今年は司会者がここ数年の中でもかなり発表が遅くなりましたが、案外曲目と曲順は前回よりも早くなりました。曲順発表は例年通りだと25日か26日が相場ですが今年は24日、いつもより少し早いです。それと同時にゲスト審査員よりも曲順が早く発表される形になりました。

 例年通り今年も大晦日のハンドブックで活用していただこうという意図のもと、曲順通りに一組ずつ、企画コーナーも含めてじっくり書いていきます。審査員をはじめとするゲストも新たに発表され次第追記していきます。またホームページに掲載されている出場歌手のメッセージも放送終了後に見れなくなるのでそのままこちらにも載せています。では早速どうぞ。

1.郷ひろみ(28)「2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン~」

 紅白歌合戦で一年を締めくくる意識もあります。しかし、それよりも新しく訪れる2016年の始まりを予感させる最高のパフォーマンスで、たくさんの方たちに楽しんでいただけるよう歌いたいと思います。
 「2億4千万の瞳」が紅白で歌われるのは第62回(2011年)、少女時代との対決でメドレーで歌った時以来4年ぶり。通算ではヒットした第35回(1984年)、第47回(1996年)を含めて紅白では4度目の歌唱です。単体で往年のヒット曲を歌うのは第49回(1998年)の「セクシー・ユー」(1980年)以来。4年連続トップバッター(第28回(1977年)~第31回(1980年))という白組最多記録保持者ですが、今回トップバッターを務めるのはその時に「How many いい顔」を歌って以来35年ぶり(後半トップは第61回(2010年)で経験済)。第59回(2008年)で布施明が「君は薔薇より美しい」を歌った時も35年ぶりトップバッター、最長ブランク記録タイになります。また白組先攻もかなり久々で、第56回(2005年)に細川たかしが「北酒場」を歌って以来10年ぶりのことになります。というわけで、郷さんがこの曲を紅白のトップバッターで歌うだけでこれだけのデータが発掘されます。長い歌手生活の賜物といいますか、恐ろしいです。1955年生まれなので還暦ですね。
 今年の夏、個人的に生で郷ひろみのステージを見る機会がありましたが本当にアスリートそのものという体つきでした。セットリストのラストで億千万の大合唱、歌い終わりにはステージの端から端まで2往復全力疾走というあり得ない内容を見せつけていました。今回堂々のトップバッターですが、本音を言うと今回はこの曲で紅白の大トリを務めて欲しかったという気持ちもあります。ただ曲順予想でも書いた通り、今年はトップバッターでインパクトが欲しいという気持ちが強くありましたので、そういう意味では完璧な人選・選曲。今年は最初から見逃せないステージになりそうです。

 

1.大原櫻子(初)「瞳」

 幼い頃から家族や友達とこの番組を観て一年を締めくくっていました。まさか自分がそんな番組で歌えるなんて、出場を知った今でも夢のようです。初心と感謝を大切に一生懸命歌いたいと思います。
 「瞳」は今年の年始に第93回全国高等学校サッカー選手権大会のイメージソングとして多くの人に歌われてましたが、このタイアップ曲が紅白で歌われるのは第46回(1995年)、TOKIOの「風になって」以来20年ぶり。白組先攻が10年ぶりなら紅組後攻も当然10年ぶり、その時は川中美幸の「二輪草」でした。俗にアイドルと呼ばれていない歌手が紅組トップバッターを務めるのは第59回(2008年)~第64回(2013年)まで6年連続の浜崎あゆみを除くと第57回(2006年)のmihimaru GT「気分上々↑↑」以来。新曲で紅組後攻は第51回(2000年)のWhiteberry「夏祭り」以来、カバー曲でなければ第48回(1997年)のSPEED「White Love」以来、ソロに限定すると第46回(1995年)の酒井法子「碧いうさぎ」以来20年ぶり。歌だけでなく女優としての実績があるという点では大きく共通していますね。もっとも20年後今の彼女みたいになってほしいかと言われると、当然なってほしくないわけではあるのですが。対戦相手となる郷ひろみは41歳も年上、これもやはりトップバッター対決最大の年齢差になります。
 トップバッターとしては何もかも対照的な組み合わせ。曲調も向こうがバリバリのアップテンポなのに対してこちらは亀田誠治プロデュースの色がよく出ているスケールの大きいバラード。彼女の緊張する姿が目に浮かんで仕方がないです。そんな初々しさで熱唱するステージになるのでしょうか。

 

2.Sexy Zone(3)「ニッポンCha-Cha-Cha チャンピオン」

 紅白に三年連続出場できる事をとても光栄に思います。ジャニーズで1番若い僕たちが1番多彩なステージを披露したいです。5色の鮮やかさを楽しんで下さい。真っ赤な闘志を燃やし真っ白な気持ちで歌を届きます。(佐藤勝利)
 過去2回はトップバッターでしたが今回は2番手。前回は「紅白にHITOMEBORE」と題して、「君にHITOMEBORE」を若々しくマジックも入れつつ披露していました。今回もおそらく「Cha-Cha-Cha チャンピオン」のスペシャルステージという位置づけで披露されるものと思われます。
 初々しいと言いつつもデビュー5年目。リリースされたシングル10枚は全てオリコン初登場1位獲得という実績もあります。今回もジャニーズJr.を交えて鮮やかで楽しいステージを展開してくれると思いますが、個人的には過去2回よりもどこか進歩したところを見せてほしいとも感じているところです。

 

2.伍代夏子(22)「東京五輪音頭」

 30周年の締めくくりに紅白で歌える事を、とても嬉しく思います。一年の締めくくりはやっぱり演歌だね!と思っていただけるよう今年も心をこめて歌います。
 「東京五輪音頭」が最初に紅白で歌われたのは第14回(1963年)。翌年の東京五輪を控え、蛍の光の代わりに出場歌手全員がエンディングで歌っていました。ステージで初めて歌われたのは第40回(1989年)の第1部、勿論三波春夫のステージ。前回第65回(2014年)でなぜか福田こうへいが歌唱していましたが、今回もなぜか伍代夏子のステージで歌唱という運びになりました。一応東京都出身ではあるのですが…。なお22回出場で伍代夏子が自分の持ち歌でない曲を歌うのは初めて。また紅組2番手という曲順もこれまでの中で一番早い出番になります。
 謎が謎を呼ぶ選曲ですが、演出も前のステージで歌ったSexy Zoneが参加して、お約束とばかりにとにかく明るい安村も加わるようです。どさくさに紛れてイカ大王が出てくる可能性もあるかもしれません。基本的に第57回以降、この人のステージはアイドルかゲストがバックに充てがわれるケースが多いのですが、ここまでカオスな例は初めてですね。中村美律子美川憲一川中美幸香西かおりがいなくなったことで結果的にお鉢が回ってしまったという印象もあります。いよいよ存在意義が問われるステージになりそうですが、果たしてどうなるでしょうか。とてもじゃないですが、個人的には安心できるステージになりそうな予感がしません。

 おそらくこのタイミングでゲスト審査員の紹介になるかと思います。というわけで今回の顔ぶれは以下の通りです。例年と比べてもかなり豪華な面々が揃いました。

・有村架純(俳優)
 映画『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』で主演を務めるなど、今年もっとも話題になった女優。2年前は『あまちゃん』で若い時の天野春子役を演じていました。気がつけばこのドラマ以降一番知名度が伸びた女優になっています。

・上橋菜穂子(作家)
 『精霊の守り人』が来年3月からドラマ化されますが、その原作者。元々は1996年の作品です。またオーストラリアの先住民アボリジニを研究している文化人類学者でもあります。

・大泉 洋(俳優)
 来年放送される大河ドラマ『真田丸』で主人公の兄・真田信幸役を演じます。今年の連続テレビ小説『まれ』でも主人公の父親役を演じていました。どちらかと言うと審査員よりゲストか応援団長で出す方がいいような気もしますが。ちなみに歌手としてはスターダスト・レビューとコラボした「本日のスープ」がヒットした実績あり。

・堺 雅人(俳優)
 来年放送される大河ドラマ『真田丸』で主人公・真田信繁役を演じます。『新選組!』の山南敬助や『半沢直樹』『リーガル・ハイ』などヒット作多数・国民的俳優と言っても差し支えない人です。

・土屋太鳳(俳優)
 今年放送された『まれ』で主人公・津村希役を演じました。前回は『花子とアン』キャストとしてゲスト出演しているので、2年連続の紅白歌合戦になります。

・所ジョージ(タレント)
 NHKでは今年4月から『所さん!大変ですよ』司会者として出演。ヒットはともかくとして歌手としての実績も豊富。30年以上お茶の間でお馴染みの存在として君臨する大物です。応援ゲストで1回くらい出演があっても不思議ではありませんが、意外にも紅白出演は今回が初。

・長澤まさみ(俳優)
 第56回(2005年)以来10年ぶり2度目のゲスト審査員。ここ数年ゲスト審査員経験者が複数名を連ねているケースも多いですが、今回は彼女が唯一。前回も次の年の大河ドラマ『功名が辻』絡みでの出演でしたが、今回もまた『真田丸』ヒロインのきり役として出演。紅組司会の綾瀬はるかとは今年の映画『海街dairy』で共演しています。

・羽生結弦(フィギュアスケート選手)
 いまや世界に誇るフィギュアスケーター。今シーズンNHK杯・グランプリファイナルで次々に世界最高得点を更新。ソチ五輪で金メダルを獲った前回は足の怪我もあって、メッセージと德永英明が歌う「花は咲く」ステージのバックで映像が流れる形でしたが、今回満を持してという形。むしろよく呼べたというくらいです。開会宣言を担当する可能性もあるかもしれません。

・又吉直樹(お笑い芸人・作家)
 お笑いコンビ・ピースのボケ担当であると同時に今年『火花』で芥川賞受賞。相方はゲスト出演でしょうか、あるいは後ろでさり気なく座っているパターンでしょうか。

