅は当時第9回に出場していません。もっとも1950年代は紅白の裏番組に出場歌手が出ていて、それが選考に大きな影響を及ぼしたという事実がありました。この辺はまた紅白の関連書籍を拝見して頂ければと思います。
 東京五輪が開催されて50周年、次の東京五輪に向けてという名目で今回の曲が歌われるという曲紹介。和服姿で歌う福田さんの姿は大変絵になります。賑やかなダンサーは50年前の時点で既に紅白に出続けている花柳糸之社中がメイン。浅草有志の方が御輿を担いでいます。見切れるというレベルではなくはっきりと分かる範囲で、客席通路の最前方にイカ大王(塚地武雅)も混じっていました。テロップとして演奏:三原綱木とザ・ニューブリード、東京放送管弦楽団という表示もあります。
 10万枚売れた「峠越え」を歌えなかったのは残念の一語に尽きますが、その代わりと言わんばかりに3コーラスの歌唱(フルは4コーラスですが)。ステージとしてどちらの選択が良かったのかはやや難しいところです。(2分14秒)

 

(ウラトーク)
 SMAPの2人はここで退席、設楽さんは興奮してまたマイクの風防が飛んでしまいました。その後、バナナマンの2人が郷さんの応援に登場するためステージに向かいます。というわけで彼らのお友達の放送作家・オークラさんが登場します。設楽がいない間に風防をセッティングする久保田アナ。
 オークラさんは宣伝部の番組でもかなりお世話になっているそうです。引きの映像で小さくですが喋っている姿も映っています。”こっちが主音声でいいかも””自由でいいなぁ”などのコメントがTwitterから寄せられています。オークラさんの感想は「楽しいですね」。
 イカ大王について触れる2人。「緊張してる顔チラッと見たんですけど」とオークラさん。浅草有志のダンサーについては「浅草感あんまりないですね」とバッサリ。
「SMAPのお二人は退席されました。」
「100人を超えるみこし衆と花柳糸之社中に囲まれて、6年後の2020年東京オリンピックを先取りします!」
「客席にご注目!客席ダンサーに乱入情報あり!」
「ウラトークからバナナマンのお二人もステージに移動!なぜか放送作家のオークラさんが着席」

 

(解説)
・第9回の紅白歌合戦が開催されたのは1958年でこの時から56年遡ります。新宿コマ劇場で開催されたステージは当時音響にかなり難があったとともに、民放の裏番組からの移動でかなり大変な状況でした。この年に審査員を務めた女優の杉村春子は後の紅白でコメントを求められた際、「ゴテゴテしていた」と回想しています。

・ちなみに名前が出てきた赤坂小梅は第1回・第4回・第6回・第7回の紅白に出場した民謡歌手です。これに関しては徹子さんの記憶違いが発生しているようです。

・「東京五輪音頭」は第14回(1963年)のエンディングで、「蛍の光」に代わって全員で歌われてました。「蛍の光」で終了していない紅白歌合戦は、後にも先にもこの年だけではないかと思われます。

三波春夫が紅白でこの曲を歌ったのは第40回(1989年)のみで、意外と歌われていません。ただこの年以降なぜか紅白で複数回披露される形になります。

・福田さんはこの年「峠越え」がヒットしていましたが、結局紅白では披露されずじまいでした。「東京五輪音頭」は思い出のメロディーで歌われて、好評を得ていたとのことです。

・浅草の神輿の演出はかなり久々で、第26回(1975年)以来でしょうか。応援合戦で「紅」みこしと、浅草寺舞保存会の金龍の舞が当時披露されていました。

・ウラトーク席に突如登場したオークラさんは放送作家で、第3のバナナマンとも呼ばれている存在です。ほとんど『バナナマンのバナナムーンGOLD』の延長線上みたいな状況ですが、この番組は2007年から現在までTBSラジオで放送中。

SKE48(3年連続3回目/第63回/2009/14~28)
「不器用太陽」(2014/秋元 康/章夫/初)
~”SKE48&NMB48”vs郷ひろみ、スペシャルダンス対決!~

