サザンオールスターズ(31年ぶり4回目/第34回/1978/58~60)
 「ピースとハイライト」(2013/桑田佳祐/桑田佳祐/初)
 「東京VICTORY」(2014/桑田佳祐/桑田佳祐/初)
サポート:斎藤誠(Gt)、片山敦夫(Key)、山本拓夫(Sax)、吉田治(Sax)、菅坡雅彦(Tp)、TIGER(Cho)

 有働由美子アナと中居正広がステージ上に登場。ここ1日2日で決まったというスペシャルコーナーを紹介します。
 横浜アリーナからサザンオールスターズとの中継。桑田佳祐がつけヒゲをつけて喋ってます。桑田さんは会場の雰囲気ドッチラケ・中居さんの顔を見て大喜びと話していますが、どう見てもそんな訳がありません。メンバーで還暦を越えた人もいるのでもう一度チームワークを高めてやってみようかというのが、活動再開に至った理由だと話しています。レコーディング中心に今年は充実していたそうですが、来年は元気に外出ていってみようかなというコメントもありました。「それではご準備の方お願い致します」「このまま?」「…このままで歌うんですか?」「ご自由にどうぞ」、小ボケもしっかり忘れません。NHKホールから曲紹介、31年ぶりの紅白出場ということも説明。
 というわけで横浜アリーナのライブがそのままNHKでも中継されます。「ピースとハイライト」から始まります。こちらのステージは従来のアリーナらしく端の方にステージが置かれていますがその後ろの席も解放しているようで、スタンドを360度埋めるのはパシフィコ横浜と同様のようです。
 1曲目が終わった後ビジョンの映像が地球に切り替わります。地球からどんどん日本・東京にズームされていった後に、ステージ上に作られた聖火が燃え盛るショットに切り替わります。というわけでもう1曲歌われるのは「東京VICTORY」。オーオーオーオーオーオーとイントロ・間奏で会場大合唱。ワンマンライブなので当然と言われれば当然ですが、大変な一体感です。サポートミュージシャンを含めて、桑田さん以外のメンバーの表情もじっくり映しています。
 2曲ともにフルコーラス、10分ほどの時間を非常に贅沢に使っていました。サザンを紅白で見られるのもそうですが、個人的には毛ガニこと野沢秀行さんが元気に演奏している姿を見ることができたのが嬉しかったです。スティックを投げる姿は特にナイスショットでした。
 なお途中1曲目ではサザンオールスターズのメンバー、2曲目ではバックバンドのメンバーの名前がテロップに記されます。最後には映像演出:WOWOWというテロップも入りました。この部分は完全にWOWOWとのサイマル中継(カメラワークは違っていたらしいですが)、NHKの放送では右上に「紅白歌合戦 LIVE!」のテロップが常時出ていました。(9分52秒)

 

(ウラトーク)
 サザン登場にウラトーク席も全員ビックリ。手元には歌詞などの資料があるそうですが、これに関しては全く何も伝わってなかったそうです。2人は「蛍」「希望の轍」「いとしのエリー」を、歌う曲の予想にあげます。
 「ピースとハイライト」を今年の曲ですねと伝えた久保田アナ。ですが実際に調べた結果、デビュー35周年を記念したリリースした2013年の曲であるとしっかり訂正します。
 「サザンを聞いて年越し、いいねぇ~」としみじみ語る設楽さん。日村さんはサザンの曲もカラオケでよく歌ってるそうで、「LOVE AFFAIR~秘密のデート」が好きだと話します。設楽さんが好きなのは、サザンではないですが「白い恋人達」。久保田アナは31年前生まれたくらいなので、サザンを紅白で見た記憶と話してます。年齢の話題から厄年の話になり、日村さんは来年厄年を抜けるというトークを展開。
 「桑田さんって歌ってる途中で変な顔するよね」と冷静に指摘する設楽さん。でもそこがいいんですよね、とも同時に話してます。今回のサザン出演、久保田アナの隣のスタッフも知らなかったそう。最後は「出てくれてありがとう、サザンオールスターズ!」とみんなで感謝。
「でた!キチャッタ!やべー!」
「ほんとに内緒にしてたんだ!>>日村」
「ウラトークの司会なのに何も知らなかった>>久保田アナ」
「サザンオールスターズメドレーとの情報が!1曲目は♪ピースとハイライト」
「いいね~サザンを聞いて年越し>>設楽 2曲目は♪東京VICTORY」
「ウラトーク席の担当ディレクターもサザンオールスターズの出演聞かされていませんでした>>久保田アナ」

