第72回(2021年)NHK紅白歌合戦~その6~

白13(全体27):平井 大(初出場)

・2009年デビュー、2013年メジャーデビュー
・1991年5月3日生 東京都出身
・楽曲:「Stand by me, Stand by you.」(2020/9/9 配信)
  詞:EIGO (ONEly Inc.) and Dai Hirai 曲:Dai Hirai
・歌前テロップ:ストリーミング総再生数2.6億回のラブソング
・歌唱中テロップ:SNSで話題!まっすぐな愛を歌った1曲
・演奏時間:2分25秒

 初出場の平井さんをVTRと川口さんのナレーションで紹介。まっすぐなラブソングがカップルに人気・曲作りでは愛するパートナーとの日常を大切にしているというインタビューが流れます。平井さんにとってのカラフルは「最愛のパートナーとの日常」、初紅白の意気込みについては「家族の会話の傍らで僕の音楽があったりとか、そういうのがすごく素敵」と話しています。ただ「聞いてなくてもいいですしね」と笑いながらオチをつける人は初めて見ました。

 セットに花の装飾が復活しています。上手側から始まるカメラショットがとても良いです。赤を基調とした上着にトレードマークの帽子という衣装も、今回のステージの雰囲気によく合っています。本人だけでなくバンドメンバーにストリングスなども従えて、間奏では本人のギター演奏も加わりました。3分13秒の曲なのでフルでなかったのは少し残念ですが、良いステージです。それと同時に彼が人気である理由は、共感性高い歌詞だけでなく本人の歌声の美しさも大きいことがよく分かるパフォーマンスでした。”Do you my love?”と呟き、投げキッスで挨拶した後に見せるとびっきりの笑顔も名シーンです。

解説

・「Stand by me, Stand by you.」はストリーミングを中心にロングヒット、この年ビルボード年間総合チャート17位でした。タイアップは特に無し、音楽番組披露も配信開始の際に数番組出演した程度です。

・ストリーミングでのリリースは非常にハイペースで、2020年は5月~12月に13曲、2021年は3月~12月で16曲。レコード~CD中心の時代には考えられないことですが、その分アルバム初収録の楽曲も必然的に少なくなっています。

・「THE GIFT」が映画ドラえもん、「栄光の扉」が2022年熱闘甲子園など大型タイアップも少なくありません。CMソング起用も比較的多いのですが、その中で一番のヒットがノンタイアップというのも興味深いところです。

 

企画4(全体28):ケツメイシ(初出演)

・1993年結成、1999年デビュー
・44歳~49歳・4人組
・楽曲:「ライフ イズ ビューティフル」(2007/8/29 アルバム『ケツノポリス5』)
  詞・曲:ケツメイシ
・歌前テロップ:デビュー20周年 NHKテレビ初出演!
・歌唱中テロップ:ファンに愛され続ける名曲を初紅白で!
・演奏時間:5分26秒

 こちらもVTRから始まります。「さくら」「夏の思い出」「トレイン」をバックにグループについて話した後、今回歌う「ライフ イズ ビューティフル」をMV込みで紹介。その後、紅白初出場であると同時にNHK初出演であることを補足。和久田アナは中学高校時代に「CDコンポで流していました」とやや気持ちが昂ぶっています。川口さんは今回歌う曲に何度も背中を押して頂きましたということで、彼らの中でも一番好きな楽曲のようです。

 「涙」「トモダチ」「友よ この先もずっと…」など、ケツメイシが歌う人生ソングに外れは基本ありませんが、「ライフ イズ ビューティフル」もまさにその1曲で至高のステージでした。大蔵さんは途中歌詞が一瞬飛んだ場面もありましたが、MCに関してはイントロからラストに至るまで外す場面一切無し。ライブで永く愛されている理由が、この1曲のパフォーマンスだけで証明されている内容でした。まさに珠玉の名ステージ、出場してくれて本当にありがとうというのが、応援してくれるファンの総意だと思います。