 歌前に郷ひろみが登場するとともに、ウラトーク席からバナナマンが応援で駆けつけます。日村さんは郷さんの大ファンだそうで、異常にテンション高いです。郷さんが直々に「Go! Go! Go! Go!」を日村に教授、この短時間でGo!を20回以上濫発しています。事前番組からずっと郷さんのステージ出演を希望している日村さんですが、果たしてどうなるでしょうか。というわけでここからは3組続く、最高にポップなダンスチューン対決。
 階段上にいるセンター・W松井の2人の歌唱の下は全員が寝転んでるフォーメーション。冒頭うっかり次のNMB48の曲名テロップが出てしまうハプニングが発生。1コーラスの短いステージで扱いも何もあったものではないですが、その中で鮮やかなスカートの早替えを見せるなど、存在感はしっかり見せていました。(1分30秒)

 

(ウラトーク)
 歌前のやり取りを見守ってます。設楽さんがこちらに手を振っていることに大喜び。ちなみにこのやり取りの前半に、イカ大王が横を通り過ぎていたことを久保田アナが実況。
 今回は81人で参加と久保田アナが説明。全体的にオークラさんのマイクが遠くて聴き取りにくいです。久保田アナは「かわいいですね~」「つい聴いちゃって副音声で喋ることを忘れてしまう」と話してます。48グループは大きなスタジオが楽屋になっているという情報も入れます。
「ウラトークチャンネルの横をイカ大王が通過」
「今年はバラードでステージに臨むSKE48!「衣装を含めて、みせます!」(松井玲奈)」
「設楽さんが手を振っていたのがウラトーク席方向!」

 

(解説)
・紅組2組で郷さんに対抗するような曲順ですが、これは第58回(2007年)のハロプロ軍団vs美川憲一、アキバ系軍団vs米米CLUB以来7年ぶりの構成です。アキバ系軍団として初出場を果たした中の1組が、デビュー2年目のAKB48でした。

・81名で参加する中にはSNH48兼任の宮澤佐江も混じっています。ただ人数の情報はどうやら誤りで、キャプチャで確認しても明らかに60人台の人数です。実際は研究生を含めて63名の出演でした。田中菜津美がHKT48兼任で2ステージ出演、NMB48兼任の渡辺美優紀山田菜々はこちらには不出演、水埜帆乃香山田澪花はこの日を最後に卒業というラストステージでした。

・この年の48グループは4月25日に新組閣発表、グループ内兼任・移籍が非常に多かった年でした。またグループドラフト会議が前年10月に初開催されて、そこで選ばれたメンバーもこの年から各グループに加入しています。AKB48からは大場美奈山内鈴蘭佐藤すみれがこの年完全にSKE48所属となりました。一方木崎ゆりあがAKB48に移籍します。

・SKE48単体での紅白出場はこれがラストになります。ただ翌年以降もAKB48のメンバーとして何人か参加はしています。2021年9月現在、当時のメンバーは17名がグループ活動継続。1期は既に全員卒業して、2~4期もそれぞれ斉藤真木子須田亜香里、都築里佳が残るのみになっています。

 

NMB48(2年連続2回目/第64回/2011/16~25)
「イビサガール」(2014/秋元 康/フジノタカフミ/初)
~”SKE48&NMB48”vs郷ひろみ、スペシャルダンス対決!~

 こちらは夏を思わせる爽やかチューン。トロピカルです。SKE48と入れ替えに、階段から下手側通路から上手側通路からメンバーが一気に登場します。メンバー1人1人のショットは、SKE48よりこちらの方がうまく撮れているような気がしました。1コーラス、やはりあっという間です。(1分32秒)

 

(ウラトーク)
 こちらは今回63人で出場と紹介。48グループ系全体では、239人がいるようです。ここで情報が入り、スタジオはなく食堂が控室になっているそうです。その人数にオークラさんもビックリ。
 設楽さんがウラトーク席に戻って、オークラさん退席。席を立って移動する姿が一瞬引きの映像で映っています。
「つい聞いちゃってしゃべるのわすれちゃいます>>久保田アナ」
「「『イビサガール』は元気なイメージの曲」と山本彩さん。「イビサ」とはスペインにある島の名前です。」