・三宅宏実(ウエイトリフティング選手)
 ロンドン五輪銀メダリスト、来年のリオ五輪にも4大会連続で出場。ウエイトリフティングからは初めての紅白出場になります。

 更に今回は”ネットで楽しむ!「紅白歌合戦」”と題してテレビやラジオ以外でも多種多様な楽しみ方を用意しているようです。

Youtube→人気動画クリエイターが制作する紅白をテーマにした動画を配信。ただ題目を見る限り本編とはほとんど関係ないと言い切って良さそうです。
ニコニコ動画→本番の紅白を生実況するそうです。もしかすると今回は当日私もここで見ることになるかもしれません。
Twitter→例年通り@nhk_kouhakuで最新情報をツイートしていますが、公式ハッシュタグ「#NHK紅白」「#紅組応援」「#白組応援」を入れると絵文字が現れるようです。これは日本初の試みなんだとか。
Instagram→今年はInstgramでも最新情報を画像で配信。アカウントはnhk_kouhaku
LINE→もちろんLINEもあります。公式アカウントIDは@kouhaku66。
Yahoo! JAPAN→大晦日は完全にトップページが紅白仕様になるようです。裏番組見たい人はどうするんでしょうか。
ウラトーク配信→今回はテレビの副音声だけでなく、公式アプリとPCサイトでもストリーミング配信するそうです。もしかするとこれも当日チェックすることになるかもしれません。

3.乃木坂46(初)「君の名は希望」

 ついにこの日が来ました。日本中、そして世界に知られている紅白歌合戦。その舞台に乃木坂46が立てるという事に感謝して、2015年のしめの日に乃木坂らしさを皆さんに伝えられる様にがんばります!(生駒里奈)
 曲順は過去のSKE48NMB48初出場時が2番手でHKT48はトップバッターでしたが、乃木坂46は3番手。「君の名は希望」は2013年3月に発表された通算5枚目のシングル。ファンの中でも最も人気が高い楽曲の一つになります。なおこの曲のセンターを務める生駒里奈は交換留学生という形で前回AKB48メンバーとして出場、ウラトークにも出演。バナナマンと来年は乃木坂46で出れたらいいねという話をしていましたが、それだけに本当に良かったなぁという想いです。初出場の記者会見では涙を見せていました。
 というわけでデビュー4年目、ヒットはずっと続いていたのですが、本当にようやく待望の初出場になります。いまや本家AKB48よりも人気・実力ともに上というくらいの勢いがある彼女たち。良いステージが期待できそうです。

 

3.三山ひろし(初)「お岩木山」

 この度は紅白歌合戦に初出場させていただきありがとうございます。紅白のステージでは皆様の心に届く様に、一生懸命歌います。来年も全力で走り続けます!
 白組3番手としての登場。高知県南国市出身ですが、南国市から紅白出場歌手が生まれるのは初めてのことになります(応援では俳優の高松英郎が第23回(1972年)、第31回(1980年)に出演)。そもそも高知県出身で紅白出場という事例が少ないようで、最近はSKE48の桑原みずき(出場は第63回(2012年)のみ)が目立つ程度。それ以前だと広末涼子岡本真夜がいます。白組だとAqua TimezのTASSHI(ドラム担当)、Re:Japanの間寛平もいますが、それ以前だと武井義明(第10回(1959年))、楠木繁夫(第1回(1951年1月))まで遡らないといけません。
 ちなみにお岩木山は青森県のご当地ソング。「津軽海峡・冬景色」があるので特に目新しくはありませんが、岩木山が歌詞に出てくる紅白歌唱曲は複数あります。「望郷じょんから」「津軽平野」「帰ってこいよ」、特別出演も含むと「リンゴ追分」もあります。探せば他にもあるかもしれません。レーベルは日本クラウン。北島三郎が卒業した昨年は選出なしだったので、2年ぶりに枠を確保した形にもなります。
 彼の特技はけん玉。どれくらい得意なのかといいますと、二段で600人しかいない資格のさらに上・三段を取得しているのだそうです。おそらく彼を知らない人に向けてもけん玉のパフォーマンスが歌う前に披露されることになるのだと思います。ちなみに他の特技はオフィシャルサイトによると”着物の着付け””竹とんぼ製作””裁縫”。女子力かなり高そうです。歌い手としてのプロフィールは”ビタミンボイス”と呼ばれる美声。歌もキャッチーで憶えやすく、印象に残りやすいステージになりそうな予感。この調子で次回以降も常連歌手として出場し続けてほしいですね。

 

4.E-girls(3)「Dance Dance Dance」

 紅白歌合戦3年連続出場が決定しメンバー一同喜んでいます。日本中を明るく元気に出来るようE-girlsみんなで全力パフォーマンスをお届けします。今年は紅組に貢献できるよう頑張ります。(Aya)
 紅組4番手という曲順は2年前に初出場した時と同様。今回も順調にその年の楽曲を披露という形になります。
 今年は新たに下部組織グループを設け新体制に移行、アリーナツアーもあって充実した一年でした。来年にはベストアルバム『E.G. SMILE -E-girls BEST-』の発売も決定しています。今年の活動同様に、タイトル通りの充実したダンサブルなステージを期待したいです。

4.SEKAI NO OWARI(2)「プレゼント」

 一緒の小学校、中学校に通い、バンドを組んで、一緒に紅白歌合戦に出る。幼馴染みたちと音楽を作ってきて、これほど光栄な舞台は無いと思います。本番は四人で皆さまの年越しを彩るステージに出来ればと思います。
 前回は後半トップバッターでしたが今回は白組4番手という早い時間帯での出演。第82回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲。これまでの紅白では毎年歌われているようで意外と歌われていなくて、「手紙」(アンジェラ・アキ)「YELL」(いきものがかり)「証」(flumpool)以来4例目、4年ぶり。小学校の部では2013年課題曲「ふるさと」()がここ数年紅白の番組内で歌うことが恒例になっていましたが。
 「YELL」「証」といった前半に歌われた2例はいずれも中学生の合唱団がバックコーラスとしてステージに参加しています。今回もおそらくその流れに乗る形になりそうです。

 

5.坂本冬美(27)「祝い酒」

 来年30周年を前に、初心を思い出して、精一杯、心を込めて歌います。皆様、ご声援をよろしくお願いします。
 「祝い酒」を紅白で歌うのは3度目。1度目は第39回(1988年)、初出場の思いを胸に真っ赤な着物で涙を浮かべながら熱唱していました。2度目は第57回(2006年)、愛媛県松山市・旧中島町から中継の応援を受けての歌唱。今回が9年ぶりとなります。
 今回は応援で人気子役である鈴木梨央寺田心が登場するようです。『八重の桜』『あさが来た』で子役を演じている梨央ちゃんは10歳、心くんはまだ7歳だそうです。”人気子役の二人を中心に子供たち総勢14名による、かわいい踊りに注目!”とオフィシャルサイトにあります。この曲にこのバック、なんだか”※お酒は20歳になってから”というテロップが表示されそうです。その前にイノッチかウラトーク辺りでツッコミ入りそうな気もしますが。歌唱はいつも通り熱唱を期待。

 

5.徳永英明(10)「時代」

 10年連続10回目の出演です。VOCALISTシリーズも10年やり続けました。今回はVOCALISTに対し感謝の気持ちを込めて歌いたいと思っております。どうぞ応援宜しくお願い致します。
 『VOCALIST』シリーズが最初に発表されたのは2005年9月14日、その1曲目に収録されたのが中島みゆきの「時代」でした。先立ってシングルでも発売、名実とともにこのシリーズのキッカケとなった楽曲になります。紅白では第62回(2011年)に後半トップバッターとして歌っているので、その時以来4年ぶり。ちなみに10回の紅白で歌われたカバー曲は「恋におちて」「時の流れに身をまかせ」「時代」「上を向いて歩こう」「花は咲く」の5曲。全出場回数の半分を占めています。あとの半分も往年の自身のヒット曲ですが。
 今年は『VOCALIST 6』とそれを受けた全国ホールツアーに全てを注いだ1年でした。ステージはもういつも通りの内容になると思います。

 

特別企画「アニメ紅白」

 紅組司会はちびまる子ちゃん、紅白初出演。白組司会はウィスパー、こちらは2度目の紅白。どうでもいいですが、2年連続ウィスパーがこちらにかり出される”ようかい紅白歌合戦”は果たして大丈夫なのでしょうか。アニメキャラクター大集合の企画コーナーは第53回(2002年)以来。ジブリだけなら第59回(2008年)がありました(実質藤岡藤巻と大橋のぞみのステージに内包された形)。第61回(2010年)のキャラクター紅白歌合戦は怪物くんとプリキュアと鬼太郎の3作のみ。
 先日記事で書いた通り、ステージスクリーンに登場するのは「鉄腕アトム」「巨人の星」「ゲゲゲの鬼太郎」「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」「機動戦士ガンダム」「北斗の拳」「美少女戦士セーラームーン」「ポケットモンスター」「新世紀エヴァンゲリオン」など。12月28日に細かい内訳が発表されました。以下の通りになります。
「ムーンライト伝説」(美少女戦士セーラームーン)→AKB48
「めざせポケモンマスター」(ポケットモンスター)→郷ひろみ・ゴールデンボンバー
「翔べ!ガンダム」(機動戦士ガンダム)→TOKIO
「残酷な天使のテーゼ」(新世紀エヴァンゲリオン)→石川さゆり・miwa
「おどるポンポコリン」(ちびまる子ちゃん)→E-girls・大原櫻子
「ゲラゲラポーのうた」(妖怪ウォッチ)→キング・クリームソーダ
「鉄腕アトム」(鉄腕アトム)→出場歌手全員

 「ムーンライト伝説」は第44回(1993年)で森口博子西田ひかる坂本冬美が企画コーナーで歌って以来22年ぶり。「めざせポケモンマスター」は紅白初歌唱、ポケモンキャラクターが登場する場合第50回(1999年)の西城秀樹応援以来16年ぶり。ガンダムは第42回(1991年)で森口博子が「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」を歌った事例はありますが、紅白で取り上げられるのは初めて。エヴァンゲリオンは完全に紅白初。「おどるポンポコリン」は第41回(1990年)で本家・B.B.クイーンズが歌って以来。「ゲラゲラポーのうた」は演者含めて2年連続。「鉄腕アトム」は第51回(2000年)ショーコーナーにおける全員合唱以来になります。演者としてはコスプレを披露するAKB48とゴールデンボンバー、そしてこういう企画では過去にあまり歌った例がない石川さゆりと郷ひろみに個人的には注目したいです。