 歌唱後トークはRYOさん担当。コロナによるツアー延期もあって、なんと「今年の、4人でステージに上がるのが、今日は実が初めてで」「仕事始めが、仕事終わりになりました」。普段出るはずのない紅白歌合戦に出場した理由は、おそらくこれが一番大きいような気がします。「来年は皆さんに、当たり前の日常が訪れることをお祈り申し上げます」。マジメな挨拶ですが、去り際に少しコミカルな動きを見せているのが本来の彼の姿です。

解説

・数多くの名曲を世に送り出しているケツメイシですが、音楽番組出演は非常にレアです。例えば「さくら」が年間CDシングルセールス1位を記録した2005年は『ミュージックステーション スーパーライブ』のみ出演、紅白歌合戦もオファーがあったものの辞退しています。

・したがって「ライブ イズ ビューティフル」も人気の曲ですが、テレビではこれが初披露となっています。この年ベストアルバム『ケツノパラダイス』リリースに際して新しくMVを制作、これが選曲の根拠に至ったものと思われます。

・映像作品やツアータイトルなどが示す通り、普段のケツメイシは下ネタのオンパレード。MCも言うに及ばずと言ったところですが、当然ながらこの紅白ではそういった場面無しでした。

 

紅12(全体29):Perfume(14年連続14回目)

・1999年結成、2002年デビュー 第59回(2008年)初出場
・32歳~33歳・3人組 広島県出身
・楽曲:「ポリゴンウェイヴ」(2021/7/2 配信)
  詞・曲:中田ヤスタカ
  振付:MIKIKO ダンス:ELEVENPLAY
・歌前テロップ:年明けには3家族集まって恒例の新年会をする
・歌唱中テロップ:進化を続けるPerfumeがみせるカラフル
・演奏時間:2分30秒
・会場:渋谷・NHKスタジオ

 ゲスト審査員の清原果耶はPerfumeの大ファン。そもそもPerfumeがきっかけで芸能界入りという話のようです。調べてみると家族揃ってのファン・彼女に憧れてダンスレッスンを始めると幼少期からの筋金入り。アミューズのオーディションに応募してグランプリに輝き、そこから芸能界入りしたというエピソードもあります。

 2年連続NHKスタジオからの中継になった彼女たちは、今回も美しく凝った映像演出で魅せるステージとなりました。全体的に照明が暗めなので、3人がポーズを決めるシルエットがいつもに増して美しいです。

 個人的には現場に何度も足を運んでいる関係もあって、映像やセットでの驚きは今回少なめです。12月にはReframe公演に足を運んだので、縦長のセットが登場するのも想定内でした。一番驚いたのはやはり、センサーで動いてたセットが人力となり、それらを運ぶ人がダンサーも兼ねているということ。MIKIKO先生の振付はメジャーデビュー前から長年変わりありませんが、ステージに3人以外のダンサーが登場したのは紅白に限らず初めて見る光景です。今回東京事変のステージにELEVENPLAYが出演していないので、関係性の強い彼女たちのステージに回したと捉えることも出来そうですが、そんな単純な話でないのはファンならば理解できます。ただいずれにしても、Perfumeの紅白としては14回目にしてまた新鮮なステージになったことは間違いありません。

解説

清原果耶は本人だけでなく家族もPerfumeのファン、そのままアミューズのイベント応募に至ってグランプリ獲得。そのまま事務所もアミューズに所属となります。なお翌年すぐ放送のTBSドラマ『ファイトソング』主演、主題歌「Flow」を担当するのも発表済みでした。

・「ポリゴンウェイヴ」は配信開始時点で3分ほどの曲でしたが、その後に発売されたCDシングルにはOriginal Mixと称して4分半近くの長さにバージョンアップしています。翌年リリースのアルバム『PLASMA』に収録されたのも、このOriginal Mixでした。

・Reframe公演は2018年3月にNHKホールで初演、その後2019年、2021年にもこの形態で全国ツアーを開催。最新テクノロジーを駆使したコンセプトライブで、全員着席のまま舞台・ダンスを堪能するような内容でした。