 

(解説)
・こちらは63名で当時の構成人数と一致しているので、間違いないと思います。SKE48のステージに登場していない渡辺美優紀山田菜々と同様、両グループ兼任の高柳明音もSKE48優先でこちらには出演していません。柏木由紀がAKB48兼任、村重杏奈がHKT48兼任で2ステージ出演しています。

・AKB48からは市川美織梅田彩佳藤江れいながこの年完全にNMB48所属、小笠原茉由がAKB48に移籍します。4期までとドラフト1期・他グループからの移籍組と兼任組が当時の構成メンバーでした。

・「高嶺の林檎」「らしくない」といったシングル曲もありましたが、この年披露された「イビサガール」はアルバム『世界の中心は大阪や~なんば自治区~』収録の先行配信曲です。イビサは地中海に浮かぶスペインの島で、世界遺産に選ばれています。ただしMVの撮影地はグアムでした。

郷ひろみ(5年連続27回目/第24回/1972/59/福岡県出身)
「99は終わらない」(2014/前山田健一/前山田健一/初)
~バナナマン日村は、果たしてステージに出演できるのか!?~
振付:黒須洋壬

 サングラスをかけた女性4人のダンサーを従えて登場。冒頭を歌った所で、舞台袖からなんか変な人が出てきました。その主は赤いタキシードを着た日村勇紀で、ウラトーク席の設楽さんもビックリです。その動きとルックスに途中郷さん思わず笑いが我慢できなくなる場面も。途中からSKE48NMB48も登場しますが、彼のおかげで全く目立たずただのバックダンサー状態です。誰が主役なのか全く分からないステージになりましたが、まあ27回も出ているのでたまにはこんなことがあっても良いのではないでしょうか。(2分2秒)

 

(ウラトーク)
 手を振ったのにこっち見てないんだもんと設楽さんがクレーム。「あれ日村がいないな?」と言っていますが、当の本人はなんとステージに登場。設楽さん思わず「ヤバイヤバイヤバイ!」「ちょっとなんだこれ!」「すげぇな!」「出ちゃった!」完全に日村さんの動きと顔に釘付けになってしまった放送席でした。
「ウラトーク席にもどってきました。」
「「SKE、NMBが盛り上げてくれる声を聞くと、自分も一緒に盛り上がっていける」と嬉しそうな郷さん。」
「やばい!やばい!紅白の舞台出ちゃったよ!日村さん!」
「設楽さんもとっても嬉しそうなウラトークチャンネル」
「久保田アナ「涙でそう…」」

 

(解説)
・通算99枚目のシングルとしてリリースされた「99は終わらない」。J-POPでこれだけ枚数が重なった楽曲が紅白で歌われるのは史上初です。演歌だと五木ひろしが127枚目、森進一が109枚目を歌った事例があります。

・現在も郷さんは年1ペースでシングルをリリース、今年8月発売のシングルで通算106枚目となります。ただ紅白でその年の楽曲が披露されたのは現状この年が最後です。

・日村さんは2011年以降、『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナー「2億4千万のものまねメドレー選手権」で何度も郷さんのモノマネを披露しています。2013年10月放送時は郷さん自身が番組ゲストに出演していたので、おそらくこの演出も織り込み済だったと思われます。

・とは言えおそらく生でやると迫力は全然違ったはずで、笑いが起きるのも自然なことです。似たような事例は、第58回(2007年)の前川清のステージでコーラスにムーディ勝山が参加した際に起こってます。

藤あや子(4年連続20回目/第43回/1987/53/秋田県出身)
「あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!~」(2008/小野 彩/伊藤雪彦/3年ぶり2回目)
~ふなっしーが東北6県のご当地キャラ軍団を引き連れ応援!~
踊り:TOKIO, P’z group, ふなっしー, 東北ご当地キャラ