6.μ’s(初)「それは僕たちの奇跡」

 今からとても緊張しておりますが、アニメーションのμ’sと同じように、精いっぱいパフォーマンスしたいです。「ラブライブ!」という作品の、そして日本のアニメやアニソンの魅力が伝えられたらうれしいです。
 残念ながら今回水樹奈々は落選してしまいましたが、その代わりと言ってはなんですが9人の声優が集まったユニットμ’sが初出場という形になりました。個人的には両方とも出演して欲しかったですが…。
 当然こういった形態のユニットが紅白に出場するのは史上初。ほとんどの人がμ’sだけでなく個人でも音楽活動を展開していて、新田恵海(高坂穂乃果役)、内田彩(南ことり役)、南條愛乃(絢瀬絵里役)、三森すずこ(園田海未役)、飯田里穂(星空凛役)、楠田亜衣奈(東條希役)はソロ作品リリースの実績あり。三森さんと徳井青空(矢澤にこ役)はミルキィホームズ(アニメ『探偵オペラ ミルキィホームズ』から生まれたユニット、2010年結成)としても活動中。久保ユリカ(小泉花陽役)も『地下すぎアイドルあかえちゃん』『モンスター娘のいる日常』のユニット参加が確認されています。南條愛乃はμ’s以前にfripSideのボーカルとしてまずお馴染みで、シングル「sister’s noise」はオリコンCDシングルランキング週間1位を記録しています。勿論声優としては9人とも大活躍中。
 実際のライブでも『ラブライブ!』のアニメーションをバックに9人が踊りながら歌っています。同じく声がそのまま仕事になる歌はまだしも踊りは本職からかなり遠い分野のはずで、振り付けも決して簡単ではありません。「それは僕たちの奇跡」は昨年放送された第2期アニメのオープニングテーマで、大ヒットを記録した楽曲でもあります。アニメそのものは本当に名作で、これだけ社会現象になっているのも頷ける内容です。その良さがどれだけ紅白のステージで伝わるかどうか、非常に注目したいです。この紅白のステージでは新たな映像が制作されるようです。ラブライバーと呼ばれるファンの方は全員絶対に見離すことが出来ない時間帯になること間違いありません。
 なお南條愛乃は膝の調子が良くないことで12月28日に出場辞退の発表がなされました。非常に残念ですが、無理はやはり出来ません。彼女の分までメンバーには頑張って欲しいとあらためて願います。

 

6.山内惠介(初)「スポットライト」

 紅白に出場する事は念願でした。僕の夢を自分の夢として応援して下さった皆様へ感謝の気持ちを伝えます。紅白のスポットライトを浴び皆様へ光を照らす事が出来るステージになる様、十五年分の思いを込めて歌います。
 若手演歌のホープ、”演歌の貴公子”と呼ばれていますがデビューは2001年。キャリア的には大ベテランです。もっとも年齢は32歳、演歌という世界では十二分に若手と呼べる年齢ではありますが。参考まで申し上げると森進一の初出場は21歳、五木ひろしが23歳、細川たかしが25歳で氷川きよしが23歳でした。現在演歌で最もヒット曲を量産している作曲家・水森英夫の門下生で、彼が歌う楽曲の提供は全て水森氏によるもの。その意味では氷川きよしの弟分であり、出身地が福岡県ということも共通しています。
 「スポットライト」は15周年記念シングルとして発表された作品で、「神田川」「メランコリー」などでお馴染みの喜多條忠が作詞。”みつめ愛 抱きしめ愛”と記される歌詞がとても印象的な楽曲になっています。初出場の想いを胸に熱唱というステージになりそうです。それにしても対戦相手がμ’sという辺りに紅白らしさを感じるのは私だけでしょうか。

 どこで登場するかはわかりませんが、7人制ラグビー女子代表「サクラセブンズ」のメンバーがゲスト出演するようです。オリンピックの抱負を語るということです。ちなみに五郎丸歩を筆頭とするラグビー男子日本代表はシーズン中ということで辞退との報道が既にありました。まあ重視すべきは紅白よりも本業であるのは当然なので、仕方ないでしょう。

 

7.AAA(6)「恋音と雨空」

 「続ける」という事はとても難しい音楽業界の中で、6年連続紅白出演はとても感謝します。精一杯、歌わせていただきます。(西島隆弘)
 紅組歌手としては2年ぶり2度目の出場。2年前に歌った曲も「恋音と雨空」で、紅組司会も綾瀬はるか。デジャブ?と言いたくなるくらいに当時と共通点が多くなりました。曲順も2年前は紅組6番手で、大きな変化はありません。強いて言うと攻守交代のタイミングでないことと、直前が初出場歌手のステージでないことくらいでしょうか(ちなみに当時は伍代夏子→あまちゃんコント→AAA→福田こうへい(この年初出場)の曲順でした)。
 前回は1コーラスにラップパートでそのまま終わる歌唱でした。もしかすると今回はその続きを歌う形になるかもしれません。確かに今年はデビュー10周年、代表曲を歌うにはちょうどいいタイミングだと思いますが、7ヶ月連続含めて今年は8枚シングルをリリースしているのでそういう意味では少し複雑な気持ちもあります。あるいは歌前の絡みに期待というところでしょうか。前回は「裏切りですね」(大野智)「トリプルのエーは紅組のエー」(綾瀬はるか)という具合に名(迷?)言連発だったので…。

 

7.星野 源(初)「SUN」

 音楽って本当に面白いです。楽しみながら作った音楽を、紅白歌合戦の舞台でテレビの前の皆様にまっすぐ届けられるよう、一生懸命頑張ります。来年はさらに真剣に遊ぶように音楽を作っていきたいです。
 初出場。ここ最近NHKには縁が深く、コント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』ではレギュラー出演、3月に放送されたドラマ『紅白が生まれた日』にも出演。もう少し前だと『ゲゲゲの女房』にも俳優として出演しています。歌の方で頭角を表したのは2011年の「くだらないの中に」とアルバム『エピソード』。本来ならもう少し早く紅白出場が実現していてもいいはずでしたが、2012年の年末にクモ膜下出血で活動休止、翌年もその後遺症が残る形になりました。今年は音楽活動のマネージメントをアミューズへ移したことが大きかったでしょうか、今まで以上に歌での露出が多くなったような気がします。前半戦の中盤での出演、2年前だとサカナクションmiwaもこの辺りの時間帯で初出場でした。
 「SUN」は今年を代表するヒット曲。CX系ドラマ『心がポキっとね』の主題歌でした。ドラマの視聴率は良くなかったようですが(平均6.6%らしいです)。ちなみにこの曲はバナナマンのラジオ番組出演時に披露した「日村さん42歳誕生日の歌」のメロディーの一部フレーズが組み込まれているのだとか。となると曲紹介にバナナマンの2人も登場するのでしょうか。あるいは初出場の記者会見で入院時に有働アナから手紙を頂いたというエピソードも披露していました。ウラトーク含め、今回の紅白における活躍の場はかなり多くなりそうです。ファンはどの場面も見逃せないところです。

 

8.島津亜矢(2)「帰らんちゃよか」

 私事ですが、今年は30周年という節目を迎えさせて頂きました。その年に、紅白という大舞台にお声がけを頂き、言葉もありません。未熟な私を支えて頂いた皆様に、感謝の想いを込めて、精一杯歌わせて頂きます。
 前回出場は第52回(2001年)。その時に披露したのは「感謝状~母へのメッセージ~」で1997年の楽曲でした。今年も30周年記念曲「独楽」が日本作詩大賞を受賞しましたが、歌われるのは「帰らんちゃよか」。1998年にばってん荒川が歌った楽曲を2004年にカバー、元々の原曲は関島秀樹の「生きたらよか」。一見すると大変不可思議な選曲にも見えます。
 ただこの曲は自身のコンサートで必ず歌われる定番曲、ファンの方なら間違いなく知っているというくらいの楽曲のようです。彼女の故郷である熊本の方言で歌われる故郷の歌ですね。正直演歌ファン以外でどれくらい知られているのか分からない部分もありますが、この紅白をきっかけに定番曲として広く知られる可能性も相当高いと思います。島津亜矢の歌の上手さは演歌ファン以外でも広く知られているところ。彼女の歌の世界を堪能できるステージになるのは間違いないでしょうか。おおいに期待したいです。

 

8.ゲスの極み乙女。(初)「私以外私じゃないの」

 紅白は、家族も親戚も友達も見ているので、自分の27年間の人生をかけてみんなに返したいと思います。来年も紅白に出れるように今年以上に駆け抜けたいです。(川谷絵音)
 インディーズデビューが2013年、メジャーデビューが2014年なのでロックバンドとしては異例の早さの紅白出場になります。紅白に出場経験あるバンドも多くなりましたが、その大半が3年以上経っての出場です。セカオワでさえもデビュー5年目(メジャーだと4年目)でした。
 彼らが奏でる音楽は色々な要素を取り入れた結果、今までにない個性を持った音楽に昇華している印象があります。今回歌われる「私以外私じゃないの」もその一つ。コカ・コーラのCMソングで、甘利明経済財政大臣がマイナンバー制度PRのためにこの曲の替え歌を歌うほどに知れ渡る存在になりました。後半のトップかその次辺りを予想していましたが、意外にも出番は思ったより早め。2年前でいうサカナクションmiwa辺りの時間帯です。さらに言うと7年前の第59回(2008年)でいきものがかりが初出場した時も大体この辺りの時間帯。悪くない扱いではあります。ハイセンスなステージを思いっきり期待したいです。

 