 

(解説)
・サザンオールスターズの出場は1ヶ月前から噂されていて、2日前にスポーツ新聞も報道していましたが、公式で出場するという発表は本番この時までありませんでした。視聴者はともかく、出演者やスタッフで驚いた方々は相当数いたものと推測できます。

・タモさんや黒柳さんと同様、サザンオールスターズも31年ぶりの紅白出演です。当時歌っていたのは「東京シャッフル」でした。前年の「チャコの海岸物語」で大暴れした余波もあってでしょうか、当時はなんとバンド演奏せずメンバー6人が踊るというミュージカル調の驚きのステージでした。

・グループの出演は31年ぶりですが、桑田佳祐は第61回(2010年)に特別出演しています。そして原由子も第42回(1991年)、「花咲く旅路」で紅組から出演しています。その時もサザンは横浜アリーナで年越しライブ、したがって原さんはパフォーマンス後移動の為エンディング不参加でした。

・サザンの大晦日の年越しライブは、紅白落選した1984年新宿コマ劇場の「縁起者で行こう」が最初でした。横浜アリーナでは1989年~2000年までのほぼ毎年と2004年・2005年以来9年ぶりの開催。この年は「サザンオールスターズ 年越しライブ2014 「ひつじだよ!全員集合!」」のタイトルで4日間挙行されました。

・当日は21時半に開演、紅白で歌われたのは23時15分でした。セットリストは4日間共通で、21~22曲目の「ピースとハイライト」「東京VICTORY」がそのまま紅白歌唱曲になります。それを踏まえて考えると、セトリを作る時点で紅白出場が既に決まっていたと容易に推測できます。

・桑田さんはこの年紫綬褒章を受章。年越しライブには実物を披露するとともにかなりふざけたパフォーマンスを行いましたが、それが一部で物議を醸します。また紅白での曲紹介時の付け髭も批判を受けて、公式サイトで謝罪文を載せる形になりました。個人的にはバッシングの方が過度という印象で、抗議に至らざるを得ないことにガッカリしたというのが正直な所ですが、7年経った今その傾向はさらに酷くなっています。

・ただバッシングした方々よりもはるかに多くの人に支持されているのがサザンオールスターズ。4年後に再び特別出演した際にはNHKホールで、平成最後にして最大級の伝説を作ります。これに関してはまた後ほど触れます。

嵐(6年連続6回目/第60回/1999/30~33)
「2014 Thanks Medley」
 「感謝カンゲキ雨嵐」(2000/戸沢暢美/馬飼野康二/初)
 「GUTS!」(2014/eltvo/s-Tnk/SAKRA/初)
~結成15周年。白組の締めくくり!~
振付:左 踊り:左&Guests、TEAMまにあいます

 有働アナが紅白残り1組ずつであることをアナウンス後、V6の岡田さんとイノッチが、嵐へのメッセージという意味を込めて曲紹介。
 岡田准一「嵐は今年15周年を迎えました。全力で走ってきたこの1年、みんなはずっと1つの言葉が頭から離れなかったといいます。それは「感謝」という言葉です。15年同じグループである、これは大変なことです。メンバーへの感謝はもちろん、支えてくれる全ての人たちへの感謝の気持ちがないとグループは持ちません。だから嵐はこれまでもずっと、感謝の気持ちに包まれてきていたんだと思います。そして特にこの1年、嵐のみんなが感謝を胸にやってきたということは、きっと嵐が次のステップへ飛び立とうとしてる証拠なんだと思います。」
 井ノ原快彦「さあ2014年もあと少しです。嵐が胸に抱き続ける感謝の思いが少しでも多くの皆さんに届いて、そして2015年、人が互いに感謝しあう気持ちがもっともっと日本中に広まることを願って、そんな思いで聴いて欲しい歌です。白組最後の曲、嵐で「2014 Thanks Medley」、どうぞ。」