 藤さんの応援にふなっしーが登場。挨拶で会場を盛り上げます。今回は彼が東北のゆるキャラを一緒に連れてきたとのこと。あまりによく現れるので千葉県船橋市発祥ということをすっかり忘れてしまいそうです。そして例のごとくTOKIOの5人が応援で参加。「東北魂」と書かれた団扇を持っています。
 今回登場したのはフラおじさん(福島県いわき市)たんぽ小町ちゃん(秋田県鹿角市)ふじ丸くん(青森県藤崎町)ペロリン(山形県)むすび丸(宮城県)そばっち(岩手県)といった面々。ゆるキャラを束ねる立場になったためか前回出場後に怒られたせいなのかは分かりませんが、今回のふなっしーは間奏を除いて動きがややおとなしめでした。後ろの映像は東北をイメージさせる内容で統一されています(七夕祭り、提灯祭り、なまはげ、三陸鉄道、弘前城など)。総じて東北の皆さんを応援する内容に仕上げていた明るいステージでした。ラストは「がんばろなー!東北!」と力強いメッセージ。(2分21秒)

 

(ウラトーク)
 久保田アナによると、ふなっしーの出演は郷さんが取り次いでくれたらしいです。ただ本人の所での登場は断られたようですが。
 目まぐるしく変わるステージに「次から次にどんどんいきますね」「もう残り時間10分くらいじゃないですか」と設楽さん。ちなみに久保田アナはまだ台本は111ページくらいであと500ページ以上あると話しています。東北のキャラは地味なのでふなっしーで盛り上げて欲しいという藤さんのイメージ。控えめだから前に出られないからというのが理由だとか。TOKIOも他局ではあるものの東北にゆかりあると設楽さんも解説。ただやはりまだ先ほどの日村さんの衝撃は収まっていない模様でした。
「ふなっしーと初共演する藤あや子さん。去年は廊下ですれ違っただけだったようで「共演できてうれしい」と一言。」
「登場した東北6県のご当地キャラは、ふじ丸くん、そばっち、たんぽ小町ちゃん、ペロリン、むすび丸、フラおじさんです。」

 

(解説)
・実はふなっしーは東日本大震災の復興支援にも大きく携わっていて、東北とは決して無縁のゆるキャラではありません。前年は楽屋ロビー中継の出演が主だったので、NHKホールで喋ったのは今回が初でした。

・TOKIOはそもそも『ザ!鉄腕!DASH!!』のDASH村が福島県浪江町だったので、東北との関わりは非常に深いです。浪江町もまた震災、とりわけ原発事故で大きな被害を受けた場所でした。3人構成になった現在でも、福島県との関係は番組を通じて続いています。

・TOKIOは3年前にも同曲を歌った藤さんのステージに登場しています。第59回(2008年)以来紅組演歌歌手のバックで踊るのが恒例になっていましたが、これはこの年限りで終了します。

・東北各地のゆるキャラは全て紅白初出演でした。ハチマキやタスキという形でそれぞれの名前は印字されていましたが、番組内での各キャラの紹介はデータ放送のみに留まってます。東北のゆるキャラが控えめなのは本当?のようで、実際ゆるキャラグランプリで1位になったのは、ラスト開催となった2020年のたかたのゆめちゃん(岩手県陸前高田市)が初でした。

ポルノグラフィティ(10年連続13回目/第51回/1999/40/広島県出身)
「アポロ」(1999/ハルイチ/ak.homma/初)
~今年15周年。ふるさと広島への思いを込めて~