9.藤あや子(21)「曼珠沙華」

 美しい日本に生まれ育ち、深い絆で結ばれている日本人として、愛と誇りを持って紅白の舞台に立たせて頂きます。唄い納めの瞬間を見守ってくださいましたら、この上ない喜びです。どうぞ宜しくお願いし申し上げます。
 「曼珠沙華」が紅白で歌われるのは2回目。前回は第54回(2003年)、平井堅が歌う「見上げてごらん夜の星を」が対戦相手となるその年を代表するカバーソング対決でした。山口百恵が現役時代に紅白に出場した回数は6回ですが、「秋桜」(さだまさし)「いい日旅立ち」(谷村新司)に続いてこの曲も現役引退後に紅白で複数回歌われた形になります(「いい日旅立ち」の場合正確に言うと2回目は「いい日旅立ち・西へ」でしたが)。
 今回は乃木坂46のメンバーがチャイナドレスで踊るそうです。参加するのは生駒里奈・生田絵梨花・桜井玲香・白石麻衣・橋本奈々未・西野七瀬といった面々。生駒さんは秋田県出身なので同郷です。バックで伝統芸能の面々あるいは壇蜜さんが踊ったことはありますが、アイドルにガッツリ踊ってもらうのは今回が初めてです。第62回(2011年)のTOKIOはダンスというよりガヤと言った方が適当でしょうし。

 

9.ゆず(6)「かける」

 今年1年間、歌い続けてきた活動の締めくくりとして、紅白の舞台に立つことができ、光栄に思います。2年ぶり、6回目の出場。日本らしく紅白らしく、そしてゆずらしく。最高のステージになるように頑張ります!!
 6回目の出場のうち、カムバックは4回目。NHKのタイアップというより奇数年に紅白に出るのが恒例になりつつある状況ですが。過去5度は後半での出場でしたが、今回は初めて前半8時台での出場になります。
 今回歌われる「かける」はCDシングル化されていない配信限定の曲。ここ最近のゆずはCDよりむしろ配信が主流になりつつあるのでこれも自然の流れでしょうか。日本生命タイアップは過去に「虹」「with you」「ヒカレ」「守ってあげたい」と続いていてここ数年は恒例に近いですが、紅白で歌われるのは初めて。ちなみに年が明けて1月13日にアルバム『TOWA』の発売が決定、勿論この曲も収録されます。ステージはゆずらしいと言ったところで、割とノーマルな内容になるでしょうか。

 どこで登場するかはわかりませんが、今回も楽屋ロビーからの中継があるそうです。出演するゲストは「あったかいんだからぁ♪」でお馴染みのクマムシ、伍代夏子のステージにも出演するとにかく明るい安村、白目漫才のピスタチオ、そして5年連続15回目、ゲスト出演最多回数となるコロッケ。審査員や司会などを含めた森光子の14回出演を超えました。バタバタしたやり取りでNHKホールに戻るのはおそらくいつも通りになるでしょう。果たしてゲストの方々は本番でどれくらいの成果を残すことが出来るのでしょうか。

 

10.miwa(3)「fighting-Φ-girls」

 デビュー5周年に3回目の紅白出場を大変光栄に思います。今年最高の歌を届けられるよう頑張ります。来年も精一杯曲を作り、歌い、たくさんの人と音楽でつながれたらいいなと思います。
 初出場は前半の中盤、前回は前半紅組3番手でしたが今回は前半トリ2つ前。来年辺り後半に進出もあるでしょうか。複数あるシングルの中で年始めの作品を選曲するのは前回と同様。堀北真希主演のドラマ『まっしろ』の主題歌でしたが、これまた平均視聴率は5.8%とサッパリでした。看護師をテーマにした作品らしいですが、PVではmiwa本人もナース姿で歌っています。
 というわけでこの曲はアップテンポ、またサビでハッキリとした振り付けが存在する楽曲でもあります。過去2回はバンドメンバーがいること以外特に何もないシンプルな演出でしたが、今回はバックダンサーが入りそうな雰囲気もありますね。賑やかなステージになるのは間違いなさそうです。

 

10.氷川きよし(16)「男花」

 皆様、今年一年も応援をありがとうございました!あらためて、僕は歌が大好きだということとファンの皆様の温かさを実感した一年でした。紅白のステージでは皆様への感謝の気持ちを込めて精一杯歌わせて頂きます。
 出場16回目にしてついに曲順が前半になってしまいました。CD売上は相変わらず堅調ですが、その新曲の認知度は少しずつ下がっているのが実感としてあります。もっとも過去の常連歌手が歌った16年連続出場当時の楽曲はまだまだ新曲メインで、「与作」「浪花盃」「北の螢」「うかれ節」といったところ。そう考えるとまだまだ頑張れるのではないかという印象にもなります。
 今回歌う「男花」の作詞作曲は有名どころではなく割と新顔(梅原晃が担当)。楽曲自体はシングルの他にアルバムバージョンも作られるという力の入れ具合、内容はまさに細川たかし辺りが歌っても不思議ではない迫力満点の男らしい演歌。前回は巨大ロボに黒柳徹子の「きよし!」コールで若干ウケに走ってましたが、今年は真剣なステージが期待できそうです。大漁旗辺りが入る可能性もありそうですが。

 

11.細川たかし(39)「心のこり」

 一年の締め括り、視聴者の皆様方に大いに楽しんでいただき、来年への活力になります様元気一杯唄わせていただきますので応援の程宜しくお願いいたします。
 「心のこり」はデビュー曲にして、日本レコード大賞他各音楽番組の新人賞を総ナメして一気に紅白でも初出場曲として歌われた大ヒット曲。ですがそれ以来紅白で歌われることなく今回なんと40年ぶりの選曲。「花と蝶」の41年ぶり、「よこはまたそがれ」の43年ぶりもあるので新記録とまではいかないですが、それでもかなりのブランクがあります。”私バカよね、オバカさんよね”でお馴染みの歌詞は、確かに1990年代当時だとしっくり来ない部分もありますが、今ならまたしっくり来る時期になったでしょうか。それこそ笑って許せる、みたいな。
 さて40年前の紅白はトップバッター、歌手席が健在ということもあったのですが白組歌手全員の声援を受けながらのステージでした。対戦相手の選曲も考えると、おそらく今回も白組あるいは紅組からも歌手全員が集まって賑やかなステージが予想されます。最近は大トリを2回も経験している割に演出に翻弄され過ぎてる感もありましたが、今回は大変よろしいのではないでしょうか。期待できそうです。

 

11.和田アキ子(39)「笑って許して」

 今年も紅白歌合戦に出演させて頂きありがとうございます。今年は色々と挑戦できた思い出深い年でした。最後は紅白のステージで精一杯、想いを届けたいと思います。一年を締め括る素敵な夜をみんなで楽しみましょう!
 第21回(1970年)で初出場した時に歌われたのはこの曲でした。残っている映像がフィルムのキネコという辺りに時代を感じます(もっとも同年の日本レコード大賞は鮮明な映像で保存されています)。第24回(1973年)、そして第61回(2010年)メドレーで歌われて以来紅白では4度目の歌唱になります。前回初めて前半トリという曲順になりましたが今回は更に一段階早くなりました。各所で紅白卒業の可能性が囁かれている状況ではありますが、ここ数年は氣志團万博やa-nationといったいわゆる音楽フェスにも出演しているという所は特筆しておきたいところであります。なお細川たかしとの対決は両者トリを務めた第46回(1995年)以来20年ぶり。
 当然この曲には”アッコ!”コールが欠かせません。というわけで前回同様出場歌手総出演のステージになるのは間違いないと思います。こうなると誰にマイクを渡すのか、ノリノリの雰囲気の中誰か真顔の人がいないか探すのが大きな見どころになりますね。それにしても同じ39度目の出場で初出場曲同士の対決。以前ならこういう感じの対決は当たり前のようにありましたが、最近はやや少なくなってきた印象もあるので、個人的には懐かしさを感じるとともに往年の紅白ファンとしてとても嬉しい気持ちになります。

 

12.関ジャニ∞(4)「前向きスクリーム!」

 今年の関ジャニ∞は、全国各地のファンの方々と出来るだけ近い距離で元気を届ける事をコンセプトに活動してきました。この一年で、全国の皆さんからいただいたエネルギーを紅白のステージでパーンと弾けさせます!
 関ジャニ∞も初の前半出演。ジャニーズ事務所所属の歌手が前半トリを飾るのは前回のV6に続き2例目。前半トリが白組→紅組の曲順になるのは第63回(2012年)以来3年ぶり。もっともこれは紅組より白組が後になることが少し多いという程度で、特に珍しいことではありません。
 もうひたすらに明るい曲なのではっちゃけたお祭り騒ぎになることは間違いないと思います。関ジャニ∞の元気さが全面に出たエネルギッシュなステージになりそうです。ちなみにこのステージはご当地キャラも総出演。3年連続のふなっしーを初めとしてねば~る君やゆるキャラグランプリを受賞した出世大名家康くんも出演するようです。これまた紅組・白組出場歌手参加、目指すはサブちゃんの「まつり」でしょうか。さすがにそこまで凄いことにはならないとは思いますが。

 

12.天童よしみ(20)「人生一路」

 皆様に支えられてここまでやってこられました。色々な出来事がある今の時代、私の歌で少しでも明るく元気になって頂き、皆様がこの瞬間に1つになって笑顔で生きてて良かったなと思い感動を共に味わえればと思います。
 天童よしみが美空ひばりの歌を紅白で歌うのは「川の流れのように」(2回)「愛燦燦」に続いて4度目。この曲は1970年に発表された楽曲で、第30回(1979年)で本人が特別出演した時は「ひばりのマドロスさん」「リンゴ追分」とともにメドレーのトリという形で歌われました。東京ドーム公演でも締めで歌われたという生前のお嬢の愛唱歌、作曲が実弟のかとう哲也であることも大きかったでしょうか。なお天童よしみの前半トリは第61回(2010年)以来5年ぶり2度目ですが、大トリは初です。
 今回は第58回(2007年)に小椋佳が共演で「愛燦燦」を歌った時と同様、映像の美空ひばりとステージ上の天童よしみがデュエットという形で歌うステージになるようです。今回の前半ラスト4つのステージは個人的に相当楽しめる内容になること間違いなさそうです。