 先輩の曲紹介を受けて歌われる楽曲は「感謝カンゲキ雨嵐」。最初から半円を立てたような形状のステージ上でスタンバイしていて、サビに入ると宙吊り演出の歌唱になりました。”smile again…”と囁きながら降りていく大野くんがとても絵になります。客席ペンライト演出は様々な色に設定されていて、非常にカラフルです。
 ライブさながらにマツジュンが「2014年ももうすぐ終わるぞー!2014年ホントにありがとうーー!!」、ニノが「OK!紅白、白組ラストだ!テレビのご覧の皆さんも会場も全員参加でまいりましょう!」というMC。デビュー15周年、紅白司会5回の集大成と言わんばかりに明るく「GUTS!」で締めます。野球をイメージしたフォーメーションに華麗なステップ、随所に曲芸らしさを見せるバックダンサーと一体になった間奏の振付は特に圧巻。ラストの大団円感も感動的で、まさにトリに相応しいステージでした。
 とにかくこのステージではNHKホールを間違いなく嵐一色に染め上げていて、新曲で締める構成も大変美しくて素晴らしかったです。5年間も頑張ってくれた嵐というよりも、むしろ彼らを支えてくれたファンのためのご褒美とも言って良いステージだったかもしれません。後世にも語られることが多い紅白歌合戦のトリのステージ、それは大変特別なものですが、このステージも間違いなく各所で語り継がれる内容になりそうです。(5分43秒)

 

(ウラトーク)
 「リハーサルでも全然手を抜かない」「すれ違うたびにちょっかい出してくれたり」と、あらためて嵐について賛辞を送るウラトークの面々。バナナマンの2人は宙吊り演出の辺りから、次々に嵐のメンバーに声援を贈ります。
 「責任を感じる」「自分たちの15周年の感謝を込めて精一杯努めます」という5人のメッセージも伝える久保田アナ。ラストは何も知らないのに、日村さんをきっかけに3人とも「これが嵐だよ!」という結論に至ります。またまた「優勝だよ」のフレーズが飛び出し、終いにはあまりにも最高すぎて「終わるなよこの歌」「このままいけ!」という発言まで飛び出しました。
「あと2曲!マジで>>設楽」
「『2014 Thanks Medley』感謝の気持ちを込めた1曲目ナンバーは、2000年リリースの嵐4枚目のシングル『感謝カンゲキ雨嵐』♪」
「嵐ーーーー!最高だよ!!!嵐ーーーー!>>日村」
「2曲目は、夢と希望を乗せた『GUTS!』♪」
「これが嵐だよ!>>3人」
「終わるなよこの歌!>>日村」

 

(解説)
・嵐はデビュー15周年・出場6回目で初の白組トリになりました。白組司会兼任でトリのケースは史上初となります(紅組は美空ひばり森昌子和田アキ子の例あり)。あとは従来のマイクとは異なるヘッドセットのマイクを使うトリのステージも史上初でした。

・「感謝カンゲキ雨嵐」は2000年に発売された通算4枚目のシングル。CDセールスは他と比べても決して多くありませんが、ライブで繰り返し歌うことでファン以上にも幅広く支持される楽曲になりました。その年発表の楽曲と2年前以前の過去曲を組み合わせた選曲は、第60回(2009年)の初出場以来です。

・「傷だらけのローラ」以来30曲以上紅白歌合戦で歌われている馬飼野康二作曲のナンバーがトリで歌われるのは2回目、ただ第62回(2011年)の「オリジナル スマイル」はMARK DAVIS名義だったので馬飼野さんのテロップでトリはこの時が初です。

・「GUTS!」は二宮さんが主演したドラマ『弱くても勝てます』主題歌でした。高校野球がテーマの内容なので、振付に野球が入るのもそれと大きく関係しています。ビルボード年間ランキング1位獲得曲、その後も嵐の代表曲の一つとして取り上げられる機会は多いです。

・振付のは前回氷川きよしのステージで人型ペンライトを披露していましたが、この当時は嵐のコンサートでもメインの演出を手掛けています。そもそもこの「GUTS!」のMV振付自体も担当しているので、ステージに登場するのも非常に自然な流れです。

松田聖子(2年連続18回目/第31回/1980/52/福岡県出身)
「あなたに逢いたくて~Missing You~」(1996/Seiko Matsuda/Seiko Matsuda/Ryo Ogura/2年連続4回目)
~第65回NHK紅白歌合戦、締めくくりはこの曲~