 同じ広島出身でアミューズの後輩・Perfumeがポルノの2人ともに歌前に登場。ここで進行を担当する嵐のメンバーは櫻井さんとマツジュンのみ、ついでに言うと吉高さんも祖母が広島なので、実質広島出身のアミューズ所属が画面の75%を占める状態になっています。吉高さんの広島弁はハルイチさんによると「思うたより上手でけ、これからも使いんさいや」。スタンバイ後、2014年の広島は大きな土砂災害があったというアナウンス。あ~ちゃんがツアーで募金を募って広島県に寄付させて頂いたと話します。「少しでも広島の方々が元気になってくださいますように、私たちも心から願っております」とメッセージ。
 今回披露されたのはメジャーデビュー曲。彼らの初出場はその翌年の「サウダージ」なので、紅白で歌われるのは今回が初めてです。相変わらずのパワフルなボーカルで1コーラス半熱唱した後のコメントは以下の通り。
「来年はカープに黒田が帰ってきます!優勝するんです!広島が盛り上がります!僕らも負けんように広島を、そしてニッポンを盛り上げていきたいと思います!今年はありがとうございました来年もよろしくお願いします。」喋り終わると同時に演奏が終わる、完璧な尺の納め方でした。(2分0秒)

 

(ウラトーク)
 ステージ衣装のまま日村さんが放送席に戻ります。そして一緒に郷ひろみまで来てくれました。
 郷さんは「出ちゃいましたね」「気がついたらいました」「騒がしいなと思ったんですよ」「(踊りは)僕よりキレてましたよ」「逆に盛り上げて頂いた感じがします」との感想で、ずっと笑いっぱなし。横目でチラッと見た時には「来たな」「やっぱり出たんだ」と思ったそうです。「バックダンサーの女の子が途中日村をみんな囲んでた」とツッコミも入れてます。
 来年は100枚目のシングルということですが、その先を見据えた発言をしっかりしている郷さん。ちなみに50枚目のシングルは「2億4千万の瞳」だったそうです。日村さんがお台場方面でよく歌っている曲、今回の衣装はそこから借りてきた衣装だったのだとか。
「さっきの衣装のまま日村さん、ウラトークに戻ってきました」
「なんと郷さんもウラトークに来てくれました!」
「「デビューから15年たった今も「年とったな」と言われないよう、ハツラツとしたステージにしたい」(ボーカル・岡野昭仁)」

 

(解説)
・芸能事務所のアミューズは1977年設立、最初は原田真二の売り出しのために作られた事務所でした。原田さんが独立してからすぐに入社したのがサザンオールスターズ、そこから少しずつ勢力を伸ばして現在に至ります。創業者の大里洋吉氏はキャンディーズのマネージャー、同じ女性3人組ユニットのPerfumeが現在事務所の看板の1組になっているのも不思議な縁という気がします。

・この年8月に広島市の北部で大規模な土砂災害が起こり、77人死亡という極めて大きな人的被害になりました。Perfumeは当時全国ツアー開催中、私も足を運んで実際に募金もしました。被害が最も大きかった日は大阪城ホール公演でしたが、心情的に大変厳しかったであろう中でもプロとしての仕事を全うしていました。

・ポルノグラフィティが紅白で過去曲を歌ったのはこれが唯一です。翌年は「オー!リバル」が映画版コナンの主題歌でヒットしますが、残念ながら紅白には選ばれずこの年が現状ラスト出演になっています。

・広島からドジャース、ヤンキースに渡って活躍していた黒田投手は翌年8年ぶりにカープに復帰します。2016年チーム25年ぶりの優勝に大きく貢献しますが、その時の紅白で触れる機会があるので詳しくはまたあらためて書きます。

水樹奈々(6年連続6回目/第60回/2000/34/愛媛県出身)
T.M.Revolution(2年連続5回目/第48回/1996/44/滋賀県出身)
「紅白2014スペシャルコラボレーション」 滋賀県・愛媛県出身
 「禁断のレジスタンス」(2014/水樹奈々/加藤裕介/初)
 「Preserved Roses」(2013/Akio Inoue/Daisuke Asakura/2年連続2回目)
~熱唱バトル!~