 また、今回は特別企画・震災から5年 「花は咲く」が発表されました。どのタイミングになるかは不明ですがおそらくこの位置が一番可能性高いものと思われます。コーナーゲストに羽生結弦、プレゼンターに櫻井翔、ピアノ演奏YOSHIKIで紅白出場歌手が歌うという流れになることが発表されています。

1.NMB48(3)「365日の紙飛行機」

 今年も出場させて頂ける事をとても光栄に思います。NMB48は5周年、AKB48は10周年とそれぞれ結成節目の年なので、そういった意味でも集大成となる、且つ、観て下さる皆さんが元気が湧き出るようなステージをお届けし、一年を締めくくりたいと思っています。(山本 彩)
 NMB48が後半で歌うのは今回が初めて。過去2回のステージはいずれも持ち時間2分に満たない状況でしたが、今回は現在放送中で大好評を得ている連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌、自然に持ち時間も多少長くなりそうです。ただしこの曲はあくまでAKB48の曲で、CDに収録されているのはシングル「唇にBe My Baby」のカップリング。確かに制作は大阪放送局でセンターは山本彩、NMB48が歌うことになっても大きな問題はありません。48系列の支店が本店の曲をライブで歌うということもよくある話。ですがSKE48HKT48が選ばれていないこともあるので、違和感を憶える人はファン中心に多いかもしれません。
 番外編の制作も決定しました。前回『花子とアン』スピンオフもこの時間帯でしたね。波瑠玉木宏を始めとするキャスト大集合で『加野屋の大みそか』と題して放送するようです。この連続テレビ小説は『まれ』と違って相当好評なので、楽しみにしている人も多いことでしょう。良いと思います。たった一つ心配なのはこれをやることによって演奏時間がカットされるステージが出ないかどうか。その一点に尽きます。

 

1.三代目J Soul Brothers(4)「Summer Madness」

 日頃から応援して下さる沢山の方々のお陰で今年で4年連続紅白歌合戦に出演させて頂きます。感謝の気持ちを込め一生懸命パフォーマンスをして多くの方々に喜んでもらえるように頑張りたいと思います。(今市隆二)
 4年連続出場ですがこちらも初めて後半での歌唱になります。堂々の紅白後半トップバッター、現状の人気を考えると当然の抜擢。歌だけでなくメンバーによっては映画やドラマにも出演、今年も各所で大活躍しています。
 楽曲は「R.Y.U.S.E.I.」の続編とも言えそうな夏のダンサブルナンバー。間奏の振り付けで魅せる部分も共通しています。安定の高クオリティなステージを見せてくれることは間違いなさそうです。

 

2.福山雅治(8)「デビュー25周年スペシャルメドレー」

 今年も出演させて頂く事ができ大変嬉しく光栄に思っております。デビュー25周年という節目の年に、今まで共に人生を過ごしてきたファンの皆様への感謝の気持ちを、歌で表現させて頂けたらと思ってます。
 第60回(2009年)で16年ぶりに出場した時は1回か2回限りの特別出演に近い位置づけかと思っていましたが、気がつけば7年連続出場。パシフィコ横浜展示ホールからの中継は6年連続で、すっかり恒例になりました。ただいつもは23時前後の出演で、この時間は準備風景の中継が恒例でしたが、今回は開演を早めてこの時間に紅白でのステージが展開されるようです。オフィシャルページでは21時10分頃中継開始、20時半には客席スタンバイが呼びかけられてます。表面上のステージとしては一応例年通り迫力満点のライブ中継になることは間違いなさそうです。なお今回も3年連続でメドレーという形。ガリレオのテーマソング演奏から「誕生日には真白な百合を」で終わった第64回をメドレーと言えるのか若干微妙な部分もありますが。
 今回はシングル「I am a HERO」の他に25周年ベストアルバム『福の音』リリース、あとは自身の結婚という大きなトピックスがあります。何を歌うかはリハーサル辺りまで公表されないと思いますが、「I am a HERO」と「家族になろうよ」の可能性が一番高いのではないかと。紅白が原則生演奏でなくなって久しいですが、ライブ中継は間違いなく生演奏が保証されます。観客の動きや演奏など、中継の良さをあらためて感じさせるステージを今回も見せてほしいところです。

 

2.水森かおり(13)「大和路の恋」

 今年はデビュー20周年という記念の1年でした。おかげさまで毎日忙しく過ごさせて頂き、笑顔に包まれた最高に幸せな2015年!歌い納めは応援してくださった全国の皆様に今年1番の歌声と笑顔を届けたいです!!
 13年連続出場は全てご当地ソング。これまで歌われた舞台は北東から順番に釧路・青森~秋田(五能線)・仙台松島・庄内平野・輪島・長良川・伊勢・熊野・鳥取・島根・宮島・薩摩。今回の舞台は奈良県、近畿を歌うのは「熊野古道」に続き2度目になります。紅白で奈良に関連する曲が歌われるのは布施明「旅愁~斑鳩にて~」(第28回)、田川寿美「女人高野」(第53回)、小林幸子「万葉恋歌 ああ、君待つと」(第60回)以来4例目。数の割には案外歌われている印象もあります。ちなみにこのステージが後半で聴ける唯一の演歌新曲。なんだかこんな所も小林幸子ソックリになってきました。
 ライブ中継の直後にステージが入るということは、過去3回以上に大がかりな内容になることが想像できます。今回は豪華衣装の元祖・小林幸子が特別出演。これまで以上に気合いが入ったステージを見せてくれそうです。ちなみに新聞記事によると今回のテーマは”伝説の生き物”をモチーフとしているらしいです。ネッシーなのか河童なのか龍なのかはたまたせんとくんなのか、興味は尽きないところです。

 

3.いきものがかり(8)「ありがとう」

 ひとりでも多くの方に自分達の歌を聴いて頂きたいと思って活動を続けてきた僕達にとって、紅白歌合戦はいつも大きな憧れであり続けています。今年も出演させて頂けることを本当に心から光栄に思っています。
 8年連続出場でついに選曲が過去曲になりました(一応初出場の時も2年前の曲でしたが)。今回歌われるのはここ数年年末番組でも選曲される機会の多い「ありがとう」。紅白では5年ぶり2度目の歌唱です。後半に回ってからトリ1回、それ以外でも比較的遅い時間帯で歌うことが多かったですが今回は紅組後半3番手、いつもと比べてやや早い出番になります。
 この曲は5年前の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』主題歌で国民的にお馴染み。その作品のモデルになった奥さんの旦那・水木しげるが今年11月30日に亡くなったということで、追悼を込めての選曲になります。5年前はその連ドラのヒロイン・松下奈緒が紅組司会を務めています。彼女もやはり曲紹介の際に登場して、生前のエピソードとメッセージを伝える形になります。じっくり聴かせるステージになりそうです。

 

スペシャルコーナー「ザッツ・SHOWTIME~星に願いを~」

 このコーナーは紅白司会をプレゼンターとして進行するスペシャルステージ。まずはもう紅白においてお馴染みと言えるディズニーショー。前回は『アナと雪の女王』で全員集合でしたが、ディズニーのキャラクター登場は第63回(2012年)以来3年ぶり。共演はV6PerfumePerfumeは3年前にもミニーマウスやデイジーダックと一緒に「ビビディ・バビディ・ブー」を歌っています。V6が企画コーナーメインで登場するのは第50回(1999年)のスポーツヒーローショー以来16年ぶり、当時は「Believe Your Smile」を歌った後スポーツ選手にマイクを向けるだけで踊るシーンは無しでした。それ以前にディズニーが紅白に出演したのは第62回(2011年)、第51回(2000年)、第49回(1998年)、第45回(1994年)。そうなると今回が7回目ということになるのでしょうか。近年は5回に4回関わっているという計算、すごい高確率です。ただディズニーキャラクターが後半に登場するのは今回が初めてです。
 もう一つは現在大絶賛公開されている映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』とのコラボレーション。スター・ウォーズのキャラクターとが一緒になって踊るスペシャルステージ。スター・ウォーズのキャラクターが紅白に登場したのは第56回(2005年)。『NANA』の挿入歌「ENDLESS STORY」を歌う伊藤由奈の曲紹介で、『ALWAYS 三丁目の夕日』に出演したゲスト審査員・薬師丸ひろ子が登場するシーン。シリーズ前作にあたる『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』が公開された年で、一緒にR2-D2C-3POも出てきました。”スター・ウォーズの皆さんも何か一言”と紅組司会の仲間由紀恵がコメントを求めたり、薬師丸ひろ子のワンショットでテロップが間違えて”R2-D2″と表示されたりするなど色々とよく分からないシーンが多かったですが。今回は人気キャラクターだけでなく、今作の映画で新たに加わるキャラクターもステージに登場するようです。ただスター・ウォーズは基本インストなので踊るにはいいのですが歌う曲はどうするのでしょうか。一番最初にエピソード4が公開された1977年に子門真人が日本語版イメージソングを歌っているようですが、まさかそれを歌うわけにもいかないでしょうし(しかも当時ジョージ・ルーカスサイドからクレームがつきレコードが回収されたようで…)
 ちなみにディズニーショーコーナーとスター・ウォーズのコーナーが一緒になった理由は実に単純。2012年にウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルムを買収したようですね。だから広義で言うと今回のスター・ウォーズもディズニー作品になるわけです。もっともルーカス監督は幼い頃からのディズニーファンなので問題は全くないようですが。