 ラストは18回目の出場、ついに大トリの座を射止めた松田聖子。しかし吉高さんが最後の最後で送り出す際に言葉に詰まってしまいます。そして曲紹介。「1980年のデビュー以来時代のトップを走り続けた自負と誇り。松田聖子という名を紅白の歴史に刻みます。松田聖子さん、「あなたに逢いたくて~Missing You~」。」
 イントロから会場に響き渡る大きな拍手。18年前より少しキーを落としての歌唱になります。当然ながら相当緊張している様子ですが、このステージを噛みしめて歌っているようにも聴こえました。大トリなので個人的にはフルコーラス・2番も歌って欲しかった部分もありますが、仕方ない部分もあるでしょうか。
 見ているこちらも手に汗を握るように緊張するステージで、ファン全員が同じ想いで見守る状況だったと思われますが、それだけにCメロを歌った後の「ここまで歌い切った!」という表情が非常に美しく見えました。アッコさんが聖子さんに向けて「頑張れ・大丈夫だ!」と表情やジェスチャーで応援、白組歌手も含めた歌手一同が見守る姿も非常に良いです。賑やかな大団円のステージで締めることが近年目立っていましたが、その意味では久々に往年の大トリらしいステージを見ている気分にもなりました。
 歌い終わってホッとする表情、そして演奏が終わってアッコさんと喜び合う表情。こういう光景を見ると本当に、紅白歌合戦は良い番組だとしみじみ感じます。これもまた歴代紅白歌合戦の大トリ名場面として、後世まで語り継がれることになりそうです。(3分56秒)

 

(ウラトーク)
 エンディングのステージに立つためバナナマンはここで退席。「最高だね紅白」「最高だった」という言葉を残して去っていきました。
 ちなみにバナナマンがこのタイミングで舞台に向かったのは、近い所で聖子さんの歌を聴いて欲しいという制作スタッフの配慮だったようです。というわけで再びオークラさんが放送席に登場。しみじみと聖子さんの良さを語っています。久保田アナは3年前のライブ会場で親子共演した時のリポーターで、当時の思い出も語っていました。
「「『あなたに逢いたくて』は、90年代に入って初めて自分で作詞をした、とっても思いが深い曲です」(松田聖子)」
「この後、いよいよ最終投票です。リモコンを準備しておいてください。」

 

(解説)
・第62回(2011年)・第64回(2013年)がライブ会場からの中継だったので、NHKホールでの歌唱は第52回(2001年)以来13年ぶり。1980年代と1990年代は市場規模が違うので一概に言えない面もありますが、「あなたに逢いたくて~Missing You~」はシングルで自身最高セールスを記録するとともに唯一のミリオンセラー作品でもあります。

・1990年代以降聖子さんのシングルは自作曲が増えますが、「あなたに逢いたくて~Missing You~」もその一つ。紅白で自ら作詞作曲した楽曲が大トリで歌われるのは第42回(1991年)・谷村新司「昴」以来23年ぶりでした。

・これ以前の大トリは「まつり」・SMAP・「きよしのズンドコ節」が続いていたので、歌い上げる系の大トリは第58回(2007年)の「契り」以来7年ぶりでした。その後に全員合唱が入るのも共通しています。

・紅組大トリも第55回(2004年)・小林幸子「雪椿」以来で10年ぶり。平成も26年目になりますが紅組大トリはこの時点でようやく5回目、非常にアンバランスです。

・曲紹介で一瞬段取りがスムーズにいかない場面もありましたが、第47回(1996年)の初歌唱時も当時の司会・松たか子が緊張のため本来話すべきセリフが出てこなくなるハプニングがありました。

・エンディング、全員合唱
「ふるさと」(2010/小山薫堂/youth case/5年連続5回目)

 「松田聖子さんでも緊張するだなぁ」と、これまた素直な感想を残す吉高さん。そしてここで最終投票の時間。前回に続いて麻布大学野鳥研究部の皆さんが、今回はペンライトの色で紅か白かを判断します。映像で判断する限り、1階席は紅が多いようにも見えますが、2階席と3階席は圧倒的に白が多いという印象。ゲスト審査員は少なくとも紅に5人が投票していて紅優勢。阿部寛タモリは白に投票。尾上松也も白です。蜷川実花はやはり紅、山中教授も紅です。中園ミホがどちらか判別つかなかったですが、おそらく紅でしょう。仲間由紀恵井上真央黒柳徹子は当然ながら紅でした(ただ紅組司会経験者が白組に入れた例は過去にもあります)。

 集計の時間中に、今回は全ステージのハイライトではなく紅白歌合戦で生まれた「ふるさと」を出場歌手全員プラス合唱団で歌います。勿論嵐の5人がメイン。今日の出演者ほとんど全員がステージに集まっていて、出場歌手だけでなく審査員や田中将大日本エレキテル連合ふなっしーコロッケラッキィ池田などのゲスト、イカ大王も一緒に歌ってます。ただし時間も時間なので1コーラスのみ、例年と比べるとかなり短いです。繋ぎといった感もあります。ハイライトを残して欲しかったという声もチラホラあるので、その辺は評価が分かれそうです。(2分13秒)