紅13(全体30):millennium parade×Belle(初出場)

・2019年結成・デビュー Belle(中村佳穂)は2021年参加
・常田大希:1992年5月15日生 長野県伊那市出身
・中村佳穂:1992年5月26日生 京都府出身
・楽曲:「U」(2021/8/18 配信)
  詞・曲:常田大希
・歌前テロップ:「竜とそばかすの姫」主題歌をテレビ初披露
・歌唱中テロップ:映画「竜とそばかすの姫」主題歌
・演奏時間:2分50秒

 細田守監督の映画『竜とそばかすの姫』と、millennium paradeのパフォーマンス・テレビ初歌唱がVTRで紹介されます。少しやり取りが後に始まるパフォーマンスは、迫力満点の演奏と中村さんの歌声で一気に引き込まれる内容です。

 Belleこと中村佳穂はテレビ初歌唱ですが、堂々たるパフォーマンスです。群を抜いた声量であるとともに、常田さんが作る細かく複雑な譜割りを見事に自分の物にしています。体全体を使って表現する姿が何よりも素晴らしいです。

 モコモコの衣装は、おそらく下に引用した通り『竜とそばかすの姫』主人公をイメージした内容と思われます。真っ赤な照明と映像も、只者ではない雰囲気をおおいに演出していました。常田大希はマスクをしながらチェロで参加、それ以外のメンバーも衣装で独特の世界観を作り上げています。ボーカルも含めてステージに立った人数は総勢29名。大迫力の映像も含めて、まさに圧巻の内容でした。

解説

・『竜とそばかすの姫』は細田守監督のアニメ映画で、中村佳穂は主人公・すず/Belleの声で出演しています。非常に豪華な声優陣で、他に幾田りら坂本冬美も出演しています。

・細田守監督も新海誠と同様日本を代表するアニメーション監督で、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』といった名作を手掛けています。ほぼ3年に1作のペースで新作を発表、2024年に期待がかかります。

millennium paradeは2016年に初のアルバム『http://』をリリース、以降作品ごとにボーカル・プレイヤーを変える形で活動しています。2023年は椎名林檎との共演が話題になりましたが、常田さんのストーリーによると残念ながら紅白歌合戦で披露されないとのことです。

 

白14(全体31):宮本浩次(3年ぶり2回目)

・1988年デビュー、2019年ソロデビュー 第69回(2018年)ソロ初出場
・1966年6月12日生 東京都北区出身
・楽曲:「夜明けのうた」(2020/2/25 配信)
  詞・曲:宮本浩次
・歌唱中テロップ:東京湾から 新年への希望を届ける
・演奏時間:2分27秒
・会場:東京湾・晴海沖

 東京2020では美しい夜景が海外アスリートから称賛されました。そんな東京湾から宮本さんが今回歌うという紹介VTR後、司会者のやり取り無しですぐ中継が始まります。

 個人的には屋形船で歌う姿を想像していましたが、実際には美しい光を放つクルーズ船からの歌唱でした。東京タワーとレインボーブリッジが見える夜景が非常に美しいです。宮本さんが歌う姿は相変わらずで、本当に縦横無尽に歌っています。3拍子のリズムで奏でられる楽曲は心地良く、歌唱力も当然間違いありませんが、同時に彼ほど膝を曲げながら歌う人もなかなかいないのではないかと思ってしまいました。ただこれは間違いなく、体全体を使って音楽を感じている証です。

 歌唱後中継で司会者とのやり取りが始まりますが、大泉さんが話を振らないうちに大きなアクションをつけながら感想を語ります。「大好きな東京の空から、ドーンと言ったぜエブリバディ!」、決めポーズもバッチリ、これこそファンが求める宮本さんの姿です。その後も東京の夜景の美しさをどんどんアピール、ほっとくと何時間でも喋りそうな雰囲気もありましたが、何とかうまいこと次の場面に移行することが出来ました。