3.TOKIO(22)「AMBITIOUS JAPAN!」

 デビューして21年。この先30年、40年と唄い続けていく為にもメンバー5人が一丸となり、これからも全力で走り続けたいと思います!紅白のステージでは「ザッツTOKIO!」と言って頂けるよう頑張ります!!(城島茂)。
 20年連続出場を果たしてから急に過去曲メインの選曲になりました。今回歌われる「AMBITIOUS JAPAN!」は2年前にも選曲されていて、紅白で歌うのは3回目。このまま翌年は「LOVE YOU ONLY」が選曲されて無限ループにならないかどうか、それがすごく心配になる選曲になってしまいました。曲順はほぼ例年通り。最近はエンディングに参加することも増えたので、個人的にはそろそろトリ付近で見たいという気持ちもあります。ただ今回は東京ドームのカウコンに久々に参加するということなので、エンディング時にはNHKホールにいなくなりそうですが。
 確かに「太陽と砂漠のバラ」「advance」「見上げた流星」「KIBOU」が選曲された時期はステージより歌前の絡みがメインじゃないのかというツッコミもあったくらいなので、だとするとこういう選曲の方がいいのかもしれません。ですが最近は「リリック」「LOVE, HOLIDAY」「東京ドライブ」、メンバー作詞作曲になって楽曲のクオリティが上がっている印象もあります。そこのところ、スタッフには来年以降の選曲を再考して頂くことを切に願います。名曲は名曲なんですが、今年これを選ばないといけない理由も特に見当たらないので…。

 

4.椎名林檎(3)「長く短い祭~ここは地獄か天国か篇~」

 どうしたら白組をぎゃふんと言わせられるか。通常は、テレビを前にして、手に汗握りながらも家族と蕎麦を手繰る私でしたが、そちらへお邪魔いたしますからには、紅組の一員として、なすべきことをなすまでですよね。
 過去2回は連続テレビ小説主題歌(「カーネーション」)、サッカー中継テーマソング(「NIPPON」)とNHKの縁のある年の出場でしたが今回は特になく、「長く短い祭」はコカ・コーラCMタイアップ。このタイアップは今回ゲスの極み乙女。が歌う「私以外私じゃないの」も選曲されています。同企業のCMソングが同じ年に複数紅白で歌唱されるのは極めて異例で、少なくともコカ・コーラに関しては史上初になります。なお第62回(2011年)の演目は「カーネーション-紅組なら誰でも」、第65回(2014年)は「NIPPON-紅白ボーダレス篇-」、オリジナルの副題がつくのも3回連続になりますね(第62回は「女の子は誰でも」をメドレーで歌うために作られた面も大きいですが)。
 過去2回と同様、このステージのために非常に凝った演出を作り上げることが予想されます。素直に楽しみにしたいです。欲を言うとSMAP石川さゆりとのコラボも見たかったのですが、やはりそうはいかないでしょうか。

4.嵐(7)「New Year’s Eve Medley 2015」

 小さい頃から何度も何度も見て来た紅白、そして6回出場させて頂いた経験を生かして「ザッツ、日本 ザッツ、紅白」を自分達なりに精一杯、表現させて頂きます。2015年最後の日に最高のパフォーマンスをします!
 前回まで5年連続白組司会でしたが今回は紅白出演後、東京ドームで行われる「ジャニーズカウントダウン2015-2016」の司会を担当。したがって過去6回と比べてかなり早い出演順になります。初出場以来7年連続メドレーという選曲は史上初の記録。前回はトリということで「2014 Thanks Medley」という演目でしたが今回は再び2012年、2013年のタイトルを使い回しております。
 もはや嵐がコンサートを開催すると国が動くというレベルにまで達していて、9月に行われた宮城でのコンサートは仙台のホテルが全て埋まり学会までもが日程変更するという状況でした。SMAPもそうですが、万一嵐が紅白卒業となると視聴率にかなりの影響があることも考えられます。特にこの5年は白組司会だったので尚更でしょう。そうなると昨今のジャニーズ優遇も致し方無い状況でしょうか。紅白のステージも毎年独自の映像演出があったり前回はトリで史上初の宙吊り演出もあったりで凝りに凝っています。今年もおおいに期待したいところです。

 

5.AKB48(8)「AKB48 紅白2015 SP~10周年記念メドレー~」

 今年のテーマは「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」ということで、私たちも1年の声援に感謝の気持ちを込めて、「これぞAKB48!」とみなさまに楽しんで頂けるようなパフォーマンスをお届けしたいと思います。(高橋みなみ)
 前回は「心のプラカード」1曲でしたが今回は2年ぶりにメドレーの選曲。10周年記念ということで今年の楽曲以外、もしくは過去曲のみでのメドレーも予想されます。第64回(2013年)では大島優子卒業発表に伴い2010年の「ヘビーローテーション」が披露されたことがありました。初出場した8年前と比べてメンバーもかなり入れ替わっていますが…。紅組後半5番手、3年前は後半3番手という曲順がありましたがここ2年は11時前後で定着していたのでちょっと早くなった形。
 選曲は本番あるいは早ければリハーサル記事までの楽しみといったところでしょうか。10周年記念となるとデビュー初期曲から「会いたかった」か「桜の花びらたち」どちらかの歌唱も予想されます。キラーチューンになると先述した「ヘビーローテーション」あるいは「フライングゲット」「恋するフォーチュンクッキー」、今年の曲なら「唇にBe My Baby」「ハロウィン・ナイト」辺りが有力になりますが、どうなるでしょうか。ちなみにMステで若干失敗気味だったイリュージョンをこの紅白でもやるそうです。プリンセス天功が演出するのは1990年代~2000年代にかけての美川憲一以来でしょうか。

 

5.EXILE(11)「EXILE紅白スペシャル2015」

 見た目は多少イカついですが(笑)謙虚に一生懸命パフォーマンスさせていただきます。さらに華やかな2016年になるように、2015年の最高の締めくくりに、精一杯パフォーマンスさせていただきます!(EXILE ATSUSHI)
 11度目の出場になりますが、メドレーになった場合初めてのケースになります。また曲順も23時前後や前半ないし後半のトップバッターが多かったこともあって、この辺りの曲順で歌うのは初めてのケースになります。「Rising Sun」を2年連続で歌唱したことはありますが、それを除くと過去曲を紅白で披露した前例はありません。EXILEは紅白で色々新しいことを過去にやっていますが、今回は彼らにとって思いのほか初めての事例が多いようです。
 AKB48は高橋みなみを送り出すステージになりますが、EXILEも初出場から毎回出演している松本利夫、EXILE USA、EXILE MAKIDAIのこの日限りでのパフォーマー引退が既にアナウンスされています。前回は若干トピックスに乏しい印象もありましたが、今回はかなり見どころが多いステージになりそうです。

 

6.Superfly(初)「Beautiful」

 紅白の舞台で歌唱できることを心から感謝しています。2015年のSuperflyの活動の中でも、大きく変化・進化した年でもあるので、紅白のステージは今年の集大成のようなパフォーマンスにしたいと思います。
 デビュー9年目にして初の紅白になります。本来なら2008年辺り、特にサッカー中継テーマソング「タマシイレボリューション」を歌った2010年から連続出場でも全く不思議ではないのですが。今年はSONGSに出演、ある意味SONGS枠でもあります。願わくば来年以降も長く連続出場して欲しいところです。
 楽曲は「Beautiful」、今年発表したアルバム『WHITE』収録曲になりました。TBS系ドラマ『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』主題歌、このドラマも平均視聴率8.8%なのであまり高くはないのですが…。もっとも以前と比べると10%の視聴率を獲るドラマも少なくはなっています。楽曲のクオリティはもう間違いなく、歌い手に関しては言わずもがな。素晴らしいステージを期待したいです。

 

6.ゴールデンボンバー(4)「女々しくて」

 「こいつらいつまで出るんだよ!」と思ったそこのアナタ…正解!僕らもビックリ、そしてプレッシャーです。しかし選んで頂いた以上、しっかりと盛り上げる役目を果たしたいと思います。
 ”女々しくて、女々しくて、女々しくて”。4年連続同じ曲は夏川りみの「涙そうそう」(第53回(2002年)~第56回(2005年))、美川憲一の「さそり座の女」(第57回(2006年)~第60回(2009年))以来3例目。初出場以来だと2例目になります。曲順は最初は前半白組2番手でしたが、年を追うごとに出番が遅くなっています。10年くらい続けばトリまでいくのでしょうか。
 もはや年末の風物詩というかお約束、既にフジテレビで元旦の放送が終了した新春かくし芸大会の雰囲気を一番色濃く残しているステージになってきました。今年はどんな顛末が待ち構えているのでしょうか。ここでどれだけウケるかによって次回の紅白出場に繋がるかどうかという域にも達しつつあります。乞うご期待?

 

7.西野カナ(6)「トリセツ」

 今年も紅白歌合戦に出場させて頂くことになり、大変嬉しく思っています。2015年はたくさんの方に応援していただき、色んな夢が叶った最高の1年でした。感謝の気持ちを込めて歌わせていただきたいと思います。
 6回目の出場で、9時以降の歌唱は2回目。「さよなら」を歌った第64回(2013年)は紅組3番手だったので、これまでの中で一番遅い時間帯での歌唱になります。
 今回は特に今年の曲が歌われる確率が低く、後半ではメドレー・特別企画を除いて20ステージ中7つしかありません。初出場でもグループでもなくましてや中継でもなく副題があるわけでもなく至ってノーマルに今年を代表するヒット曲。大変美しいです。金爆の後で何かと歌いにくいとは思いますが、それだけに個人的には楽しみにしたいステージになりますね。間違えても2分以下なんてことにならないように、なんとかそこそこの時間を確保して頂きたいです。実際当日の状況によっては歌唱時間がカットされやすい曲順であることもまた事実なので…。

 