 前回はボール投票でしたが、今回は2年前までと同様の形式。結果は481221 vs 535458白組3連覇。なおホームページで発表された内訳はデジタル審査員が364866vs350757で、ワンセグが13006vs18988で、アプリが102102vs164245で、ゲスト含む会場審査員が1247vs1468ででした。ゲスト審査員が6vs3で紅リードだったので、前回同様の形式だとおそらく紅組勝利でしたね。結果的にはアプリの大差が白組勝利に結びつきました。
 優勝旗を渡すのはタモリ。受け取るのはリーダー・大野智。コメントを求められたタモさんは、初めてペンライトを持って振ったのが意外と楽しかったと話します。大野さんはあとでゆっくり5人で優勝旗を持ちたい、とコメント。

 ラストは平尾昌晃先生指揮の「蛍の光」。やっぱり最後のこの曲は欠かせないですね。個人的にはPerfumeあ~ちゃんといつの間にか素の格好に戻っている近藤春菜が後ろで一緒に歌ってる所が印象に残りました。ラストはタモリと黒柳徹子が中央の立ち位置で、櫻井さんと二宮さんに挟まれる形になっています。そして紙テープ発射→「わー!ビックリした」という吉高さんの一言で、ゆく年くる年に入りました。

 

(ウラトーク)
 オークラさんに感想を求めます。「こんなに迫力あるんですね、紅白って」。NHKホールがテレビで見ているよりも小さく、それが余計に迫力を感じたと話してます。投票中、ステージ上にいるバナナマンの場所を確認します。白組側にいる設楽さんが、オークラさん席を譲ってと指示をしているようです。
 「オークラさん、歌いますか?」「そうですね…」。というわけで久保田アナが「ふるさと」を生で歌います。「アナウンサーがこんなにずっと歌ってていいんですかね」と思わずセルフツッコミ。でも歌います。裏声も駆使していて、なかなかの歌唱力でした。
 白組優勝の結果に、久保田アナは少し残念そうな感想を浮かべていました。そしてオークラさんにフラれて感想を述べる久保田アナ。「バナナマンさん良い方ですね」「楽しかった」「本番のお客さんの入ってる生放送で見てる皆さんに届けたいという思いがものすごいですね」「この紅白の生放送でしか見られないパワーってあるなっていうことを、あらためてあらためて感じました」と話します。「蛍の光」では、バナナマンの2人と田中選手がこちらに手を振ってくれていることを実況。
 ラストは久保田アナがしっかり締めのご挨拶。最後に「ありがとう!」の一言を残してくれました。
「結果はどうなるでしょうか!?」
「白組強いですね~>>久保田アナ」
「新しい年が、みなさんにとって幸多きものになりますように!よいお年を!」

 

(解説)
・大トリステージの全員合唱は上にも書いた通り7年ぶり2回目です。この関係で第59回(2008年)以降恒例になっていた全ステージハイライトが一旦無くなりました。ただこれは賛否両論、少なくとも個人的に紅白ファンを集めて行った座談会では批判続出でした。それもあって?翌年以降ハイライトは復活します。

・2013年のNコン中学校の部課題曲に選ばれるなどNHKでは力を入れていた楽曲ですが、嵐の5人の歌声で音源化するのは2015年のアルバム『Japonism』でようやくという形でした。なおその後も数回、NHKの他に民放でも披露されています。

・全員合唱・エンディングはほとんどの出場歌手が参加していますが、美輪明宏長渕剛はやはり不参加。EXILE三代目J Soul BrothersはTBSのCDTVスペシャルの出番が早いため既に移動済。Sexy Zoneもこの時点で既に東京ドームです。E-girlsのメンバーは10名参加、48グループは横一列後方にズラリ並んでいるので正確な人数はカウント不可能です。あとはももいろクローバーZ佐々木彩夏が18歳になったので、エンディング初参加となりました。

・優勝旗授与はタモさんが担当。白組司会経験者が務めた例は第58回(2007年)の中村勘三郎がありますが、総合司会経験者については初めてです。

・吉高さんはかなり悔しそうな表情を浮かべていましたが、それを察してでしょうか黒柳さんが真っ先に彼女の方に向かい、握手する場面がはっきり映っていました。ちなみに本番終了後にあったコメントは、思いっきり悔しさを爆発させていた内容だったようです。