紅白名言集解説・26~2015年12月31日の乃木坂46~


 本日は乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVEが開催されたということで、乃木坂46と紅白に関する話題を。

・乃木坂46の初出場は2015年・第66回

 彼女たちが紅白歌合戦に出場したのは2015年。当時デビュー4年目、歌唱曲は2013年発表の「君の名は希望」。オリコン1位は既に2ndシングル「おいでシャンプー」で実現していたので、後追いで見た人もそうだと思いますが当時の感覚としても実績の割に初出場がやや遅れたという印象はあります。「太陽ノック」「今、話したい誰かがいる」などのシングルもありながら「君の名は希望」を選んだのは、それだけこの曲がグループにとって大事な曲だったからという理由があったでしょうか。その年発売に限らない代表曲を初出場で選出する傾向は、AKB48やSKE48、HKT48と同様でした。ちなみに私も、当時は前の年の代表曲「何度目の青空を?」を予想1位に挙げました。

・当時書いた本編記事を引用

 本番翌日に、ブログで書いた本編記事は以下の内容です。

 舞台上に並ぶ両司会と乃木坂46のメンバー、今回は総勢37名全員が勢揃い。ウラトークチャンネルの様子もワイプで映ります。彼女たちとは縁の深いバナナマンの2人はやはり応援モード。
 キャプテンである桜井玲香「いつか必ず出たいという大きな目標を掲げた紅白だったので、一年間通してこうしてメンバー全員で立てるのでとても嬉しいです、緊張してます」、そして記者会見で涙を流した生駒里奈「一つのグループとして誕生した私たちが、今日このステージに立てるということは本当に素晴らしいことだと思っているので、日々の感謝の気持ちを込めてパフォーマンスを見せたいなと思います。頑張ります」会場からの歓声も大きく、それにイノッチも反応します。
 この曲のセンターは生駒里奈。配列は前列が生田絵梨花・生駒里奈・星野みなみ。余裕があればイントロのピアノ演奏を生田が担当するところだったと思うのですが、残念ながらそれはなし。48系列と比べても美少女揃いという評価が方々からありますが、確かに彼女たちは全体的に瞳がすごく綺麗な印象あります。ハイライトかと思うくらいに演奏がカットされたのはやや残念でしたが、良いステージだったことは間違いないでしょう。数年後はAKB48と演奏時間・出演時間ともに逆転してほしいと思います。これからの楽曲は当然として、これまでの楽曲も紅白で見たいと思わせるナンバーが多々あるので。(2分4秒)

 一応当時CDシングルはリリースされるたびにレンタルでチェックしていましたが、メンバーの名前は10人憶えているかどうかという位だった記憶があります。勿論アンダーなど把握しているはずはありません。Youtubeでチェックしまくった結果今は当時より深く書けるはずなので、そのまま進めることにします。

・当時と今の乃木坂46の違い

 まず2015年紅白当時では1期生と2期生のみ、37人が舞台に立っています。結構な人数ですが、当時まだまだトップクラスだった48系列と比べると全然少ないです。一方前回の紅白、「Route 246」を歌った時の人数は44人。3期と4期が加わったとは言え卒業生も多く、人数自体はそんなに増えていません。演奏時間は上の引用文にある通り初回は2分4秒、ただ出番が後半に回った翌年以降は2分半前後確保されています。となるとやはり気になるのはメンバーですね。

・カメラ割りごとにメンバーを振り返る

 まずイントロが流れて曲名テロップ、中央に集まる選抜メンバーはざっと18人。

 最初のソロショットが映るのはセンターの生駒里奈。前列3名、画面向かって右側が星野みなみ、左側が生田絵梨花が順番に映ります。

 引きのショット、アンダーより選抜の方がスカートの色が濃そうです。グループのイメージカラー・紫を基調としていますね。前列3人が左に動き、4人のメンバーが前に立ちます。ソロショット順に西野七瀬(位置は左から2番目)、白石麻衣(右から2番目)、橋本奈々未(一番左)、松村沙友理(一番右)。ななみんが左、他3人が右に移動して次の列のメンバー。

 右から順番に映ります。若月佑美秋元真夏衛藤美彩桜井玲香井上小百合。さらに後列、左から順番に中田花奈齋藤飛鳥深川麻衣伊藤万理華永島聖羅高山一実。この18人が紅白の選抜メンバーですね。サビ前は概ねこの順番に映し出されて、それ以降は引きの絵と、端から端へ一往復するカメラワーク、選抜メンバー中心にズームするといった具合ですね。アンダーのメンバー最終フォーメーションのショットで見る限り、左から北野日奈子、川後陽菜、堀未央奈、渡辺みり愛、中元日芽香、山崎怜奈、寺田蘭世、佐々木琴子、新内眞衣、相楽伊織、川村真洋、伊藤純奈、能條愛未、鈴木絢音、樋口日奈、伊藤かりん、斎藤ちはる、和田まあや、斉藤優里といった具合。右端の斎藤ちはるや斉藤優里、左の北野日奈子や堀未央奈辺りは分かりやすく映っていますが、真ん中特に背丈の低い人はやっぱりほとんど顔映っていないですね。一番はっきり映ったのは、ステージよりも全員で挨拶した場面で間違いなさそうです。ちなみに当時のメンバーで現在も所属しているのは16人、堀さんが卒業発表しているので間もなく15人になるでしょうか。月日が経つのは本当に早いです。

・ウラトーク席ではバナナマンが見守る

 偶然か必然かは分かりませんが、前の年からウラトーク席はバナナマンが担当していました。放映当時は『乃木坂工事中』を見たことがなかったので、あまり深い関係性が分かっていなかったのです。メンバーが登場した時に「乃木坂ちゃんで~す!」を連発していますが、これが毎週番組冒頭のセリフだったことさえも当時は知らず…。ちなみに『乃木坂工事中』はこの年4月からリニューアルで、それまでの番組は『乃木坂って、どこ?』。CDデビューする2011年10月放送開始なので、関係性は恐ろしく深いです。
 「みんないい顔してるねぇ」としみじみ話します。感慨深さに浸るだけでなく、当時卒業を発表していた永島聖羅に触れる所に関係性の深さが見えます。あと来年は赤と紫がラッキーカラーと話しているのは、今考えると大当たりでした。紅白×乃木坂46×バナナマンの関係性も、この後4年にわたって継続されます。
 ちなみにこの後白石麻衣、西野七瀬、松村沙友理はウラトークのゲストに登場してトークを繰り広げます。当時は無理でしたが、今だったら3人の喋り声も容易に区別できるような気がします…。

 …とりあえずこんな具合でいいでしょうか。大人数グループで、特にメンバーに多少思い入れが出来ると、1つのステージを書くだけでもそこそこに長い記事になることがよく分かりました。毎年紅白歌合戦の本編レビューを10近くの記事に分けて何日かにかけて書いていますが、これだけの熱量で書くのはやっぱり数年経たないと難しそうです…。

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