7.BUMP OF CHICKEN(初)「ray」

 このたび「第66回紅白歌合戦」に初めて出演させていただくことになりました。選出していただけたことを光栄に思います。当日は心を込めて演奏します!よろしくお願い致します。
 幕張メッセで毎年12月28日から31日まで行われるCOUNTDOWN JAPANは今年で13回目を迎えます。現在のように4日開催になったのは2007年からですが。過去は勿論今年の紅白出場歌手でも28日か29日に幕張に出演して大晦日紅白で歌う、という例はかなりあります(ちなみに一番最初の例は2003年の一青窈でした)。ですが中継となると今回が史上初となります。というより発足当時では考えられなかった出来事です。ちなみにBUMP OF CHICKEN、紅白は勿論今回が初になりますがCDJも意外と出ていないようで、今回が2年ぶり2度目の出演ということらしいです。2年前は30日のEARTH STAGE(会場で一番大きいステージ)のヘッドライナー、いわゆるトリでの出演でした。
 今回披露される「ray」は2014年に発表されたアルバム『RAY』のタイトルナンバー。初音ミクとのコラボレーションでも話題になった楽曲です。2年前のCDJでも当時の新曲として披露されています。彼らのステージは22時開演予定、状況によっては向こうの開演が遅れることも十分想定されるので紅白としてはそういった事態にも対応できる曲順になっています。予想される時間は22時15分前後になるでしょうか。テレビでのバンプは当然滅多に見ることができないので、非常に楽しみですね。

 どこで登場するかはわかりませんが、戦後70年の節目である今年も10年前の第56回(2005年)同様、吉永小百合のゲスト出演が決定。10年前は原爆詩読を中継という形で朗読していましたが、今回も「平和への祈り」をVTRメッセージで寄せるそうです。吉永さんの紅白出演は紅組歌手として第13回(1962年)~第17回(1966年)、特別審査員として第26回(1975年)と第48回(1997年)、そして10年前を含めると今回が9回目。

 

8.石川さゆり(38)「津軽海峡・冬景色」

 つねに楽しく、そしてそれを 歌を聞いて下さる皆さんに届けたい。大晦日もどうぞお楽しみ下さいませ。
紅白ではお馴染みの選曲です。初回は第28回(1977年)初出場時。2度目は名曲紅白ということで過去曲が多く歌われた第33回(1982年)。3度目は第44回(1993年)、通算3回目のトリとして歌唱。4度目は第51回(2000年)、「望郷じょんから」と名曲対決。5度目は第58回(2007年)阿久悠追悼で紅組トリ。以降第60回(2009年)三木たかし追悼、第62回(2011年)の紅組トリ、第64回(2013年)島倉千代子追悼と続いて今回が9度目。対戦相手と選曲を考慮すると今回は”日本を代表する珠玉の名曲対決”といったところになるのでしょうか。曲順は2年前とほぼ同様。
 いつも通りの熱唱を期待します。「天城越え」もそうですが、何度も歌っているので飽き飽きしている割に実際ステージを見るとやっぱりこの曲は最高!という気持ちに毎回させられます。だからこそこういった選曲が10年近く続いているわけですが…。

 

8.五木ひろし(45)「千曲川」

 おかげさまで五木ひろしとして45年を迎えることができました。紅白歌合戦という、一年を締めくくる大事な舞台に、45年連続出場させていただくことに感謝を込めて、精いっぱい歌わせていただきます。
 「千曲川」が紅白で歌われるのは3度目。初回は第26回(1975年)、史上最多タイとなる13回紅白のトリを務めた中で一番最初にトリを務めたのはこの時でした。前回は第48回(1997年)、翌年の長野五輪開催に伴う選曲で大トリ。当時27回目の出場でしたが初めてその年の曲を歌わないケースになりました。なお初出場から26年連続でその年の新曲を歌った事例は他にありません。ちなみに通算出場曲数38曲も歴代1位。2位の森進一が33曲なので、当分破られそうな気配はありません。もっともメドレーの多いSMAPが前回までで28曲を数えてるので、案外そう遠くない将来に破られるかもしれませんが。なお石川さゆりとの対決は両者トリを務めた第58回(2007年)以来8年ぶり4度目。
 過去65回、数多ある紅白のステージの中で私が一つだけベストを選ぶとしたら第48回(1997年)の大トリで歌われた時のステージを挙げます。リアルタイムで私が中学生の時、おそらく当時このステージを見なければ今のように紅白について書くことも、演歌を聴くこともなかったかもしれません。それくらいに強い印象を残した名演でした。千曲川のように流麗かつダイナミックなメロディーに乗せられる五木ひろしの歌唱。当時この曲を知らなかったとともに、紅組トリで直前に安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」のステージを見た後(この年No.1ヒットかつこれを最後に妊娠のため休業というとてつもなく大きなトピックスがありました)にも関わらずものすごく感動しました。当時はどう考えても紅組勝利の流れでしたが、このステージで完全に白組が持っていった形に…これは司会が和田アキ子中居正広だったからという理由もあったかもしれないですが。
 いずれにしても「津軽海峡・冬景色」もそうですが、この曲も日本を代表する素晴らしい名曲。演歌ファンだけでなく、この曲を知らない若い人にも是非見てもらいたいとあらためて願います。

 

9.V6(2)「ザッツ!V6メドレー」

 昨年に続き出場させて頂き本当に嬉しいです。昨年同様、紅白のステージを楽しみつつ、白組司会の井ノ原の応援をしたいと思います。ザッツV6をお楽しみに。(坂本昌行)
 さてさてここで白組司会の井ノ原快彦が所属するV6のステージになります。前回は「WAになっておどろう」で前半トリでしたが今回はヒットメドレー。何が歌われるかは予測がつきません。今年の曲なら「Timeless」、あるいはベストアルバム収録曲の「Wait for You」あるいはイノッチ作曲の「~此処から~」という選択肢もあり、過去曲も非常に多くあります。どうなるでしょうか。

 

9.Perfume(8)「Pick Me Up」

 今年も紅白さんで、私たちの集大成を披露する事を目標に頑張ってきたので、8回目の出場が決定して本当に嬉しいです。結成15周年メジャーデビュー10周年に末広がり!来年に繋がるパフォーマンスをしたいと思います。
 8年連続出場、初出場の「ポリリズム」は前年の曲でしたがそれ以外は全てその年の曲で通しています。後半の中盤となる曲順は第64回(2013年)の「Magic of Love」以来2度目、それ以外はいずれも後半の早い曲順ですね。X JAPANSMAPがメドレーで何を歌うかにもよりますが、正式な出場歌手でその年の新曲を単体で歌うステージはこれが最後になります。後半でこれだけその年以外の楽曲が固まるのは第50回(1999年)以来になるでしょうか。状況が状況だから仕方ない部分があるとは言え、この曲順はやはりちょっと厳しいものがあります。
 今回は企画コーナーでV6と並ぶ紅組代表として出演、さらにこの曲順にする辺りにかなりの扱いの良さを感じます。MJ司会というだけでなく、日本どころか世界に広がっているファンの多さがそうさせている面がありますね。今回もまた最新テクノロジーを駆使したスペシャルステージが予告されています。ここ数年Perfumeのワンマンライブには必ず足を運んでいる私ですが、行くたびに度肝を抜かされる素晴らしいステージを体感しています。本当にもうそろそろ紅組司会か紅組トリで起用してもいい域に十分達しているように感じるので、来年あたりどうでしょうか。

 

「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」特別企画・小林幸子「千本桜」

 この度の紅白出演、応援していただいた皆様に本当に感謝です。当日は、新しい小林幸子、そしてパワーアップした小林幸子の世界を、皆さんに楽しんでいただきたいと思っております。
 第30回(1979年)以来33年連続で出場していた紅白歌合戦。最初は真っ白なドレスでした。ジュディ・オングばりに羽根を広げ始めたのが第32回(1981年)・3回目。自力で歩くのがしんどくなり始めたのは十二単を着た第36回(1985年)・7回目。もはや歩くことができなくなったのが第41回(1990年)、宙吊り採用が第42回(1991年)、電飾採用が第43回(1992年)、遠目で顔が分からなくなったのが第44回(1993年)。あとはもう完全に衣装が舞台装置と化して、いつの間にかラスボスと言われるようになりました。事務所問題をキッカケに紅白から不本意ながらも去る形になったのが2012年、その間にネット方向に活路を見出します。コミケでCDを販売するニュースは大きな話題になりました。その甲斐あってか今回ついに4年ぶりに特別枠という形で復帰になります。
 今回歌うのは「千本桜」。ニコニコ動画にアップされた2011年9月17日以来、ボーカロイド楽曲では一番の人気を誇る楽曲となっています。ボカロ曲が紅白で歌われるのはもちろん史上初。ニコ動では当日生でコメントできる形になりますが、このステージではそのままそれがステージ上にも流れる形になるようです。そして本番終了後にはニコ動の方に駆けつける予定なんだとか。ニコ動の紅白裏実況はまさにウラトークの更に裏という趣なんですが、この時間帯だけは表になりそうです。果たしてどんなことになるのでしょうか。非常に楽しみです。

10.X JAPAN(6)「紅白スペシャルメドレー~We are X!~」

 第48回(1997年)の「Forever Love」を最後に解散して以来、紅白の出場は実に18年ぶり。現役時代は東京ドームでのライブと同日出演という形も多かったですが、今回は大晦日を完全に紅白に捧げてくれるようです。
 ヒットメドレーは過去5回の出場でもなかった形。「BORN TO BE FREE」が11月に配信シングルで発表されているので、この曲はおそらく歌うことになると思われます。もう1曲は「紅」でしょうか、あるいは「X」でNHKホール全員がXジャンプすることになるのでしょうか。新たな伝説を作ってくれることは間違いないでしょう。おおいに期待したいです。

 

戦後70年 紅組特別企画 MISIA「オルフェンズの涙」

 世界はいまだ混沌の中にあります。戦後70周年のこの企画で、伝統ある紅白歌合戦に再び参加できますことを、大変光栄に思っております。2016年が平和で良い年となりますよう心を込めて歌います。
 紅白歌合戦の出演は2度目。前回は第63回(2012年)、特別出演という形で強風が吹きすさぶ灼熱の砂漠・アフリカのナミビアから「Everything」「明日へ」の熱唱でした。今回歌うのは「オルフェンズの涙」。11月にリリースされた新曲は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』エンディングテーマとなっています。長崎から中継出演の予定。オルフェンズの意味は孤児ということで、彼女が世界の子どもたちへの支援活動で感じた思いや未来の子どもたちへ伝えたいことが歌詞に込められているのだそうです(ナタリーより)。
 曲順のラインナップでは特別企画というよりほぼ紅組ステージとして内包されている形になっていますが、あくまで特別出演ということで。楽曲も申し分ありませんし、歌唱力はやはり言わずもがな。今回も楽しみにしたいです。