解説

・ソロ歌手としては2019年デビューの宮本浩次ですが、1970年代にはNHK東京児童合唱団に所属。そのため実際には1976年9月1日発売の、「はじめての僕デス」がデビュー曲となっています。これは『みんなのうた』でも放送、加藤茶のカバーもヒットしました(レコードはあの「東村山音頭」と両A面で発売)。

・「夜明けのうた」はテレビ東京『日経スペシャル ガイアの夜明け』主題歌、2020年1月から2022年5月まで使用されていました。同じタイトルだと第15回・第20回で歌われた岸洋子の名曲もありますが、言うまでもなく同名異曲で直接的な関係はありません。

・屋形船で歌う演出は紅白歌合戦始まって以来の出来事でした。なお他局では2021年に『ベストヒット歌謡祭』で関ジャニ∞が大阪湾海上から歌った例があります。

紅14(全体32):乃木坂46(7年連続7回目)

2011年結成、2012年デビュー 第66回(2015年)初出場
・17歳~29歳・37人組
・楽曲:「きっかけ」(2016/5/25 アルバム『それぞれの椅子』)
  詞:秋元 康 曲:杉山勝彦
  CG映像制作:レオル (A4A)
・歌前テロップ:生田のラストはメンバーが大好きな曲「きっかけ」で送り出す
・歌唱中テロップ:結成10周年!生田絵梨花ラストステージ
・演奏時間:2分58秒

 歌唱前に登場したメンバーは生田絵梨花秋元真夏齋藤飛鳥北野日奈子山下美月遠藤さくら。後列3人は各期生を代表しての選抜です。話の中心はやはり乃木坂46としてラストステージになる生田さん。「10年乃木坂として生活させて頂いていたので、このステージが終わって年が明けたら、乃木坂じゃなくなるっていうことは想像だけでもすごく寂しいんですけれど、でも今日は乃木坂に関わって下さった全ての皆様に感謝を込めて、メンバーの一員として出来ることを全うしたいです」。ファン人気が高い曲であることを川口さんが説明して、大泉さんが曲紹介。

 生田さんのピアノ演奏からステージが始まります。目の前に立つのはここまでずっと一緒に活動してきた1期生5名(秋元真夏齋藤飛鳥樋口日奈星野みなみ和田まあや)。歌い出しと同時に、映像で10年前のデビュー当時から現在までの足跡が振り返られます。1期生が歌った後、2期生4名(北野日奈子新内眞衣鈴木絢音山崎怜奈)が下手側から登場。山崎さんが完全に北野さんの後ろに隠れるショットになっていますが…。映像が初出場を果たした第66回紅白のステージになった所で上手側から3期生が歌いながら登場、そして階段上からステージに合流するのが4期生。ピアノを弾く生田さんを囲むようなフォーメーションで、サビを全員で歌います。

 ラストサビ、ビジョンはステージ上の生田さんがアップになる映像に切り替わります。それがテレビ画面にオーバーラップするカメラワーク、そのショットでは長年の盟友でもある真夏さんも一緒に映っています。その次のカメラには後ろに新内さんが映りますが、彼女もまた乃木坂として紅白に出演するのは今回がラストになります。リハにリハを重ねたことがよく分かるこのカメラワークは、歴代の紅白歌合戦でも屈指のベストショットです。

 第67回の橋本奈々未、第69回の西野七瀬を送り出すステージも感動的でしたが、今回はそれ以上に美しく素晴らしい内容でした。生田さんの目には、涙が溢れています。最後にファンの皆さんへ一言。「10年間、応援してくださってありがとうございました。これからも、乃木坂46をよろしくお願いします!」

解説

・「きっかけ」は2016年リリースのアルバム『それぞれの椅子』で初収録。『乃木坂46時間TV』の様子をまとめたMVはフルサイズでYouTubeに公開、以降ショートバージョンのみ公開だったMVは全てCD発売前のフル公開になっています。目に見えてグループの人気が上がり始めたのも、ちょうどこの時期でした。