 こちらもここ数年お馴染みになってきた楽屋ロビーからの中継。吉高さんと相葉さん、二宮さんで進行します。楽屋入口でイカ大王がしっかり映り込んでます。場所は特別に設置されたカメラで、ここで写真を撮るとホームページやTwitterにアップされるということで、既に歌い終わった歌手が直筆コメントとともに写真を残しています。というわけで吉高さんも写真を撮るという流れですが、一人では困るとのことで百面相の師匠を呼びました。五木ひろし、ではなく森進一、でもなく德永英明、でもなくコロッケです。志村けんのモノマネで、吉高さんと一緒に顎を前に出すアイーンのポーズで撮影は終了しました。なおコロッケの紅白出場は今回で4年連続・通算14回目です。

 ステージは青いドレスでまず奈々さんが、オーケストラバラードアレンジで「禁断のレジスタンス」のサビを歌います。横に置いてある十字架が墓のようですが…。ペンライトの光が一斉に赤から白に変わり、セリから何が出てきたと思ったらライトセーバーのようなペンライトを持ったダンサーとT.M.Revolutionの西川貴教。かつて中世の騎士と評された衣装を紅白で着たことがありましたが、それをさらにパワーアップさせたような衣装です。奈々さんもしれっと白と黒を基調としたドレスに早替えしてます。というわけで前回同様「Preserved Roses」を熱唱。確かにステージとしては歌唱・見映えともに素晴らしい内容に仕上げてはいますが、今回あえてやる必要があるステージだったのかどうかは少し疑問が残ります。(2分21秒)

 

(ウラトーク)
 郷さんが語る紅白は「勢いがすごい」「特別な感覚」「毎回1回目の気持ち」「慣れることはない」。バナナマンに関しては「1回目がこういう形になって良かったですよ」。楽屋ロビー中継では、バナナマンもついついアイーンとなってしまってるようです。そして見切れているイカ大王をイカ男呼ばわりしている設楽さん。
 「いいなぁと思ってしみじみ見ちゃった」と話す郷さんもやはり、この席から紅白を見るのは初めてだそう。セリから西川さんが登場する演出は、奈々さんが召喚するというイメージという説明がありました。そして赤→白→緑とコンピュータ制御で変化するサイリウムについても説明。西川さんの衣装は「ロボットみたいになってる」と話してます。「気持ちよさそうだねぇ」と話す設楽さんのコメントについて、先ほどステージに立った日村さんは「気持ちいいよ!」と高らかに。もちろん郷さんも「形容し難い達成感」と話しています。
「写真は、紅白公式ホームページや紅白Twitterから閲覧可能!出場歌手の楽屋裏の表情がチェックできます!」
「ウラトークでは郷さんとバナナマンさんのトークが繰り広げられています」
「テレビ見ながらアゴ出ちゃうよね>>設楽」

「続いては水樹奈々×T.M.Revolution!テレビでのデュエットは昨年の紅白以来と話すお二人が、新たな革命をおこす!」
「水樹奈々さんに「衣装に注目!」と推された西川貴教さん、「ほぼ全裸です!」とおっしゃってましたが・・」
「会場に配られているペンライトはコンピューター制御で色が変わる優れもの!郷さんもびっくり!」
「紅白のステージ上は気持ちいい>>日村さん」
「この達成感は形容しがたい>>郷さん」

 

(解説)
・Twitterでアーティストの写真が載せられることもこの時期多くありました。Instagramの日本語アカウントはこの年開設されたばかりで、まだ広く普及する前段階です。なおジャニーズ事務所所属のアーティストの写真は、当時はまだ紅白アカウントに全く掲載許可がされていない状況でした。

・奈々さんの紅白出場も残念ながら今のところこの年がラストです。歌手・声優活動は引き続き継続、現在は2021年3月に第1子出産した関係で仕事量をややセーブ。特に歌手活動は1月の配信シングルリリースから少し間を空ける形になっています。

・「禁断のレジスタンス」はアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』OPテーマ、主人公の役も自身が演じました。この紅白で披露したアレンジは、翌年のアルバム『SMASHING ANTHEMS』収録の際そのまま冒頭に追加される形になっています。

・T.M.Revolutionは歌手としてこの年が今の所ラスト出演になりますが、その後3年連続でウラトークゲストに登場します。前年にも登場しているので都合5回ウラトークに出演、当然最多記録となっています。