 

11.美輪明宏(4)「ヨイトマケの唄」

 日本の離島住まいの皆様方やグァム、ロスアンジェルス、カイロに在住している方々からも感動感謝の御言葉を沢山頂けたのも紅白出演ならではの事と有難く思っています。今回も多くの方達のお役に立ちたいと思います。
 「ヨイトマケの唄」再び。紅白では3年ぶり2度目の歌唱になります。あの伝説のステージが再び見られるというわけです。曲順もいよいよ終盤が定位置になりました。
 今回ついに史上初となる80歳での紅白生ステージ。何も言うことはありません。ただただ堪能したいです。

11.レベッカ(初)「フレンズ」

 今年、予想をはるかに超える多くのファンの皆様の熱い声援を頂き再結成を果たしましたが、その年の締めくくりに紅白歌合戦という素晴らしい機会を与えて頂きまして感謝致します。心を込めて歌わさせて頂きます。(NOKKO)
 「フレンズ」はレベッカのみならず1980年を代表する名曲中の名曲ですが、紅白での演奏は初。3年前に再結成したPRINCESS PRINCESSの「Diamonds」とは境遇も曲順も似たような形になりました。NOKKOはソロでも「人魚」「ライブがはねたら」といったヒット曲があり、「ナチュラル」は1996年連続テレビ小説『ふたりっ子』主題歌だったのですが、その時も紅白出演はなし、かなり意外です。
 特に何も言うことはありません。非常に楽しみなステージです。ただこういった初出場・復帰組が後半の曲順に充てられるのを、何十年も出場し続けている方々はどう思っているのでしょうか。そこは少し気になる所でもあります。

 

12.今井美樹(2)「PIECE OF MY WISH」

 来年春に30周年を迎えます。今年はその感謝の思いを伝えるべく歌を歌ってきました。今年最後の日に、また歌を届ける機会を頂けた事に感謝し、心を込めて歌いたいと思います。
 第57回(2006年)に「PRIDE」を歌った時以来9年ぶりの紅白出場。思えば当時は德永英明とともに、大物の意外な紅白初出場として話題になりました。かたや德永英明は10年連続出場ですがここ最近は前半のあっさりしたステージが定番化、こなた今井美樹は9年ぶりに復帰してトリ2つ前という好待遇。そう考えるとどちらがいいのか、少し複雑な気分にもなります。『SONGS』枠ですが今年のベストアルバム『Premium Ivory』は確実にヒット、確かにもう一度出すなら今年がベストタイミングです。
 今井美樹のミリオンセラーは2つありまして、1つは「PRIDE」ですがもう1つは今回歌う「PIECE OF MY WISH」。1991年に本人主演のドラマ『あしたがあるから』の主題歌として大ヒットしました。ちなみにこのドラマには福山雅治も出演(これがドラマ初出演だったようで)、ブレイン・スタッフに秋元康も参加していたそうです。もちろん紅白では今回が初歌唱、満を持してという形になるでしょうか。熱唱のステージを期待したいです。

 

12.SMAP(23)「This is SMAPメドレー」

 今年は全国各地を訪れる機会があり、たくさんの人達と触れ合い、いろいろな刺激を受けた一年になりました。一年の締めくくりとして、日本中が笑顔で溢れるようなパフォーマンスをお届けしたいと思います。
 2010年代は4年連続で大トリ、前回はアナ雪直後中盤でのステージでしたが今回は2000年代の定位置とも言えるトリ2つ前の曲順。メドレーのステージは今回で7年連続になります。
 「This is love」というタイトルの曲が第61回(2010年)にトリで歌われていますが、このタイトルということはその曲も入るのでしょうか、それとも全く関係ないでしょうか。今年の曲は「華麗なる逆襲」「Otherside」「愛が止まるまでは」、Mステのスーパーライブで歌われるのは「愛が止まるまでは」のようです。果たして今回は何が歌われることになるでしょうか。

 

13.森 進一(48)「おふくろさん」

 今年、歌手生活50周年となりました。紅白のステージでは、これまで応援してくださったすべての方々への感謝を込め、心を込めて唄わせていただきます。併せて、今後とも歌の道に一層精進したいと思います。
 鹿児島から上京、職を何度も替えてナベプロに所属したのが1965年。「女のためいき」でデビューしたのが1966年。「花と蝶」で紅白初出場が1968年、「港町ブルース」でトリを務めたのが1969年。「襟裳岬」で日本レコード大賞受賞、初の大トリを務めたのが1974年。ナベプロから独立したのが1979年、「冬のリヴィエラ」を歌ったのが1982年、じゃがいもの会設立が1985年…。紅白歌合戦は唯一となる48年連続出場ですが今回限りで卒業を発表、名実ともに最後の紅白出場になります。
 「おふくろさん」を歌うのは騒動が落ち着いて解禁となった第59回(2008年)以来7年ぶり、48度出場した紅白では最多となる8回目の歌唱。トリ前という曲順もその時以来になります。トリ経験は9度ありますが、最後のトリとなった第41回(1990年)に歌われたのも「おふくろさん」でした。母子家庭に育ち、1973年に不慮の形でその母を失った森進一にとっては最も大切な楽曲のひとつであります。万感の思いで歌われるステージ、目に焼き付けたい名場面になりそうです。

 

13.髙橋真梨子(3)「五番街のマリーへ2015」

 普通に歌いたいです。でもこれが一番難しい!!緊張しながらも感謝して歌います。来年も限りなくコンサートツアーが続きますが粛々と一歩ずつ前に進んでいこうと思います。よろしくお願いします。
 ペドロ&カプリシャスの2代目ボーカルとして紅白に初出場したのが第25回(1974年)。その時に歌ったのは「ジョニイへの伝言」でした。1973年発表の名曲、同じ年に発表されたのがこの「五番街のマリーへ」。どちらも彼女の定番曲として長く愛されている楽曲になります。紅白では初めての歌唱。
 2年前は紅組トリの歌唱でしたが今回はトリ前。ただこの後に2つしかステージがないという部分は前回出場時と共通しています。紅組では今回最年長。熱唱のステージを期待したいです。

 

14.近藤真彦(10)「ギンギラギンにさりげなく」

 デビュー35周年という節目の年に紅白に出場させていただくことになりました。19年ぶりの紅白のステージでは、日本中の人たちに35年の感謝の気持ちを込めて全力で歌います。
 今回の白組トリは記録ずくめの内容になります。まずマッチのトリは勿論史上初、ジャニーズではSMAPに続いて3例目。19年ぶり出演でトリは白組最長ブランク記録(2年前の髙橋真梨子は29年ぶりでした)。51歳での初トリは白組最年長記録(紅組ではこれまた髙橋真梨子が64歳で初トリ)。「ギンギラギンにさりげなく」は第32回(1981年)初出場時の白組トップバッターでしたが、トップとトリ双方で歌われるのはこれが史上初の事例になります(トップと前半トリなら都はるみ「好きになった人」がありますが)。そして作曲家として紅白で歌われた曲数が史上最多(もう弦哲也の方が多くなってるかもしれませんが…)となる筒美京平のナンバーがトリに選ばれるのも実は初めて。今回作られた記録の中で一番意外なのはこれかもしれません。
 マッチのトリに納得いかない声は各所で非常に多く、私も納得いかない部分が多いですが、これだけの記録が作られるとなるとむしろトリ抜擢で良かったかもしれないという気分にもなります。何より筒美京平作曲でトリが今まで一つもないというのも不思議な話です。あるいは大トリのステージがまず念頭にあって、その対抗としてマッチを抜擢したという側面もあるかもしれません。いずれにしてもステージもまた今までの紅白にない新鮮な内容になりそうです。これで良かったのかどうかは本番を見るまで分からないですが、ステージはとりあえず素直に楽しみにしたいです。

 

14.松田聖子(19)「赤いスイートピー」

 デビュー35周年の記念の年を、紅白歌合戦という素晴らしいステージで締めくくることができるのを本当に幸せに思います。当日は、感謝の気持ちを込めて、一生懸命歌います。
 前回は万感の想いを込めて大トリで「あなたに逢いたくて~Missing You~」を熱唱していましたが、今回も2年連続で大トリ。この2年連続大トリは歴代見渡しても非常に少なく、美空ひばり(2度経験、最長で6年連続)、八代亜紀森進一北島三郎SMAP(第64回(2013年)を除くと3年連続)以来6組目で紅組だと3人目、記録としては35年ぶりになります。ちょうど彼女が「青い珊瑚礁」で初出場した時に、八代亜紀が「舟唄」「雨の慕情」で2年連続大トリを務めていました。もっとも第31回(1980年)に限ってはダーツで先攻後攻を決めるルールで、場合によっては2年連続でなかった可能性もおおいにありました。なお白組トリは筒美京平提供曲初のトリですが、紅組も数多くある松本隆作詞・呉田軽穂(松任谷由実)作曲の紅白歌唱曲でトリになる初めてのケースになります。そして歌唱曲となる「赤いスイートピー」は1982年に発表された代表曲中の代表曲ですが、紅白で選曲されるのは初めて。第33回(1982年)は名曲紅白であったとともに直近で発表されたシングル曲が選出されたケースも多く、実際彼女が歌ったのも当時の新曲だった「野ばらのエチュード」でした。
 ライブではファンたちと大合唱になるというこの曲、彼女のファンならずとも広く知られている国民的ヒット曲になります。かくいう私も小さい時からずっと好きだった楽曲で、ピアノの練習曲として何度も弾いた記憶があります。もう紅白でこの曲がついに見ることが出来ると思うと嬉しくてたまりません。何度も紅白で歌われている曲ではなく、紅白で歌われるのが初めてというのも大変ポイント高いです。前回以上に楽しみな大トリのステージになります。歌手別の最高視聴率もSMAPかこのステージで間違いないでしょう。おおいに期待したいです。