生田絵梨花がこのステージを最後に卒業となりますが、最年長の新内眞衣もこの時点で卒業発表済。それ以外では星野みなみ北野日奈子山崎怜奈樋口日奈和田まあやがラスト紅白、1期生と2期生はそれぞれ2人・1人にまで減少しています。

・なお生田さんはその後もマルチに活躍、NHKでは翌年4月から『Venue101』のMCを担当。ここで結成されたハマいくが思いのほか好評で、第74回にはゲスト出演という形で2年ぶりに紅白復帰が決定しています。

企画5(全体33):細川たかし(6年ぶり40回目)

・1975年デビュー、第26回(1975年)初出場
・1950年6月15日生 北海道虻田郡真狩村出身
・楽曲1:「望郷じょんから」(1985/8/21 シングル)…12年ぶり5回目
  詞:里村龍一 曲:浜 圭介
  三味線:細川貴義、彩青
・楽曲2:「北酒場」(1982/3/21 シングル)…16年ぶり3回目
  詞:なかにし礼 曲:中村泰士(望郷じょんから)
  振付:花柳糸之 踊り:花柳糸之社中
・歌前テロップ:大泉待望の復活!「これぞ紅白」な歌唱力
・歌唱中テロップ1:ふるさとに元気を
・歌唱中テロップ2:大泉のカラオケの定番
・演奏時間:3分44秒

 次のステージは「~カラフル特別企画~ 細川たかし 北海道に歌でエールを!」コーナーとなっています。大泉さんお待ちかねという紹介で、本人テンション爆上がり。北海道はとんでもない寒波が訪れているので、2人の元気でマイナスからプラスにまで持っていきたいとまで話しています。「北酒場」はカラオケに行くと必ず歌う十八番のようですが…。

 金色の和装姿で登場する細川さんは、最初から貫禄十分。2曲歌うので「望郷じょんから」の冒頭は短めですが、その代わり13秒ある「アア…ア」は過去4回紅白で歌った時よりも長めでした。第53回(2002年)で民謡の「津軽山唄」を歌った時以来の長さです(ちなみに測り直すと当時19秒ありました)。多数の津軽三味線奏者を従えての歌唱が紅白名物でしたが、今回は短めなのでプロの細川貴義と弟子である彩青のみが出演。

 早くも「ブラボー!」を連発する大泉さんですが、「大泉君、一緒に歌おうじゃないか!同じ北海道だ!」とステージに司会者3人を誘います。毎年お馴染みの花柳糸之社中は今回このタイミングで登場しました。折角なので大泉さんにも歌ってもらい、舞台はデュエットショーと化します。「皆さんご一緒に!」と会場や視聴者を乗せる細川さんは、過去39回出場したどの紅白よりもリラックスしています。

 司会者が紅白で歌うシーンは過去にも多くあるので特に珍しい場面ではないですが、他の歌手のステージに出て来て一緒に歌うのは初めてです(踊る人はいましたが)。ましてや本家の歌手を差し置いてハモる人は、今後もなかなか出てこないのではないかと思われます。同郷であるとともに、それ以前から親交があるからこそ実現したステージでした。同時にこれは白組連続出場だとおそらく見られなかったのではないかと推測も出来ます。今後も過去の紅白常連歌手・ベテラン歌手が特別ゲストとして歌うケースは出てくると思いますが、今回のステージが一つの指針になる可能性もありそうです。

解説

・「望郷じょんから」は紅白で5回目の歌唱、第46回(1995年)では大トリのステージを務めました。なおこの年10月に、作詞を担当した里村龍一が逝去されています。

・「北酒場」はカラオケでも定番曲ですが、「浪花節だよ人生は」「望郷じょんから」と比べて意外に紅白の歌唱回数は少なく今回が3回目。

・最近は弟子の活躍も目覚ましく、彩青は津軽三味線だけでなく尺八も演奏できて2019年に歌手としてもデビュー。またこの年デビューした田中あいみが翌年に日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞、今後に大きな期待がかけられています。

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